初の海外公演、2回公演が満席・大盛況のうちに終了!第2回おきなわ新喜劇ツアー「空手フリムン一代」 in 台湾
『第2回おきなわ新喜劇ツアー~空手フリムン一代~』(沖縄吉本新喜劇世界巡演in台湾)台北公演を、12月6日(日)、台湾・台北市の「台泥大樓 士敏廳(タイペイ・アイ)」にて開催、無事2回の公演を終了致しました。
昨年、8か所全9公演で約8000人ものお客様を動員、大成功を収めた第1回目に続き、第2回目のツアーとなる「おきなわ新喜劇ツアー」。本公演は、ガレッジセールゴリがプロデュースする沖縄オリジナル新喜劇で、50年の歴史を持つ「吉本新喜劇」に沖縄の方言・音楽・風習がチャンプルーした、沖縄独特の文化・歴史を「笑いながら学べる」エンタテインメントショーとなっております。今回の作品のテーマは「琉球空手」。新喜劇ならではの笑い、音楽や、さらに今回はパワーアップしてアクロバットなシーンも披露し、90分間、存分に楽しんでいただける内容での公演となりました。
第一部では、 2015年4月末より「住みますアジア芸人」として台湾に移住し、現地で活動している漫才コンビ「漫才少爺(まんざいぼんぼん)」が中国語での漫才を披露。中国語はまだまだ勉強中の2人ですが、台湾ならではのタピオカミルクティーをテーマにした漫才で、観客からは大爆笑と大きな拍手を頂きました。
さらに沖縄の音楽一家、"具志堅ファミリー"が沖縄の歌「三線の花」と「花」の2曲のカバーを披露。家族だからこそ出せるハーモニーを披露し、その素敵な歌声に会場中のお客様が聞き惚れました。
そして、おきなわ新喜劇「空手フリムン一代」では、現地の方にも楽しんでいただけるよう、中国語字幕を同時に流して公演を行いました。ストーリーは、4人兄弟が後を継いだ空手道場が金銭トラブルに巻き込まれ、さらにデパート建設のための立ち退き話が浮上、その上、4人兄弟の血のつながりに秘密が暴露されるも、兄弟の絆を強め、空手道場を守っていくという内容です。「空手」がテーマの今回の公演は、新喜劇ならではのお笑いだけでなくアクションも見どころのひとつ。アクションやアクロバットが得意の沖縄のパフォーマンス集団「チョンダラーズ」さんのアクロバットを交えたアクションシーンでは、その迫力に会場がどよめきました。
さらに、ユーモア溢れる楽曲を歌うミュージシャンでありながら、そのステージは笑いに富んだ爆笑パフォーマンスで注目を浴びる「きいやま商店」も、普段と変わらず観客の笑いを誘うなど、芸人顔負けの芝居を披露しました。
字幕は事前に用意されたものであったため、新喜劇ならではのアドリブ部分では翻訳が表示されないことから、「あまりセリフにないことを言うと全然お客さんに伝わらないよ!」と話して笑いをとるなどの海外ならではのアドリブも飛び出し、終始爆笑と笑顔に包まれたイベントとなりました。
公演後に行われた会見では、座長のガレッジセール・ゴリが「本番が近付くにつれて、果たしてお客さんが笑ってくれるのかどうか不安でした。でも実際にステージが始まると笑い声が収まらず、セリフが言えない程でした!」と興奮気味に話し、「ずっとここで舞台に立っていたい!」「今日の出来は100点では収まらない。100点を超えて1000ショウロンポウ」と話しました。
おきなわ新喜劇は、沖縄県内はもちろん、日本各地、さらに全世界の沖縄人に「おきなわ新喜劇」を見てもらいたいという座長・ゴリの思いもあり、今後は世界各地での公演も目標としています。今回の台北公演にお越し頂いた計600名のお客様は、約6割が台湾人、そして約4割が現地在住の日本人のお客様となりました。今後も、より多くの皆様に「おきなわ新喜劇」をご覧いただき、沖縄の魅力を笑って知って頂きたいと思います。
台湾でも大成功を収めた『第2回おきなわ新喜劇ツアー~空手フリムン一代~』は、12/20(日)東京、12/22(火)大阪の2回を残すのみ。
まだ観ていないお客様はぜひチェックしてみてくださいね。
『第2回おきなわ新喜劇ツアー~空手フリムン一代~』(沖縄吉本新喜劇世界巡演)
公式ホームページ http://okinawa-shinkigeki.com/