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2015年11月29日 (日)

千原ジュニアが藤井隆、ライセンス・藤原、パタパタママ、キンコン・西野、フルポン・村上とサシで共演! 『と千原ジュニア』レポート

11月8日(日)、東京・ルミネtheよしもとにて、『と千原ジュニア』が開催されました。

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「5組の芸人に持ち時間20分と千原ジュニアを与えました」という趣旨のもと、5組が企画、構成、出演を担当し、千原ジュニアと共に20分の間に何かを表現するという試みの同ライブ。
初開催の今回、千原ジュニアと対峙するのは、藤井隆、パタパタママ、藤原一裕(ライセンス)、西野亮廣(キングコング)、村上健志(フルーツポンチ)という顔ぶれです。

開演前の前説は、ジュニアと親交の深いツーナッカンが担当。
中本が、同じ清掃バイトの仲間でもあるパタパタママ・木下に触れたところでいよいよ開演します。


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満員に膨れ上がったルミネに開演時刻を迎えると、まずは千原ジュニアがひとりで登壇。
落ち着いたトーンで挨拶し、来場者へ感謝を告げますが、「おめでとう!」の掛け声がかかると、おもむろに新婚生活でのエピソードを語り始めます。


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ジュニアが中学1年生の1学期に登校したところ、先生から「白じゃなかアカン」と、黒い靴下を注意され、それが納得できずに不登校となったと同時に、衣装以外は黒の靴下しか履いていないとのこと。
ところが結婚生活が始まると、「結構違うやつをやられてるんですよ。弱冠短いやんとか。溝こっち太いやんとか。これ言うていいんでしょうか?」と洗濯物を片付ける奥さんへの愚痴をこぼすのでした。

そんな微笑ましい(?)トークを挟んで、1組目のライセンス・藤原が登場。
まずは藤原が、真っ暗な楽屋から当時の怖いジュニアが出現し、「ライセンスって何のライセンス?」と訊かれたとのジュニアと初めての会話を述懐します。


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意外にも、ほとんど仕事を一緒にしたことがないという両者ですが、藤原も昨年1月結婚のいわば新婚ということで「靴下、違う奴...」とジュニアが口走ると、藤原は「言うていいです。言うていいですけど、言うた後に、"まあ、どっちでもええけどな"。これひとこと足してあげてください」とアドバイス。

そんなアイドリングトークを経て、2人のユニフォーム通り、「ジュニアさんとバク転がしたい」とのテーマが発表されます。
「出鼻くじくようで申し訳ないけど、無理」と全く乗り気ではないジュニアの前に登場したのは、ユニバーシアード体操団体で金メダルを獲得し、現在はふるさとアスリートとしても活動する元体操選手の新島卓矢さん。

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バク転は、通常2時間ほどで習得できるそうですが、「段階を踏んでいけば必ず20分でもコツを掴めば成功します」とする新島さんに、「すごく先生を信用できるのが、中にはいてるスパッツとシャツが一緒のブランド」とジュニアも信頼を寄せます。

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ストレッチや後転、マットを使って後ろに倒れる練習を経て、「俺、16年前に、突然やったらウケるやろう思って、めっちゃ根性振り絞って、1回だけ(バク転を)やったんですよ。できたんですよ。その時すげー盛り上がったんですよ」という藤原が、人生2度目のバク転に挑戦。
すると、見事に成功し拍手喝采となります。


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千原せいじの息子で、甥っ子にあたる夕君から「人生、諦めが肝心やと思うけど、新婚早々ケガせんように出来るだけがんばりや」といったメッセージが読み上げられ、奮起するジュニアでしたが、いざバク転しようとすると「手のつき方がわからへん」と再び躊躇。


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すると藤原が「最終手段準備しています」と意味深な発言をし、カウントダウンが始まると、暗転となり、黒子らしき人影が集まると、ブラックライトで照らされたジュニアのユニフォームがゆっくりと回転するのでした。


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大爆笑のなか、藤原が「喜んでいただけると思ったんですけど、辱めたかな?」とご機嫌を伺うと、ジュニアは「すいませんでした!」と頭を下げつつ、「楽しめました。ホンマ次いけそうな気がします」と締めくくりました。

2組目はフルーツポンチ村上。
テーマは「村上健志の可能性! ジュニアさん、テレビでコレふって下さい!」で、バラエティのなかでの掛け合いから生まれる"くだり"を2人で作りたいそうです。

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ところが「昨日まではやってやるぞという気持ちだったんですけど、今はやっちまったなっていう気持ち」「俺見に来てる人、一人もいないんですよ」と序盤からネガティブ発言を連発する村上。
それでも"フリ"の書かれた手カンペをジュニアに渡すと、「居酒屋でバイトしている男が他の居酒屋に客としていき、料理が遅かった時のひとこと」「年間300本映画観ている男」といったフルポンのネタにも出てくる○○な男シリーズは、まずまずの滑り出しを見せます。

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しかし、「本日のゲストは紹介するほどの男じゃないですね」(ジュニア)、「ポカスカポカスカポッカスカ!」(村上)といったギャグ(?)には失笑が続いてしまい、ジュニアからも「断舎離していこう」「お前、そんなんやりたくて吉本入ったの?」と厳しい言葉が続出。

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予想通りにいかない村上は、「あー、思うようにいかない!」という心の叫びを漏らすと、「今までやってきたワードのなかで一番の今のおもろかった(笑)」とジュニアが爆笑してしまいます。



そこで、先ほどの藤原の回で使用したカウントダウンとサスペンションライトを再び使用し、「昼間からテラスでお酒飲んでる女」「やたら大人ぶる大学4年生の女」といったシリーズでどうにか盛り返しに成功しました。



3組目のパタパタママは、「兄さん選んでください!」と題し、エピソードトークのタイトルが一覧として舞台上に並べられ、ジュニアがその中から選ぶという内容です。


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「すごく面白いんですよ。こんな俺が偉そうに言うのもなんだけど、それを聞かせてもらえるんだ」と興味津々のジュニアが、最初に選んだのは「父からの手紙」。
中3の時に夜逃げしたという木下の父親の壮絶な半生を追ったエピソードで、振り回される母親に「ただのパタパタママやな」とジュニアが同情するシーンもありました。

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続いてジュニアが選んだ「ポコチンキング」は、結果的に木下と下畑がコンビとして結ばれるまでのエピソードで、「吉本ゴールデン劇場」はかつて福岡にあった劇場の珍客について。

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ハムスターを愛する木下の奥さんの話「嫁の話」で持ち時間いっぱいとなり、結局、自分のエピソードを選んでもらえなかった下畑は「緊張して損したやんけ。ポコチンキングって紹介されただけや(笑)」と嘆いて爆笑をさらいました。

4組目は藤井隆。
VTRで「Chihara Jr. Climb TOUR2015」と紹介されると、「10.18 SAITAMA SUPER ARENA」を皮切りに、様々な会場をツアーで周り、今回は「11.8 LUMINE THE YOSHIMOTO HALL」という設定だと場内に知らせます。

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そして舞台には、ツアーTシャツ(?)で揃えた、千原ジュニア、藤井隆、しょうこ(ブービーマドンナ)の3名が現れ、『GET UP』『Tonight』『PASSION』『誘惑光線・クラッ!』『渚のライオン』といずれも早見優さんのナンバー5曲をフルコーラス&ノンストップで披露。

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「立ってー!」と藤井がオーディエンスを煽り、総立ちにさせると、真摯にボーカルを務めるジュニアとバックダンサー兼コーラスを全うする藤井としょうこは、最後の最後まで、ボケることもなく、ノリノリのステージを終えるのでした。



すっかりコンサートのライブ会場化した空気にに戸惑いを見せながら、西野亮廣が5組目として登場。

「何ですか今の?」と問いかける西野に、ジュニアは「簡単に言うと、"it's a miracle"」と歌詞を引用して答え、いよいよ最後のステージが開演します。

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「時間的に言うと、(西野よりも)吉永小百合さんと会った方が長い」(ジュニア)という薄い間柄の2人。
そこで西野は、お互いの歴代マネージャーに「僕とジュニアさんで何が見たいか?」とのアンケートを事前に取ったところ、3位がアイドル的な片鱗、2位がマネージャーの思い出話、1位がダントツで、今回のテーマ「腹を割ってしゃべってみよう」だったそうです。

「嫌いですか?」と単刀直入に西野が疑問をぶつけると、「嫌いになるほどの情報もない」とジュニアが返し、徐々に西野の仕事ぶりや収入源などの話題へ。

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また、「一回辞めたらどうなるのか」という思いから、10年ほど前からレギュラー番組以外のひな壇や食レポなどには出ないことにしているという西野ですが、「今後どうするの?」というジュニアの質問に「街作りたいんですよ」という夢を吐露。

街作りの夢を丁寧に説明した西野に対して、かつて街のプロデュースを考えていたというジュニアは興味を示しながらも、「それはなかなか伝わりにくいな」とコメント。

終盤「すげー喋りたかった話、ひとつだけいいですか?」と切り出した西野は、この日、女性スタッフにストーカー行為をしていた男性が逮捕され、その意外な罪状で爆笑と感心を得たところでタイムアップを迎えます。

エンディングでは、出演者一同がステージに集結。
感想を求められた藤原が「西野の街にジュニアをバク転させる店を作りましょう」とさっそく西野の話をネタにすれば、顔色の悪い村上は「体調崩しまして、胃がずっと痛いんですよ」と明かすも、ジュニアは「でしょうね」と納得します。

パタパタママ・木下は「結果的に僕の話をただ聞いてもらうだけのコーナーになってしまいまして」と言いながらも、「今後やってもらえないですか? 僕の話を聞くライブ」と提案し、ジュニアからは「2人でやって」との返答。

藤井は「10月18日から始まったツアー。ホントうれしいです。感無量です。最高です!」と設定を通すも、ジュニアは「何かもわからず、ただ"ツアーファイナルを迎えて下さい"と言われて」と困惑ぶりを露わにしました。

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残る西野は、「途中で帰った3人の連絡先が知りたいです」と、上演時間が押したこともあり、西野の収入面の話を聞きながら退席した観客の心情を懸念するのでした。

最後に、来年2月2日(火)に『と千原ジュニア』第二弾の開催決定がジュニアの口から告げられ、終演を迎えました。


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