一期一笑長編コント披露!豪華ゲストも続々登場
11月22日(日) 沖縄よしもと花月にてウリズン桜、大屋あゆみ、ガジラー、飛び出せ!マーメード、ピーチキャッスルの定期公演「一期一笑」が開催されました。3連休という事もあり、地元の方から県外の方まで沢山の観客で会場は溢れ、メンバーは登壇するなり「こんなに入ってくれてうれしい」と大喜び。
ガジラーの二人がMCを務めるも「さ行が言えない」と言う寺崎に「なんて言っているのかわからない」と開始早々メンバーからのツッコミが入ります。
「今回は長編コントもあるから楽しみにしてて」と言う江藤に、ウリズン桜の仲宗根は「俺の長編コントのセリフがめっちゃ長い。今汗がすごい」と緊張した面持ちを見せました。
それぞれメンバーの自己紹介が行われ、大屋あゆみは同日行われたイベントで「1日消防団長をやってきた」と話し、会場からは拍手が起こるも「それってアイドルとかがやるものじゃないの?」とメンバーからの辛口なコメントに大屋は「ちょっと売れっ子みたいで楽しかった。今日は消防団の人も来てくれるかなと思ったけど、来てないみたいだね!」と笑顔でコメントし客席からは笑い声が漏れました。
その後もメンバーの紹介が続くなか、飛び出せ!マーメードの岩田が「実は先月末で僕たちは解散した。今日はそれぞれピンとして一発目」と衝撃の告白。会場からも驚きの声が上がる中、大榮は「でもお笑いはやめないので。みなさん、お金貸して下さい」と会場の笑いを誘います。「すでに9万以上貸している」という岩田の告白に、大榮は「仲良くなるためにゆっくり返す」と開き直った様子で会場は笑いに包まれます。
「実は誰も解散の理由を知らない」という江藤の一言で、岩田と大榮にはアイマスクを着用してもらいメンバーの質問に本音で答えてもらうという一期一笑らしいコーナーがスタート。
ピーチキャッスル真栄城の「実は前から解散しようと思っていた」との質問には二人とも手が上がらなかったものの、続くウリズン桜ヤースーの「解散理由は相手にある」という質問に岩田の手が、「自分が悪い」という質問に大榮の手が挙がり会場は爆笑。
さらに質問が飛び出す中、大屋の「実は他に組みたい人がいる」という質問に緊張した空気が流れるなか岩田の手が挙がり、会場からは「えー」と驚きの声が上がります。追い打ちをかけるように桃原の「すでに相手に組もうと伝えた」という質問にも手を挙げた岩田に会場からは悲鳴のような声があがります。さすがに大榮も「俺、バカじゃないよ。もうアイマスクの意味がない」と状況を察した様子に会場は大爆笑。フォローするメンバーに「もうわかる!いじめか!中学校からだぞ!」と悲しい過去を暴露しながらも笑いに包まれたままコーナーはタイムリミットを迎えました。
続いてそれぞれのネタがスタート。トップバッターの大榮が登場するなり会場は笑いに包まれ、大榮ワールド全開のネタを披露。
続いて、ガジラーは最近離婚したという江藤が離婚ネタを展開するなか、「結婚したい」と言う寺崎に結婚相手を紹介するという設定で漫才を披露。
大屋あゆみは沖縄独特のおばさんを盛り込んだ「私が遭遇した強引な占い師」というネタを披露し会場は笑いに包まれます。
続くピーチキャッスルはお馴染みの「もももも」で登場し、「最近沖縄にもラーメン屋が増えているから俺もやってみたい」と桃原の声で破天荒なラーメン屋のネタを披露。
ピン芸人として初めてネタを披露する岩田は「NO MORE 映画泥棒」としてもお馴染みの被り物で登場し笑いを誘います。
ラストのウリズン桜は仲宗根の兄に長男が生まれた話しから、子供のあやし方や沖縄ネタを盛り込んだ「沖縄版シンデレラ」を披露し笑いに包まれたまま、全組のネタ披露が終了しました。
中説として芸歴3年目となるツウシイムが登場し、岩田と大榮のネタに「二人の人間性が出ていた」とコメントし、会場からは納得する声が上がります。金城の出身地石垣の話から、この後の長編コントについての裏話を披露してくれました。
ライブも後半へと差し掛かり、いよいよ長編コントがスタート。
江藤扮する人気作家が作るサスペンスドラマの脚本をインパクトのある展開にしていくというもの。作家と出版社がストーリーの提案をする場面と、その脚本が再現されるドラマの世界という二つの局面で繰り広げられ、次々に登場するキャラクターと奇想天外なストーリーに会場からは絶えず笑いが響いていました。
事件現場という設定で、真栄城扮するベテラン刑事が「捜査に必要なのは人の3倍の観察眼だ」という言葉とともにスペシャルゲストとして全身白タイツに身を包み目玉をつけた初恋クロマニヨンが登場。
「みっけ!」という言葉とともにステージで大暴れ。メンバーのカバンから取り出した私物のノートを読み上げたり、客席を走り回り観客も巻き込んで好き放題。
大榮の胸毛にガムテープを貼り、一気にはがした際には会場からも悲鳴交じりの笑いが起こりました。
さらに、舞台裏からありんくりんのクリスと比嘉、大先輩であるゴリまでステージ上に引っ張り出し会場は驚きの声と拍手で大盛り上がりを見せました。
終盤は奇妙な展開を繰り広げ、ラストは黒スーツにサングラスをかけた語り手「テモリ」として寺崎が登場し爆笑の渦の中幕を閉じました。
コント終了後はメンバー全員が登壇しエンディングトークへ。
終盤で寺崎の頬を桃原がつねるという設定だったのに思い切りビンタをした桃原に「めっちゃ痛かった。話が違う」と怒る寺崎。「なんか顔がむかついた」と話す桃原に会場からは笑いが起こります。
さらに稽古中の裏話も飛び出す中、スペシャルゲストとしてコントに登場した初恋クロマニヨンと島袋忍が登場し、「誰だよ!」と言う寺崎のツッコミに「沖縄が産んだお笑い界の怪物ルーキー、島袋忍です」とハイテンションに挨拶する島袋。
「ずっと断っていたけど、ぎゃんぐまんもすの代わりに」と話す初恋クロマニヨンに江藤は「この為だけに来てくれたのはありがたいけど、途中から呼ばなければよかったと思った。何でこんな好き勝手ができるの?」との声に会場からも笑いが漏れました。
続いて、中説を担当したツウシイムが登場。中村は「呼ばれないと思っていた」とびっくりした様子を見せ、金城がギャグを披露するも微妙な空気が。「飛び出せ!さんと同じ末路を歩みそうな気がする」と早速解散ネタに触れるも大榮は「一緒にコンビ組まない?」と金城を誘い出し「いつも誘われる。この前、ツウシイムはトリオにならないの?と言われた」と裏話を明かし会場からは再び笑いが起こるもメンバーからは「ごちゃごちゃするからやめて」とツッコみが入ります。
トークも終盤に向かう中、突然初恋クロマニヨンの松田がサングラス姿のタモリさんや映画泥棒の被り物を使った「ミュージックステーション」を披露し再び会場は大爆笑のまま幕を閉じました。
次回は12月31日(木) の大晦日に、セブンbyセブンとスリムクラブがゲストとして登場する「一期一笑」が開催される予定なのでお楽しみに。