よしもとニュースセンター

10月30日(金)よしもと沖縄花月で、今回で3回目となる「一期一笑」が開催されました。

ウリズン桜、大屋あゆみ、ガジラー、飛び出せ！マーメード、ピーチキャッスルが出演し、ネタあり、コーナーあり、トークありの盛りだくさんのイベントとなりました。

『劇団オーディション』と題して、ガジラーの江藤が監督スピルバーグ・江藤として登場すると客席からは早くも笑いが。続いて登場してきた他のメンバーは劇団員という設定。江藤は「プロポーズというシチュエーションでオーディションを開催する。今から与える役を即興で演じてもらう」と、突然お題を発表。

メンバーからは「本当に何も聞いていないんだけど、大丈夫？」と不安気な声が上がるも、江藤はそれぞれに、歌舞伎役者、ややたらビビる人、ハーモー(沖縄の方言で歯がない人)などキャラの濃い役を与えていきます。
中でもウリズン桜の仲宗根には「特別」と言いながら、「アフロ村上」という役を与え、一同からは「誰よ！」とツッコミが入り、「それは自分で考えなさい！」という江藤に客席からは大きな笑いが。



さらに「劇の最後は『ユニオンですから』で締める」という難題に、風役という何とも言えない役を言い渡されたピーチキャッスル・桃原が「正直打ち合わせしたい」と呟きながらも即興のオーディションがスタート。
それぞれが演じる濃いキャラとムチャクチャなストーリーに客席からは絶えず笑いが溢れました。
最後は大屋あゆみ演じる、ハーモーのヒロインが勤め先を尋ねられるシーンでは、一同揃って「ユニオンですから！」と江藤の出した難題も見事クリアし客席からは笑いと大きな拍手が響きました。



続いて、銀行強盗というシチュエーションで行われたオーディションでは、金八先生、人のギャグばかり盗む人、おしっこ我慢するオカマなどまたしても、強烈なキャラクターに客席は爆笑。オーディションが終わると「いやー。みんなすごい！感動した！全員良すぎて選べない。よし、最後はこの言葉から始めよう！」」とコントを終了させようとする江藤がメンバーに「は？こんなにやったのに？」と責められる場面も。



仕切り直し、一同揃って「一期一笑ライブスタート！」との声で会場のBGMが変わり、ピーチキャッスルがMCを務めオープニングトークへ。

真栄城が「どうでしたか？」と客席に尋ねると大きな拍手が。桃原は「一期一笑は特別なイベントだから、たまにはこんな回があってもいい」とコメント。さらに「はじめての方？」という問いかけに客席から沢山の手があがり、「こんなに！　うれしい！」と満足げな様子を見せながらも真栄城は「その分クセになって！」とコメント。

続いてトークはガジラー・寺崎が芸人ゆってぃの元相方であるという話題へ。
客席からも驚きの声があがるなか、桃原は「ゆってぃさんの元相方で芸歴10年目なのに、全然売れてない」と客席の笑いを誘い、寺崎は「一言多い」とツッコミを入れていました。

続いて、「最近なにかありましたか？」と尋ねる真栄城に「何もない。何も考えないで生きてる」と返答した寺崎。沖縄の方言で「本当にぽってかすー(バカ)なの？」と返す真栄城にさらに会場は笑いに包まれました。

トーク中、会場の赤ちゃんが泣き出すハプニングに、江藤は「あやすよ！ほら、抱っこしようか？　俺最近離婚して子どもいなくなってしまったからさ。おむつまで替えるよ？」と自身の離婚ネタを切り出し、「一番大切なもの失ったから、今ここにいる全員に嫌われても平気。」と現在の心境を明かすと客席からは笑いが。

その後、桃原の「みんなまだ石膏みたいな顔してるから今日はいっぱい笑って！じゃあ行くよ！一期一笑スタート！」との声でオープニングトークが終了し各メンバーのコントが始まりました。



トップバッターは飛び出せ！マーメード。何にでもかわいいと言う女性が苦手だという岩田に「岩田もかわいいところがいっぱいある。みんなにも知ってもらいたいから思い切って口に出してみよう！」という大榮に「話聞いてた？」とツッコミながらも会話中に「かわいい」を連発する女性を再現したコントを披露し、客席は笑いに包まれました。

二番手の大屋あゆみは「沖縄のおばさん」を披露し、客席からは笑いと「いるいるー！」と共感する声が響きました。続くガジラーはハイテンションで登場する寺崎に対し、相方の江藤は「同じ人間だよ」と登場とともに客席の笑いを誘います。「東京は怖い」をテーマにラーメン屋さんの行列を舞台とするコントを披露。



ピーチキャッスルはお馴染みの「もももも」を披露しながら登場。
桃原は「席が後ろまで埋まっていて嬉しい。まだ僕と眼があっていない人？」と観客に尋ねたりとフレンドリーな様子でトークと絵本をテーマとしたネタを披露しました。



ラストはウリズン桜が登場。童話「シンデレラ」の沖縄版を考えてきたという仲宗根が「聞きたいですか？」と尋ねると、相方のヤースーに続き客席の男の子が元気な声で「はい！」と返事してくれ、会場からは思わず笑いが。

こんなにかわいい子が言ってるんだから早く聞かせて！」というヤースーに勿体ぶる仲宗根がもう一度「聞きたい人？」と尋ねると黙ってしまった男の子に
「今度は言わないんだ(笑)」とツッコミみながらも、首里城や58号線、ユタなど様々な沖縄ワードを盛り込んだシンデレラを披露し、会場は笑いに包まれたまま、各メンバーのネタが終了しました。



続いて、岩田と大屋が司会を務めるコーナー「朝まで鼻フック」がスタート。
ルールは決められたお題について討論をしながら、各自おでこに貼られたNGワードを使ってしまうと鼻フックに繋がれた後ろのかごに重りが入れられどんどん鼻が引っ張られてしまう、というもの。

最初のお題「一期一笑メンバーが売れるには？」では、メンバーはお互いにNGワードを言わせようとトークを展開。最初にアウトを出してしまったのはおでこに貼られた「もももも」のワードを使ってしまった仲宗根。続いて真栄城と、二人合わせてアウト。「あ゛ー！」と痛がる二人に続いて、その後もアウトが続出し会場は大爆笑。痛がるメンバーに客席の子供たちからは「かわいそう」と優しい声が。



続いて「よしもとの先輩芸人、後輩芸人」のお題で討論を繰り広げるメンバーにまたしてもアウトが続出。鼻フックを重りで引っ張られたヤースーを見て「あれ、顔変わってないね。ゴリラ？」との桃原の声に客席からは笑いが。

さらに痛みからくしゃみが止まらなくなる仲宗根に続き、桃原は「痛すぎて座れない」と苦戦している様子でした。江藤は「片方の鼻フックだけ引っ張られて美川憲一みたいになっている」との声に客席からは笑いが起こりました。寺崎のアウトに2リットルの重りが入れられる際は、客席からも思わず「やめてー！」との声があがりました。



コーナー終了後のエンディングトークでは、司会の為、鼻フックに参加していなかった岩田がメンバーに促され鼻フックを体験してみる事に。「あー！やばい！痛い！」と叫ぶ岩田にメンバーと客席は大爆笑。「鼻フック本当に痛い！痛すぎて自然に会話がのろくなる」という桃原に、仲宗根も「作戦を立てたいのに全然脳が働かない」とコメント。

最後に、仲宗根と寺田がコントに登場したアフロ村上の豆知識を披露するも、岩田が「(自分も)一個ある」という事で「サボテンのIQは2」という豆知識を披露し、会場は笑いに包まれたままイベントは幕を閉じました。