お笑いサンタからのクリスマスプレゼント!「クリスマスイブ! イブ! 聖なる昼はお笑いで楽しみまSHOW!」
12月23日(水)、東京・∞ホールにて「クリスマスイブ! イブ! 聖なる昼はお笑いで楽しみまSHOW!」が開催され、COWCOW、ラフレクラン、ひので、ニューヨーク、横澤夏子、鬼越トマホーク、ザ☆忍者、ピスタチオが出演しました。
"クリスマスイブイブ"のこの日に行われた本イベントは、東京・神奈川の児童養護施設の子どもたちや関係者の方を招待して行われたもので、東京からは新宿区のあけの星学園や渋谷区の若草寮など4施設から92名、神奈川(川崎)からは児童養護施設 すまいるや新日本学園など同じく4施設から126名、合計218名の方が来場されました。
劇場入口ではサンタ帽をかぶったスタッフが笑顔で子どもたちにお菓子をプレゼントし、開演前からクリスマスなムードがただよう中、MCのCOWCOWが登場。大きな拍手が起こり、その後収まったのですが、多田は「鳴り止まない拍手ありがとう~!」と笑顔で拍手をさらに強要します(笑)。そんな多田はサンタクロースの帽子を頭にかぶり、善しは頭に小さなクリスマスツリーを乗せています。「今日はクリスマスイベントというだけあって、出演者全員何かしらのクリスマスの衣装を身につけて出てきますよ~!」と多田。
そんなCOWCOWの紹介で、まずは7組の芸人が順番にネタを披露することに。
トップバッターはラフレクラン。「アンパンマンの顔がなくなって、新しい顔が届けられるまでの物語」がテーマの漫才を披露します。アニメでは放送されないアンパンマン出演者たちの知られざる一面の物語(?)に、子どもたちは夢中になって聞き入っていました。
続いてはひので。こちらもお客さんに小学生の子どもたちが多いのを考慮してか、ドラえもんのジャイアンのモノマネやアンパンマンのモノマネなどを披露します。特に池田のアンパンマンのモノマネはかなり似ており、お客さんから思わず「お~っ!」と歓声があがるほど。
ニューヨークは「海外に行ってしまう女性に告白するために空港に行けと友人をけしかける人」とその友人との奇妙なやりとりを繰り広げる漫才を披露。前の2組に比べると正統派の漫才なのですが、子どもたちも真剣に聞き入り、爆笑していました。
4組目は横澤夏子。「私のこと『知ってる~!』って人、いますか~?」との問いかけに、かなり多くの人が「は~い!」と手を挙げたため、感激した横澤は「ありがとう親戚の人~!」と叫び、お客さんの笑いを誘います。その後、お得意の「音楽の先生のモノマネ」「イケイケの英語の先生のモノマネ」でさらに爆笑をさらっていました。
続いては鬼越トマホーク。どちらもルックスが怖い2人なので、少しでも子どもたちに好かれようと思ってか(?)、まずは金野が腹芸を披露。かなりウケたのですが、残念ながら一部の子どもたちからは「気もち悪い」「怖い」などの若干の不評も(笑)。坂井は「子どもは絶対マネしちゃダメだよ!」と前置きをして、耳の穴の中に耳をしまうという地味なワザを披露していました。
6組めはザ☆忍者。まずは山脇がギャグをえんえんやり続けるという荒技を披露し、会場を盛り上げます。また、アメリカに行きたいという話から、ミュージカルやタクシーなどの舞台設定に合わせて次々とシチュエーションコントを放ち、終始スピード感あふれるネタでお客さんを笑わせていました。
トリを飾ったのはピスタチオ。今年ブレイクしたコンビだけあって、ひときわ歓声があがります。まずは小澤が「我々の美しさだけでも覚えて帰ってください」と言い、会場は爆笑。続いて、「電車の中で席をスマートに譲る練習」を披露します。独特の間で繰り広げられるコントに、終始お客さんの笑いは絶えませんでした。
7組のネタが全て終わったところで、再度COWCOWが登場。MCだけかと思いきや、なんとここであたりまえ体操を披露してくれることに! もちろんお客さんは大喜びです。
「あたりまえ体操、みんな知ってるかな?」とお客さんに問いかけたところ、なんと小さな女の子が「できる~!」と言って元気よく舞台に上がってきました(笑)! 多田も「ありがとう~、よく出てきてくれたね~」と笑顔で、あたりまえ体操のさわり部分を一緒にやるというほほえましい場面も。あたりまえ体操が終わった後、「アンコールにおこたえして、今日は特別にもう1曲やっちゃいましょう!」と多田。「あたりまえ体操 恋愛バージョン」も披露してくれるというオマケ付きで、おトク感満載のあたりまえ体操となりました。
ラストは全員参加の「モノボケチャンピオン決定戦!!」へ。これは、司会進行役の善し以外は全員参加でモノボケを行い、そこから勝ち残った数名で決勝を争うという形式で行われました。
モノボケ用の小道具が登場した後は、早いもの勝ちでモノボケを次々と披露。善しがOKを出せばポイントが入り、制限時間内にポイントを稼いだ人が決勝に進めることに。おたまを使ったひので・池田の「頭からおたま~!」みたいな一発ギャグのようなものから、サングラスをかけて日傘をさした横澤夏子が「どうも~、海外から帰ってきた女で~す」と言う、シチュエーションで笑わせるものなど、次から次へとモノボケが飛び出します。善しの「OK!」は判断基準が優しく(?)、ほぼすべてを「OK!」と受け入れていました。
決勝ではお客さんの持ち物を借りてのモノボケ対決が行われ、出演者が客席に降り立ち、いろんなお客さんの持ち物を次々と借りていきます。そんな中行われたモノボケ対決を見事制したのはCOWCOW・多田! 持ち物を貸してくれたお客さんには持ち物を返す際にちょっとしたクリスマスプレゼントも手渡されます。
最後に出演者全員とお客さんで記念撮影を行い、イベントは終了。来場してくださったみなさんにとって、素敵なクリスマスイブイブの思い出になったのでは?と思える、笑えて、そして心温まるイベントとなりました。
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