土肥ポン太が芸能生活22周年を記念して、劇団☆感情線を旗揚げ! 10月31日(土)には大阪・ユニバースで旗揚げ公演『紅葉と瓜』を上演!!
「野菜王子」「ポンちゃん」などの愛称でおなじみの土肥ポン太が、芸能生活22周年を記念して、この秋、自身が座長を務める劇団☆感情線を旗揚げすることとなりました。その記念すべき第1回公演が10月31日(土)に大阪・千日前のユニバースで開催決定。これまで、テンダラー・浜本、ヤナギブソンとともにダンスとお笑いが融合したイベント『THE アイスビールショー』を開催してきた土肥。劇団☆感情線はその進化系ともいえるプロジェクトなのです。
9月24日には旗揚げ公演開催の記者会見が開かれ、司会にレイザーラモンRGを、また、第1回公演『紅葉と瓜』にも友情出演するテンダラー・浜本を迎え、劇団☆感情線の全貌について語りました。
RGの司会進行で会見場に現れた土肥は「このたび勝手に、劇団☆新感線の弟分として劇団☆感情線を立ち上げることになりました。よしもともいろんなお芝居をやっていますが、エンターテイメントに特化した劇団☆新感線をモチーフにして立ち上げましたことを、ここで発表させていただきたいと思います」と堂々宣言。そして第1回公演のキャストも発表しました。
キャストは、バッファロー吾郎・竹若、アジアン・馬場園、お~い!久馬、テンダラー・浜本、ヤナギブソン、野性爆弾という顔ぶれ。「他、ゲストなどブッキング中で、当日サプライズで出はる人もいます」と土肥。それぞれキャストの魅力については「馬場園は何と言っても"月9"女優。竹若さんはご自身で家を組み立てたので、組み立てる=芝居も組み立ててくれるのではないかと期待しています。久馬さんはいろんな芝居を書かれて、ご自身のプラン9の公演にも役者としても出てはります。そして野性爆弾には、もう芝居自体をぶっ壊してもらおうと思ってのオファーです」と土肥。RGも、「竹若さんはアメリカで即興演劇も学ばれていますしね」と期待を寄せます。
なお、ゲストに関しては只今オファー中。そのヒントは、「よしもとでヒット曲を出したあの方とか...。あと、踊りのうまいあの人とか...。ビッグな方ですね」とのこと。その発表も待ち遠しいですね。「『アイスビールショー』にはないキャストです。当日は、アフタートーク公演も含めて3回公演をやるんですが、1回目と2回目は一部のキャストを変えてやろうと思っています」(土肥)と趣向を凝らしたものを見せてくれるようです。
ここで『THE アイスビールショー』にも出演しているテンダラー・浜本が登場。開口一番、「本当に、(劇団☆新感線の)古田新太さんに怒られたらいいねんと思ってます!」。ですが、「このイベントの終着点としては、劇団☆新感線から苦情が来たら一番いいことだなと思います。苦情が来るぐらいでかくなってほしいなと思います」とエールを贈りました。それを受けて土肥、「環状線にも九条という駅があるので、ちょうどいいかなと思います」と瞬時に切り返します。
浜本はまた、すぐに「今日の(土肥の)衣装は処理済ですか?」とRGに尋ねます。会見の衣装については、何も触れられておらず、この時、なぜサッカーのユニフォームで現れたのかが明かされました。土肥の衣装、『紅葉と瓜』にはまったく関係なく、ただ「日本代表」というキーワードで揃えたとのこと。土肥の中では、日本代表といえば「なでしこジャパン」だそうで、「こういう選手、いてそうでしょ?」とまんざらでもない様子。「日本代表と言えば今はラグビーでしょう!」という浜本の助言もあっさりかわし、「今日はスポーツ新聞の方も多いと思うので、なでしこジャパンが活躍したらぜひ、僕を呼んでください。なでしこジャパンキャラでもやっていきたいと思っているので、そのお披露目も兼ねてます」と、何とキャラの売り込みを始めました。
続いて、劇団☆感情線のもう一人のキーパーソンとなるヤナギブソンからメッセージが届いており、RGが代読しました。
「この劇団☆感情線は公演を重ねて成長していき、やがて劇団☆阪和線になったり、福知山線になったりして、最終的には劇団☆リニアモーターカーを目指しています。ぜひ末永く応援してくださいませ。最後になりましたが、その成長過程、誰が興味あんねん」(ヤナギブソン)。
「ぜひ、(劇団☆感情線に)興味を持っていただきたい!」とアピールする土肥。浜本は、「記者の皆さんも、今日は会社を出られる前、大丈夫でしたか? 編集長的な人に"誰が興味あんねん"ってリアルに言われませんでしたか?」と心配していました。続けて浜本、「この公演は、記者の皆さんと作り上げていきましょう! 記事にかかっているので、お願いします!」と援護射撃もしていました。
浜本は土肥の作品がいかに面白いかも力説。「昔から土肥さんとイベントをやらせてもらっていますが、土肥さんが書く芝居は本当に奇想天外で、むちゃくちゃ面白いんですよ。観に来たお客さん全員から、すっごいおもろかったっていう反響をめっちゃ聞くんです。この面白さを何とか伝えたいなと思います!」と声を大にしました。さらに具体的に訪ねると、「展開が想像できないんですよ。僕らも長いことやらせてもらっていて、いろんな本のお芝居に出させてもらいましたが、お笑いのパターンとかあるじゃないですか。でも、(土肥さんは)毎回、こんなパターンがあったんや!というくらい、自分では考え付かないような本を書かれるんです。本当、すごいなと思います。その才能だけはあります。本当にむちゃくちゃ面白いです」と熱を込めて語りました。その面白さを同じく実感しているというRGも、「いやこれは、本当に...東の宮藤官九郎、西の土肥ポン太(と言っても過言ではない)」としみじみ語っていました。
もちろん、第1回公演の『紅葉と瓜』も土肥ポン太脚本・演出。会場でもあるユニバースを舞台にしたストーリーだそう。「味園のユニバースという大阪の歴史あるホールが舞台です。そこを中心にしたエンターテイメント的な奇想天外な物語で、客席を含めてホール自体がステージになっています。タイトルの『紅葉と瓜』は、夏ごろにタイトル考えてやって言われて、秋と言えば...というところから着想しました」と土肥。
公演日の10月31日(土)はちょうどハロウィン。「仮装も大歓迎です」(土肥)とのことで、「今日みたいな、なでしこジャパンの格好とかね?」と浜本が振ると、「いや、俺や!」と土肥。そのコンビネーションに「はい、ゴールが決まりました」とRG。テンポよく進行していきます。また、劇団☆感情線がダンスとお笑いの『THE アイスビールショー』から派生したということもあって、「ダンスはもちろん、歌とかも取り入れて。『アイスビールショー』では殺陣をやっていたのですが、この『紅葉と瓜』では、ちょっと違ったアクションをやりたいと思っています」(土肥)と、演出にも期待が高まります。
劇団☆新幹線の弟分を勝手に名乗っている土肥。劇団☆新感線の舞台は観たことがなく、古田新太さんをはじめ、劇団員の方々とも面識はないそうですが、その人気にあやかって劇団☆感情線を大きくしていきたいとのこと。「これを機に古田さんに振り返ってもらえたら。何やったら出たろうかって言ってもらえたらうれしいですね」と野望を語ります。まだご挨拶はしてないそうで、「チラシと一緒に手紙を送ってみたら?」という浜本のアドバイスに耳を傾けていました。
劇団☆感情線旗揚げに関しては、とにかくさまざまな人気をあやかりたいと土肥。ユニバースを舞台にしたのも、渋谷すばるさん主演映画『味園ユニバース』のヒットにあやかってのことだそうですが、映画自体は観たことがないそう。ですが、それだけに内容もパクりではないと強調します。なお、渋谷さんについては、若い頃、路上が間違われたことがあったそうで、以来、親近感を抱いているそうです。
「baseよしもとの舞台に出ていた時代ですが。むちゃくちゃ遠いところから女子高生に"すばるやー!!っ"って言われて、うわ~って走ってこられたんですけど、近くまで来て、"あ、ちゃうわ"ってなって。そこから渋谷すばるさんに親近感が沸いたんです。最初、近くにスバルの車屋さんあんのかな?思いましたわ」と思い出話を語る土肥にRGが「渋谷すばるさんのキャラをパクるとか?」と提案。それに対して土肥は「いいですね。"渋谷いすゞ"とか」と乗り気でした。何でもあやかり、乗る土肥に「いろんなところから苦情が来たらいい」と言う浜本ですが、そのすべてを「(大阪環状線には)九条駅がありますから」で返せると鬼に金棒といった様子で話していました。
今後は、半年に1回のペースで上演していきたいという土肥。続けることに意味があるのだとも言います。「僕、小籔(千豊)くんと同期なんでね、小籔が『コヤブソニック』という偉業を成し遂げたので、劇団☆感情線も行く末はインテックス大阪などの大きい会場でできたらなぁと考えています。インテックス大阪のそばには僕の八百屋もあるので、売り上げもあがるしちょうどええかな思って」と自身が営む八百屋もPR。元々『アイスビールショー』自体も、小籔の『コヤソニ』に触発されてスタートさせました。「『アイスビールショー』は規模では負けましたが、『コヤソニ』は去年で終わりました。『アイスビールショー』まだ続いているので、そこは勝ちましたね。最後に小籔を抜くのは僕です!」と宣戦布告。「ライバルストーリーとして観るのも面白いと思います」とRG、また別の見方を指南しました。
なお、土肥は脚本を書く場合は、集中してではなく、小分けにして書くタイプだそう。「分割方式ですね。日に分けて書きます。個人的にもローン多いですもん。台本もローン方式ですね」とのこと。ダジャレも絶好調、「物語は、最後は1つにつながる感じですかね。僕、クエンティン・タランティーノ監督が好きなんですよ。なので、日本のタランティーノと呼ばれたいなと。お金タランティーノや!ってよう飲み屋で言われるんですけどね! それは勘弁してくれやって居酒屋のオッサンに言うてますわ」
なお、会見にて司会進行を担ったRGはスケジュールの都合で第1回公演『紅葉と瓜』には出られませんが、せめて会見の司会だけでもということで、今回、その役を担ったそうです。
土肥ポン太芸能生活22周年記念 劇団☆感情線旗揚げ公演『紅葉と瓜』は10月31日(土)、大阪・千日前のユニバースで上演します。チケット発売中です! どうぞお越しください!
土肥ポン太芸能生活22周年記念 劇団☆感情線旗揚げ公演『紅葉と瓜』
□日時
2015年10月31日(土)
① 14時30分開演 15時開演
② 17時開場 17時30分開演
【アフタートーク】19時30分開場 20時開演
□会場
大阪・千日前 ユニバース
□出演
土肥ポン太、バッファロー吾郎・竹若、アジアン・馬場園、野性爆弾、ザ・プラン9 お~い!久馬、他
□前売自由席
①②ソファー席2800円/立ち見2300円
□当日自由席
①②ソファー席3300円/立ち見2800円
□前売自由席
【アフタートーク】ソファー席1800円/立ち見1300円
□当日自由席
【アフタートーク】ソファー席2300円/立ち見1800円
□前売自由席
①、②、【アフタートーク】ソファー席 通し券6400円
※チケットよしもとのみ限定。当日自由席通し券なし。
□プレイガイド
チケットよしもと TEL0570-550-100(24時間受付)
※お問い合わせは10時~19時。
①15時公演 Yコード:52141
③ 17時30分公演 Yコード:502142
【アフタートーク公演 Yコード:502143
① ②、【アフタートーク】通し券 Yコード:502144
チケットぴあ TEL0570-02-9999 Pコード:446-318
ローソンチケット TEL0570-000-407 Lコード:56966
●都合により出演者が変更になる場合がございます。
●別途500円ドリンク代必要。
●5歳以上有料。
●ビデオ・カメラまたは携帯電話での撮影禁止。
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