「月刊たむスポ」に日本中を感動の渦に巻き込んだラグビー選手2人が出演!
スポーツ大好き芸人、たむらけんじと現役サッカー選手の近藤岳登選手(FC大阪)が、毎月話題のアスリートをゲストに招き、ココだけでしか聞けないレアな話に花を咲かせるトークイベント「月刊たむスポ」。10月28日(水)、大阪のコラントッテホールで行われた第2回目のゲストは、ラグビー・ワールドカップ イングランド大会に出場した、日本代表の伊藤鐘史選手と木津武士選手!(共に神戸製鋼コベルコスティーラーズ)優勝候補である南アフリカを破るという歴史的快挙を成し遂げたエディジャパンのメンバーだけに注目度は高く、会場は満席でした。
伊藤選手と木津選手が姿を現すと、客席からは大きな拍手が。たむらが「男前! そしてデカい!」と木津選手の胸板を触ると、「Wカップあります」と笑顔で答え、さっそくお客さんを沸かせていました。たむらが「感動をありがとう!」と伝えると、伊藤選手は「そう言われるのがいちばんうれしいです」とにっこり。
帰国後、周囲の反応にも変化があったそう。「スーツをクリーニングに出したら高級仕上げで返ってきた」という木津選手に対し、伊藤選手は「息子が五郎丸ポーズのマネをしていて、オレのマネちゃうんかい!? と思った」と苦笑いする一幕も。
場が温まったところで南アフリカ戦の話題に。ラストワンプレーで逆転の大金星を上げたエディジャパン。試合終了直前、同点になる可能性が高いキックではなく逆転を狙うスクラムを選択した瞬間について、主将のリーチ・マイケル選手に「スクラムでいこう」と伝えたのは木津選手だったことを明かします。そのときの心境を「結果オーライですけど、もし負けても『いい試合やった』と思える試合でした」と大逆転劇を振り返りました。
続いて、伊藤選手と木津選手がこれまでどういった活躍をしてきたかを年表でおさらいすることに。まず2人の名前の由来について、伊藤選手の「鐘史」は「歴史に響く鐘を打ちなさい」という意味が込められているそうで、かたや木津選手の「武士(たけし)」も「武士のように逞しく」という思いが込められていると聞き、「おぉ〜」と納得するMCのふたりでした。
まず伊藤選手の年表を見てみることに。神戸出身の伊藤選手はラグビーを始めたのが高校からだそうで、「それまでは野球をしていたけれど、急激に背が伸びすぎてストライクゾーンが広がり打てなくなった」という理由にお客さんは思わず爆笑。神戸では高校からラグビーを始める人が比較的多いそうで、「バスケやバレーを今から始めてもスキルに差がある」と思い、熱心に勧誘されたラグビー部に。初試合で敵とぶつかり合い、「このスポーツ、めっちゃおもろい!」と感じたのがラグビー人生の始まりだったと言います。かたや東大阪で生まれた木津選手は、中学生からラグビーを始める一方で、小学生時代から中学生までの9年間、相撲を経験。中学3年生にして115kgもあったそうで、ある相撲部屋からのたびたび勧誘されたことを明かしました。そのほか、続々と飛び出す2人の歴史や知られざるエピソードにお客さんも興味深そうに聞き入っていました。
その後、話題は再びワールドカップに。スコットランド戦やサモア戦でのエピソードやエディHCによる凄まじい練習の日々についても赤裸々に語られ、ひたすら感心するたむらと近藤選手。続いては「質問コーナー」。お客さんから挙手で質問を募り、伊藤選手と木津選手が答えてくれるスペシャル企画です。ある選手の人柄について尋ねる人や、ラグビーのルールについて質問する人、さらには他言無用の内容も...! 時間いっぱいまで手を挙げる人が後を絶たず、時間のかぎり丁寧に答える2人でした。
あっという間の1時間にたむらも「ふたりとも関西出身やからおしゃべりが上手。全然時間が足りなかった」とまだまだ聞き足りない様子。エンディングでは伊藤選手と木津選手の私物が当たる抽選会や記念撮影も実施。
伊藤選手は「ワールドカップがあり、ラグビー熱が上がっているから、もっと人気スポーツにしたいです」と伊藤選手。11月13日(金)には、2人が活躍するジャパンラグビートップリーグが開幕します。続けて「2019年には日本でラグビー・ワールドカップが開催されます。4年間でもっと盛り上げたいですね」と熱を込めて語りました。
【たむらけんじ】