最新ニュースインタビューライブレポート

« 吉本新喜劇<大阪府コラボレーション版>に松井知事出演! | メイン | すち子&真也がなんばグランド花月1階特設ステージでチョコっと早いバレンタインデー! »

2014年2月10日 (月)

天竺鼠が東京で単独ライブ「大阪のことを愛してますライブ in Tokyo」を開催! 勢いに乗っている2人に直撃インタビュー!!

天竺鼠の単独ライブ「大阪のことを愛してますライブ in Tokyo」が2月23日(日)にルミネtheよしもとで開催。「キングオブコント2013」や「THE MANZAI 2013」の決勝進出、「第35回ABCお笑いグランプリ」優勝と目覚ましい活躍をみせる彼らはどのようなライブを開くのか、直撃インタビュー!!


img_4892_2.jpg



――今回のライブはどのような内容になっているのでしょうか?

川原 時間が1時間30分なので、2時間の映画を流そうと思っていますね。
瀬下 えっ!? 結末見れへんやん。僕らの登場は!?川原 ないかもしれない。今、話題の映画をピックアップしていて...。
瀬下 いやいや(笑)。せっかくのインタビューなんやからちょっと真面目にいこう。
川原 ...はい。まぁ、単独ライブは1回きりのネタが多いんですよ。僕らは、ここでやったネタを賞レースに向けたネタにバージョンアップしていくという風には作れないタイプなので。今まで見に来てくださった方はわかっていると思うのですが、あれ以来1回もしないな~というネタがうじゃうじゃあるます。今回も、そういうネタばかりが登場しますね。8日に大阪でも単独ライブをやったんですが、あっちは新ネタばかり。けど、東京は今までやったものの中からベストなネタと新ネタを合わせる感じでやる予定です。ちなみにコーナーはやらないんで、今回もネタばかりになるか、考えすぎて本当に映画を流すか...。どちらかですね。
瀬下 それは本当にやめて。ちゃんとネタを用意してもらわないと。
川原 『永遠の0』とかどう? まだ見てないし、人気もあるし。
瀬下 自分が楽しもうとするなよ!! 
川原 でも1時間30分の舞台だとラストが見えない...。もしかしてもう見た?
瀬下 見てないから、そりゃ流してくれた映画を楽しむだろうけど、ラストが見えないなんて...。っていうより、お客さんは僕らのネタを見に来ているんだし、映画が始まる前にちょっとだけMCで登場するだけなんていうのはイヤ。絶対阻止するわ!!


Img_4891


――今回のタイトルは「大阪のことを愛してますライブ in Tokyo」。先日行われた大阪の単独は「東京のことを愛してますライブ in Osaka」だったので、微妙にタイトルが違うんですね。

川原 これは大失敗。どちらのお客さんもどこか引っかかってしまうタイトルですよね。媚びを売ろうと思ってやったんですけど売ったことがないんで上手くできませんでした。
瀬下 不器用すぎるやろ。
川原 ちなみにポスターはバックが名古屋城。これも名古屋の人にも気を使っていると媚びを売ってみたんですが。
瀬下 めちゃくちゃやな。
川原 キレイに失敗しました。


――今回の舞台はルミネ。劇場の雰囲気はいかがでしょうか?

川原 ルミネは今回で3回目なんですが、やりやすいですね。
瀬下 劇場もいいですし、あんまり僕らと生で接したことがないお客さんたちなので、テンションが高くやりやすいです。
川原 大阪は毎回やっているんでどんどんハードルが上がっていて。まぁ、僕はMなのでそれはそれで受け入れているんですが、東京の方は最初からニヤニヤしながら見に来てくれているんでありがたいです。
瀬下 楽しみに来てくれている感はわかります。



Img_4871_2



――初めて2人を見る人の前でするネタはいつもとは違うものなのですか? また、見に行く側の心構えなんてものがあったりしますか?

川原 本当はわかりやすいネタができればいいんですが、わかりやすいネタが作れなく、完全に自分の好きなことをしないと気がすまない性格なので、初めて来た方は、「笑わしてくれよ!」というではなく「がんばって笑おう!」と努力してほしいんですよ。僕らが言いたいことを上手く表現できていないところは、お客さんに汲み取ってもらって。普通の芸人さんは努力なんていらずに笑えるネタを仕上げてきていると思うのですが、僕らのライブはイスの背もたれを使わずに前のめりになって真剣に見ないと笑えないところがあると思います。そこはお客さんにがんばってもらいたいです。
瀬下 ハハハ。
川原 あと、まだ交渉していませんが、イス背もたれを全部なくそうかな?と思っています。そうすると前のめりになるんで。
瀬下 工事費すごいわ!!


――とはいっても、一見わかりにくそうなネタで瀬下さんがわかりやすくしてくださるんですよね?

瀬下 僕は単独ライブとはお客さんと一緒に笑いを汲み取っていく作業だと思っているんで。目線は完璧"客目線"です。実際に舞台に立ってても「何をやってくるんやろう?」ということが結構あるんですよ。
川原 お客さんも相方も「こいつ何してんねん!」と冷たい目線のときもあって...。そういうときはストレスで、50円ハゲではないですけど1510円ハゲというのができますね。
瀬下 ひとつ長方形のがあるやん!!
川原 でも、本当に伝わりにくいこともあるんで...。だから今回、1510円ハゲは作りたくないんで、僕も努力をしますが、お客さんも前のめりになって努力してもらえればと思います。がんばって元を取るのはあなたたちです!!
瀬下 主導権を客に委ねるなんて...。僕はやっぱりお客さん代表なんで、理解に苦しむときは「はっ!?」って顔をしますけどね。

Img_4868_2



――そんな何が起こるかわからないライブですが、最後に見どころを教えてください。

川原 僕の中で唯一自慢できることに、アキレス腱が切れたことがないんですよ。そこは安心して見てもらえるかなと。アキレス腱が切れたらコントどころではないんで。
瀬下 心配してないから。
川原 でも、一度切れたら切れやすくなるみたい。よかったですよ。
瀬下 そんなこと言ったら、みんなめっちゃ足元見るようになるよ。どこに注目させてるんよ。他は?
川原 あとネタにも集中してもらえれば。
瀬下 やっぱりそこが一番ですね。単独でしかやらないネタがいっぱいあるので。あと、ライブってその時しか生まれない空気もあるんですよ。それが、"THE LIVE"だと思いますね。テレビと違って時間の規制もないため、5分と想定していたネタがその場の雰囲気で10分や15分になったりするのもよくあって。
川原 今までも用意していたVTRやコントをやれずに終わってしまうってこともあります。
瀬下 舞台裏の出番表にはたいてい各ネタ7分って書いているんですが、それも大体ウソで(笑)。
川原 あれは、"7"って数字が好きやから書いてるだけ。
瀬下 それはあかん(笑)。だから舞台裏もバタバタで、裏に戻った時、僕たちのですがスタッフさんもかなり疲れています。
川原 そして、相方、お客さん、スタッフさんまでみんな冷たい目線を投げかけてくる...。
瀬下 まぁ、それを含めてのライブです。そんな"生"を楽しみに来てください!!


20140223_2


天竺鼠の単独ライブ「大阪のことを愛してますライブ in Tokyo」

会場 :ルミネtheよしもと
日時 :2月23日(日) 開場19:00/開演19:30
料金 :前売2000円/当日2500円


チケットよしもと:http://yoshimoto.pia.jp/


●天竺鼠の動画はこちら:http://ynn.jp/u/382/


【天竺鼠】