品川ヒロシが先生に! 品川女学院でシナリオの特別授業を開講!!
5月18日(金)、品川ヒロシが品川女学院で特別授業「品川ヒロシとシナリオ学」をスタートさせました。
この特別授業は、映画監督として『漫才ギャング』『ドロップ』を制作した品川ヒロシが、自身の“シナリオ学”について講義しながら「コミュニケーション」と「自己表現」を養うことを目的とするもの。品川女学院の校内で公募された上、抽選で選ばれた42名の生徒(中学3年生~高校2年生)に向け、半年間にわたり50~90分の授業を計7回実施していきます。
そんな品川は授業開始前に、報道陣への会見を校内で行ったのですが「いやもう、すげえ緊張してます!」といつになくドキドキしている様子。そして「たしかに僕が言いだしたことですけど、そもそもはテレビのバラエティ番組の企画として想定していて『高校生を相手に語ったりしたら面白いんじゃない?』くらいな感じだったんですよ。それが、テレビ関係なく、本格的に授業をやることになっちゃって、マジでビビってますよ。先生だなんて俺…中卒なんですけどね(笑)」と、今回の経緯を驚きとともに語ります。とはいえ、いざ授業をすることが決まれば、その構成を考えることに時間を費やしてきたそうで「教えるというより、みんなでシナリオを作り上げていって、ショートムービーを撮れるところまで行けたら面白いですよね」と意欲をにじませました。ただ、そう言った直後に「あんな庄司でも隣にいるだけでありがたいんだなって、いま痛感してます(笑)」とつぶやくあたり、やはり普段とはまったく勝手が違う現場に戸惑っているようです。
そしていよいよ教室へ! 大歓声で迎えられた品川。やや強張りながら「品川です。よろしくお願いします」と挨拶をすると、生徒たちも一斉に「よろしくお願いします!」。
授業がスタートしました。そしてまずは「初めてなので、みなさんに自己紹介がてら意気込みを聞いていきたいと思います」。事前に書いてもらったという、それぞれについてや品川先生についての印象を記したアンケートと突き合わせながら、ひとりひとりを認識していきます。「品川さんの映画を観て、ぜひ参加したいと思い応募しました」「引っ込み思案な自分を変えるべく、頑張っていきたいと思います」などなど、品川は語られる言葉に耳を傾けつつも、要所要所で「僕の印象が『ミキティー!って叫んでる人の相方』って!」とツッコミつつ、場を和ませます。
生徒たちの自己紹介の後は、当初の予定では「第一回だし、僕のヤンキーだったころを振り返りつつ、和やかに行こうかと思ったんです」とのことですが…「せっかくの授業、得るものがないとダメだなと夕べ考えました」といきなりシナリオ講義の本編へ突入! 桃太郎を例に挙げて「この物語を今、映画でやろうとすると弱いんですよね。動機が曖昧だったり、展開自体もわかりきっている。ならば、ハリウッドでやるならどうなるだろう。強い鬼と対等に戦える桃太郎は実は宇宙人で、透明な光り輝くカプセルで地球にやってくる。それが川から流れてくると桃に見えて…」と具体的に説明。生徒たちからは思わず「おお!」との声が上がったのでした。
報道陣に公開されたのはここまで。以降は、生徒たちと正面から向き合っての授業を展開した品川。これから先、彼の授業がどのような実を結ぶのか。気になるところです。授業の模様は自身のブログでも語られることがあるかもしれませんので、チェックしてみてください。
●品川祐ブログ「品川blog」
http://shinagawa.laff.jp/blog/
●芸人顔検索 品川祐
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【品川庄司】【品川祐】