よしもとニュースセンター

深夜アニメを中心としたキャラモノマネでコアなファン達の心をくすぐり、大阪なんばの劇場「5upよしもと」で活躍中の若手ピン芸人・がっき～こと稲垣昌秋。

独自の路線を開拓する芸人・がっき～が、大阪ポップカルチャーの聖地・日本橋をバックグラウンドに、ニコニコ動画内にて冠番組『がっき～のざわざわパラダイス』を配信いたします。

出演者は、サバンナ・八木を師と仰ぎ、ギャグ道を貫く『やまだひろあき』、若手女性芸人で結成されたパフォーマンスグループ『ざわざわエンジェル』、そして、謎のライバル『アキラ軍団」と共に「ざわざわ…」した笑いを追求する新感覚お笑いバラエティ番組です。

第５回目の放送は、本日4月18日(水)22時から生放送でお送りします。
一度観たらクセになる『がっき～のざわざわパラダイス』
是非、ご覧ください！

▼ニコニコ動画
番組ページ：http://live.nicovideo.jp/watch/lv88273538
ニコニコ動画(原宿)：http://www.nicovideo.jp/
よしよし動画(仮)：http://ch.nicovideo.jp/channel/ch71

※視聴にはニコニコ動画会員登録(無料)が必要です。

▼Twitter
『ざわざわパラダイス』番組アカウント
http://twitter.com/zawa_gacky
『がっき～』個人アカウント
http://twitter.com/1nagak1

▼ラフブロ
がっき～の「圧倒的ブログ…!!」
http://zawazawainagaki.laff.jp/
劇団アニメ座
http://animeza.laff.jp/

4月19日・26日、KYORAKUオフィシャルサイトで『ノブコブ&ゼブラ天使のキュイン×2バラエティ』SKE48小野晴香卒業スペシャルが配信されます。

『史上最強のぱちんこバラエティ』を目指すキュイン×2バラエティ。
“ぱちんこ好きはもちろん、そうでない人も楽しめる！”をモットーに毎週木曜絶賛配信中です。アーカイブもお楽しみいただけます。

そして、19日・26日の配信は、はーちゃんこと小野晴香が、SKE48の派生ユニット『ゼブラ天使』として最後の出演となった“お食事会”の様子も配信されます。
卒業ということで(!?)、平成ノブシコブシが禁断の恋愛トークに踏み込みます！
さらに卒業のマル秘トークも暴露！触発されたSKEメンバー高田、出口も胸中告白!?
卒業するはーちゃんに、ノブコブからのマル秘サプライズもあるかも!?
ゼブラファン、SKEファン、ノブコブファンはお見逃しなく！


▼ノブコブ＆ゼブラ天使のキュイン×2 バラエティ
http://www.kyoraku.co.jp/surprisech/

4月16日、『吉本百年物語』4月公演「大将と御寮ンさん・二人の夢」に初の日替わりゲストとして野球解説者の川藤幸三さんが登場しました！　“川藤うどん”の大将役として約5分の出番を自然な演技で務め上げた川藤さん。劇中では、川藤さんのモノマネを得意とするランディーズ・中川貴志との絡みもあり、会場の笑いを誘っていました。

そして川藤さんに、第1回目のゲストとして舞台を終えられたご感想をお伺いしました。

川藤幸三「（初のゲストが）ワシでええんかいな！？　でも、お話をいただいてありがたいと素直に喜んでいます。ただ、大事な舞台の邪魔をしたんじゃないかなと思うのは本心です。ましてや舞台は初めての経験で、何をしていいかもわからんし…。“アドリブで”と言われて。かといって決められた台詞の通りにやれといわれてもできませんしね、私の場合は。あれが精一杯の姿です(笑)」

なお、川藤さんは、なんばグランド花月のご出演も初めて、お芝居そのもののご出演も初めてだったそうです。そんな中での“ぶっつけ本番”。初舞台のプレッシャーは、現役時代のプレッシャーと比べていかがでしたか？との質問には…

川藤「それと一緒にすなよ(笑)。いやいや、何でもそうやけど、緊張しなかったらだめですよ。だから素直に緊張しました。ただ、何をしてええかはわかりませんでした。打席も初めはそんなもんやったと思います」

とはいえ、ランディーズ・中川との絡みで大いに沸かせた川藤さん。改めて中川のモノマネについて聞いてみると、「あいつはほんま、何年ワシの真似してんのやろう。似とらへんって言うとるのに。もうええかげん、やめや～言うとるのに(笑)」とのことでした。

最後に、『吉本百年物語り』と今年の阪神タイガースの盛り上がりについて、どのような見解をお持ちかお伺いしました。

川藤「このお芝居も始まったばっかりで、これから１ヶ月間、どう盛り上げていくか。ファンの皆さんに“吉本興業の物語を観たい”と思っていただけるよう、演者の皆さんには盛り上げてもらいたいですね。それは阪神タイガースも一緒じゃないかな。選手が常にいいゲームをやることによってお客さんも入りますので、そういうことは一緒じゃないかなと思います」

『吉本百年物語4月公演「大将と御寮ンさん・二人の夢」は、5月6日(日)までなんばグランド花月で上演中！日替わりゲストも続々決定、こちらもお楽しみに！

【日替わりゲスト】
4月18日(水)　月亭八光
5月2日(水)銀シャリ
5月3日(木)たむらけんじ

『吉本百年物語』4月公演「大将と御寮ンさん・二人の夢」
4月18日(水)～5月6日(日)
月～土19:00 日16:00
※4/21(土)、25(水)、5/1(火)、5(土)休演｡

なんばグランド花月

1階指定席-7500円　2階指定席-6000円

[劇作･脚本]長川千佳子

[演出]湊裕美子

[出演]国仲涼子/陣内智則/神野美伽/鎌苅健太/河内家菊水丸/国木田かっぱ/いま寛大/青野敏行/桂あやめ/笑福亭仁智/テント/笑福亭扇平/中川貴志/高井俊彦/福島善成/熊谷岳大/ガリガリガリクソン/川口清行/中須智一/石橋尊久/硲陽平/森田まりこ

※未就学児童は入場不可｡大人･子供ともに一律料金｡
[問]チケットよしもとお問合せ専用ダイヤル[TEL]0570-036-912

【陣内智則】【河内家菊水丸】【青野敏行】【桂あやめ】【笑福亭仁智】【テント】【笑福亭扇平】【中川貴志】【高井俊彦】【福島善成】【熊谷岳大】【ガリガリガリクソン】【川口清行】【中須智一】【石橋尊久】【硲陽平】【森田まりこ】

４月17日（火）、吉本興業株式会社東京本部にて宮崎県“住みます”芸人・ちきんなんばんの『青島「渚の交番」海幸彦・山幸彦宣伝ノ命（ミコト）』任命式が開催されました。

47都道府県に移り住む「地元に住みます芸人」と各県に配属されたエリア社員が地域で活動を行う『あなたの街に“住みます”プロジェクト』。昨年より宮崎県“住みます”芸人として、さまざまな活動を行って来たちきんなんばんですが、このたび『青島「渚の交番」海幸彦・山幸彦宣伝ノ命（ミコト）』に任命。４月18日（火）から９月30日（日）までの期間、青島にある「渚の交番」を拠点として、宮崎県のPR活動を行うこととなりました。

「渚の交番」とは、日本財団による海とつながる地域全体が安全で元気になることを目指した活動拠点のこと。ちきんなんばんは青島海水浴場にある「渚の交番」をベースとし、古事記編さん1300年の節目となる今年、青島を舞台とした神話の登場人物である海幸彦、山幸彦の姿に扮し、この地に伝わる神話をさまざまな方法で伝えていきます。こちらは、今年２〜３月、人力車をひきながら宮崎県のPRを頑張っていたちきんなんばんの姿を見た街の人々から「一緒にコラボレーションしてみたい」という要望を受けて実現したそうです。
同式には、戸敷正宮崎市長、吉野伊佐男弊社代表取締役会長、松沢しげふみ、宮崎市観光イメージキャラクターのミッシちゃんも出席しました。

これまでも宮崎で活動して来たちきんなんばん。「神様の格好をしてるんですけど、僕は痩せているので街の人からは“死神！”ってよくいじられています。地元の方には仲よくしていただいて、僕らのために漬け物を漬けてくれていたり」（佐藤）「漁師の方が獲った魚をくれたり……愛されていると思います」（戸波）と、街の方々との触れ合いを楽しんでいる様子です。

今回、ちきんなんばんの応援に駆けつけたのは、宮川大輔。戸敷市長の格好を見て、「うわっ！　なんて格好されているんですか！」と驚く宮川を、「市長ですよ！」と２人は大慌てでたしなめます。

この会見に出席するにあたり、マネージャーから「ちきんなんばんを知ってますか？」と訊かれた宮川。宮崎の名物“チキン南蛮”のことを言っていると思い、「知ってるよと答えました。僕、チキン南蛮が大好きやし、チキン南蛮大使にでも呼ばれたかと思ってたのに……ちきんなんばんって君らか。誰やねん！」と笑いながら食ってかかります。

宮川がなぜ本日の会見にやってきたのか？　それは、４月22日（日）18時から延岡総合文化センターにてケンドーコバヤシとのトークライブ『あんぎゃー』が開催されるため。「まさか告知ですか？」（戸波）「僕らを応援してください！」（佐藤）と２人に指摘された宮川は「告知やないよ！」と言いつつ、ガッツリとイベントの宣伝をしていました。
そんな宮川から「宮崎のいいところを教えて」と言われた２人。「延岡はチキン南蛮発祥の地。日本で最初にチキン南蛮を出したお店があるんですよ」（佐藤）「そのお店はタルタルソースがかかっていないんですよ」（戸波）という２人のプレゼンに、「タルタルのかかってないチキン南蛮か。甘酢も好きやけど、それ美味しいの？　食べてみたいわ〜」と興味津々です。

「そんなことより青島です！」（戸波）
「青島はいろんな神話が残っているところなんです。１月には裸参りというお祭りがありまして」（佐藤）
「男はふんどし、女の人は襦袢を付けて、海に入るんです」（戸波）
「で、海からあがったら熱湯をかけられる……すごく盛り上がりますよ！」（佐藤）
青島のよさを一生懸命アピールする２人に、「うわぁ、ぜひ行かせていただきたい」と宮川。報道陣から「宮川さんも来て、３人でお祭りに参加して欲しい！」と声がかかると、かけられる熱湯の量を気にしながらも「面白そうですよね」とコメント。再度、報道陣より「それは、いいお返事が取れたということですよね？」と念を押されると、「行かせていただきます」と答えていました。

戸敷市長からマンゴーをいただき、「やった！　今日来てよかった！」と満面の笑みを浮かべる宮川。

市長より巻物の任命状を受け取った２人は「人生で初めて巻物をもらったので嬉しい。青島の魅力を全国に、いや世界に伝えていけるように頑張ります！」（戸波）「僕は精神的に弱いんですけど、“宣伝ノ命”という名前に押しつぶされないように頑張ります」（佐藤）と意気込み、渾身のギャグを披露しました。

報道陣から「ちきんなんばんの応援には行きますか？」と訊ねられた宮川は「行かないです！」とキッパリ。「こんな立派な会見まで開いてもらって……そんなんはもちろん、巻物も僕はもらったことない。僕は20年間一人で頑張って来たんやから、自分らで頑張りぃや！」と先輩らしく厳しくも温かいエールをおくりました。


●あなたの街に“住みます”プロジェクト
公式サイト：http://www.yoshimoto.co.jp/sumimasukoubo/

●YNN（よしもとネタネットワーク）
http://www.ynn47.jp/

●芸人顔検索
ちきんなんばん
http://search.yoshimoto.co.jp/#/s/s=w=1397

宮川大輔
http://search.yoshimoto.co.jp/#/r/s=w=2318/r=6897

【ちきんなんばん】【宮川大輔】

昨年４月よりスタートした『あなたの街に“住みます”プロジェクト』の２代目「北海道“住みます”芸人」に決定したハローケイスケ。４月17日（火）、吉本興業株式会社東京本部にて、網走市観光協会の臨時職員就任会見を行いました。

同プロジェクトでは、47都道府県に住む「地方に“住みます”芸人」と各県１人ずつ配属されたエリア担当社員が各地域にてさまざまな活動を行っています。
昨年５月よりクマップが活動してきた「北海道“住みます”芸人」ですが、このたび芸歴18年のハローケイスケが２代目に就任。着任早々から１年間、網走市観光協会臨時職員になることが決まりました。

会見には先輩の門出を祝うべく、応援に駆けつけた北海道出身の平成ノブシコブシ。そのほか、水谷洋一網走市長、吉野伊佐男弊社代表取締役会長、松沢しげふみも出席しました。

出て来て早々、吉村は「ケイスケ大先輩が北海道へ行くということですけど、今日が最後の晴れ舞台になるんじゃないか……」と不安な表情を浮かべます。「ケイスケさんとの思い出といえば、３～４年前、新宿の大久保公園でお芝居をやった時、吉本芸人なのに中へ入れてもらえなくてフェンスの外から見ていたのが印象的。そんなケイスケさんが北海道へ行くとは……感極まっています」とコメント。彼とはかなり親交があったという徳井は「ルミネにいたら、急に“バット振ってみて”と言われた。振ったら、“明日からチームココアの仲間入りだ”と言われて、草野球チームに入らされてユニフォームに“おっぱい”と書かれた」との思い出を披露しました。

ここで、主役のハローケイスケが登場。
「行きますよ～、セイ！　ハロー！」というポーズを取るも、ノブコブの２人すら付いていけず。

「フラッシュをこんなにたかれることはない」と緊張するハローケイスケは、吉村の“今日が最後の晴れ舞台”という言葉に対して「この記者会見で終わらないように頑張ります」と気合い十分です。

「せっかくだから、アンケートを取ったら？　あんた、それしかネタないでしょ？」と吉村に振られ、お馴染みにアンケートを披露したハローケイスケ。
「ハローケイスケが住みます芸人になると聞いて、期待より不安のほうが大きい……（場内、無反応）……特にない……（場内、無反応」）」（ハローケイスケ）。微妙な空気を払拭するように、吉村は「ケイスケさん、大丈夫ですか！」と声を荒げます。

続く、「ハローケイスケが網走にいるので、行こうと思っている」という問いかけには、吉野代表取締役会長が挙手。「その際はさしで飲みましょう！」と嬉々としたハローケイスケでしたが、「網走と漢字で書ける」という問いかけには、またも反応はゼロ。
静まるなか、「僕、“網走り”と送り仮名をつけちゃいました」とつぶやく彼に、徳井が「どうしたんですか。昔はもっと面白かった。歯切れも良かったし、大喜利も面白かったのに……。ちょっと本気出してくださいよ！」と一喝。吉村も「どうします？　もう１回選び直しますか？」と水谷市長へ投げかけながら、「サングラスがあってよかったですね。（その下は）泣いてるんでしょう？」とため息まじりです。当の本人は「泣いてるし、（目も）泳いでいる」と答えながらも、「声をかけていただいたからには頑張って来ます。知り合いは誰もいませんが、観光協会の方々とお仕事をするのが救い。ぜひよろしくお願いいたします！」と張り切りました。

就任の意気込みギャグを披露したハローケイスケ。「Ａ・Ｂ・Ａ（お尻を突き出し）プリン！」としたものの、ノブコブを始めとした全員が困惑気味。そんな彼に、徳井が「結婚したら？　今年でいくつですか？　42歳!?　北海道でお嫁さんを捜してきたらいいじゃないですか」と提案します。水谷市長もニッコリしながら頷いていましたが……果たしてハローケイスケのお嫁さん探しはうまくいくのでしょうか？　そちらの行方も見守りたいところです。

北海道出身ということで、様々なアドバイスをおくる平成ノブシコブシ。「地元の人と仲よくなるには、地元のものを食べるのが一番。僕も海外ロケで現地の人と仲よくなるにはそうしています」という徳井に、「水と食材には期待しています。（北海道の食材で）若返って帰って来ようと思います！」と網走での暮らしを楽しみにしている様子のハローケイスケ。

ただ、吉村曰く「北海道は街頭インタビューで一番、反応が返って来ないところ」だそう。「返りのない地域だから、画期的なアンケートを考えないと厳しいかも」と助言します。

「あと、熊！　必ず出ますから」と徳井。「え？　街には熊出ないんでしょう？」と驚くハローケイスケに、「昨日も出ました」と市長が続けます。徳井曰く、熊の撃退法としては鈴を持ち歩くのがいいんだそう。吉村も「熊に遭遇したら背中を見せないで、ゆっくり後ずさりしてください。あと、トドは散弾銃を跳ね返しますから、ライフルで一発でしとめてください」と忠告します。
「え？　さすがにトドは出ないでしょ？」とさらに驚くハローケイスケに、吉村が「出ますよ！」と言えば、水谷市長も大きく頷きます。吉村が「余市に親戚が住んでるけど、家に帰ったら冷蔵庫を開けてファンタ飲んでたんですから、熊が!!!」と力説すると、「CMみたい！」と驚嘆の声を挙げていました。

水谷市長より、職員任命辞令が手渡されたハローケイスケは明日４月18日（水）より網走市へ引っ越しし、１年間通じて網走市観光協会の臨時職員として勤務しながら同市の魅力を発信。網走市が保有する観光農園「大曲湖畔園地」、「あばしりオホーツク流氷まつり」などで活動を行なう予定となっています。今後の活躍にぜひとも注目ください！

●あなたの街に“住みます”プロジェクト
公式サイト：http://www.yoshimoto.co.jp/sumimasukoubo/

●YNN（よしもとネタネットワーク）
http://www.ynn47.jp/

●芸人顔検索
ハローケイスケ
http://search.yoshimoto.co.jp/#/r/s=w=1849/r=687

平成ノブシコブシ
http://search.yoshimoto.co.jp/#/r/s=w=2096/r=419

【ハローケイスケ】【平成ノブシコブシ】

吉本興業創業100周年特別公演では、毎日、日替わりでさまざまなスタ―の方々にゲストでご登場いただき、「唄って笑って100周年」と題したスペシャルステージを行っています。その9日目となる4月16日（月）、曙太郎さんが、なんばグランド花月に初登場！　鮮やかなグリーンの着物を身にまとい、観客を賑わせました。

大喜利ならぬ「太喜利」と題されたステージに、司会のランディーズ・高井の呼び込みにより、、シンクタンク・タンク、吉本新喜劇でお馴染みの烏川耕一と、酒井藍が登場。演目名の通り、「太い」タレントが舞台に上がる格好となり、最後に曙太郎さんが最後に登場すると客席が大いに沸きあがりました。

「リニューアルされた、なんばグランド花月の舞台に立った感想は？」との質問に「貴乃花親方の次に呼んで頂いて有難うございます」と曙さんが答え、劇場全体が和やかな雰囲気に。

そのまま演者を立たせた状態で、司会の高井が演目内容の説明に入ろうとすると、曙さんから「座っていいですか？」とリクエストが。舞台の高座上に並べられた赤い座布団に正座すると思いきや、足を伸ばして高座に腰かけた4人の姿がまるで茶店の様に見え、劇場は爆笑の渦に巻き込まれました。

司会の高井から正座をするよう促されるも「正座が出来ないから力士を引退した」との曙さんの答えに会場は爆笑。続いて酒井藍も負けじと「正座が出来ないから恋を諦めた」とボケると、烏川耕一から「抱いてやれ」と無茶振りをされて困惑する高井の様子に、曙さんも笑みを浮かべていました。

その後、あいうえお作文のお題を、出演者人数分の4文字で決めるやり取りが取り交わされました。その際、高井からの「4文字の好きな食べ物は何ですか」との質問に「おひたし」と意外性のある答えを返した曙さんですが、隣に座るシンクタンク・タンクに「おひたしって何？」と耳打ちした事をバラされてしまいました。その時の元横綱らしからぬ少し恥ずかしげな様子に、客席は大きな笑い声で埋め尽くされました。

曙さんはその後もMC高井へのボヤきをシンクタンク・タンクに公表されてしまい、高井からハリセンの制裁を下されてしまいました。

ハリセンで2～3回叩かれた直後に、曙さんがムクっと立ち上がりＭＣ高井をツッパリ倒すというボケをされ、その元力士らしい姿に客席も満足気な様子でした。

これからも、様々な豪華ゲストを招いて贈る『唄って笑って100周年』。めったに見れない貴重な顔合わせも続々実現予定です。どうぞお見逃しなく！

　4月14日（土）、5upよしもとでダイアンソロライブ「ダイちゃんライブ～vol.ダイちゃん～」が開催されました。昨年9月以来、約7カ月に開催された単独ライブ。今回は、関西若手芸人のホームグラウンド、5upよしもとで初開催。ダイアンが、5upよしもとの舞台に立つのは滅多にないということで、オープニングの漫才の際も、西澤が「天井がすごい高い！」と驚いていました。

　ブリッジVTRは「なでしこダイちゃん」。今年一発目の単独ライブなので、より結束を強めたいという西澤が“ザワ”に変装し、津田と協力して奇跡のヘディングシュートを決めたい、というもの。見ているうちに西澤扮する“ザワ”が本当に澤選手に見えてくるから不思議です。ヘディングシュートは果たして成功するのでしょうか……？

　続いては、トークコーナー「お花見ダイちゃん」。桜の木の書き割りをめくると、トークテーマが書かれています。まずひとつ目のテーマは、「最近、腹が立ったこと」。津田は、妻のおばあちゃんを「すごい夜更かし。夜中の3時でも、耳が悪いからと大音量でテレビを見ている」などとグチッていました。一方西澤は、Twitter について腹が立っている様子。本人はTwitter をやっていないそうなのですが、以前、ある飲食店に訪れたとき、店員にそのことをつぶやかれたことがあるそうで、「それ何なん？　どういうつぶやきなん？」と納得いかない様子。さらに、友人のミサイルマン・岩部が、西澤とご飯へ行くと、すぐにつぶやく傾向があるようで、行動をいちいちつぶやかれることに嫌気が差した西澤は「やめてくれ」とお願いしたことがあるとか。
　続いてのトークテーマは、客席から募集。「津田さんが、『高校に落ちてる』って言うけど、どこの高校ですか？」という質問が飛び、津田はたちまち曇った顔に。「よく笑い話にするけど、すごい悲しかったから!!」と当時を思い出し、悲しそうな表情を浮かべていました。どうやら古傷をえぐってしまったようで……。中学校の同級生だった西澤は、当時のことをよく覚えており、中学時代の津田の素行を暴露していました。
　ほか、『アメトーーク!』の「東京に出ていきたいけど…芸人」に出演した際のエピソードや、津田の楽屋での過ごし方について西澤が注文を付けるなど、もりだくさんのトークとなりました。

　2本目の漫才とブリッジVTRが終わったあとは、清水けんじ、藤崎マーケット、GAG少年楽団をゲストに呼んでのクイズコーナー。近ごろ5upの若手が、ダイアンを、とくに西澤をすごい意識しているとのことで、「憧れの西澤クイズ」が行われることに。しかし清水をはじめ、若手2組も「一切、ない!!」と否定。西澤と津田は藤崎マーケットの「ラララライ」を「ダイアンやん!!」と譲らず、さらにGAG少年楽団は「西澤だらけやん！」と指摘。清水が「一切憧れてない！　第一、職場が全然違うやん！（僕は）新喜劇！　憧れてるのは内場勝則！　こんなイジられ方、17年やってきて初めてや」と訴えたものの、「憧れの西澤クイズ」はスタート。

　「西澤が今、悩んでいることは？」、「西澤がアイロンに電源を入れてから、何秒触っていられるか」、「西澤が一番好きな『あるある』は何でしょう？」と、次々と難問が繰り出され、誰も正解できないまま、最終問題に。

　小学生時代の西澤の写真が映し出され、「西澤は、何をしているでしょう？」。ここで、「アイススケート」と回答したGAG少年楽団が正解するというミラクルを起こし、福井が代表して豪華賞品「西澤という存在を近くで感じることができる」を受け取りました。

　そしてブリッジVTR「なでしこダイちゃん」もいよいよ大詰め。ヘディングシュートを打ちまくり、頭痛を訴える西澤だが容赦なくパスを出す津田。そしてついに、見事なヘディングシュートをゴールに突き刺したのでした。
　約1時間半のソロライブのシメは、やっぱり漫才で。トークにクイズに漫才と、ダイアンワールドにどっぷり浸れたひとときでした。

【ダイアン】【清水けんじ】【藤崎マーケット】【GAG少年楽団】

ケータイサイト「ケータイよしもと」の目玉企画「月刊」シリーズにジャングルポケットが登場しました。
333トリオさんやパワー☆プリンなどのレギュラー番組でも、個性的なキャラクターで注目を浴びている若手実力派トリオ・ジャングルポケットを1ヵ月間限定で特集します。

内容は、今の心境や芸人仲間について赤裸々に語ったロングインタビューや、プライベートにも踏み込んだ一問一答などが更新されていきます。
さらに、撮りおろしの待受け画像や着ボイスも登場します。
4/15～5/15までの1ヵ月間、ジャングルポケットをお楽しみください！！

また、「吉本興業アプリforAndroid」でも、月刊ジャングルポケットパーフェクトプロフィールとロングインタビュー第1回が閲覧可能です。是非、吉本興業アプリをダウンロードしてお楽しみください！

▼ケータイよしもと「月刊ジャングルポケット」(携帯電話のみアクセス可能）http://fdgm.jp/u/tokusyuu/gekkanjunglepocket/gekkanjunglepocket_top.html

▼吉本興業アプリforAndroid
http://appli.laff.jp/news/2012/03/forandroid-6f71.html


★コメントも到着！

YouTube: 「月刊ジャングルポケット」配信中！！

４月14日（土）、東京・北沢タウンホールにてジャルジャルトークライブ『ジャルジャルジャン！』が開催されました。

まずは、コントからスタートしたこちらのイベント。その後、あるPVが流されます。それは、S.R.Sさんの４月18日（水）にリリースされるニューシングル「ハイヤーグラウンド」のもの。以前、トークライブにボーカル・山口卓也さんがゲストとして出演してくれたことをきっかけに、ジャルジャルのPV出演が決定。この日、S.R.Sさんの公式サイトよりも早く、『ジャルジャルジャン！』にて本邦初公開されたわけです。

完成したPVを初めて観た２人は、「正直、ここまで俺らが割り込んでいいのか……」（福徳）「６対４くらいで、俺らが出てるもんな」（後藤）と恐縮しきり。福徳が「S.R.Sさんのファンの人が観たら、どうなんやろう」と言えば、「そうやな。ギターなんか弾けもせんのに、２人で弾くふりして……」と後藤。後藤は、慣れない弦を爪の内側に引っ掛けてしまったという情けないエピソードも話していました。

久しぶりのトークライブですが、会場である北沢タウンホールを“下北沢タウンホール”と勘違いしていたという２人。名前や名称を間違えるのは失礼だという話から、ジャルジャルの発音を変えてみたり、後藤という呼び方を変えてみたりといった２人の言葉遊びが始まります。
最終的には、後藤が福徳のことを「Ｓ」と呼び出す始末。あまりに自由な流れながら、彼らのコントができあがっていく過程を見ているような展開に、会場からは大きな笑い声が起こりました。

コンビ結成10年目に突入し、金髪にイメージチェンジをした２人。周囲の反応は賛否両論だそうですが、福徳の家族はおおむね賛成だそう。一方、後藤は年配の方に「黒髪のほうがよかった」と言われることが多いようです。
さらに、後藤は「月に１回染めなあかんのがなぁ……大変！」と頭を抱えます。脱色10分後、カラーリングをするそうで、「熱を当てるのがとにかく痛い。あっつーってなる！」と顔をしかめると、「あんなん続けてたら、ハゲへんはずはない」と福徳も同意していました。

最近、歯医者へ通院しているという後藤は昔からあまり歯を磨かないらしく、虫歯だらけ。ですが、福徳から「仕事の前も磨かん。そりゃあ虫歯になるわ！」と指摘されても、「うん。夜しか磨かんもん」と堂々と返答します。
「えっ、朝磨かんの？　自信あるん？　いや、臭くはないけど、磨かんと失礼やなって普通は思うやん」と驚かれても、「全然！」と平然とした様子。「朝も磨いたほうがいい」としつこく説得し続ける福徳でしたが、後藤は「いやいや。28年間、朝磨く習慣がないから、生活リズムを変えたら風邪引くわ」と訳のわからない持論を展開し、福徳の提案を一蹴していました。

さて、こちらのトークライブでは、毎回、２人による対戦企画を行われています。今回はイベント開始直後からイベント終了時までに、体温の上昇が高いほうが勝ちというもの。負けたほうには、何かしらの罰ゲームが課せられます。
早速、意気揚々と体温を計る後藤でしたが、体温計に表示された数字を見て、「えっ、微熱やん」と絶句。体温計が示していた温度は、37.３℃。先ほどの歯を磨かないエピソードにかけて、福徳が「お前、もう風邪引いてるやん」と茶化しますが、そんな福徳も37℃。不安そうな表情を浮かべる後藤でしたが、福徳から「ほら、舞台の上ってライト当たってるから熱くなるやん」と言われ、ホッとしたようでした。

観客の質問に答える「アンケートトークジャン！」では、３つの質問に答えたジャルジャル。
「最近、一番幸せを感じた出来事は？」という質問に、福徳は「とある蕎麦屋に入った時、750円を蕎麦を食べて1000円出したらおつりを300円もらった。『50円多いですよ』って言うたら、『２〜３年前も来てくれたやろ？　その時、50円多くもらってしまった。ずっと気になっててん。あぁ、スッキリした』って言われた。ずっと気にしてくれてたんやっていうのが嬉しかった」と返答。あまりのステキなエピソードに、客席からも歓声があがります。
一方、後藤は「出来事やないけど……」と前置きしながら、「目覚まし時計かけんでなんぼでも寝られるっていう日の前夜。嬉しすぎて仕方がない！」と満面の笑みで答えます。とにかく寝るのが大好きだという後藤に対し、福徳は「わからへん。無駄に時間が過ぎていくだけやん」と理解できない様子。毎日、夢を全く見ないほど熟睡しているという後藤の夢は、バルーンに顔までをも埋めて眠ることだそうです。

最後のコーナーは「お悩みフレンドパークジャン！」。観客の事前アンケートに書かれたお悩みをゲームで稼いだ時間だけ解決できるもので、この日は３人のお悩み解決に挑戦しました。
解決に費やす時間を稼ぐため、３つのゲームに挑戦したジャルジャル。トイレットペーパーの上で手足を話して何分耐えられるかというゲームでは、２人に促された男性のお客さんも参戦。ですが、一番少ない秒数を出してしまうという芸人顔負けなオチで会場を湧かせます。

また、柔道家に１本を取られるまでの時間を稼ぐゲームに挑戦したのは、福徳。腰を落としてふんばるという技でなんとか耐えながら、37秒を獲得しました。

最後はマシュマロキャッチ。１人が客席から投げたマシュマロを、舞台に立つもう１人が口でキャッチできたら成功。１列下がるごとに、列数の10倍の秒数が加算されるというゲームでしたが、「マシュマロはアメリカで食べ慣れてたやろ」ということで帰国子女である福徳がキャッチすることに。
床を触れた手でマシュマロをギュッと握りつぶしたり、自分の鼻の頭にこすりつけるなど、福徳が嫌がることを平気でやってのける後藤。途中で「キャッチするのやらん？」と交代を促されるも、「ええわ！」とそでにします。その後、お客さんから「やって〜！」という声も挙がりましたが、笑顔で「ええわ！」と拒否し続ける後藤。このやりとりも、２人にかかればコントのようになるから不思議です。結果、見事なコンビネーションで、120秒を獲得。
お客さんとのコミュニケーションの多いコーナーとなったため、後藤も「触れ合いがあってよかった！」と嬉しそうでした。

ここでジャルジャルより重大発表が！
昨年12月の『10年目マニフェスト発表会見』で公表された初の全国ツアー『ジャルっ10（てん）じゃねぇよ！』の開催がついに決定したのです！　開催場所は10年目にちなみ、７月１日（日）札幌・共済ホールを皮切りに全国10ヵ所となります。
その全会場で、本日の対戦企画で負けたほうが罰ゲームを行うことに。対象となったのは37.５℃と、0.5℃しか体温が上昇しなかった福徳（ちなみに後藤は38.３℃と、さらに１℃上昇していました）。
「10ヵ所か……キツいな」と顔をしかめる福徳に、「（顔のかたちが）四角で（頭の後ろは）絶壁やから、立方体やったら？」とアドバイスする後藤。罰ゲームの詳細については、ジャルジャルの公式サイトもしくはFacebookにて発表されるそうです。
リニューアルされた公式サイトでは、「ジャルジャルのショボショボ動画」が毎日更新されているほか、Facebookではスタッフが毎日更新中。「毎日色々と変わっているので、ぜひチェックしてください」（後藤）とアピールも忘れませんでした。

初の全国ツアー『ジャルっ10（てん）じゃねぇよ！』のチケット一般発売は、５月１日（火）から。ぜひともふるってご参加ください！

●ジャルジャルからのコメント
――10年目のツアーに向けての意気込みは？
福徳「10年目になるまで、全国ツアーはやらないと決めていました。タイトルにも“10（てん）”がかかっている念願のツアーです」
後藤「金髪だけに、キンキラキンのツアーにしたいです」
――これまでの10年間を振り返ってみていかがですか？
福徳「体感では、３年くらいです」
後藤「デビュー当時は10年目に金髪にするとは思いませんでした」
――S.R.SさんのPVに出演してみての感想は？
福徳「いいPVができあがりました。S.R.Sはめちゃくちゃ音楽が好きです。そんな純粋なS.R.SのPVに出て、僕らも改めてお笑いが好きになりました」
後藤「これからもS.R.SのPVに出続けます」

●全国ツアー情報
『ジャルっ10（てん）じゃねぇよ！』
【開催日時　場所】
７／１（日）　［北海道・札幌］共済ホール 開場16:30／開演17:00

７／５（木）　［宮城・仙台］エルパーク仙台　開場18:30／開演19:00

７／６（金）　［石川・金沢］アートホール　開場18:30／開演19:00

７／７（土）　［東京］ルミネtheよしもと　開場18:30／開演19:00

７／14（土）　［愛知・名古屋］デザインホール　開場18:30／開演19:00

７／20（金）　［大阪］5upよしもと　開場18:30／開演19:00

７／21（土）　［広島］YMCAホール　開場17:30／開演18:00

７／22（日）　［愛媛・松山］EBCビビット　開場17:30／開演18:00

７／28（土）　［福岡］スカラエスパシオホール　開場17:30／開演18:00

７／29（日）　［沖縄・那覇］テンブスホール　開場17:30／開演18:00

【出演】
ジャルジャル

【料金】
前売3,000円／当日3,500円

【プレイガイド】

チケットよしもと：0570-041-489

チケットぴあ：0570-02-9999［Pコード 420-199］

チケット先行予約

■チケットよしもと
＜先行＞プレミアムメンバーのみ

受付期間　４／17（火）11:00～４／20（金）11:00

＜二次先行＞プレミアムメンバー＆チケットよしもと登録メンバー

受付期間　４／24(火）11:00～４／27（金）11:00 


■チケットぴあ【プレリザーブ】

受付期間　４／24（火）11:00～４／27（金）11:00

【お問い合せ】
チケットよしもと：0570-036-912

●ジャルジャル公式サイト
http://jarujarujan.laff.jp/

●ジャルジャルFacebook
http://www.facebook.com/jarujarujp

【ジャルジャル】

吉本興業が創業100周年を迎えた2012年4月、その歴史を月替わり12本の芝居で振り返る『吉本百年物語』がスタートします。トップバッターとなる4月公演は、国仲涼子さんと陣内智則、神野美伽さんが主演を務め、吉本興業創始者の吉本吉兵衛・せい夫妻を描く「大将と御寮ンさん・二人の夢」。初日となる4月13日（金）、ついにベールを脱いだ話題の舞台をさっそくレポートします！

通天閣が完成した1912年（明治45年）、芸人道楽が高じて、家業である船場の老舗問屋を倒産させてしまった若夫婦、吉本吉兵衛（陣内）とせい（国仲さん）が、無一文でミナミの外れにある芸人長屋に引っ越してきます。落語や軽口、怪力、女道楽など売れない芸人たちに囲まれ、貧しいながらも明るく暮らし始める二人のもとに、天満の寄席小屋「第二文芸館」が売りに出ているとの噂が。営業権だけで300円という高値に諦めかける吉兵衛に、せいは芸のことは吉兵衛、商売のことは自分が引き受けると提案。高利貸しのお銀（神野さん）に土下座して頼みこみます。最初はすげなく断ろうとするお銀でしたが、勝算はあると説得する二人の“本気”に金を貸すことに。やがて夫婦や芸人らの頑張りで寄席は軌道に乗り始めますが……。

オープニング、賑やかな河内音頭に乗せて、長屋住まいの芸人たちが踊りながら客席通路に登場すると、いきなりのサプライズ演出に大きな歓声が！　ご存じ河内家菊水丸がストーリーテラーとして、歌に乗せて時代背景や登場人物を紹介していきます。毎日が大騒ぎの芸人長屋や、そこに越してきた若夫婦の貧しくも楽しげな暮らしぶり、そして「返してもらうまで地獄まで追いかける！」と言いつつもどこかコミカルなお銀と芸人らのやりとり……。観客たちは、早くも芝居の世界にグイグイと引き込まれています。

まず目を引くのは、個性派揃いの芸人たち。得意の三味線で道楽を披露した桂あやめ、一つしか持ちネタがない落語家を軽妙に演じる笑福亭仁智、さらにはツチノコ芸人との異名を持つテントの役者ぶりや、ほとんどセリフを発さず抜群の存在感を見せるガリガリガリクソンら、かつての芸人長屋に負けず劣らずの濃い顔ぶれが、当時の大阪の下町をイキイキと蘇らせます。

吉兵衛とせいの、おしどり夫婦ぶりは見ていてほほ笑ましいほど。芸事が大好きでちょっぴり頼りない（？）夫を、時にやさしく、時に叱咤して支える妻は、理想の夫婦像といえそうです。まっすぐな情熱で人を引き付けるせいと、酸いも甘いも知り尽くした粋な女・お銀という正反対のふたりが見せる“真剣勝負”と“女の友情”も見どころの一つ。さらに、舞台終盤には吉兵衛が「空を飛ぶ」という前代未聞の演出が！　ワイヤーによる空中飛行は、なんばグランド花月でも初の試みとのこと。天井近くまで舞い上がり、2階席の皆さんの間近を飛んでいくので、これからご覧になる方は、どうぞお楽しみに！

人情味あふれるストーリーに、笑って泣いて、心はほっこり。お馴染みの新喜劇とはまた違う、しっとりとしたエンディングにお客さんも酔いしれて…………と思いきや、最後には再び河内音頭も飛び出すとびきり賑やかなフィナーレで、「吉本らしさ」もしっかりアピールしました。鳴りやまぬ拍手に迎えられ、カーテンコールで再び舞台に戻った出演者たち。陣内は「『陣内！』『国仲！』みたいな掛け声もいただいて、お客さんに支えられて無事に初日を終えられた。こんな素敵なお客さんに来ていただいて、稽古してきた甲斐がありました！」と感無量の表情です。「まだまだ千秋楽までありますが、日々成長していくと思うので、何回も見に来てください！」とアピールしたのは国仲さん。神野さんは「こんなに『くそばばあ』と言われることはないし、普段の生活であんなに全力疾走することもない（笑）。でも、芝居のセリフじゃないけど、本当に真剣に、一生懸命やってるみんなです」と語り、大きな拍手を浴びていました。

最後は「吉本100周年ということで、お客さんへの感謝の気持ちで演じています。これからも吉本興業をよろしくお願いします！　本日はありがとうございました！」と締めくくった陣内。5月6日（日）までの長丁場、これから千秋楽に向け、どう熟成されていくのかにも注目したいところ。ぜひ二度、三度と足を運んで、吉兵衛とせいの物語を楽しんでみてください。