インターンシッププログラム「スポーツコース」で、イベント「婚活オリエンテーリング」の運営を体験
10月初旬、学生を対象にしたインターシップ「スポーツコース」が大阪本社にて開催されました。
同インターンシップでは弊社「よしもとスポーツセクション」の業務について、スタッフや所属タレントからのレクチャーのほか、イベント運営の実務やイベントへの出席、プレゼンの発表などを4日間に渡って行います。今回は芸人と、壮大な自然の中で走るアドベンチャーランナーを迎えて開催した婚活オリエンテーリングのイベントレポートをお届けします。
婚活オリエンテーリングは、「婚活」と「スポーツ」をドッキングさせた弊社オリジナルのスポーツイベント企画です。制限時間内に地図に定められたポイントをできるだけ撮影し、得点を競うスポーツです。縦横無尽に配置されたポイントには予め得点がふられており、より多くの点を得られたチームが勝ちとなります。ただしタクシーや電車などの交通機関は使えません。今回は婚活がテーマのため、男女4人で1チームを組み点数を競いました。
この日の学生たちは会場の設営から始まり、参加者の受付や会場案内、呼び込みなどを自分たちで手分けして積極的に取り組みました。初めての経験で緊張してはいたものの、呼び込みでは積極的に通行人に話しかけたり、受付前で当日券の販売をアピールしたりと「このイベントを成功させたい」という意気込みが感じられました。
さて、参加者が揃ったところで司会の「女と男」とイベント発案者のアドベンチャーランナー・北田雄夫が登場。婚活オリエンテーリングの趣旨とゲームの内容について笑いを交えながら説明し、くじ引きで参加者を7チームに割り振りました。「女と男」と学生たちも一般参加者とともに1チームに1、2名ずつ加わり、協力しながら1位を狙います。「最後は(時間に間に合わなかったら)走らなあかんのちゃう」「どの道を通って行こうか」などとチーム内で作戦会議を開き、コースを決めたらいざ出発。持ち時間2時間半をめいっぱい使い、徒歩で回れる限りチェックポイントを目指しました。
開始直後は複数のチームが鉢合わせし、どのポイントをチェックするのかお互いに気になっていましたが、時間が経つにつれ散り散りに。やがて「(高得点の)あのポイントを獲るから、ついでにここも回っておこう」「ここからやったらこの道を行く方が近いんちゃう」などとチームごとに話し合いながら進んでいきました。最初はぎこちない雰囲気でも、地図を囲んでルートを相談したり、お互いの出身地や年齢などを尋ねることで徐々に打ち解けていく参加者たち。同時に、話題をふりまくムードメーカーや、地道にチェックポイントと残り時間を計算しながら方向性を決めるリーダー、「足痛くない? 大丈夫?」と気遣う縁の下の力持ちなど、自然と役割が整い協力しあうことでチームがまとまっていく様子も印象的でした。
制限時間いっぱいになり、会場へチームが全て帰ってくると集計を開始。1位には特大プレゼントが用意されているため、それぞれチームが息を呑んで結果を待っていました。結果は大接戦。2位までは100点代でしたが1位は200点超えで勝利を収めました。それぞれのチームがどのルートを辿ったかを発表すると「そこまで行ったん? すごいな!」「そっちの方行ったのか。それは考えなかったな」といった驚きや感心もあり、終始楽しい雰囲気のなか、イベントは幕を閉じました。
イベント終了後は参加学生とスタッフが集まり、参加した感想を発表しました。「今回は婚活イベントだったが、すごく歩くし健康にもとてもよいと感じた。シニア層をターゲットにできるかもしれない」「芸人さんがチームに一人いると盛り上がり方が全然違った。1チームに一人芸人さんがいるともっと楽しいのでは」「くじでたまたま友人同士で一緒になったので、次回は初めて会う人と交流を深めていきたい。」「チーム全体が、いかにゲームをクリアするかに気持ちが傾いていたので、チェックポイントでプライベートの質問を聞くような仕掛けがあるといい」など、実際に参加したからこその改善点や実感を語り合いました。
翌日はイベントの運営スタッフとして、水泳教室に参加します。