よしもとニュースセンター : よしもと新喜劇映画『西遊喜』が来年1月16日に公開決定！すち子＆真也のメジャーデビュー曲『パンツミー』がエンディングテーマに

「第7回沖縄国際映画祭」「京都国際映画祭2015」、さらにスリランカの「第2回コロンボ国際映画祭」にも出品された注目作、よしもと新喜劇映画『西遊喜』が、いよいよ来年1月16日（土）より公開されることになりました。関西を皮切りに、順次全国各地で上映される予定です。さらに、エンディングテーマには『歌ネタ王決定戦2013』チャンピオンに輝いたすち子＆真也のメジャーデビュー曲『パンツミー』に決定。12月3日（木）に行われた記者会見には、三蔵法師役のすっちー、孫悟空役の吉田裕、沙悟浄役の松浦真也、猪八戒役の酒井藍が出席し、撮影秘話や公開に向けての意気込みを語りました。

司会を担当するのは福本愛菜。予告編上映の後、さっそく4人を呼び込みます。同作は、この世のすべての人が幸せになれるという教典を求め天竺を目指す三蔵法師たちと、その生き血を吸って三千年の命を手に入れようと目論む妖怪大魔神ビッグコブラとの戦いを軸にした、笑いありアクションありの娯楽作。台湾での撮影も敢行し、舞台やテレビでは見られない、新喜劇の新たな魅力を発信しています。

すっちーは「サルとカッパとブタを連れて天竺を目指すリーダー役。ワイヤーアクションやCGをふんだんに取り入れ、普段の新喜劇とは違い場面が変わっていくのも見どころ」とコメント。

吉田は「ベテランの方々の出方ややられ方、それぞれのギャグなどにも注目して」とアピールします。

「3日で撮ったので"勢い"がすごいです」と暴露なのかPRなのかわからない発言で沸かせたのは松浦。「ちゃんと寝て、食事も3回食べて」の3日間だったそうですが、この"勢い"は本作のキーワードになっている様子。

酒井は台湾ロケを振り返り、「皆さんニコニコして見てくれた。新喜劇の笑いは世界共通」と話しました。

その台湾ロケでは、「僕らのことは知らなくても、この格好をしているとキャラクターがわかるので、みんな集まってくれた」（すっちー）とのこと。撮影は順調...を通り越して「撮り直しきかんぞ、というぐらいに突っ走りました」。アクションシーンのリハーサルも1回のみで、酒井は「足が血だらけになりました」とまさに"身を削る"苦労もあったようです。一方、新喜劇らしくアドリブもたっぷり盛り込まれており、「半分ぐらいはそんな感じ」（吉田）、「台本は4枚でした」（すっちー）、「（旅番組の）ロケかなと思いました」（酒井）と赤裸々な感想が飛び出しました。

「沖縄国際映画祭」では「レッドカーペットで全く拍手されず」、「京都国際映画祭」では「なんかわからんまま終わった」、「コロンボ国際映画祭」では「大すべりして冷や汗をかいた」とこれまでの上映では辛い思い出（？）が多い、とも。スリランカでは地元の方々から大歓迎を受けましたが、映画自体は「スリランカ向けには作ってないので...」（すっちー）。「ドリルすんのかい、せんのかい」のシーンについては、「敬けんな仏教国なので、お坊さんが男性を裸にして叩くなんてとんでもない」と、ギャグの面白さを伝えられず不完全燃焼だったことも明かしました。

そして、本作のエンディングを飾る、すち子＆真也『パンツミー』の紹介も。"パンツミー"とは「パンツを見る人のこと」だそうで、CDは映画に先駆け12月23日（水）に発売されます。すっちーは「元気が出る歌です。実際に女性のパンツを見たらあきませんが、自然に見えるものを見るのはいい、という大きなメッセージを込めました。午前中にたまたまパンツを見られたら、1日の活力の持ちが違いますから」と男心を説明。もちろん「自ら見に行ったりスマホで撮ってはダメ、人生を棒に振ります」と釘を刺すことも忘れません。今年5月、カラオケボックスに行った際、松浦が同席した若い女性に向ける視線に気付き、すっちーが注意したことから生まれたこの曲。開き直った松浦が「♪わてはナニワのパンツミー（見ぃ）」と歌い始めると、なんと女性たちも意見を出し、即興で曲が完成。6月に行われたすっちーの座長就任1周年記念公演でお披露目した後、スリランカ滞在中にビーチで歌詞の詰めを行い、満を持して今回のCD発売に至りました。

記者の皆さんの前で"生歌"を披露したふたりは、「恥ずかしかったです。40超えたふたりが『パンツミー』って...」と複雑な表情。吉田からは「『西遊喜』に全く関係ないですよ！」とツッコミが入りましたが、「5月にパンツ見ようとして12月にCDが出るって、こんな"勢い"ありますか？」と、またしても"勢い"をネタに寄り切るすっちーでした。ちなみに酒井はこの歌が大好きだそうで、「聴いてるだけでワクワクする。買ってほしいです！」と大絶賛。忘年会・新年会シーズンに向け「替え歌にして歌うのもオススメ」とのことです。

締めくくりには、すっちーが「映画もCDも"勢い"です！」と改めて宣言。「楽しく、何も考えずに笑えるものになっています。ぜひお子さんに見てほしい。わかりやすいから喜んでもらえるのでは。気軽に見に来て『楽しかったな』と言ってもらえれば」と呼びかけていました。

質疑応答では、スリランカでのエピソードについてさらに質問が。レッドカーペットを歩きメディア取材も受けた4人は、「皆さん日本のコメディに興味があり、ボケてツッコんだりしたら笑ってくれた」と最初は手応えを感じたそう。ところが映画上映の際には「シーンとなって...その温度差で風邪を引きました」とすっちー。それでも「日本のお笑いは通用すると思った」と、自信も得たようです。また、酒井はスリランカ男性にモテモテで、「成人男性に、あんなに声をかけられたりボディタッチされたりしたのは初めて。食べ物もおいしいので、住もうかなと思ったほど」と告白を...。

『パンツミー』の歌詞に、具体的な「自らパンツを見てはいけない」という戒めの言葉が入っていないことについては、「入れると野暮。それはわかりきったことですから」（すっちー）。松浦からは「本当の"パンツミー"は烏川さん」というタレコミも!?　「その角度から（見えているのが）わかるか、ということも」「そのスピードから"西成のスピードマスター"と呼ばれているらしい」など、最後は暴露大会となっていました。

本作の前売チケットは、12月12日（土）から発売開始。販売場所は、公式ホームページでご確認ください。前売特典は、おめでたい金色の「開運ステッカー」！　

このチャンスをどうぞお見逃しなく！

● 映画情報

よしもと新喜劇映画『西遊喜』

☆ 2016年1月16日（土）公開！

出演：すっちー、吉田裕、松浦真也、酒井藍、池乃めだか、池端レイナ、Mr.オクレ、末成由美、烏川耕一、川端泰史、辻本茂雄

詳しくは　http://shinkigeki-saiyuki.com　へ！

● CD情報