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2015年12月10日 (木)

『小杉ライブ~祝100回目記念公演~』にてブラマヨが新作漫才を披露!!

12月8日、大阪・YESTHEATERにてブラックマヨネーズ・小杉のソロイベント『小杉ライブ~祝100回目記念公演~』が行われました。2007年9月18日にうめだ花月で産声をあげた『小杉ライブ』。毎月1回、会場を転々としながらもこつこつと開催し続け、2015年12月8日、遂に100回を迎えたのでした。

オープニングはブラックマヨネーズの漫才! このサプライズに一気に会場はヒートアップ、初っ端から100回記念に相応しい盛り上がりを見せました。
開口一番、「いつも楽しそうに打ち合わせしてるよな」と小杉に向かって吉田。その楽しさが伝わっているから、100回も続いたのではと続けました。新作漫才でたっぷり笑わせたのち、『小杉ライブ』がいよいよスタートしました。

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まずはフリートークから。早速、オープニングの漫才を振り返りました。実は、新作を作ったものの、どこで下ろそうかという話になったそう。そこで吉田から『小杉ライブ』の100回記念でどうかという提案が。この予想外の案に内心、「100回記念やからめっちゃええ感じやん」と思った小杉、満を持してのお披露目と相成りました。トークは会場の変遷に、小杉が年に一度、B'zの歌だけを歌いまくるというイベント『小杉GYM』打ち上げでの一幕、そしてテンダラー・浜本から聞いた間寛平が最近はまっている趣味についてなどで盛り上がりました。ちなみに、寛平がはまっている趣味とは木登りだそうです。

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続いて定番コーナーの「小杉散歩」へ。こちらは小杉が撮影した写真などを見ながら進行するフリートークです。まずは前回の「小杉ライブ」でいただいたお客様のアンケートから。これから紹介されるアンケートの多くは辛らつなご意見ばかり。それは小杉が在りし日の『小杉ライブ』で、「女子高生とかもっと来てほしい」という一言を発したがゆえでした。紹介されるアンケートは、70回以上『小杉ライブ』に来られている"常連さん"から、その日が初めてだったという一見さんまで様々でしたが、皆様からの率直なご意見に、時に反省しつつ、真剣に耳を傾ける小杉でした。写真は第1回が行われたうめだ花月跡地にチェンジ。今はフィットネスジムに変わっているうめだ花月跡地。懐かしさいっぱいにうめだ花月に出演していた頃を語ります。周辺の居酒屋は健在で、中には小杉のサインを飾ってくださっているお店もありました。「小杉散歩」、最後はテレビ番組『ブラックミリオン』でいただいたコッスゥ人形の顛末についての報告でした。

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ここからはゲストが登場。『小杉ライブ』を盛り上げてきたいつもの仲間たち、小杉曰く「大阪最強メンバー」のダイアン、ギャロップ・林、銀シャリ・橋本、藤崎マーケットが登場しました。12月6日にオンエアされた『M-1グランプリ 2015』で準優勝を果たした銀シャリ、「M-1の人や!!」と橋本いじりから始まりました。そして『小杉ライブ』を振り返るゲスト達。うめだ花月から始まり、大阪∞ホール、HEP HALL、京橋花月、よしもと祇園花月、5upよしもと、ABCホール、大丸心斎橋劇場、そしてここYES THEATERと、大阪の主な劇場を巡ってきたことに感慨深い思いも湧き上がりました。

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100回を迎えるに当たってみんなの気持ちを知りたかったという小杉。大阪最強メンバーを迎えての最初のコーナーは、彼らの気持ちを計る企画から。小杉が、12月7日の0時30分に今回の出演メンバー全員に「100回記念、よろしく」という携帯メールを送り、誰が、どのタイミングで、どんな内容で返信してきたかを暴露するというものです。小杉からのメールには、多忙な時期に、そして格安のギャラにも関わらず、出演してくれてありがとうと労いの言葉が並んでいました。そして最後に「ヒーハー!」の一言が。小杉らしい文面ではありますが、藤崎マーケット・トキ曰く「新手の小杉詐欺みたい」。

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0時35分、一番に返信があったのは銀シャリ・橋本でした。出演させていただき、恐縮ですと平身低頭の橋本。「『M-1』で優勝させていただいて、(『小杉ライブ』に)出させていただきたかったのですが」と一抹の悔しさもにじませていました。返信の時間が、『M-1』終了後だっただけに、メンバーからは「えらいな」と感嘆の声が上がりました。次に返信が早かったのは藤崎マーケット・田崎。「『小杉ライブ』は最高です!ラーイ!」と、「ヒーハー!」を受けての返しに小杉も感心。「サービス精神がすごい!」と褒めていました。メールから18分後にはギャロップ・林から返信が。「来年は全部の『小杉ライブ』に出させていただきたい」という返信に「来年の目標も書いてくれて、丁寧にありがとう」という小杉の横で、「こびへつらってるやん」とはダイアン・津田。そんな津田からは、0:53に返信が。小杉は「意外と早くてびっくり」だったそう。津田は絶対に返信しないと思っていたそうです。なお、津田のメールにも「すーすすー!」とギャグの返しがありました。小杉のメールから約11時間後にダイアン・西澤から返信が届きました。あまりにも音沙汰がないため、小杉は同じ内容のメールを2回送ったそう。「夜中に返すのは失礼やしと思って」という西澤の弁に「そう!!」と大きく同意したのは、トキ。トキからの返信はまだありません。西澤の言い分としては、「5分で返すヤツは(もらったメールの)文章を体に入れてへん」とのこと。そんな見解とは裏腹に西澤の淡々とした文面に「感情を感じない」とつぶやく小杉でした。そして14時45分になってからやっとトキから返信がありました。「さすがに12時超えたらあかんわ」と西澤。「全力でがんばらせていただきます。ラーーーイ!」というトキのメールに小杉は「うっすぅ」と思ったとのこと。なお、この企画は、ある意味では全員の返信が早くて面白みが出ず、成立しないことを祈っていたそうです。

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「小杉のまだ腹八部目企画」もありました。『小杉ライブ』のコーナーでやったものの、いまひとつ満足していない企画をピックアップしました。英語のクリスマスソングにオリジナルの日本歌詞を載せて歌うという12月定番の企画「小杉クリスマス」、「客席間違い探し」、クイズ形式の「コスQサプリ」、お客様の恋愛相談に乗る「コスギハウス」、東京に進出し、芸能人となった小杉の金銭感覚を問う「小杉のこれなんぼ?」の5つのうち、「小杉のこれなんぼ?」を時間が許す限り行うことになりました。

まずは以前と同じお題である「理想のアーティストの最前列のチケット、何ぼまで払う?」から。津田は「鈴木雅之さんに6000円」。林は「奥田民生さんとかのアコースティックライブに10000円」、銀シャリ・橋本は「平井堅さんの『Ken's Bar』とかに15000円」、田崎は「少女時代のライブに50000円。ペンライト付」、トキは「小田和正さんの『クリスマスの約束』に50000円」、西澤は「長渕剛さんのライブに25000円」という答えを出しました。そして小杉は、「B'zのライブに50万」と驚きの金額を提示。曰く「好き度が違う」んだそうです。かつてダイアンに支払われた『小杉ライブ』のギャラが1000円ということもあり、「B'zは50万で、ダイアンには1000円なんですねー」と橋本がしみじみ語る一幕もありました。

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次のお題は「青春時代に1日だけ戻れる。何ぼまでなら払う?」というもの。これは、ただ戻るのか、戻って運命を変えられるのか、という点で大きく揉めましたが、運命が変えられるということに決着。ここで最高金額を提示したのは津田で、170万円でした。金額とともに、青春時代のエピソードも次々と飛び出し、しばし甘酸っぱい思い出に浸った時間となりました。

最後は「津田が真剣に「お金を貸してください」と言ってきた。何ぼ貸す?」というもの。ここではまず、津田に先輩、後輩、同期、相方とそれぞれとの関係別に4パターンの相談を、迫真の演技で披露してもらいました。先輩の小杉には終始低姿勢で、土下座する勢いで、涙声も交えての「貸してください!」。後輩はトキが代表して相談を受ける役に。津田の第一声が「あんま言うてほしくないねんけどな」。そして遠回りを重ねながら核心に迫っていきました。同期の林へは「どうよ調子~!?」とまずは林の身辺調査から。家庭があるゆえ、林1人で片付く問題ではないというのが津田の弁でした。最後は相方の西澤。シチュエーションは楽屋です。楽屋に入って来た津田を一瞥するも、声をかけない西澤。津田はあまりの空気の重さに一旦退出。すると西澤は楽屋に鍵をかけて津田をシャットアウトしてしまいました。楽屋の鍵を開けてもらって、やっとの思いで入室。無視を続ける西澤にありったけの情で訴える津田ですが、「普段のお前にはすっと貸されへんわ」と西澤が言い放ち、「もうええわ!!」と津田がぶち切れ! あわや取っ組み合いのけんかに!というところまで発展しました。

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「本当に泣きそうになった。めっちゃリアルやん」と津田、感情が大きく動いたそうです。そんな津田の演技を受けて、小杉は30万、橋本は9万、田崎は1万、トキは2万、林は30万、そして西澤は「泣きながらどつく」。この一言が引き金となって、再び津田がぶち切れて大暴れ! そんな津田に西澤は「借りに行く前に新聞配達とかせぇ!」と一括、遊びのはずが本気の説教モードであわや刺し違えという場面にまで発展し、この大騒動に会場は大爆笑となりました。最後まで力を抜かないメンバーたちに「ありがとう!ほんま腹いっぱいやわ」と小杉、100回記念の『小杉ライブ』もエンディングです。

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「100回目がこの回でよかった」と大満足の小杉。迫真の演技で魅せた津田は「全員やるべき! こんな悔しい思いはないですよ!」と気持ちが入り込んでいた様子でした。そして最後に「100回続けて来れたのも、支えてくれるメンバー、来てくれるお客様あってこそ。どんな方でも来てください! 200回いけるように頑張ります!」挨拶し、幕を閉じました。

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次回の『小杉ライブ』は1月19日に開催されます! ぜひ起こしください!

『小杉ライブ~100回を越え、NGKの地下の劇場に戻ってきました~』

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日時:2016年1月19日(火)19時00分開場/19時30開演
会場:イエスシアター(なんばグランド花月地下)
出演:ブラックマヨネーズ 小杉竜一 他
前売:2500円/当日3000
先行抽選12/9(水)~実施中
チケットよしもと一般発売日12月19日(土)
Yコード=103157

【ブラックマヨネーズ】【ダイアン】【ギャロップ・林】【藤原マーケット】