バッファロー吾郎・竹若講師のもと「お笑いオープンスクール」でインプロを体験!
10月24日(土)、東京・神保町シアタービルにて、NSC・YCC・NSCジュニア主催の『お笑いオープンスクール』が開校されました。
今回は、大好評の即興劇『THE EMPTY STAGE』より、バッファロー吾郎・竹若が講師を担当。
即興芝居の本場アメリカでは、学校の授業科目としてインプロビゼーション(=即興)があるほどで、それを『THE EMPTY STAGE』出演芸人から学べる機会とあり、幅広い年齢層からなる方々が参加しました。
開始時間を迎えると、バッファロー吾郎・竹若と、竹若をサポートするハンマミーヤ・一木、すぽっと・金城が登壇。
挨拶後、インプロことインプロビゼーションについて、竹若から「相手を信頼すること」「即興劇でありながら、いろんな場面で役立つようなコミュニケーションツールでもあります」といった説明がされます。
ウォーミングアップに始めたのは全員参加の『進化ジャンケン』。
最初はアメーバで、ジャンケンに勝つと魚に進化し、イグアナ、猿、そして人間まで進化したらゴールというゲームですが、同じ種類同士しかジャンケンできないことや、負けると退化するといったルールに加え、それぞれを体で表現するとあって、冒頭から会場は賑やかな空間となります。
続いては、『旅行のプラン』。
2人1組となり、旅行のプランを提案し合うというもので、相手の提案を受け入れて新しいアイディアを付け加える"相手を否定しない"『Yes and』も実践しました。
竹若によれば、『Yes and』を行えば、建設的な会話へと発展し、自分を表現するのが恥ずかしくなくなるそうですが、実際に女の子2人組の場合、シンガポールでの釣りから始まり、最終的にはホテルでディナーといったプランが完成。
同じく、2人1組が『Yes and』によって創り上げる『架空のヒーローヒロイン』でも、6人編成ながら3人ずつ分かれる戦隊「ハバツンジャー」といった独創的なアイディアが参加者から生まれました。
その他、自由に歩きまわりながら、竹若の質問によって自身のキャラを固めていく『スペースウォーク』、相手の動きやポーズを見ただけで会話を切り出す『スリーセンテンス』、ひとつの架空の出来事を数名が話し合って創り上げていく『目撃者』などのカリキュラムが進められると、参加者の緊張も解け出し、積極的に即興劇へと加わっていきます。
そして、一人芝居をしている最中に「フリーズ!」の掛け声で止め、同じポーズから別の一人芝居を続ける『フリーズ』と言われる『THE EMPTY STAGE』でも行われるゲームへ。
『THE EMPTY STAGE』でもお馴染みのプログラムですが、ここでも一木演じる野球のバッターから始まり、農作業、ボウリングなどとキャラが矢継ぎ早に変化していく様は、観る者を飽きさせません。
最後のカリキュラムは、これまた『THE EMPTY STAGE』でもお馴染みの『バウンサー』。
あらかじめ特定の人物やモノなどになりきり、招待客としてパーティー会場へと向かおうとすると、バウンサー(用心棒)に呼び止めらます。
名前を名乗らずヒントを伝え、バンサーに名前を当てさせたらパスできるというゲーム感覚で楽しめる内容ですが、前田敦子さん、美空ひばりさんといった実在の人物だけでなく、アンパンマンやサザエさんといった架空のキャラ、さらにはアフリカ、アスパラガス、シャワートイレといったあらゆるモノがお題に挙がり、参加者は悪戦苦闘しながらも、どうにかバウンサー(一木と金城が担当)を全員通り抜けることが出来ました。
記念撮影後、すっかり参加者と打ち解けた一木と金城は「みなさん味方ですからね。みなさんを信じてこれから生活していってください」(一木)、「答えを肯定して肯定して生まれるものは、ないものを作っていくものだと思うので、それも頭に入れて生活していきましょう」(金城)と笑顔で挨拶。
この日、講師、プレイヤーとしてフル稼働していた竹若は、「我々も初めて(インプロを)習った時は全然出来なくて、それに比べたらみなさんの方が早く対応してビックリしました」と参加者を讃えます。
そして「失敗もありますけど、チームの絆がギュッとなるのは間違いない、信頼しあってる、そちらの方も是非見ていただきたいと思います」と『THE EMPTY STAGE』に触れつつ、インプロを取り入れた企業のプロジェクトの成功例を挙げ、「本日は一歩前に出る勇気、素晴らしいものがありました。いろいろ活かしていただきたいと思います。こちらも勉強になりました」と締めくくりました。
なお、『THE EMPTY STAGE』の最新スケジュールは、公式サイト(http://the-empty-stage.jp/)でご確認ください。
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