ピース・又吉、第44回ベストドレッサー賞を受賞!! 本日の着こなしを「阪急電車の色と一緒です」と表現!
11月25日(水)、東京・セルリアンタワー東急ホテル「セルリアンタワーボールルーム」にて、『第44回ベストドレッサー賞発表・授賞式』が開催され、学術・文化部門にてピース・又吉直樹が受賞しました。
ファッション意識の向上、豊かで充実した生活の提案、ファッション産業界の発展と各界の文化交流を目的として、1972年より開始された同賞。政治、経済、学術、文化、芸能、スポーツなど各分野で時代をリードする人達に贈られるもので、44回目となる今年は又吉ほか、鈴木直道夕張市市長(政治部門)、澤田秀雄エイチ・アイ・エスグループ代表(経済部門)、吉田羊さん(芸能部門)、松坂桃李さん(芸能部門)、シャーロット・ケイト・フォックスさん(インターナショナル部門)が受賞しました。
受賞についての感想を求められると、「いやぁ、すごいメンバーですから......嬉しいんですけど、ちょっと......"又吉かい!"みたいな。そう思われていないかなと不安はあります」と戸惑いを見せながらも「でも、むちゃくちゃ光栄なことです」と素直に喜びます。
『よしもとオシャレ芸人グランプリ』にて3年連続1位を獲得するなど、大の洋服好きとして知られる又吉。洋服のアレンジやリメイクにもこだわっているようで、「例えば、Tシャツで好きなプリントを見つけたとしたら、その部分だけをハサミで切り取って。で、古着屋に行って、いちばん気持ちいいなと思うサイズの洋服を買って、そのプリントに合わせる。最強に最強を合わせて、糸にもこだわって(修理店に)こういう糸はないですか?って訊いたりします」と説明。「大体、"こいつ、何言うてんねん"という顔をされて"2ヵ月くらいかかりますよ?"って言われるんですけど、"かかってもいいんでやってください"ってお願いする。そういうのが楽しいんですよね」と嬉しそうに語ります。
「今日のお召し物、ワイン色で素敵ですね」と声をかけられ、「大阪の、阪急電車と一緒の色ですね」と嬉しそうにつぶやくと、ドッと笑いが起こりました。
授賞式後の囲み取材では、「すごい賞ですし、今年活躍された方々と一緒にいただけたのが嬉しいです」と改めて喜びを。学術・文化部門としての受賞はお笑い芸人では初めてだと告げられると、「小説を書いて、いろんなところで取り上げていただいたからなんでしょうね」と返答。小説『火花』が流行語大賞にもノミネートされていますが、「取らないでしょう。だって、本のタイトルですから」と冷静に分析します。
相方・綾部にはまだ受賞の報告をしていないそうですが、「あいつがいちばん欲しがる賞なんで、伝え方を考えないと。洋服が好きなので、"なんで俺じゃないんだ"とは言うと思います」とコメント。また、今年やり残したことを訊かれると「昨年の秋くらいに、今年の目標を立てて。それは、もう一度50メートルを6秒台で走る、なんですけど、あと1ヵ月で6秒台いけるんかな......。ウェアとグッズは用意してるので、あとは僕の気持ちだけですね」と言いつつも、諦めムードが漂っていました。
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