東西注目の男女コンビ4組によるユニットライブが東京初上陸!『男女8人秋物語 in 東京』レポート
10月19日(月)、東京・ヨシモト∞ホールにて『男女8人秋物語 in 東京』が開催されました。
こちらは相席スタート、シンクロック、ゆにばーす、蛙亭という東西注目の男女コンビ4組によるユニットライブ。今年の春、夏と大阪・よしもと劇場にて行なわれてきたネタあり、コーナーあり、ゲストありの人気ライブが、今回初めて東京上陸となりました!
「これが終わったら生きていけへん」と吐露するほど、この日を待ちわびていたというシンクロック・吉田。前回のライブでやった「王様ゲームに」にて、相席スタート・山添に抱きしめられた際は「はぁ~~」と吐息を漏らすほどの夢見心地だったとか。
さらに全組、男性が女性をお姫様抱っこしたものの、シンクロック以外、女性を持ち上げられなかったというエピソードから、ゆにばーすが再度挑戦することに。
抱っこされる立場なのに「バスケやって力付けてます!」となぜか自信満々のはら。そんな彼女をなんとか持ち上げた川瀬ですが、膝で支えるのが精一杯。耐えるはらと震えながら必死に抱える川瀬に、会場も大盛り上がりです。
ここから、各コンビネタに。相席スタートと蛙亭は漫才とコントを、シンクロックとゆにばーすは漫才2本を披露します。男女コンビというものの、それぞれ非常に個性的な4組のネタは、非常に魅力的で、会場は大きな笑い声に包まれました。
ネタ終了後は、スペシャルゲストMCを招いてのコーナーに。今回のゲストMCは、ブロードキャスト!!・房野。「全部、ネタを観させていただきましたけど、めちゃくちゃ面白かった! 東京の2組ももちろんだけど、大阪の2組も面白いねぇ」と絶賛します。
まずは「男女8人賞金GET! 物語」という大喜利ゲームでは、コンビではなく、好き同士の男女でペアを組むことに。房野が「ねるとんパーティ方式。男性がペアを組みたい女性に告白してください」と告げると、「いいじゃん、いいじゃーん!」と一人、異様な盛り上がりを見せる吉田。キャッキャする女性陣を観ていた川瀬が「全員、髪の長さ一緒。あれに落ち着くんですかねぇ」とチクリと言うと、蛙亭・岩倉が「冷凍イカみたいな目ぇして!」とすかさず応戦します。
思わぬ逆襲にどきまぎした川瀬は、吉田を指名。女性陣から気持ち悪がられる川瀬を、房野が「勇気を出して出てくれた男子を認めてあげてよ!」と必死で擁護します。
ここで、川瀬の告白を待たず、山添が「ちょっと待ったー!」と前へ。さらに、シンクロック・木尾も「他の人に取られると思うと......」と嫉妬心から、吉田を指名します。「最初は言うつもりなかったのに」「まさか幼なじみ3人で取り合うなんてな」とクサい台詞まわしでドラマ感を出す男性陣に、相席スタート・山﨑も「私のことは気にしないで!」などと乗っかれば、吉田も「私、幸せになる!」と宣言。トレンディドラマのようなミニコントの末、「付き合うなら、山添くんは楽しいと思う。でも、大喜利ならば」と川瀬の手を取ります。
蛙亭・中野に指名された山﨑は、「本当に私のこと、好きなんじゃない?」と言いながら、ネタの幕間に行なわれた心理テストで「パートナーに出会ったときにかける言葉」で中野が言った「君に決めた!」で応じるという粋な返しを。
吉田に振られた2人は「今日1日コンビ組んでください!」(山添)「ちょっと待った! 岩倉を逃すと地獄になる!」(木尾)と、岩倉を指名。そこへ「ちょっと待った!」と割って入ってきたのは、ゆにばーす・はら。学園風コントが繰り広げられる中、「生徒会では......」と乗っかった岩倉が設定そのまま「ずっと好きだったのー!」と女子高生のように叫んで、山添を選びます。
その結果、木尾とはらがペアに。ワチャワチャした展開に、房野は「ペアを決めるのに、15分かかりましたよ!」と先生のようにいさめて、「写真で二言」を敢行しました。
続いては、大阪開催時にも行なった「男女8人ムチャぶり! 王様ゲーム!」。
最初に王様となった吉田が「1と7がハグ!」と告げると、「ただの合コンやん」と不満を口にした川瀬と山添が対象に。「おいで!」と山添に抱きしめられた川瀬は「ちょっとケイさんのいい匂いがした♡」と微笑みます。
王様になった川瀬は、「4と2が即興漫才」と命令。秋をテーマに、はらと中野が漫才を披露。「ねえねぇ、秋になりたい」と言い出したはらに、戸惑う中野。「どうしようか? じゃあ、八代亜紀する?」(中野)「八代亜紀するー!」(はら)「して。俺は癖の強いMCするから」(中野)と押し進めるも、途中で心が折れてしまったため、強制終了に。も、房野は「設定、めちゃくちゃ面白かったね」と讃えます。
続いての王様は、山添。「1を4と5が取り合ってるのを、王様が観る!」と告げるも、予想に反して山﨑、はら、岩倉と全員女性を引き当ててしまいます。全員、ピンと来ていないのか、先ほどのミニコントとは打って変わって、ぐだぐだ~っとしたやりとりを繰り広げると、房野から「コントと漫才うまいのに、なんで学芸会みたいになるの?」とツッコミが。
変な空気にしてしまったことに責任を感じたのか、山添は「ラス1行かせてください」と懇願。最後の王様になった吉田が「1が3に、5が7に、後ろから抱きついて今日のお礼を!」と司令を下しつつ、「あと、山添くんは私に!」とお気に入りである山添を指名。結果、岩倉が木尾に、山﨑が中尾がペアになったため、余ったゆにばーす2人も参加することに。
「いつか言ってやろうと思ってた」と不適な笑いを浮かべる岩倉を怖がっていた木尾ですが、「パーキングエリアでご飯を買ってくれてありがとうございます!」と感謝を告げられると、ホッとした表情に。この日、何かとパートナーになることが多かった山﨑と中野。中野は「またしようね!」とやさしくささやきます。
山添を指名した吉田は「王様、山添は一生仕えます」と抱きつかれると、「これで年越せるーーー!!!」と絶叫。最後は、ゆにばーす。照れる川瀬が「正直、木尾さんに嫉妬したで!」と抱きつくと、嫌がるはらが「妊娠した!」と返して、ドッと笑いを起こしました。
「冬物語もできればいいなと。東京と大阪、どっちになるかわかりませんが、必ずやりたいと思います!」という木尾の挨拶で、イベントは終了。冬とは言わずとも、再び、東京で開催されることを期待しています!
【相席スタート】【シンクロック】【ゆにばーす】【蛙亭】