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10月8日(月・祝)、都内の明光義塾にて、新潮ムック『みんな十四歳だった!ーよしもと芸人が語る、何者でもなかった「あの頃」の話ー』の出版記念イベントが行われ、バッドポーイズ・佐田正樹、麒麟・田村裕、南海キャンディーズ・山里亮太が出演しました。
同著は、吉本興業創業100周年プロジェクトのひとつである「笑いと平和の百冊」シリーズとして新潮社より発売されたもの。弊社に所属する17人の芸人が、大人と子どもの間で揺れ動く“14歳”当時を振り返ります。何かに悩み、何かに不安を持っていたあの頃――彼らのこれまでの軌跡が、今を生きる子どもたちへの熱いメッセージになっています。
明光義塾とのコラボレーション企画として実現した出版イベントには、同塾へ通う小学校2年生から高校2年生までの男女20名が参加しました。
まずは、どんな子どもだったかを訊ねられた3人。
佐田は「この塾には入れないような子どもでした。小4で剃り込みを入れていて……異色な小学生でしたね」とコメント。「僕は真面目でした」と話し出した山里には生徒から「見えない〜!」「モテないイメージ!」と散々な言葉がかけられるも、「正解です!」とキッパリ。「小学生の頃はめっちゃ普通で、甘えんぼうだった」という田村には、「そういう棒があったの?」とボケる山里。佐田も「段ボール中学生やったん?」とイジり始めます。
14歳の頃、「悩みがなかった」というのは佐田。「18歳で死ぬと思っていたというか。1日1日が充実していたから、先のことなんて全く考えてなかった」と語ると、生徒たちから感嘆の声が挙がります。山里は「普通過ぎて、特徴がないことが悩みだった。話しかけられない怖さも感じていた」と当時を振り返りました。また、田村は著書『ホームレス中学生』にも書かれている一家離散したのが14歳だったこともあり、「住むところも食べるものもないのは辛かった」としみじみしながらも、トーンの落ちた教室の雰囲気を察して、「あれ? 空気が重なったかな」と明るく振る舞っていました。
そんな3人に、参加した子どもたちよりいろんな質問が飛び出しました。
「3歳年下の妹に、背が抜かされそうで悩んでいる」という8歳の女の子には、「大きく見せたいなら、髪を上に持って行って背を高く見せたらいいよ(笑)」(佐田)など冗談を言いつつも、「まだ背は伸びるし、気にしなくていいよ」(山里)と励まします。
「自分はこれ以上、成長しない気がする」と悩んでいる男の子には、「成長してないことに気づいていることがもう成長。なんとかしなきゃって君が思っているなら、もっと成長できるよ。そう思える自分に、自信を持てばいいんじゃない?」(山里)と真摯に答えます。
また、「模試の志望校判定がなかなか上がらないので、勉強に対するモチベーションが下がってしまう。どうやったらモチベーションって上がるんですか?」という質問に対しては「モチベーションっていうのはすぐに上がるもんじゃないんだよね。勉強もやるしかないなと思って取り組んでいると、いつの間にか基礎がついてくる。そうすると成績も上がって来て、ようやくそこで“おっ!”と思えるようになるんだよ」と山里。田村も「目先の目標を見つけるのが、いちばん。あいつを抜こうと頑張りながら、次々とライバルに勝っていけば成績も上がるはず」と、優しくアドバイスしていました。
と、真面目に受け答えをする3人でしたが、子どもたちはやはり彼らがもの珍しいようで、終始、落ち着きがない様子。特に、山里は「メガネがちっちゃい」やら「アイドル好きなんて気持ち悪い」やら、いろいろといじられていたことも付け加えておきます。
イベントの最後には、「正直、今日こうやって話を聞いてみて、意外と深刻な悩みって少ないんだなと感じた。でも、それって、毎日が楽しいっていうこと。そのままでいてください!」(佐田)「悩みごとはあって当たり前。重く考えずに、気楽に付き合う方法もきっと見えてくるはず。楽しく笑顔で生きていきましょう!」(田村)「面倒くさいことやしんどいことは、もちろんあります。でも、嫌だなと思う時こそ頑張ってみてください」(山里)と、エールを送りました。
●書籍情報
みんな十四歳だった!ーよしもと芸人が語る、何者でもなかった「あの頃」の話ー
著者:吉本興業 新潮社
価格:800円(税込)
ページ数:159ページ
参加芸人:オリエンタルラジオ、友近、吉田敬(ブラックマヨネーズ)、
楽しんご、石田靖、山里亮太(南海キャンディーズ)、
佐田正樹(バッドボーイズ)、大島美幸(森三中)、
板倉俊之(インパルス)、田村裕(麒麟)、又吉直樹(ピース)、
品川祐(品川庄司)、渡辺直美、博多大吉(博多華丸・大吉)
なだぎ武(ザ・プラン9)、木村祐一
特設サイト:http://www.shinchosha.co.jp/minna14sai/
【田村裕】【麒麟】【佐田正樹】【バッドボーイズ】【山里亮太】【南海キャンディーズ】
今年、創業100周年を迎えた吉本興業では、4月からの1年間、月替わりのお芝居『吉本百年物語』を上演しています。第8弾となる11月公演「深夜のキラ星~スター誕生~」に登場するのは、若き日の笑福亭仁鶴と、落語か就職かの岐路に立つ青年・河村静也(現・六代 桂文枝)。仁鶴役にロザン・菅広文、その妻・末永隆子役に未知やすえ、静也役に間慎太郎、その母親・治子役に音無美紀子さんという豪華キャストで、芸人たちを支える夫婦、親子、そして家族の愛を描き出していきます。10月8日(月・祝)には、大阪・ミナミの法善寺にてヒット祈願と制作発表会見が行われました。
まずは菅、やすえ、慎太郎、音無さん、脚本の長川千佳子が、そろって法善寺の水掛不動尊にヒット祈願を行います。その後、境内に設けられた会見場に移動。司会はロザン・宇治原が担当し、いよいよ11月公演の気になる内容が明かされることに。
長川は、「毎回、いろんな“誕生秘話”を綴ってきたが、今回は“芸人と家族”にスポットを当てました」とテーマを説明。「仁鶴夫婦の愛情、河村青年と母の愛情を通じて、人間としての芸人の裏側を描きます」と語りました。また、もう一つの軸として登場するのが「ラジオ」で、「ラジオ番組の一つの“謎”が解かれます。この人の発明だったのか!と驚いていただけるのでは」とのこと。最後は「大切な人と一緒に見ていただきたい作品」と力を込めました。
「最初は『なぜ僕なんだ?』と思いました」と正直な気持ちを明かしたのは菅。「仁鶴師匠の役は、てっきりモンスターエンジンの大林がやるものだと……」「共通点といえば左利きということだけなんです」とボケつつも、「できるだけ師匠に近づけるように頑張っていきたい」と表情を引き締めていました。やすえは、「プレッシャーはありますが、先日、仁鶴師匠の奥様・隆子姫が吉本新喜劇のご出身と初めて知り、『私の先輩に当たるんだ!』と驚くとともに、心の支えになりました」とニッコリ。出演が決まってから、さっそく仁鶴の楽屋を訪ね挨拶したと語り、「『どういう奥様ですか?』とうかがって、いろんなお話を聞かせていただいた。また、桑原和男さんが隆子姫の新喜劇時代をご存じなので、アドバイスをもらったり……」と、役作りに余念がありません。
シンガーソングライターである慎太郎にとって、芝居は今回が初体験。「とにかく一生懸命頑張りたい。音無さんを本当のお母さんだと思ってついていって、教えてもらいたいです」と緊張の面持ちです。東京出身の音無さんは、「完全アウェー状態なんですが(笑)、まず大阪弁をしっかりマスターしたい」と意気込みを。役作りについては、「こだわりすぎると右も左もわからなくなってしまう。私なりの、あたたかくやさしい、立派なお母様を演じたい」と決意を新たにしていました。
ちなみに宇治原によると、今回の会見が法善寺で行われたのは、物語に登場する重要な場所だから。やすえ扮する隆子と、音無さん扮する治子がここで邂逅するシーンがあるそうなので、観劇の際は、そのあたりもぜひチェックしてください。
質疑応答で、「実在の人物を演じる心境は?」ときかれた菅と慎太郎。ふたりとも、まだモデルとなった本人とは話していないとのことですが、菅は「だからもしかすると、この後、断られるかもしれません。別の方が仁鶴師匠役をやっていたらすいません」と笑わせていました。実際によく知る人物を演じることについては、「文枝師匠から『君にやってもらってよかった』と思っていただけるよう勉強したい」(慎太郎)、「仁鶴師匠役というのはもちろん、落語家を演じるというのもプレッシャー。所作などがまったくわからないのでしっかり勉強したい」(菅)と、それぞれ気合十分。もちろん菅は「たぶん、3日あれば(月亭)八光は抜けると思います!」と笑いを誘うことも忘れません。
内場勝則の妻でもあるやすえは、「仁鶴師匠の楽屋を訪ねたとき、一人でくつろいで本を読まれていた。その光景を見た瞬間、わー! うちと同じや!と(笑)。内場くんも家でいつも本を読んでいるので、シルエットが重なってしまいました」と、自身と役柄の共通点(?)を発見した様子。「おそらく夫婦としてはうちと一緒で、主人が静、妻が動だと思う。ぐいぐい引っ張るパワフルな妻を演じたいです」とやる気を見せていました。なんばグランド花月初登場となる音無さんは、「まさか花月の舞台に立つチャンスがあるとは思っていなかった」そう。「今日も早い時間から楽屋口で待っているファンの方がおられて。午前中から夜まで、ずーっと楽しいことをやっている、すごい劇場なんだなあと改めて感じました」と、実際に舞台に立つ日を今から楽しみにしているようです。
昭和41年――深夜ラジオで才能を花開かせた、ふたりの若き落語家の挑戦の日々。あたたかな家族の絆をからめて描く見どころ満載の11月公演に、ぜひ足をお運びください!
吉本興業創業100周年記念公演 吉本百年物語
11月公演『深夜のキラ星~スター誕生~』
公演期間:11月7日(水)~30日(金)※11月15・17・18・19・26は休演
会場:なんばグランド花月
開演時間:平日・土曜19:00(18:30開場)、日曜16:00(15:30開場)
料金:1階席6000円、2階席5000円(全席指定)
出演:菅広文(ロザン)、未知やすえ、間慎太郎、音無美紀子 ほか
※チケット発売中!
チケットよしもとお問い合わせ専用ダイヤル ☎0570-036-912(10:00~19:00)
http://www.yoshimoto.co.jp/100th/monogatari/
10月5日(土)、YU-Aのツアー『YU-A DREAM Live Tour PERFORMANCE 2012』がSHIBUYA-AXでファイナルを迎えました。
今回のツアーは、今年5月にアルバム『DREAM』をリリースしたことを受けてのもの。ダンサーとバンドを従え、9月の大阪を皮切りに、名古屋、札幌、福岡。最大規模で行われたツアーとなります。(※大阪、東京のみダンサーとバンドの構成、そのほかダンサーのみの構成)
そうして迎えたファイナルの東京。そのステージは、ツアーの規模のみならず、YU-Aのポテンシャル自体がパフォーマンスとして大きく華開いたことを感じさせるものとなりました。
Intro終わりに黒幕振り落としで、YU-Aはステージに設けられた階段から颯爽と登場。女性が多いように見受けられる満員のオーディエンスに、大歓声で迎えられます。「ファイナル楽しんで行きましょー!」と叫ぶと、「片想い」でいきなり伸びやかなボーカルを響かせます。以降は、南海キャンディーズしずちゃん公認応援ソング「Hey Ladies」、続けて「Ah yeah!」「ULALA」と畳みかけ一気にヒートアップ。バンドとダンサーとの息もピッタリで、お客さんもともに拳を突きあげ、ともに歌い…大きな会場ながらも、ギュッとひとつに凝縮されたような空間が現出します。
そして「HAPPY BIRTHDAY ~Celebration~」での途中では恒例の「チョイス・ザ・YU-A」のコーナー。次に着る衣装を、二種類のコーディネートから選ぶというYU-Aらしい企画ですが、今回は…? 緑と白を基調にしたうち、白が選ばれるや、オーディエンスの女の子が「ここで着替えて!」。しかしYU-Aは「着替えれるけど!(笑)」と応じ、会場には笑いが巻き起こりますが、規模にかかわらず距離の近さもまた、彼女のライブのひとつ魅力です。
着替え終えて再登場し「かわいい!」の声に包まれるとYU-Aは、続いて彼女の代名詞ともいえるバラードタイムへ。伸びやかな声に情感を加えて、想いを隅々まで届かせます。また「みんなにアンケートで“歌ってほしい曲”を訊いたらトップ3がカップリングなんだよね」ということで、ファンには嬉しいカップリング曲をメドレーで披露します。また「DREAM」では、初めてピアノの弾き語りに挑戦。イントロで間違ってしまいましたが、「がんばれー!」の応援を受け、無事歌いきると万雷の拍手に包まれたのでした。
そこからの後半が、さらに圧巻。自身の思いを歌に託した「ごめんね、ママ」ではオーディエンスを涙ぐませれば、一転して「SWITCH」ではいったん舞台上からはけた後に、バク転で登場! インカム姿で、ダンサーたちとハードなパフォーマンスを繰り広げ、声だけでなく類まれなカラダの動きを見せつけてくれました。さらに「Oyasumi」では、舞台に椅子をひとつだけ置いてのダンスパフォーマンス。会場全体が息を飲んで惹きつけられている様子が、手にとるようにわかります。最後は、もう一回大きく盛り上がってフィナーレ。「Fighting girl」で、YU-A、バンド、ダンサー、オーディエンスの気持ちがギューッとひとつになって大団円です。
そしてアンコールでは「初披露しちゃいます!」と、読売テレビ・日本テレビ系 木曜ミステリーシアター『毒<ポイズン>』(毎週木曜 23:58~)の主題歌「優しい顔で近づかないで」を。オーディエンスはそれこそ大喜びですが「振付、昨日やったからね(笑)」。とはいえダンスとともに、ちょっとダークな歌詞&曲調を披露すると、これまでとはまた違ったカッコよさを湛えたステージングに。そうして、最後の最後は「ライブでのみんなこのことを想って書いた」という「LINK」。ハッピーな雰囲気にSHIBUYA-AXは満たされました。
なお、今回のライブの模様はDVDとして12月26日(水)にリリースされることが決定!! YU-Aのパフォーマンスのすべてを、ぜひとも味わってください!!!
●『YU-A DREAM Live Tour PERFORMANCE 2012』
2012.10.5 SHIBUYA-AX セットリスト
01.片想い
02.Hey Ladies
03.Ah yeah!
04.ULALA
05.HAPPY BIRTHDAY ~Celebration~
06.あなたの笑顔
07.鍵
08.嫌いになれたら
09.夏の思い出
10.YOU
11.Little Girl
12.I CAN
13.DREAM
14.ごめんね、ママ
15.SWITCH
16.I WANT YOU
17.CHANGE
18.Oyasumi
19.夜明けが来るまで
20.忘れられない恋
21.LOVE BUG
22.Fighting girl
~Encore~
23.逢いたい…
24.優しい顔で近づかないで
25.LINK
●CD情報
『優しい顔で近づかないで』
11月28日(水)発売
☆初回盤:1,500円(YRCN-90199)
<CD>
M1:「優しい顔で近づかないで」※Jin Nakamuraプロデュース楽曲
M2:「Sunday」※FM横浜【BREAK IT DOWN】コラボレーション楽曲
M3:「優しい顔で近づかないで」(inst)
M4:「Sunday」(inst)
<DVD>
①表題曲「優しい顔で近づかないで」ミュージックビデオ
②SWITCH <YU-A DREAM Live Tour PERFORMANCE 2012.10.05 SHIBUYA-AX>
③「ごめんね、ママ<Piano Live Version>」ミュージックビデオ
☆通常盤:1,000円(YRCN-90200)
<CD>
M1:「優しい顔で近づかないで」※Jin Nakamuraプロデュース楽曲
M2:「Sunday」※FM横浜【BREAK IT DOWN】コラボレーション楽曲
M3:「ごめんね、ママ<Piano Live Version>」
M4:「優しい顔で近づかないで」(inst)
M5:「Sunday」(inst)
●DVD情報
『YU-A DREAM Live Tour PERFORMANCE 2012 at SHIBUYA-AX 10.5』
12月26日(水)発売
価格:3800円/製品番号:YRBN-80111
●YU-AオフィシャルHP
http://yu-a.com/
●YU-Aオフィシャルブログ「"YU-A"re My Love」
http://ameblo.jp/yu-a-yu-a/
10月7日(日)から2日間にわたって行われるイベント『スポーツ博覧会・東京2012』が、都内の駒沢オリンピック公園総合運動場にて開幕。大山加奈さん、岩崎恭子さんとともに、イベントのスペシャルサポーターとして間寛平が出席しました。
『スポーツ博覧会・東京2012』は、来年行われる「スポーツ祭2013本大会」の開催1年前イベントとして企画されたもので、東京都などが主催している大々的な催し。公演全体を会場に仕立てて、サッカー、野球、バレーボール、体操、ソフトボール、弓道…などなどたくさんのスポーツを体験できるスゴい博覧会です。
そんな中、間寛平は中央広場に設けられたステージに、チアダンサーらに迎えられて華々しく登場。のっけからチアダンスとコラボしてみせ、大きな歓声を持って迎えられます。
「打ち合わせもなにもしてへんのに、あのコらは合わせてくれてスゴイな!」という寛平ですが、彼は決して踊るために出てきたのではありません。2020年のオリンピック・パラリンピックの招致を祈願したジョギングを行うために、今回の博覧会への出演と相成ったのでした。「やっぱり子供たちに、夢を与えてあげないかんなと思うんですよ。それでその夢は何かって言ったら、まずスポーツですよね。だからぜひともこの東京にオリンピックをもう一度持ってきて、夢を与えられるようにみんなで頑張っていきたいなと思います!」。
そして、寛平は一般応募の方々、さらにはスポーツ振興局の局長らと一緒に、一周2kmのジョギングコースを2周するランへと出発。これまたチアダンサー、お客さんたちに見送られ、さわやかにスタートです。
「心境はどうですか?」と司会に訊かれた寛平は「アースマラソンのときは毎日50km走ってましたからね(笑)」とコメント。そうしてアースマラソン以上に、さらっとスタートを切った上、ペースの早い先頭集団を引っ張っていくあたりがさすがです。
「最初は遅い人に合わせた方がええんちゃうかなと思ったんですよ。そしたら、周りで走ったやつらがペースを上げるんですよ!」ということで、当初予定していた40分というタイムを大幅に上回る20分あまりでゴール。くす玉の紐を引っ張ると、そこには「招致祈願達成」の文字が踊ります。
寛平がジョギングを敢行している間、大山さんと岩崎さんはステージ上でトークショーを行っていましたが、迎えた大山さんは「みなさんの顔がキラキラしてて『いいなあ』って思いました」。
すると寛平は「こんな風にみんなで団結して、みんなで盛り上げていって、オリンピックとパラリンピックを呼び込みたいですね!」と力強くアピール。
そして最後はみんなでコールして〆。「2020年オリンピック、パラリンピックを…」「日本で!!」。
なお「スポーツ博覧会・東京2012」は、体育の日である8日も同場所で開催されます。大山さん、岩崎さんも引き続いて来場するほか、釜本邦茂さん、川上直子さん、澤登正朗さんによるサッカー教室、宇津木妙子さんによるソフトボール教室、髙田延彦&向井亜紀さんによるキッズカレッジ、さらにはナビゲーターとしてハイキングウォーキングも登場。ほかにもブースが充実していたりと盛りだくさんなので、下記ホームページでタイムテーブルをチェックしつつ、足を運んでみてはいかがでしょうか。
●「スポーツ博覧会・東京2012」概要
日時:2012年10月7日(日)~8日(月・祝)
会場:駒沢オリンピック公園総合運動場
入場料:無料
http://sports-expo.jp/
【間寛平】
創業100周年を迎えた吉本興業の歴史を、月替わり12本の芝居で綴る『吉本百年物語』。第7弾となる10月公演「これで誕生!吉本新喜劇」が、10月7日(日)、なんばグランド花月で待望の初日を迎えました。今回は、昭和30年代の大阪・うめだ花月を舞台に、おなじみ「吉本新喜劇」の誕生記を描きます。軸となるのは花紀京と岡八郎、ふたりの天才喜劇役者。その若かりし頃を、内場勝則、千原せいじが演じます。
オープニング、幕が上がると、そこには笑福亭松之助の姿が! 落語家ながら「吉本新喜劇」の前身である吉本ヴァラエティに作・演出・主演として携わった本人から、時代背景や当時の吉本についてなど、物語の始まりを告げる口上が述べられます。堂々たる挨拶に、客席からは万雷の拍手! 続いて若き日の松之助を演じる金山一彦さんが登場、まるでタイムマシーンに乗せるかのように、観客を昭和35年の大阪へといざないます。
芸人の道を歩み始めたばかりの花紀京の前に、研究生として現れたのが岡八郎。生まれも育ちも性格も、すべてが正反対のふたりは、互いに芸に悩みながら、新喜劇を背負って立つ二枚看板へと成長していきます。内場とせいじのやりとりは息もぴったり。コミカルに笑いを誘ったかと思えば、小西美帆さん扮する同僚のしのぶにそろってほのかな恋心を抱くシーンなどでは、それぞれの切ない思いも見事に演じていました。また、幕間に趣向を凝らして披露される当時のヒット曲の数々も魅力のひとつ。おかけんたらの歌声やダンスを賑やかに盛り込み、客席を大いに沸かせました。
エンディングでは、吉本新喜劇のテーマ曲である『エクスタシー』を全員で歌い踊るレビューで大盛り上がり。この日はなんと、舞台裏で内場とせいじのズボンが間違って渡され、内場は下だけブカブカのタキシード姿、せいじは新喜劇のうどん屋の扮装のまま歌うという、初日ならでは(?)のハプニングも! 「今日のお客さんは、ある意味トクですよ!」と、せいじが呼びかけると、会場は大爆笑です。また、内場は「おふたりの足元にも及ばないが、演じられて光栄」と、感無量の表情。鳴り止まぬ拍手に応え、二度目のカーテンコールも飛び出した初日公演は、こうして大盛況のうちに幕を閉じました。
終演後の会見には、今度こそそろってタキシードに身を包んだ内場とせいじ、そして小西さん、金山さんが出席。内場は「お客さんも満員で、こんなにうれしいことはないと始まる前からみんなテンションが上がっていた」と手ごたえを感じた様子。さらに「ちょっとでも昔のことを思い出してもらえたら。そして若い方には、これが新喜劇の始まりやったんか、というのが伝わったら十分だと思います」と続けました。「お客さんには悪いですけど、一番楽しかったんは俺やと思います」と笑顔でコメントしたのはせいじ。「岡八郎師匠の娘さんが来られるという情報が入っている」とのことで、「実は明日の方が緊張しています」と笑わせます。現在、ドイツ在住の小西さんは、二年ぶりの日本での舞台。「お客さんの前で、またこうしてお芝居ができて感無量です。もっともっといいお芝居にしていって、たくさんの方に見てもらいたい」と力強く語りました。金山さんは、「松之助師匠の口上の後に出ていって『笑福亭松之助です』と言うわけですから……師匠が聞いてはったらどう思われるんやろと、ドキドキしながらしゃべっていました」と、冒頭の緊張感を告白。また、「(なんばグランド花月は)迫力がある。すごい劇場やなと思いました。それを毎回、しっかり感じたい」と期待を込めました。
千秋楽に向けての抱負をきかれると、「一回一回、すべてのお客様が笑って、少し心がほっこりして満足して帰っていただけるように、日々ベストを尽くしたい」(小西さん)、「練り上げて作ったものなので、変に変えたりせず、いつも同じ状態で新鮮さを保ちながらお送りしたい」(内場)、「朝の連ドラにならへんかなあと思ってます」(せいじ)、「見に来ていただいたお客様から、『また見たい』とか、『あんたも見に行っといで』とか、そういう言葉が自然と出てくるような芝居が毎回できれば」(金山さん)と、それぞれ決意を新たに。本番を経るごとに、ますます磨かれ、熟成されていく舞台が、これからどんな変化を遂げていくのか!? ぜひ一度、二度と足を運び、その目で確かめてください!
吉本興業創業100周年記念公演 吉本百年物語
10月公演『これで誕生!吉本新喜劇』
公演期間:10月7日(日)~31日(水)※10月11・12・13・18・19・23・25日は休演
会場:なんばグランド花月
開演時間:平日・土曜・祝日19:00(18:30開場)、日曜16:00(15:30開場)
料金:1階席6000円、2階席5000円(全席指定)
出演:内場勝則、千原せいじ、小西美帆、金山一彦、荒谷清水、久野雅弘、おかけんた、おかゆうた、平田敦子、武内由紀子、中野公美子、渡辺吾郎、安井まさじ、吉田裕、末成由美、島田一の介/笑福亭松之助
※チケット発売中!
チケットよしもとお問い合わせ専用ダイヤル ☎0570-036-912(10:00~19:00)
http://www.yoshimoto.co.jp/100th/monogatari/
10月7日(日)、神奈川県・パシフィコ横浜で開催された『Hangame Festival★2012(ハンゲームフェスティバル)』の『ファイターズクラブ』お披露目イベントに、レイザーラモン・HGが出席しました。
『ファイターズクラブ』は、新しいWindows®用格闘アクションRPG。アーケードの対戦格闘ゲームを意識したオンライン格闘ゲームで、対人戦を重視しつつRPGの楽しさを追究した期待作です。
HGは、同ゲームのプロモーションビデオに出演。悪役として、見事な殺陣を披露しています。
同作に参加している声優の堀江由衣さんと梁田清之さんのトーク後、「何がファイターズクラブだ。我々が乗っ取った!」と登場したHGは、早速「伝説のフォー!」と絶叫。わらわらと現れた手下に出演者陣を襲わせるものの、ゲームのキャラクターに扮したアクション俳優たちがHGの手下を次々と倒していきます。
最後はHG自ら戦いを挑むものの、見事に投げ飛ばされる……という、PVさながらの迫力あるアクションを披露しました。
PVでは、渋谷の街中でゲームのキャラクターたちとHG率いる軍団がバトルする様子が描かれているようですが、「実際に渋谷の街で撮影はできないので、クロマキーという(CG撮影に使う)緑色のスタジオで収録しました」とHG。「私が(撮影現場に)入って最初に撮ったカットが、ジャックに投げ飛ばされるシーンで……。広げた股のアングルから始まったんですけど、大丈夫だったんでしょうか?」と笑わせます。
今回、「フォー!」や腰振りなどの彼らしさは全て封印。本人曰く「役者に徹して撮影した」そうで、本PVを手がけた清水憲一郎監督も「フォー!はなくても、HGさんの面白いアクションがあるので期待してほしい。ワイヤーアクションの多い、観たことのない映像に仕上がっていると思います」と自信をのぞかせました。
同ゲームのテーマソングは作詞に武論尊さん、作曲に神尾憲一さんが決まったほか、歌い手には水木一郎さんが決定。もちろんテーマソングはPVでも流れ、11月17日(土)公開の『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q』の上映前に流れるシネアドとして先行公開されるそうです。
最後はHG仕切りのもと、イベント出演者、そしてお客さんと全員で『ファイターズクラブ』の宣伝文句“マジヤバイ!”と「フォー!」を実演。一体した会場は、さらに熱気を帯びていました。
『ファイターズクラブ』は、インターネットゲームポータルサイト「ハンゲーム」でのクローズドβテストが11月2日(金)から5日(月)まで開催(1万5000人の参加者については、本日より募集開始しています)。また、オープンβテストは11月19日(月)より行なわれる予定となっています。
レイザーラモン・HG出演のPVともども、ぜひとも注目ください!
●ハンゲーム
http://www.hangame.co.jp/
●芸人顔検索 HG(レイザーラモン)
http://search.yoshimoto.co.jp/#/r/s=w=2611/r=129
【HG】【レイザーラモン】
10月6日(土)、ルミネtheよしもとで『日清食品 THE MANZAI 2012』本戦サーキットがスタート。認定漫才師20組が出場いたしました。
予選により、『THE MANZAI 2012』の認定漫才師として選出された50組は、10月と11月にかけて行われる“本戦サーキット”全5回のうち、2回参戦してネタを披露。そのサーキットポイントの合計によって決められたサーキットランキング上位11組が、12月に行われる決勝大会に進出できるルールとなっています。また、サーキットランキング12~20位に入った漫才師たちは“ワイルドカード決定戦”に進出。決定戦を勝ち上がった1組も決勝大会に進出することができ、 合わせて12組で決勝大会が争われることになります。なお、昨年は16組が決勝進出。より狭き門となっているところも気になります。
MCはあべこうじが務める中、会場は立ち見席も解放されたほどの超満員。そして、1回目となる今回は、以下の漫才師が出場しました!
ウエストランド、S×L、エルシャラカーニ、エレファントジョン、オジンオズボーン、勝又、三拍子
、新宿カウボーイ、スパローズ、ダイノジ、タモンズ、流れ星、Hi-Hi、ハマカーン、風藤松原、ボーイフレンド、マシンガンズ、マヂカルラブリー、レイザーラモン、笑い飯(五十音順)
トップバッターを務めたのは『レッドカーペット』にも出演し、注目を集めつつあるウエストランド。「いきなり変化球ですみませんね」という井口が、ひたすらひとりでノリツッコミを展開していきます。
こちらは昨年、認定漫才師に選ばれつつ、サーキット前日にボケの松原が入院したため辞退してしまった風藤松原。ゆるゆるふわふわ、独特すぎるボケとツッコミが織りなされていきます。
昨年は決勝進出は逃しつつ、視聴者投票システムの確認のために、決勝大会でネタを披露したダイノジ。臨機応変に狂気を垣間見せつつ、安定感は抜群です。
そしてこちらは一転、これまた変化球のオジンオズボーン。ひたすらダジャレとノリで「どうも、すべりんぞうです」などと名乗って邪魔をし倒す篠宮に、じわじわくる印象でハマる人続出。しかし、最後のフリートークでいわく「このキャラで行こうと決めたのは今年の1月です」だそう。
オジンオズボーンが結成13年ならこちらは14年のマシンガンズ。テンポの良さに加えて、お客さんの反応を巻き込んでいくようなネタに「熟成」の文字が浮かびます。
こちらはグッと若返って、結成6年のタモンズ。安部の「はじまるよ~」ではじまったネタは、安部がヘンな食い付き方をしていく、タモンズの王道ともいえるものでした。
そして反対に飛び道具感たっぷりの新宿カウボーイ。とにかく目を引く、かねきよのオヤジギャグが炸裂しまくりです。
『THE MANZAI』でブレイクしたといえばこの人、Hi-Hi。芸歴をぶっこみつつ、昨年とはまた違ったテイストのネタを披露してくれました。ちなみにこの日の上田の一言めは「最近どう? お刺身、ペタンペタン、パクッていってる?」。
こちらは昨年も認定漫才師に選ばれ、ワイルドカードで惜しくも決勝進出を逃したマヂカルラブリー。振り切る野田、受け止める村上のバランスがなんとも絶妙。野田のカラダもキレているようです。
そして来ました! スーツ姿が新鮮すぎるレイザーラモンは、ド直球の正統派で勝負。RGがボケ、HGがスピーディにツッコむやりとりが全編にわたって展開しました。
これまたちょっと驚いたのが、昨年決勝進出を果たしたハマカーンです。あのキラーフレーズはあくまでさらりと、アクセントで盛り込む程度で、互いに笑いを取り合うやりとりへと次第にヒートアップ。後に浜谷いわく「実はあまり体調がよくなかった」とのことですが、さすがの臨機応変ぶりを見せてくれました。
本戦サーキット第一戦のトリは、笑い飯! 進化し続けるWボケ、驚きのポテンシャルを覗かせます。動きは少なくとも、しゃべくりだけで大いにお客さんを湧かせます。
そうして20組のネタが終わり…今回も、上位3位を即日発表! その結果は以下の通りです!!
1位 笑い飯(よしもとクリエイティブ・エージェンシー)
2位 オジンオズボーン(松竹芸能)
3位 ハマカーン(ケイダッシュステージ)
そして余談。というより、これも本戦サーキットの魅力なのですが『THE MANZAI』の認定漫才師たちは、それぞれにリスペクトし合う側面が大きいので、フリートークも花盛り。異色の顔合わせによるボケ合戦もあったりで、漫才以外でも楽しめるのが本戦サーキットです。
ということで(?)、最後の最後には、なぜかRGが“THE MANZAIあるある”を披露することに! お客さんも出場者も手拍子する中、TUBEの『シーズン・イン・ザ・サン』をフルコーラスで熱唱。そしてその末に放ったのは…「♪楽屋にカメラの数が多い~!」。あべこうじも思わず「こんなに一つになって盛り上がるとは思わなかったですね。ぜひみなさん、ほかの会場にも足を運んでみてください!」と〆の挨拶。
本戦サーキットはまだはじまったばかり。ポイントの動向に注目するのはもちろんですが、なにしろ50組は、大会が「面白い!」と認定して漫才師たちです。ぜひ生で、彼らの漫才を体感してみてください!
●『日清食品 THE MANZAI 2012』本戦サーキット日程
・CIRCUIT 02…10月21日(日)@よしもと祇園花月
・CIRCUIT 03…11月3日(土)@ルミネ the よしもと
・CIRCUIT 04…11月17日(土)@なんばグランド花月
・CIRCUIT 05…11月25日(日)@ルミネ the よしもと
●『日清食品 THE MANZAI 2012』公式サイト
http://www.themanzai.com/