笑い飯が奈良市観光特別大使に！「古墳めぐりのＤＶＤを出したい」と意気込み
本日9月23日（日）、東京ビッグサイトにて本日まで開催されている観光イベント『ＪＡＴＡ国際観光フォーラム・旅博２０１２』内にて、“笑い飯・アルドルフ・笑丸の奈良市ＰＲイベント「『笑い飯』のならいい～話！」”が行われ、笑い飯と奈良県の初代住みます芸人・アルドルフ、２代目住みます芸人・林家笑丸が登場しました。
集まった観客から大きな拍手で迎えられ、哲夫は「ありがたいですねぇ。どれだけの人が来てくれるのかなと思ってたんですが、奈良マニアの方が集まっていただいて」と、客席の“奈良マニア”のみなさんにご挨拶。
さっそく奈良市の思い出についてトークがスタートしました。
18歳まで奈良市に住んでいたという西田は、「奈良市の思い出はありますか？」と問われ「実家があるので、逆に思い出しかないですね」と、奈良市への思い入れをアピール。
一方、奈良県桜井市出身で奈良市内の高校に通っていた哲夫は、「車で道路を走ってたら犬や猫が轢かれていることがありますけど、奈良市はたまに鹿が轢かれてるんです。それが一番の思い出ですね」と語り、西田から「もうちょっといいヤツないの？」とツッコまれていました。
笑い飯と奈良といえば、2003年のＭ－１で披露した奈良県立民族博物館をネタにした漫才です。
西田は「漫才中に『パーパーパー』って言うてた音楽は、近鉄奈良駅の上に博物館があって、あそこで鳴ってる音楽なんです」と、裏話を披露。続いて哲夫は「あれは動く人形があってっていうネタなんですけど、実際は動く人形なんてないんです（笑）。僕の記憶ではあったような気がするんですけど、大人になってから行ってみたらなかったんですよ」と意外な事実を明かし、「来館者名簿に、僕らのネタを見て奈良県立民族博物館に来てくれたっていう人が『新潟から笑い飯のネタを見てきたのに、動く人形なんてない！ 金返せ』って書いてあったんです（笑）」と、エピソードを語っていました。
中盤には笑丸による紙切りなども行われ、イベントは大盛況。
終了間際には奈良市の仲川市長が登場し、なんと市長から直々に「笑い飯さんに、奈良市の観光特別大使をお願いしたいです」と、発表がありました。
市長から観光特別大使の委嘱状と名刺を受取ったふたりは、「すげー！ありがとうございます！」と感激の様子。「相当嬉しいですね。奈良のネタとかをしてきた甲斐がありました」（哲夫）「住民票は奈良のままなんですけど、このためだったんです」（西田）と、それぞれ喜びのコメントをしていました。
イベント終了後には、仲川市長と笑い飯が囲み取材に出席。
奈良市観光特別大使に委嘱された心境と意気込みについて、西田は「奈良市で生まれて育って、まさかこんな大役をいただけるとは思っていませんでした。Ｍ－１チャンピオンになって本当によかったなと思っています！」とチャンピオン効果（？）に満足気な様子。哲夫「僕は奈良市生まれじゃないんですけど、奈良市の高校に行かせてもらってて。そういうゆかりのあるところの観光大使ということで非常に嬉しいなと思います。今後は奈良市にマンションをひとつ借りて、そこに住民票を移して、奈良市の人間になっていこうかって考えたり考えなかったりしています」とボケ、記者の笑いを誘っていました。
また、「奈良のどういうところをＰＲしたい？」という質問に対して、西田は「奈良って大人な人が来るイメージがあると思うんですけど、奈良町とかおしゃれですし、若者にも来てもらいたい。そういう部分をアピールできたら」と意気込みを。
仲川市長は、「奈良はダサさも売りのひとつにだと思うので、微妙なイジりたくなるような面白さをおふたりの浸透力、広報力でみなさんにお伝えいただけたら」とふたりへの期待を語り、「哲夫さんはお寺紹介のＤＶＤも出されてますし、『こういうツアーをやったら？』というプロデュースをして頂いたり、微妙なスポットのセレクトをしていただいて、マップにして『そんな街にいってみたい』というような仕掛けを考えてもらいたいです」と、具体的な提案を。
すると哲夫は「僕、本当にそういう企画を出してるんですよ。（お寺めぐりに続く）ＤＶＤ第２弾で、古墳めぐりのＤＶＤを出したいなと思ってるんです」と、さっそく観光特別大使としての仕事にやる気まんまんの様子でした。
【笑い飯】
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