よしもとニュースセンター : 天津木村による「エロ詩吟をみんなで創り上げる全国ツアー『エロ詩吟をみんなで創り上げるライブさー』」が沖縄を皮切りにスタート！

10月9日、よしもと沖縄花月で「エロ詩吟をみんなで創り上げる全国ツアー『エロ詩吟をみんなで創り上げるライブさー』」が開催されました。天津木村とその後輩芸人である、馬と魚、ウリズン桜、初恋クロマニヨン、飛び出せ！マーメイドが出演しました。

このライブは、木村と出演する芸人やお客さんを交えて一緒に"エロ詩吟"を創り上げていく、というもので、今回の沖縄公演を皮切りに、大阪と東京でもライブを行います。

木村は登壇するとさっそく、「全国ツアーということで、皮切りにはふさわしい・・ね。ほとんどが知った顔というね。」と客席を見渡すと、観客からは笑いが。「スタッフからも前売り券が3枚しか売れていない、とは聞いていたので覚悟はしておりましたが、こんなにも伸びずに、こんなに身内だけが来てくれているとは・・」とぽろり。9月22日にも沖縄でエロ詩吟ライブを行った木村の、「前回も来てくれた方いますか？」の問いに、最前列にいた女性の観客3名が手を挙げると、「毎回3名の方がリピーターで来てくれているんですね。ありがとうございます！嬉しいですね。」と笑顔の木村。「今回は、新作もたっぷりありますので」との木村の声に、観客からは拍手が。そして、「今回一緒にライブしてくれるメンバーが来てくれています」と木村の後輩芸人8名が登壇しました。すると、さっそく木村が「客席と舞台上が同じ人数になるという・・」との声に、観客から笑いがおこります。ウリズン桜の仲宗根は今回が初の参加。木村から意気込みを尋ねられると、「ここに出ると決まってから、ずっとエロいことを考えていました！」とやる気いっぱいの様子。また前回も参加した飛び出せ！マーメイドのミュータント大榮は、「木村さんのエロ詩吟に魅了されてしまって、エロ詩吟が大好きになって、ずっとエロ詩吟のこと考えています！」と今回のライブも楽しみで仕方がない、と興奮ぎみに話していました。

まず、木村の新作"エロ詩吟"を披露。「まだ一回も声に出していない、ほやほやです」という木村に、期待する観客から拍手が。「吟じます！」とお決まりの一言から始まり、新作3本を披露すると、客席からは笑いと拍手が沸き起こりました。

次に、最初のコーナー『職業別ツイッター詩吟』の時間へ。このコーナーでは、木村の52,000人という自慢のフォロワーがいるツイッターを駆使して、フォロワーから職業を募り、木村がエロ詩吟を考え、それを発表するというもの。という予定でしたが、なんとツイッターの返事が"ゼロ"という結果に。それを聞いた後輩芸人や観客からは「えーー！！」という驚きの声があがります。そこで急遽、木村自身が考えて披露する、というコーナーへ変更。"保育士""F1ドライバー""美容師"の3つの職業別詩吟を披露しました。舞台上の後輩芸人からは、「そんなのないでしょ！」とのツッコミや、観客からは「あ～。そういうことか！」という納得の声などさまざまな反応がありました。そして、木村から「即興でつくりますよ。何かありませんか？」とお題を求められた観客は、恥ずかしさからかなかなか声があがらず・・・。ようやく、最前列の女性のお客さんから「看護師！」との声があがると、木村や後輩芸人からは「おぉー！！」と雄叫びが上がります。さっそく詩吟を披露するのかと思いきや、木村から「ちょっと10分ほどしゃべってくれ。」と後輩芸人へ助けを求める場面も。木村が考えている間、舞台上では後輩芸人による看護師にまつわるトークが繰り広げられました。5分ほど経ったところで、「まだできんば？！（まだできないの？！）」とのツッコミが。ようやく、即興（？）の職業別詩吟"看護師"を披露しました。披露後、木村の「やったー！！」との声に、観客や後輩芸人から指笛や拍手が起こりました。

続いて、『選抜メンバー詩吟』のコーナーへ。このコーナーでは、木村以外の後輩芸人8名にも"エロ詩吟"を披露してもらうというもので、時間の都合上、最初の一節目だけをそれぞれボードに書いてもらい、その中からお客さんの投票で上位3名の詩吟を披露しようというもの。トップバッターとなった初恋クロマニヨンの松田が「寝る前にすぽると！見てたら～」の一節目から詩吟を披露しました。木村からは「最初の詩吟にしてはすばらしい！」と高評価。次に、飛び出せ！マーメイドの大榮が「天津木村さんのライブに出れるって聞いて～」の一節目から詩吟を披露しようとしますが、あまりにもズレた音程に、観客から笑い声がおこり、木村から「止めましょう！」とストップがかかります。仕切り直して、最後まで披露し終わると、木村からは「最低です！」とバッサリ。大榮は「27年間生きてきてのエロを全部入れたもんですから。」と苦しまぎれの言い訳を放つシーンも。そこで木村は"エロ詩吟"を作るにあたって「汁ものを使わない！」という唯一のこだわりを伝授していました。最後に、ダントツで観客からの投票数が多かった、初恋クロマニヨンの比嘉が詩吟を披露。「ビビアン・スーの～」から始まり詩吟を披露しますが、木村は「最初の入りはよかったのに。」とダメだし。比嘉は「めっちゃ緊張しました！」と初めての"エロ詩吟"をやり終えて満足した様子でした。

選ばれなかったメンバーからは、「披露したかったー！」との声があがる中、選ばれなかった一節目が、誰のものかだけでも教えましょう！ということで、順に名前を発表していこうとする木村でしたが、そこですかさず「しゃべっている間に全員できるじゃないですか！」とツッコミが入ります。観客からも大拍手で是非！という空気に。木村からは「時間おして、後半の僕のネタができなくなります。それでもいいんですか？」との声があがりますが、観客は「構わない！」といった様子で、大拍手で答えました。「しゃーないな。せっかくだから。やりましょう！」との声で、選ばれなかったほかのメンバーも"エロ詩吟"を披露することに。中でも、馬と魚は"エロ詩吟"ではなく"エロロック"を披露するということで、木村からは「えっ！？詩吟ちゃうの？！」と驚きの声があがりますが、馬と魚は自慢の歌声で観客を魅了し、大拍手に包まれました。