『KAMIWAZA』初代優勝者は日本人ダンサーの蛯名健一さんに決定!
本日1月8日(日)、『KAMIWAZA~神芸2012』(ABC・テレビ朝日系)が開催され、日本人パフォーマーの蛯名健一さんが“初代神芸”の座に輝きました。
国内エントリー枠から選ばれた蛯名さんは、世界中から選抜されたパフォーマー9組がパフォーマンスを披露した後、トリで登場。
NY・アポロシアターで史上初&日本人初の2冠グランドチャンピオンとなるなど、その確かな実力を発揮し、本番ではブレイクダンス、ヒップホップ、パントマイムを融合させた斬新なダンスパフォーマンスを披露しました。
結果は、総合点116.9点で優勝。ゼネラルマネージャーのビートたけしさんも「見事なダンスでした」と絶賛していました。
生放送後の囲み会見には、蛯名さんに加え司会を務めた今田耕司とビートたけしさんも出席。蛯名さんは、世界一のパフォーマーに選ばれたことについて「僕なんかでよかったんだろうかっていう気持ちもあるんですが、本当にうれしいです」と、喜びを語りました。
大会を振り返り、ビートたけしさんは「レベルが高いなと思いましたね。昔、俺らが出てた寄席のジャグリングなんか話にならない(笑)。手品も普通じゃダメだし、踊りも蛯名さんみたいにとんでもないことしないとダメだしさ。すごく楽しんだ。時間が経つのが速かった。いいですね、こういうのは」と総評を。
また、今田耕司は「第一回目にふさわしい優勝者やったんで、これから世界中のパフォーマーが日本の『KAMIWAZA』に出ることを目標とするような番組になればいいなと思います。『M-1』が日本一の漫才師だったのが、今回は世界一のパフォーマーっていうことですから、スケール感もアップしたんじゃないかなと。第一回は大成功だったと思うので、今後に期待したいです」と、感想を述べました。
そんな中、合間に登場した“HARANISHIMO”についてたけしさんが「痛々しかったね(笑)」と笑いを誘うと、蛯名さんは「『先にやられた!』と思いましたね。どっかに隠れてようかと思いました(笑)」と、ネタが被って慌てたことを告白。今田から「やってることが全然違いますから!」とツッコまれていました。
そんな蛯名さんは、賞金の1000万円の使い道について「優勝は予想してなかったので考えてなかったんですが、娘のため、家族のためと、NYのブロードウェイのように日本にパフォーミングアーティストがもっとよく活躍できる場を作りたい」とコメント。
さらに、今後については「自分がパフォーマンスできるうちは、いろんな人を楽しませたいなと。もっと一般の人に認識してもらえるように、気軽に映画を見に行くような感覚で、舞台やパフォーミングアートを見に行けるように協力したいです。将来的には、演出の方に進んでいければ」と、目標を語っていました。