勝利に歓喜!なんばグランド花月での「ラグビーワールドカップ2015」日本代表対サモア代表戦パブリックビューイング!
10月3日、なんばグランド花月にて「ラグビーワールドカップ 2015」日本代表対サモア代表戦のパブリックビューイングが行われました。決勝進出をかけた熱き戦いを、ラグビー経験者の川畑泰史、烏川耕一、シャンプーハット・こいで、タックルながい。、松浦真也、スリムクラブのよしもと芸人と、ゲストに現役ラグビー選手であり過去にワールドカップ出場経験のある大西将太郎選手(豊田自動織機)、有賀剛選手(サントリー)、佐々木隆道選手(サントリー)の3名をお迎えして観戦。お客様と一丸となってなんばグランド花月のマルチビジョン(大画面)で応援しました。
試合前、まずは現役選手のお三方にこれまでの日本代表や本戦についてお伺いしました。本ワールドカップ初戦で南アフリカに奇跡の勝利を遂げた日本代表。「南アフリカ戦で一気に流れが変わりました。生きている間に、勝利の瞬間を見られるなんて」と感慨深く語ったのは大西選手。「スコットランド戦から日があいているので、準備もできていると思います」と日本の勝利を確信しているのは有賀選手。佐々木選手も「ディフェンスが前に出て、タックルを仕掛けていけば大丈夫」と力強い一言を。また「最初の20分でボールをとって仕掛けていけば(行ける)」と有賀選手、その20分が肝だと解説してくれました。
なんばグランド花月には350名のラグビーファンの方々が集い、試合開始と同時に完璧な応援体制に。川畑が「サモアの選手は日本代表に合わせてきているんですか?」と大西選手に尋ねると、「日本の選手とプレーしたことのある選手を入れてきていますね。知っている選手がいると、日本もやりやすいと思います。ただ、サモアの選手の表情も気合が入っていますから」と気が抜けない様子でした。そして、試合が始まると、固唾を呑んでその行方を見守ります。試合前半、認定トライ後、五郎丸選手のPGが決まると芸人もお客様も立ち上がって大喜び、芸人とらはお客様とハイタッチもしました。そんな中、試合開始後に駆けつけたスリムクラブ。舞台のイスに座るや否や、解説者のように話し始める真栄田は、選手達の動きに「いいよ~、いいペースですよ~」など、終始、つぶやいていました。
日本のナイスプレーが出るたびに会場は大歓声。また、サモアの2選手に退場が命じられる場面でも沸きました。そしてハーフタイム間際に山田選手がトライを決めた瞬間は、割れんばかりの拍手喝采! トライの瞬間のりプレイに沸き、トライを示すレフリーシグナルに沸きと、シーンごとに何度も歓声が上がり、有賀選手も「完璧です!!」と喜びを隠せない様子でした。
20対0でハーフタイムを折り返した日本代表。場内は山田選手のファインプレーへの興奮冷めやらぬといった雰囲気ですが、ハーフタイム中は舞台でラグビートークが繰り広げられました。実は「山田選手から"トライをとります"とメールがあったんです」と大西選手。その見事な有言実行に、会場からどよめきが起こりました。そして有賀選手の言うとおりの流れに、「まさに最初の20分でしたね!」と芸人達が大興奮。「20対0で折り返すことができたのは、規律の差ですね」と大西選手。そして後半を占うお三方。大西選手は「サモアは1回も攻めていないので安心です。ディフェンスラインも問題ないと思いますし、サモアの選手は体力がないと思います」と分析。有賀選手は「規律さえ守れば、日本は勝つと思います」。また、お客様からの質問を受け付ける時間もありました。「期待している選手は?」とのご質問に、「アマナキ・レレイ・マフィ選手が突破力を見せたとき、ギャグをします!」と堂々宣言をした佐々木選手。会場の期待が一気に高まりました。されに「マレ・サウ選手がボールを持つと強い」と押した有賀選手にもギャグのプレッシャーがかかり、サウ選手がボールを持ったら有賀選手も舞台を走るという約束になりました。大西選手は「同期でもある大野選手」とのこと。ですが、「(試合中)に足を引き摺っていることはないので、相当痛いはず。後半に出るか...。交代の可能性もあるので、そこも注目してください」とその進退を心配されていました。また、「決勝トーナメントに出られる可能性はありますか?」とのご質問には、「あと2トライとれたら、ボーナスポイントが入るので大きく前進します!」と力強く答えた大西選手。舞台の全員が「行けそうです!!」とサモア戦への勝利はもちろん、決勝進出へ期待をかけました。またハーフタイムでは、イブンカのプ・テジュ、グイグイ大脇が舞台に登場する場面も。多くの芸人たちと日本代表を応援をするため、なんばグランド花月に駆けつけたそうです。
そして後半戦がスタート。「20点差で逆転されるのはワールドカップでの歴史でもないこと」と、日本の勝利を確信する大西選手。会場全体がサモア戦への勝利を望み、マルチビジョンを見つめる目が真剣に。前半戦の雰囲気とはうって変わって、選手、芸人、お客様も集中しています。山田選手が負傷してベンチに下がった際には、現地会場と同じように拍手で送るなど、臨場感もありました。試合が動き、危ない場面ともなると場内は一喜一憂。まるで呼吸を合わせたかのような心の動きに、みなが一丸となって観戦している様が伝わってきました。
遂に試合終了! 26対5でサモアのラグビーを完全封印しての圧勝に、ホイッスルが鳴ったと同時に全員総立ち、大きな拍手が沸き起こりました。舞台上では、現役のお三方が堅く握手を交わされる姿も。1大会で2戦するのは日本代表は初めてのこと。「これはすごいこと」とこいでも嬉しそうに話していました。「全員ラグビーでしたね」とはタックルながい。、「ボーナスポイントがほしかったですが、ほかのチームがうまいかんじで、ジャパンが決勝に行く感じの試合をしてほしいですね!」と真栄田、独特の表現で喜びを表しました。有賀選手は「(舞台にいる)3人は2002年のワールドカップに出ていまして、勝つことの難しさを知っていますし、日本は20年以上、ワールドカップの舞台で勝てなかったので、その大会で2勝するのは本当にすばらしいことです」と感無量の様子、その姿に会場からも勝利を称える声が上がりました。佐々木選手は「マフィ選手が大ブレイクしてくれへんかったから...」と自らが振り、約束どおり、池乃めだかの猫のギャグを披露されました。
大西選手は次のアメリカ戦に向けて「日本代表の方がモチベーション的にも上だと思いますので...」と期待をされつつ、「けが人が出ているので心配ですね」と日本代表を慮っていました。そしてMCを務めた川畑は「今独身なので、みんなで見れて楽しかったです!(笑)」と衝撃告白とともに笑わせ、パブリックビューイングを堪能した様子でした。お客様も最後まで盛り上がり、深夜にも関わらずなんばグランド花月は大いに沸きました。
【川畑泰史】【烏川耕一】【シャンプーハット・こいで】【タックルながい。】【松浦真也】【スリムクラブ】