沖縄でのおもしろ体験談満載の佐久間一行の月1ライブ
11月1日( 日) 、よしもと沖縄花月で、佐久間一行の定期単独ライブの沖縄版、「佐久間一行 月1ライブ」が開催されました。
まずは、「ギャク10」コーナーからスタート。
「グイグイいき過ぎる店員」、「結局決まってんじゃん」、「ダーツバーを経営していました。いま田植えをしています」「そこまできてケチるの?」「針の穴に糸を通す選手権決勝戦・扇風機の前」など、佐久間らしいジワジワくるゆるいギャグを連発し会場は一気に佐久間ワールドに。
続く特典映像①のコーナーでは、バイク川崎バイクがゲストで映像に登場。
バイク川崎バイクの頭文字「BKB」を使ったあいうえお作文風のネタを2人で披露し合うことになりました。
佐久間はオフ日の過ごし方について「B(ぼく)、K(結構)、B(ぼーっとしている)」と話し、大好きな食べ物については「K(カニクリームコロッケ)、B(ばっか食べて)、B(ビビビノビー)」と、頭文字の順番が滅茶苦茶に。
バイク川崎バイクも、自身の好きな映画について「B(バック・トゥー・ザ・フィーチャー)、K(結局)、B(バック・トゥー・ザ・フィーチャー)」と無理矢理感たっぷりでしたが、最後は2人で「B(ボン)、K(キュッ)、B(ボン)」「B(バランンスよく)、K(感情がある)、B(万能な人)」などとテンポよく答えていました。バイク川崎バイクは「今度はVTRではなく、本編に呼んでください」と、笑顔で去っていき笑いを誘いました。
次のネタコーナーでは、教官風の制服を着た佐久間が登場。授業テーマは「危険予測」。危険予測をすることで、危険回避ができるという内容です。
まずは、「車を運転していると路地からボールが飛んできたとき」の危険予測。
「『こどもが出てくるんじゃないかな?』と危険予測して徐行したら、危険回避をできるけど、出てくるのはこどもと決めつけるのはよくない」と佐久間。「こどもと遊んでいるお爺さんのほうが出てくるかもしれない」とのことですが、会場の反応は薄いです。
「トンカツソースの危険予測」については、「ソース瓶の注ぎ口が詰まっていたり、醤油と間違っていることもあるが、こんなにも出るの?というぐらい、いっぱいソースが出てくることもある」との危険予測には、会場から笑いが起きました。
さらに「シャワーをしている時」の危険予測について、「急に熱いお湯が出てくることや、なかなかお湯が出てこないことが予測できるが、一本だけピューとお湯がとびだしてくることもある」というと、会場は爆笑でした。ほかにも「シャンプー&リンス」「服屋さん」「釣りをしているとき」などの危険予測を紹介しました。
特典映像②では、佐久間とピン芸人のピクニック、シューレスジョーが出演。「自然な芝居」というテーマで、3人で街中を歩きながら自然に演技をしていく内容です。
最初の「路上編」では、しょっぱなから不自然な佐久間の演技を見て、ピクニックとシューレスジョーから「めっちゃ下手でしょ」とツッコまれましたが、2回目の「自動販売機編」では、自然な芝居ができて誉められました。全ての演技が終了すると、3人とも「自然な芝居って難しいっすね」と落胆するも、お互い励ましあい、今後のライブに向けて意気揚々しながら映像が終了しました。
次のトークコーナーでは、沖縄にまつわる話を紹介。佐久間がはじめて沖縄に来たのは、12年前にはじめて単独ライブをしたルミネtheよしもとのオープニングイングVTR撮影の時だったそう。「芸能人ってよく飛行機に乗って移動しているイメージがあると思いますが、僕はその時はじめて飛行機にのった」と紹介しました。
また、今日の単独ライブの前に出演した昼間の3回公演の間にロビーを通ったら、地元茨城県の高校の後輩に偶然出会ってびっくりしたが、後輩の友達に「佐久間さんは何で沖縄に来ているんですか?」と聞かれて更にびっくりしたエピソードを話すと、会場は爆笑。
ほかにも、沖縄の料理は1つ1つの料理が大きく、「みそ汁」を注文したらラーメンみたいな大きいものだったことや、「おかず」を注文したらご飯が付いてきて定食のようだったこと、豚の顔やテビチ、脳みそ、目が食べられることにびっくりした仰天話を次々と話しました。
「ミニコーナー」では、佐久間がスピードお絵かきを披露。佐久間が書いた絵を見て、何を書いたか、客に当ててもらうという内容です。問題は全10問。制限時間は2分。
風車や首里城、ハロウィン、洗濯機、サーターアンダギー、地球、1万円札、ウェディングケーキなどが出題され、次々と出される難題に「うわー!」と一時パニックになった佐久間でしたが、11問正解で見事クリア。客全員にシールが当たりました。
佐久間は「(客席が)ウェディングケーキや洗濯機を当ててくれたのはすごい。セーラームーンも、よく分かりましたね」と感激の様子でした。
「アンケートトーク」では、客に事前に書いてもらったアンケートにもとづいて、佐久間が回答。MCは、シュマッシュレコードの嶋田修平でした。
「小さい頃の夢は?」という質問に、佐久間は「実家がボタンを付けたりボタンの穴をあけたりする分業をしていたから、実家を継ぎたかった。でも急にお笑いを目指すことになって、母親に『親戚の前でもしゃべらないのに大丈夫?』と心配されたり、学校の先生に『(あなたのことを)面白いと思ったことがないけど』」と驚かれたことを明かしました。
「沖縄のオススメは本部のフクギ並木でサイクリング」というオススメ内容には、「沖縄の人は駅から5分の場所でもタクシーに乗るよね」と佐久間が答えと、すかさず嶋田が「そう。国際通りで後輩とご飯食べに行くのに10分歩いたら、急に何もしゃべらなくなって焦った」とツッコむと、会場は爆笑。
「印象に残った場所は?」というアンケートには「場所は忘れたけど、タクシーの運転手さんに連れて行ってもらったナマコ」と答えました。以前、国際映画祭のステージ後に乗ったタクシーの運転手が、そのままプライベートで海にナマコを見に連れて行ってくれたそうですが、最初は「不審者かも?」と疑って、そのタクシーに乗りながらも芸人仲間に「今のところ異常ありません」とメールを送っていたそうですが、途中コンビニに寄ってジュースもおごってくれる運転手に、「疑ってごめん。この人は大丈夫だ」と安心したそう。そのあと、無事に到着した海がとてもきれいで、なまこがたくさんいて感動したそうです。芸能人らしからぬ爆笑エピソードに、客席は爆笑の渦でした。
12月9日に佐久間一行のDVDが発売されます。毎年ルミネtheよしもとで行っている単独オリジナルコントライブを収録しています。
2015年12月9日(水)発売
「佐久間一行 SHOW 2015joint~ジョイント~」