昨日10月24日、東京・ルミネtheよしもとにて、バッファロー吾郎主催「ダイナマイト関西2015~事務所対抗団体戦~トーナメント準決勝1」が開催されました。
対決したのはケンドーコバヤシ率いる吉本20世紀軍と、ザ・ギース高佐率いるASH&Dコーポレーション。
大将戦にもつれこむデッドヒートの末、決勝に駒を進めたのは吉本20世紀軍でした。
闇のお笑いを牛耳っているというA愛グループの総帥・A藤和尊によって今夏強制スタートした同大会。
浅井企画、ASH&Dコーポレーション、Sony Music Artists、ケイダッシュステージ、プロダクション人力舎、ワタナベエンターテインメント、吉本20世紀軍、吉本21世紀軍という8チームの中から、ASH&Dは吉本21世紀軍、吉本20世紀軍はワタナベエンターテインメントを倒しての準決勝です。
冒頭、MCのザ・プラン9 浅越ゴエとともに登場した総帥は「ホームなのにアウェイ感が一番好き、2番目に好きなのはほうれんそうの白和え」と堂々の宣言。
さらに「負けたチームはロシアで働いている」と観客をビビらせますが、観客はニヤニヤが止まりません。
毎回大喜利合宿をしてこの大会に挑んでいるASH&Dが準決勝に用意したメンバーは、1回戦で応援だったラブレターズ溜口が先鋒に。
そして高佐が読み上げた次鋒の名前は、シティボーイズのきたろう。
前回の斉木しげるに続く大御所の登場に会場はどよめきがやまず。
中堅は阿佐ヶ谷姉妹の姉・渡辺、副将はザ・ギース尾関という布陣となりました。
1回戦で大将のケンコバが登場することなく勝利した吉本20世紀軍は、ケンコバ曰く、先鋒が「ペガサス星矢」、次鋒が「アンドロメダ瞬」、中堅が「ドラゴン紫龍」、副将が「キグナス氷河」、大将自身は「フェニックス一輝」。
呆れたゴエが読み上げた本当の名前は先鋒から順にインパルス板倉、フットボールアワー岩尾、チュートリアル徳井、次長課長・井上、そしてケンコバです。
ASH&Dは前回に続き応援団が来ており、1回戦出場していたラブレターズ塚本、阿佐ヶ谷姉妹・妹の木村、大福と事務所のフルメンバー。
「ASH&D、絶対応援するぞー!」とピントのズレた気合いを入れます。対する吉本20世紀軍にはなんと、ちょっと小さ目でショートカットのアテナが降臨。ひさまづきアテナに忠誠を誓う20世紀軍にアテナは謎のパワーを注入していました。
最初の対戦では、溜口がオードリー春日に教えてもらったという秘策「手の挙げ方」を披露するも不穏な空気に。
板倉はゴエに促され「ペガサス星矢」キャラを離脱しようとするも「心の聖衣(クロス)をまとってがんばります」と口走ってしまいます。そのせいで2人ともしばらく回答はポイントを取れず。最初にポイントを取ったのは板倉ですが、溜口が怒涛の回答で追随。
もつれ合いの末、3対3で引き分け両者退場です。
実力未知数のきたろうは何食わぬ顔で「大喜利きたろうです。大喜利さんと呼ばれています」と、飄々とした挨拶。
岩尾は「アンドロメダ瞬」とかけ離れていることを非難されるもピンと来てない様子で「その名に恥じぬようにがんばります」と、きたろうの空気にに動じません。
しかし先制したきたろうがすぐさま2ポイントを奪取し会場は喝采。
3対2で岩尾を破り徳井との勝負へ。
「すっぽんを食べてきた」と気合いを見せた徳井でしたが、きたろうから「すっぽんに効果はない」と否定されてしまいます。
その勢いで今回もきたろうが2ポイント先制し、すぐさま3対3の同点。徳井が追い上げるも、なんと2対1できたろうが2連覇しました。
もう後がない井上はケンコバからのプレッシャーで、きたろうから残りの2ポイントをもぎとり勝利。
きたろうのあまりの活躍ぶりに涙が止まらない渡辺をも4対3で倒し、尾関との副将戦までたどり着きます。
「大喜利は声の大きさと感謝」と言い切る尾関に「僕が忘れてことですね。ありがとうございます」と謙虚な姿勢を見せると、それが活かされたのか、尾関から2ポイント奪取。
感謝が足りなかったのか、1ポイントも取れず負けてしまった尾関は頭を抱えたまま出て行ってしまいました。
なんとしでもケンコバを引きずり出したい高佐は、冷静にポイントを重ね3対1でしっかり井上に勝利。
焦った顔で井上が退場すると、舞台袖からはケンコバの「ふざけるな!」という怒声が。機嫌の悪いケンコバは登場早々、いつにも増してゴエに突っかかります。
「池袋で付けられたこの傷を忘れてない」と高佐に嘘をかまし攪乱するケンコバでしたが、高佐の青白い炎を消すことはできず。
高佐が2ポイント連取しすぐさま3対3の同点となると、会場のボルテージも急上昇。ここでようやく本気になったケンコバも2ポイント連取し3対1と高佐がピンチに。
1ポイント取返し2対1となるも、最後はケンコバがさすがの回答で会場を大爆笑させ、文句なしの勝利を掴みました。
辛くも勝利した20世紀軍ですが、まだまだ試練は終わりません。総帥が用意した「BEAT大喜利」で仲間同士の戦いを行い、チーム内で一番大喜利が強い選手を決めます。MCはゴエからGAG少年楽団・宮戸にバトンタッチ。クジで決まった順に、同じ大喜利に全員回答しなければならないというルールで、徳井が2問連続トップバッターを引きながらも、しっかりポイントゲット。10枚だったコインを15枚に増やしリードしました。一方、大将のコバヤシはまったくポイントを取れず面目丸つぶれ。最後は岩尾が追い上げ優勝を決めました。
素晴らしい戦いをした両チームに総帥が用意したエキシビジョンマッチは、笑いと歌の融合"人類新時代大喜利"とのこと。壮大なVTRのあと何が起こるのかと思いきや、聞こえてきたのは金曜夜8時に聞き覚えのあるギター曲が。
総帥がサングラスをかけると、ゴエの「今夜はスタジオで生熱唱!ASH&Dコーポレーション!」「ベストアルバムも大好評! 吉本20世紀軍!」「ソロ活動も絶好調!竹若元博!」というMCとともに、即席の階段から出演者たちがノリノリで登場。そしてモニターには「DSTATION」の文字。J-POPをお題にした楽しい大喜利「Dステーション」のスタートです。
戦いを終えた両チームの選手とも、楽しそうに回答を歌に乗せて熱唱。歌が持ち味の渡辺は大喜利回答以上に歌唱力でポイントをゲットしていました。
歌をよく知らなかったきたろうは回答を溜口に託してポイントゲット。その溜口は自分の回答ではスベってしまいます。
そんな和気藹々とした時間も束の間、終始賑やかに大喜利を繰り広げているところに、総帥が「エンディングでーす」と終止符。
そのまま大会のエンディングとなりました。
次回大会は11月22日(日)の「トーナメント準決勝2 プロダクション人力舎 VSケイダッシュステージ」。
また総帥からは、「ダイナマイト関西2015~事務所対抗団体戦~決勝大会」が、来年2016年1月31日(日)東京グローブ座に決定したことが告げられました。
さらに12月20日(日)n大阪・なんばグランド花月で行われる「ダイナマイト関西2015東西対抗団体戦」にケンドーコバヤシ、次長課長・井上、野性爆弾が出演することも決定。決勝のチケット詳細は後日発表、それ以外の大会チケットは各プレイガイドにて発売しています。
なお、大会後の各チームコメントを近日、「ダイナマイト関西」オフィシャルサイトに掲載しますので、お楽しみに。
「ダイナマイト関西」オフィシャルサイト http://www.d-kan.net/
吉本20世紀軍
先鋒 サバイバル職人 インパルス板倉
次鋒 人畜無害の顔面凶器 フットボールアワー岩尾
中堅 祇園の若旦那 チュートリアル徳井
副将 ひと喜利いこうぜ! 次長課長・井上
大将 Mr.やりたい放題 ケンドーコバヤシ
ASH&Dコーポレーション
先鋒 芸術肌オブコント ラブレターズ溜口
次鋒 伝説フリーダム きたろう(シティボーイズ)
中堅 ハーモニー四十路 阿佐ヶ谷姉妹・渡辺
副将 笑いの赤ヘル戦士 ザ・ギース尾関
大将 博士の異常な大喜利 ザ・ギース高佐
「ダイナマイト関西2015~事務所対抗団体戦~決勝大会」開催決定!
2016年1月31日(日)東京グローブ座
「ダイナマイト関西2015 東西対抗団体戦」一部出演者決定!
2015年12月20日(日) 大阪・なんばグランド花月
ケンドーコバヤシ/次長課長・井上/野性爆弾
「ダイナマイト関西2015~事務所対抗団体戦~トーナメント準決勝② プロダクション人力舎 VS ケイダッシュステージ」
2015年11月22日(日)ルミネtheよしもと
開場19:00 開演19:30(150分予定) 前売¥3300 当日¥3800(全席指定)
出演
【プロダクション人力舎】
リーダー 高橋健一(キングオブコメディ)/他4名
【ケイダッシュステージ】
リーダー 佐藤満春(どきどきキャンプ)/他4名
バッファロー吾郎+スペシャルエキシビジョンマッチ
【インパルス板倉】【フットボールアワー岩尾】【チュートリアル徳井】【【次長課長井上】【ケンドーコバヤシ】