宮川たま子がお嫁に!? ガレッジセールも駆けつけた「宮川たま子応援団」発足感謝イベントが大阪・大正区で開催!
10月10日、大阪市大正区の大阪沖縄会館にて「『たま子、嫁に行く。』~「宮川たま子応援団」発足感謝イベント~が」が賑々しく開かれました。
"宮川たま子が大阪・大正区にお嫁に行く"...そんなコンセプトのもと開かれた、「宮川たま子応援団」発足感謝イベント。まずはフラワーズオブロマンスが登壇、披露宴の司会者よろしく、「本日はお忙しい中、宮川たま子さんの結婚披露宴にご出席いただき、誠にありがとうございます」と粛々とご挨拶を。そして「新郎新婦の入場です!」と張り切って紹介。沖縄本島では祝宴の座開きとして踊られる祝儀舞踊「かぎやで風」の音楽が流れると、盛大な拍手の中、沖縄独特の婚礼衣裳を着たたま子一人が静々と入場。時折、涙を拭くような仕草も見せます。「たま子―!」と声がかり、場内は一気にお祝いムードへ。舞台に上がったたま子は「私たちふたりの結婚式披露宴のために...」と語るも、新郎の姿が見当たりません。
「先ほど無事、挙式を終えました」との報告があったものの、やはり心配。中道が「新郎は?」と尋ねると「今、お風呂に入っています」との返事が。そこで新郎はさておき、乾杯へ。たま子が日ごろお世話になっているという沖縄県人会連合会の会長・嘉手川重義さんと大正区長の筋原章博さんが登壇されました。嘉手川さんは「誰と結婚するか気になったけど、風呂に入っているとのことで。とにかく彼女が結婚するのはおめでたいこと。これからもずっと応援していきます」と語られました。筋原区長は、「新郎役を振られたらどうしようかと思っていましたが、お風呂に入っていられるとのことで安心しました。これからも大正区をあげてたま子さんを応援していきたいです」と意気込まれ、おふたりの乾杯の音頭で披露宴は始まりました。
早速余興へ。キンニクキンギョが三線を用いての音曲漫才を、イブンカがモノマネなどを披露しながらの漫才を、そしてフラワーオブロマンスもふたりの出身地である鹿児島や沖縄の方言を取り入れた漫才を披露しました。3組とも、沖縄出身者がいる沖縄にゆかりのある芸人たちです。
応援メッセージも届いていると壇上のスクリーンに注目。そこには、たま子の師匠、宮川大助・花子の姿が。大助は「嬉しくて言葉が出ません」としみじみ。花子は、たま子との馴れ初めを早口で語りながら、「大正区の皆さんには子どもや兄弟のようにかわいがってもらって、ありがたいです」と喜びを隠せない様子でした。そんな師匠の言葉に、「本当に尊敬しているので、嬉しいですね」とたま子はニッコリと、笑みを浮かべました。
ここでスペシャルゲストのガレッジセールが登場! たま子が「やっと来ました! 旦那です!」と紹介するも、「違うだろ!」と川田のツッコミがすばやく入ります。そして「たま子さん、こんな妄想結婚はないでしょう! 詐欺ですよ!」と鋭い指摘も。「気持ちは分かります。私にもタイプがありまして、福山雅治さんも結婚されましたけど、私、全然タイプじゃないんです」とたま子。その堂々たる発言に、「お前、上からよくそんなことが言えるな。福山さんから見たらお前は、砂利一粒にも満たないぞ!」とゴリ。川田が「じゃあ、どういう人がタイプなの?」と聞くと、たま子は「槇原敬之さんです!」と声を大にして答えました。そんなやり取りを微笑ましく見守るお客様。その空気感が伝わったのか、ゴリは「大正区の皆さんは温かいね! 結婚詐欺に引っかかろうって来てくれるわけでしょう。ありがたいですね」と感心。たま子も「本当に嬉しいです」と話しました。
ふたりは、沖縄県で開催されている『島ぜんぶでおーきな祭』でのたま子の活躍を紹介。たま子自身の解説付で『島ぜんぶでおーきな祭』やたま子のプライベート写真のスライドショーを鑑賞しました。
まず、『沖縄国際映画祭』でレッドカーペットを歩くたま子の姿が。たま子の隣には吉本興業社長代表取締役社長・大﨑洋も写っています。「初めて、第4回沖縄国際映画祭でレッドカーペットを歩いたときの写真です。これで私の人生が変わりました」とたま子。「いつも最後に社長とレッドカーペットを歩くのはたま子だからね」とゴリ、たま子はそこで先輩芸人達と握手するそうです。「みんな、噂してましたよ、あのたま子っていう芸人は誰なんだ!?って」。ゴリはイベント中、たま子が渦中の人であったことを明かしました。また、ナインティナイン・岡村よりもいい位置で歩けたとも自慢げに話すたま子でした。
腫れあがった足の写真もありました。「『島ぜんぶでおーきな祭』のPRで社長と一緒に、沖縄本島中に挨拶で歩いてまわった後の写真なんです」とたま子。その痛々しい写真を見てゴリは「これ本当にたま子の足? てぃびち(豚足)じゃないの?」と疑いを隠しません。ちなみに、痛すぎて病院に行ったところ「太りすぎ」と言われたそうです。
ほかに、彼氏のいないたま子を心配する川田に連れられて沖縄で有名なパワーストーンのお店に行ったときの写真も。そこで作ってもらったパワーストーンのブレスレットには、仕事運と恋愛運アップの期待が込められているそうです。「このブレスレットをつけてからなんと!『たま子、嫁に行く』っていうライブが決まったんです!」と嬉しそうに話すたま子。願ったり叶ったり...!?という状況に、川田もゴリも「うーん...」と首をかしげていました。「今日もつけているんですけど、多分、今日、会場からいい人が現れるんじゃないかな」(たま子)。確かに仕事運はどんどん上昇しているそうで、全国ネットのドラマに出演した話も明かされました。ちなみに現在、たま子はよしもとの俳優部門に属しており、肩書きも「女優」。マネージャーからも「自身を女優と名乗りましょう」と言われているそうです。2013年に今いくよ・くるよと撮った写真も紹介。この縁で、今年の『京都国際映画祭』にも出られることが決まったと話しました。
「仕事も右肩上がりでいい感じに。あとは本当、嫁に行くだけだね」とゴリ。イベント『たま子、嫁に行く』の題字は、たま子の母が筆を取ったそうですが、「お母さんが辛いって言ってました。たま子は嫁に行かないのに、行くっていう偽善をやっているのが...って」と知られざる悲話も暴露。「こうなったらもう、大物と結婚したらいいよ!」とゴリが大きく背中を押しました。
ガレッジセールが中心となって展開している沖縄新喜劇、『第2回おきなわ新喜劇ツアー ~空手フリムン一代!~』の紹介もありました。9月21日の沖縄市公演を皮切りに始まったこのツアーの模様も、スライドで振り返ることに。4人の兄弟が継いだ空手道場が金銭トラブルに巻き込まれた上、デパート建設のための立ち退き話も浮上。さらには、この4人兄弟の血のつながりまで暴露されるというアクシデントの中、兄弟は絆を強め、空手道場を守っていくという物語。「琉球空手」がテーマとあって、新喜劇はもとよりアクションも見どころの一つで、浦添、名護でも行われた県内公演でも大いに盛り上がりました。「ゲストのきいやま商店もボケたおすので、それも楽しみにしてください」とゴリ、ネタバレにならないようにと配慮しながらも、舞台の様子を紹介しました。
最後もプライベート写真が登場。たま子の大学生時代、沖縄に住んでいた頃の写真です。まだ芸能界に入る前、ゴリのことが好きだったたま子は、一度でいいからゴリに会いたいと思っていたものの、ゴリは東京在住。たま子は「確かゴリには兄がいたはず、それならば先にゴリの兄に会いに行こう」と決意。当時、ゴリの兄はタイのチェンマイ在住と、東京よりはるか遠くに住んでいたのですが、たま子はチェンマイへ飛び、勘を頼りにゴリの兄に会いに行ったそうです。たま子は兄の家で一晩中、ガレッジセールのビデオを見て過ごし、翌朝、兄の家を後にしたとか。このエピソードに会場中が驚いている様子。「たま子がこうやって成功しているのも、この強さ。いずれゴールにたどり着くっていう精神力の強さだね」と、ゴリも改めて感心していました。たま子は「それからガレッジセールのお兄さんたちと仕事をさせてもらえて...」と、今に至る軌跡を振り返り、感慨深そうでした。
そして宴もたけなわ、「応援団発足感謝イベント」もそろそろお開きに。最後はたま子の挨拶がありました。「本日はお忙しい中、私たち三人のために...」とたま子、「違う違う!!」と全力で止めるゴリと川田。仕切り直して「今日は、日ごろからずっと応援してくださる皆様が来てくれています。たま子応援団として皆様と一緒に、大正区も沖縄も、世界に広めていくよう頑張っていきますので、これからも応援をよろしくお願いします!」とたま子。万雷の拍手にゴリは「大正区の応援は力強いよね!」とパワーをもらった様子です。「そして、本当にお嫁に行けるように、それぞれがちゃんといい人を見つけてくださるように、日ごろからチェックしておいてください」と自分の結婚相手を探してほしいとのアピールも忘れないたま子でした。
最後はたま子を囲んでの記念撮影を。筋原区長も加わって、この記念すべき日を記憶に留めました。
「宮川たま子応援団発足感謝イベント」を終えたたま子に、感想を聞きました!
――「大正区にお嫁に行く」というコンセプトは、どこから思いつかれたんですか?
元々は大阪の芸人でやっていまして、その時沖縄の繋がりで沖縄県人会や大正区の方々がすごく応援してくださっていて。実際に大正区にも住んでいて。うめだ花月でも単独イベントを4回やったら、その時もみんなで観に来てくれて、満杯にしてくれて。ずっと応援してくれました。今、私は東京に住んでいるんですけど、この14年間、どこにいても、ずっと気にかけてくれて。何かあったら呼んでくれて。以前から、大正区の方々から応援団を作ろうという話があったので、このイベントをすることになりました。今日はガレッジセールさんをはじめ、沖縄にゆかりのある芸人さんが来てくれて、すごく嬉しかったです。
――花嫁さんを演じてみて、女優としてどうでしたか?
前日からお嫁に行くという心構えができていました。なんか眠れなかったし...。ワクワクもあったり、実際どうなるんだろうっていうのもあって、結婚する人の気持ちが分かりました。
――薬指に指輪をはめてみる感じも。
そうですね。ゴリ兄さんにはめてもらいたかったんですけど、さりげなくアピールしたら無視されました(笑)。なので自分ではめてみて、ああ、こういう感覚なんだって思って。早く嫁に行きたいです。
――婚礼衣裳はどうですか?
いつも応援してくれている琉舞の先生が全部用意してくれました。本格的な衣裳で、沖縄出身ですけど、こんなメイクもしたことがなかったので、自分がこんなふうに変わるのかと。化粧を落としても沖縄の顔ですけど、メイクをしたら首里城のお姫様のような気分です。
――これから、応援団の後押しを受けて、どういうふうに羽ばたいていきたいですか?
沖縄と大正区を背負って、日本全国、そして世界で活躍できる女優になりたいと思います。ちなみに本当に、槇原敬之さんみたいな方がタイプです!
「宮川たま子応援団」の強力なバックアップのもと、女優として、そして沖縄の魅力を発信していくたま子を、これからもどうぞ応援してください!
「第2回おきなわ新喜劇ツアー ~空手フリムン一代!~」
<沖縄県内公演>
10月25日(日) 宮古島・マディダ市民劇場 (1回目)15:00~/(2回目)19:00~
■出演者
ガレッジセール、スリムクラブ
普久原明、城間やよい、チョンダラーズ、宮川たま子、どさんこ室田、大屋あゆみ、ありんくりん
■ゲスト
きいやま商店
■チケット料金 ※全席自由席
【大人】前売:3,500円(税込)/当日:4,000円(税込)
【小中学生】前売:2,500円(税込)/当日:3,000円(税込)
<沖縄県外公演>
東京公演
12月20日(日) ニッショーホール (1回目)15:00~/(2回目)18:30~
大阪公演
12月22日(火) なんばグランド花月 (1回目)19:00~
■出演者
ガレッジセール、スリムクラブ
普久原明、城間やよい、チョンダラーズ、宮川たま子、どさんこ室田、大屋あゆみ、ありんくりん
■ゲスト
きいやま商店
■チケット料金 ※全席自由席
【大人】前売:4,500円(税込)/当日:5,000円(税込)
【小中学生】前売:3,500円(税込)/当日:4,000円(税込)
<海外公演>
12月6日(日) 台湾公演・台北戯棚(タイペイ・アイ)(台湾市)
http://www.taipeieye.com/ja/aboutbuilding/
お問い合わせ:チケットよしもと予約問合せダイヤル☎0570−550−100(10:00〜19:00)
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