単独ライブは沖縄だけの特権?! チョコレートプラネット「でーじベストネタライブ」
10月31日(土)、沖縄よしもと花月にてチョコレートプラネットの「でーじベストネタライブ」が行われました。ハロウィン当日ということもあり、沖縄よしもと花月があるビル「HAPiNAHA」には仮装して来場するお客様もいっぱい!
普段はオープニング音楽が流れると前説や主役が登場...という流れですが、この日はオープニングムービーが流れた直後にすぐコントがスタート。まずは古代ローマをテーマにしたネタが始まり、セリフ回しの軽快さに会場からは笑い声が漏れます。
また、「もしも日常のちょっとしたことを解決してくれる仕事があったら・・・?」をテーマにした「業者」、「3年間頑張ってきた部活の締めくくりの大会で体調が悪くなったら・・・?」をテーマにした「決勝当日」など、軽快なテンポでコントが披露されていきます。
続いてのコントは、ステージ横にあるモニターを活用した「すくい」。顕微鏡で見るまで当たりはずれが分からない、というところや、コントを締めくくるセリフの着眼点が斬新で、会場からは笑い声とともに納得するような感嘆が聞こえました。
短い幕間をはさみ、コントはこれでもか!という勢いで続けられていきます。
ある日送られてきたイベントチケット。会場に足を運び、マジックを堪能するつもりだったのに実は...?と、どんでん返しが面白い「エンターテインメント」、そして初おろしネタの、映画館でよく見るキャラクターを登場させた「映画泥棒」など、王道の終わり方をするネタから「こうきたか!」と意外性が楽しめるものまで、「でーじベストネタ」という看板に偽りなしのコントが披露されました。
そして今回の隠れた主役は、幕間にありました。幕間をただの暗転や音楽でつなぐのではなく、動画を使ったネタを披露しました。
6秒動画「vine」を使い、チャーハンやサラダを6秒で作り上げることが出来るか?!を実証する「6秒クッキング」をはじめ、教育テレビでおなじみの「アルゴリズム行進」をモチーフにした「アタリマクル行進」、もしも氷室京介が開業医だったら?というテーマで人形劇形式で進める「氷室内科」などが上映されると、普段なら手持ちぶさたになりがちの幕間が大爆笑の時間に早変わり。 動画の中で、氷室京介役の人形のあやつりパーツが一つ落下するというハプニングがあったのですが、その時の挙動不審な人形の動きがネタとぴったり相まって、会場内には更なる笑いの渦が起き、あまりの面白さに地団太を踏みながら大笑いするお客様もいたほどでした。
すべてのコントが終わると、チョコレートプラネットの二人がステージに登場。あらためて会場のお客様に声をかけ、会場真ん中にミニオンズの仮装をした人を見かけると「この間(の沖縄ライブに)もおった?おもろい頭やね」と、さっそくハロウィンをネタにしていました。
また、「映画泥棒」が初演のネタであることを明かし、「東京では企画されてるものにしか出ないからね。単独ライブをやるのは沖縄だけだから、ツイッターでも話題になっている」と長田が話すと、「『どんだけチョコプラ沖縄好きなの?』って書かれまくってるよね」と松尾があいづち。 その後松尾が「寒くなってきているけど、沖縄に来たからには海で日焼けしたい」と話すと、「1時間くらいフライボード(海水を噴射させて海の上に浮き上がるマリンスポーツ)やっとけば?」とつれない返事。松尾は「俺が1時間も浮けると思ってんのかぁあ?!」と拗ねつつも沖縄好きを語っていました。
そして二人は前回の「島ぜんぶでおーきな祭」に出られなかったことに触れ、長田の「去年は告知だけで実際に出られなかったからね。今回は出たいよね」の言葉に松尾は「いや、きっと今回も出られないし」とネガティブ発言。けれども最後は二人そろって「じゃ、出られなかったらまた単独ライブやろう」と話し、次回のライブ開催へ期待を寄せていました。