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2014年10月

2014年10月31日 (金)

DVD「IPPONグランプリ09・10」トレーラー公開

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本日、11月5日(水)発売のDVD「IPPONグランプリ」のトレーラーが公開されました。

本編の爆笑名回答や会場を震撼させたあのお題、各巻収録の副音声、視聴者の大喜利回答を紹介するIPPANグランプリの魅力をふんだんに見れるトレーラーとなっています。

DVDには、09巻に9回大会と10巻に記念すべき10回大会を完全収録。
大喜利好きの芸人たちによる頂上決戦!!これが本当に見せたかった!O.A.しきれなかった超もったいない回答を初公開。

それぞれのDVDには毎回大好評の出場者による副音声が今回も収録されており、09巻ではずん飯尾と阿佐ヶ谷姉妹の渡辺、10巻ではシャンプーハットの2人が収録に参加しています。



IPPONグランプリトレーラー
http://youtu.be/qSQeKx3SS18




【商品概要】

発売日:2014年11月5日
価格:3,000円(税抜価格)+税


収録内容
■09巻 
本編2013.05.25 放送回収録
副音声:飯尾和樹(ずん)、渡辺江里子(阿佐ヶ谷姉妹)
特典映像 IPPANグランプリ


出演者
チェアマン:松本人志
(出演者*50音順)
秋山竜次(ロバート)/有吉弘行/飯尾和樹(ずん)/小木博明(おぎやはぎ)
大悟(千鳥)/千原ジュニア(千原兄弟)/バカリズム/日村勇紀(バナナマン)
堀内健(ネプチューン)/渡辺江里子(阿佐ヶ谷姉妹)


■10巻
本編2013.11.23 放送回収録.
副音声:シャンプーハット
特典映像 IPPANグランプリ


出演者
チェアマン:松本人志
(出演者*50音順)
有吉弘行、ウド鈴木(キャイ~ン)、大久保佳代子(オアシズ)、小木博明(おぎやはぎ)、
小出水直樹(現:シャンプーハット こいで)、設楽統(バナナマン)、高橋茂雄(サバンナ)、
徳井義実(チュートリアル)、バカリズム、又吉直樹(ピース)


【ダウンタウン】【松本人志】【チュートリアル】【徳井義実】【ピース】【又吉直樹】

えんにち・アイパー滝沢の手作り編み物がグッズ販売決定!

編み物を得意とし、"手芸人"としての顔も持つ えんにち・アイパー滝沢の手作り編み物が、よしもと倶楽部より発売されることになりました。
これを記念して、11月4日(火)ルミネtheよしもとにて、アイパー滝沢本人による即売会を開催いたします。


気になる商品は、下記の5種類。

<パーさん小銭入れ>1200円(税込)
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<パーさんキーホルダー>1200円(税込)
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<コースター>400円(税込)
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<キーカバー>300円(税込)
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<筆箱>1000円(税込)
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即売会の実施内容は下記です。
場所:ルミネtheよしもと内、よしもとテレビ通り前
日時:11月4日(火)1回目・2回目・夜公演各終了後のそれぞれ30分程度
(※時間は状況により変更する可能性があります。ご了承ください。)


商品数には限りがありますので、ご購入をお考えの方はお早めにお越し下さい!


また、即売会後も上記商品は、ルミネtheよしもとテレビ通りにて販売予定です。
是非チェックしてみてください!



▼ルミネtheよしもと
http://www.yoshimoto.co.jp/lumine/

▼アイパー滝沢ブログ
http://blogs.yahoo.co.jp/ennichi_aipa_blog

▼アイパー滝沢Twitter
https://twitter.com/aipatake





【えんにち】【アイパー滝沢】

ついに全国公開!『ベイブルース ~25歳と364日~』高山トモヒロ監督と出演者が公開初日舞台挨拶

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10月31日(金)、『ベイブルース~25歳と365日~』が全国公開されました。10月31日(金)は、ベイブルース・河本栄得さんの命日。20年前、脳出血で急逝した河本さんと高山トモヒロが、ベイブルースとして駆けぬけた日々がスクリーンでよみがえります。

公開初日舞台挨拶が行われたTOHOシネマズなんばには多くのお客さんが。なかには心斎橋筋2丁目劇場に足を運んでいたという往年のファンの方も姿もありました。

大上邦博が司会を務めるなか、舞台挨拶がスタート。映画を見終った直後ということもあり、客席からはハンカチで涙をぬぐい、鼻をすする人の姿も...。思わず大上も「皆さん、目がパンパンですけど大丈夫ですか?」と声をかけるひと幕も。

そんななか、出演の波岡一喜さん、趙珉和さん、石田えりさん、オール巨人、かつみ❤、そして高山監督がスクリーンの前に。それぞれに映画への思いや河本さんとの思い出を語りました。

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まず高山を演じた波岡さんが挨拶を。「本日は平日なのにこんなにたくさん来ていただいて、ありがとうございます。20年前の10月31日に河本さんが亡くなり、20年後の今日、映画を見ていただきました。大阪で、この地で舞台挨拶ができることを大変うれしく思っています」。

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続いて河本さんを演じた趙さんも「平日にこんなにたくさん集まっていただいてありがとうございます」と続きます。河本さんの母役を演じた石田さんが挨拶したあと、オール巨人が「平日にこんなにたくさんの方に集まっていただいて...もうええっちゅうねん!」と3連続の同じ挨拶にお客さんからも笑いが。改めて「空気を変えてすいません(笑)。しんみりした映画ですが、本当はみんな楽しい奴で、仲間意識がこういう映画を作らせたんだと思います。このあともいろいろ喋ります!」と挨拶。

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かつみ❤も映画で本人役を。「こうして映画になって本になって、河本くんもめっちゃ喜んでいると思います」と河本さんの思いを代弁。高山監督は「挨拶の前に、ひとつだけ謝らせてもらいます」と神妙な表情。「映画の中で、かつみ❤兄さんのシーン、スベッてすいませんでした」となんと謝罪! これには思わずかつみ❤も「いやいや! あれ、僕5分出演してて、3分半カットしてるやん! 僕、1分半しか出てないやん!」と訴えると、「スタッフと『このシーン、いる?』ってなって、ちょっと...」とモゴモゴ。気を取り直して、「涙はあったと思いますが、河本は皆さんに笑っていただくのがすごくうれしいはずです。だから、今からの舞台挨拶は楽しくやらせていただきます」と挨拶し、お客さんから拍手が起こりました。

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この日、全国公開初日を迎えたのを「正直、長かった! というのが感想です」と高山監督。「去年の6月にクランクインして6月末に撮り終えたので、それから1年以上。河本は『まだか、まだか』と言っていたと思います。無事に公開日を迎えることができて、しかも今日があいつの20回目の命日で。なにか意味するものがあるのかな」と感慨深げ。

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波岡さんと趙さんが、映画の出演オファーがあったときの率直な感想を語るシーンも。「ベイブルースは僕たちが学生時代にテレビで見ていたコンビ。(河本さんが)亡くなられたことも知っていたので、光栄な気持ちとプレッシャーと両方ありました」と波岡さん。大上に「(ベイブルースの)ファンでしたか?」と聞かれて「はい」と即答した趙さんでしたが、高山から「気持ちが入ってないやん!」とツッコまれるひと幕も。「ほんまに、ベイブルースさん、千原兄弟さん、メッセンジャーさんが好きでよく見てました!」とファンであったことを念押しする趙さんでした。「当時から考えたら、まさか僕が河本さんの役をやるとは思ってないわけで、すごい巡りあわせだと光栄でしたし、『汚さないように』と思いましたね」とも。

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また、石田さんは「映画を最初に見た人が、『このシーンがおもしろいよ』と言ってたので、楽しみにして見ていたのに、カットされていたんです」と暴露。そのシーンとは、ベイブルースが初めて賞を獲り、喜んでいるところに高山の母親(小川菜摘)と河本さんの母親(石田えりさん)が居合わせるというシーン。高山は、「あのシーンは、あまりにもおもしろすぎて。今から泣く映画やのにこれはさすがに...と思って。だから、あのシーンはDVDになったときに特典映像として付けようと思ってるんです。そこまで考えているんですよ、僕は!」と先を見据えた戦略であることを打ち明けました。

2人の母親は、この物語のなかで大きなカギになる存在。石田さんに、どんな思いで演じていたかを尋ねると「趙さん本人が、いかにも長く生きそうにない顔なので(笑)。演技しようと意識していなくても、顔を見るだけでウルウルきちゃうんです。縁起でもなくてすいません」と語り、出演者は爆笑。かつみ❤が「大丈夫ですよ、楽屋で趙くんはシュークリームをすごく食べていましたから」とフォローしましたが、「その情報、なんなんですか!」と回りから総ツッコミされていました。

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オール巨人は、ベイブルースの思い出を語りました。「本当にいい漫才師でした。真面目でテンポもよかったし、研究熱心で...。映画そのままの2人でしたね。当時はTHE MANZAIとかなかったけど、あったら優勝していたかもしれません。それぐらいうまかった」と語りました。大上も、当時はハリガネロックとしてベイブルースの背中を見続けていた後輩のひとり。「稽古のシーンとか、本当にいろいろ思い出します。僕の昔の相方(ユウキロック)も厳しかったんで...」と共感していたようでした。

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かつみ❤も生前の河本さんを語りました。「NGKでよく出番が一緒になりました。1回目公演と2回目公演の間、4時間の休憩があるんですけど、その間、ずっと河本が高山にダメ出ししてましたね」と当時の様子を明かします。「あのときのベイブルースは本当に注目されていた。ギャグもモノマネも歌ネタもほとんどやらない正統派漫才で、若い子から年配の方までどーんとウケてたね。僕も当時はどんきほ~てというコンビを組んでいて、どんきほ~てとベイブルースあたりが中堅漫才師としてどんどん出ていくんちゃうかなと言われていました。ベイブルースがそのまま行ってたら、本当に天下を取れていたと思う」と言うと、当時のことを間近で見てきた大上も「今のお笑いの歴史がちょっと変わっていたかもしれませんよね」と納得していました。

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高山監督は、映画のなかで河本さんに「精密機械になれ」言われるシーンをふり返り、厳しかったベイブルース時代に思いを馳せました。「河本のファンの方には申し訳ないですけど、がまん、がまんの連続でした。でも、がまんしてコイツの言うことを聞いていたら絶対に売れると思ってついて行きました」と当時の心境を吐露。大上が「でも、腹が立つこともあったのでは?」と水を向けると「そうですね。『昨日と言ってることが違うやないか!』と思うこともありました。だけど、そこを合わせたら仕事が入るんや、と思っていました。子供もいましたし、生活せなあかん、という思いもあって」と今だから話せる思い出話も。

劇中では、波岡さんと趙さんがベイブルースの漫才を見事に再現するシーンも見どころのひとつ。巨人は「そうとう漫才の練習をやったんですよね。自分で漫才をやっている間に、『これでいいのか?』と、息と間(ま)にすごく悩んだと聞いています。映画の中の彼ら、すごくいい漫才でした」と絶賛。さらには「去年のTHE MANZAIのレイザーラモンより全然上です」と名指しで! 会場が笑いに包まれるなか、「だから、『THE MANZAIに出たらどうや』と言ってるんです。今出て、『映画に出てるねん』って言ったら映画も見に来てもらえるし!」、「出ろ、出ろ」と回りから勧められた波岡さんは、「出ます(笑)」と宣言していましたが、はたして...?

波岡さんは漫才の稽古をふり返り、「漫才師さんの映画で、漫才がおもしろくないってどうしようもないじゃないですか。『海猿』で泳がれへん、みたいなことになるじゃないですか。だから、『絶対に、一番ちゃんとしないとあかん』と。しかもネタが5つ6つあったので、めちゃめちゃ練習しました。さっき、巨人師匠が言っていたように、やればやるほど分からなくなる。2人で袖で練習してても、『これ、ほんまにおもしろいのかな?』って」と稽古の苦労を明かし、これには大上も「わかるわ~」と共感。

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「いろいろお話も聞いて、河本さんにはすごくシンパシーを感じました」と語ったのは趙さん。「映画を撮っている最中も、今でも、すごく正直に生きた人やったんやろうなと思います」と河本さんの生きざまに寄り添います。石田さんも「ひとつのことに情熱とすべてを注いで、燃え尽きたというイメージですね」と河本さんの印象を語りました。

続いては、河本さんへ芸人仲間からメッセージ。FUJIWARA、千原ジュニア、星田英利、桂三度、ほんこん、それぞれが河本さん、ベイブルースとの思い出を語る姿がスクリーンに映し出されました。それを見た高山監督は「素直にうれしいです。20年経った今でも河本のことを考えてくれてる。そして、残された僕のことも考えてくれてる。本当に僕、すばらしいところで芸をしていると感じました」としみじみ。波岡さんは、「これだけベイブルースを尊敬している後輩の方たち、先輩の方たちがいる。そんな2人を演じさせていただいたというのを、改めて光栄に思っています」と感激していました。

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最後の挨拶で、オール巨人は「この映画で漫才師の苦労や、一生懸命やってる姿を見ていただきたいです。人生これから生きていくときに、こういう考えで生きていかなあかん。そういう指針になる映画やと思います。今日はいい命日になったと思います」と話しました。さらに「あともうひとつ聞いて! 僕、映画の中でなんか『厳しい』とか『怖い』とかになっていますけど、優しいです」と、京都国際映画祭の舞台挨拶に続いてまたまたアピール。自身の"優しい"エピソードを披露していました。

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波岡さんも最後の挨拶を。「去年の6月に撮影して、撮影の最終日にあと数シーンというところで雨が降り撮影が中断したことがありました。そのとき、天国の河本さんが『もうちょっと撮影やろうや。もっと楽しもうや』と言っているような気がしました。今日公開して、今日からまた新たなスタートを切りました。ここを出てもし雨が降っていたり、今夜雨が降ったら、河本さんが『公開おめでとう』と言っているように僕は感じます。皆さんも雨を感じてください。本日はありがとうございました」と語りました。趙さんは「ようやくこの日を迎えることができて感慨深いです。皆さん、友達を連れてもう一度見に来てくれたらうれしいです」とPR。

かつみ❤は「河本は才能があって、笑いも取って、褒められるのもすごく喜んだ人間でした。今日、あの当時に2丁目劇場に見に来ていた方もいてると思いますが、おそらく河本自身も今ここで見てると思います。『あ、あの人来てくれてる!』と思ってくれていると思います。河本もうれしいと思います。ベイブルースのこの映画に、人をどんどん呼んであげてください」と語りました。

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そして高山監督も最後の挨拶を。「この映画を、大阪だけで済ますとは考えていません。全国ですごく話題になることを祈っています。目立ちたがり屋で調子乗りの河本は喜ぶと思いますし、話題になるのを望んでいると思います。今日は31日で、おそらく霊界からお許しを得てこの会場に来ていると思います。その河本に向けて。『ベイブルースは伝説や』とかいろいろ言ってもらっているけど、それはお前の力じゃない。僕の力でもない。お客さんが盛り上げてくれているから、『伝説』と言ってもらえるんやぞ、と説教したいです。帰りに出入り口で、お客さんひとりひとりに河本栄得、お前から頭を下げろ、と。40代半ばの僕から、20代半ばのクソガキに言ってあげたいと思います。ありがとうございました」。高山のこの挨拶に、お客さんからひときわ大きな拍手が贈られました。

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【高山トモヒロ】【オール巨人】【かつみ❤】

MOOK『よしもと男前ブサイク芸人グランプリ(仮)』が来年2月末に発売決定! 現在、アンケート投票を絶賛受付中!!

2015年2月末、ヨシモトブックスよりMOOK『よしもと男前ブサイク芸人グランプリ(仮)』が発売決定いたしました! そして現在、お客様によるアンケート投票が絶賛実地中です!
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同書は、よしもとの月刊誌『マンスリーよしもとPLUS』で毎年掲載されていた男芸人による「よしもと男前ブサイク芸人ランキング」と女芸人による「よしもとべっぴんぶちゃいく芸人ランキング」をまとめた1冊になる予定です。

昨年の同企画では男前でピース・綾部祐二が、ブサイクでNON STYLE・井上裕介が3年連続1位を達成し、ついに殿堂入り! 2人がいなくなった来年のランキングでどの芸人が男前&ブサイクの1位に輝くのか、大いに注目が集まっています。

昨年の男前ランキングは2位にパンサー・向井慧、3位にベイビーギャング・北見、4位にウーマンラッシュアワー・村本大輔、5位にロザン・菅広文がランクイン。ロザン・菅は、なんと14年連続のトップ10入り。今年もランクインするのか? それとも急激に順位を上げてきた北見やラフレクラン・西村真二などといった若手が台頭してくるのか。こちらも注目です。
また、ブサイクランキングでは2位にジャングルポケット・斉藤慎二、3位にトンファー・山西章博といった若手がランクイン。来年、さらなる新星が現れるのか......期待大です。

女芸人によるべっぴんランキングでは昨年、スパイク・小川暖奈が初の1位に! 果たして小川はこの地位を守れるのでしょうか?
ぶちゃいくランキングでは現在、ハリセンボン・近藤春菜が2年連続1位。来年1位となって、晴れて(?)殿堂入りできるのか? それとも、2位の相方・箕輪はるかが1位の座を奪ってしまうのか? 女芸人のランキングも目が離せません。

上記のほか「抱かれたいと思う芸人」「抱かれたくないと思う芸人」「もっともヘアスタイルがかっこいいと思う芸人」「男前なパパだと思う芸人」など、多数のアンケート項目が。
これらの投票は、東京・ルミネtheよしもと、ヨシモト∞ホール、大阪・5upよしもと、京都・祇園花月、福岡・あるあるYY劇場など全国にあるよしもとの劇場ほか、インターネットなどでも受け付けています。

あなたの1票で、来年のランキングが決定します。11月13日(木)まで行なっていますので、ぜひともご参加ください!


●応募方法
<1>よしもと各劇場でアンケート用紙にご記入ください
<2>ケータイよしもとより投票
<3>よしもとIDより投票(https://id.yoshimoto.co.jp/)
※なお、すべてのランキングは一般投票と芸人、特別審査員、『よしもと男前芸人グランプリ(仮)』編集部による投票のもと、厳正な審査を行ない決定いたします

ピース、憧れのティム・バートンさんとの対面に大興奮!『ティム・バートンの世界』オープニングセレモニー

10月31日(金)、東京・六本木ヒルズアリーナにて『「ティム・バートンの世界」オープニングセレモニー』が開催され、同展応援サポーターのピースが出席しました。
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本展は2009年、ニューヨーク近代美術館(MoMA)にて歴代3位となる80万人を導入し、パリ、メルボルンなど世界で開催された『ティム・バートン展』を再構築したもの。日本初公開となる約50点の中には、スケッチ、デッサン、オブジェといった貴重な資料がたくさん含まれています。

綾部は『チャーリーとチョコレート工場』のウィリー・ウオンカ、又吉は『シザーハンズ』のエドワードと、ともにジョニー・デップが演じた役柄に扮して登場。一足早く展示会を見学したそうで、「すごいことになってます! ぜひ皆さんの目で観ていただきたい。素晴らしいですから」(綾部)「世界観が最高です」(又吉)と興奮冷めやらぬ様子です。
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セレモニー中盤にティム・バートンさんが登場すると、2人のテンションはさらにアップ。普段、あまり感情を表に出さない又吉ですが、ティムさんから握手を求められると思わず笑みがこぼれました。
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2人の扮装を観たティムさんは「ジョニー(・デップ)が出られない時にはお願いしたいな。ギャラは高いのかな?」とリップサービス。「本当にお願いします! ギャラは安いですから。僕、ジョニー・デップさんと比べてどうですか?」とアピールする綾部でしたが、「うーん......背がちょっと......」と言葉を濁すティムさん。又吉も「(作品に)出していただけるなら交通費だけで十分です」と控えめに伝えつつ、「夜になると、背が伸びるんですよ」と笑わせようとしますが、ティムさんは静かに微笑むだけでした。
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その後、大好きなダダ、ガンキュー、ピグモンというウルトラ怪獣が登場すると、ティムさんは大喜び!「ファミリー! 会えてラッキーだ!」と嬉しそうに、3体へ握手を求めます。全員で行なわれた"鏡開き"ならぬ"カボチャ開き"で、スタッフさながらの細やかな動きを見せたのはダダ。綾部が「ダダさんはバミリまで見て、きっちり(カボチャのセットを)置いている」といじると、笑いが起こりました。
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綾部が「日本が大好きだと伺ったんですけど、日本を題材にした作品を撮る予定はないんですか?」と質問すると、「子供の頃から、日本映画に影響を受けてきた。いつか日本を題材にした作品も撮りたいと思っていますよ」とティムさん。「この時はぜひ使ってください! ハリウッドへ行く準備はできています」と真剣で訴えると、笑いながら「その時は、もちろん日本で撮るよ」と答えます。
一方、「僕、芸人なんですけど、大勢の人の前で喋るのが苦手なんです。どうすればいいですか?」と悩みをぶつける又吉。綾部には「何聞いてんだよ!」と怒られたものの、ティムさんは「私の知ってる役者はみんなシャイだよ。役の中で本当の自分を出しているからか、普段、本当の自分を出せない人もたくさんいるんだよ」と真剣に慰めてくれます。その言葉を聞いて「励みになりました!」と笑顔を見せた又吉でした。
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同セレモニーでは、東京モード学園の学生によるティム・バートンの世界観を表現したファッションショーも行われました。
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作品を観たティムさんは「次回作のコスチュームをお願いしたいくらい、全組が素晴らしかった」とコメント。ティムさん自身が選ぶはずだった"ティム・バートン賞"は、「僕は選べないから選んで欲しい」ということで、ピースの2人が急きょ選ぶことに。
「ダメですって!」と大慌ての綾部でしたが、司会のクリス・ペプラーさんに「これも応援サポーターの仕事」と諭されます。「じゃあ、お前、選べよ」と綾部に言われた又吉は、映画『ビートル・ジュース』をモチーフにしたファッションを手がけた学生をピックアップ。「僕が選んだことは忘れてください」(又吉)「みなさん、恨みっこなしですよ! ティムさんはみなさん、素晴らしいと言ってましたから!」(綾部)と必死に弁解していました。
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『ティム・バートンの世界』は東京・森アーツセンターギャラリーにて、明日11月1日(土)より2015年1月4日(日)まで開催。その後、2015年2月27日(金)からは大阪・グランフロント大阪でも開催予定となっています。
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【ピース】

マンボウやしろ・脚本&演出『時代に流されろ!』本多劇場にて再演決定!

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東京・神保町花月にて2014年5月3日(土)~5月6日まで公演された『時代に流されろ!』が2015年3月27日(金)~29日(日)本多劇場にて再演が決定しました。

この作品はは、脚本、演出をマンボウやしろが務める"新生"マンボウやしろ劇団としての公演。
定評のあるマンボウやしろ作品、ピクニック、シューレスジョー、囲碁将棋、ボーイフレンド、ランパンプス寺内や2人の女優を含む魅力的なキャストもあって、神保町花月は満席となりました。

今回の出演者は、伊勢大貴、小林顕作、梨木智香、高橋明日香、河合龍之介、永野宗典、福田転球ら実力派俳優と犬の心・押見が出演します。

チケットは11月8日(土)からチケットよしもとにて先行発売。
11月29日(土)より一般発売。

是非お越しください。


『時代に流されろ!』
出演者:伊勢大貴 小林顕作 梨木智香 高橋明日香/河合龍之介/永野宗典 押見泰憲 福田転球
日時:2015年3月27日(金)~29日(日)
   3月27日(金) 18:30開場 19:00開演
   3月28日(土) 13:30開場 14:00開演 / 17:30開場 18:00開演
   3月29日(日) 12:30開場 13:00開演 / 16:30開場 17:00開演
料金:前売 ¥6,000-(税込) / 当日 ¥6,500-(税込)全席指定

<チケットよしもと>
先行受付:http://ticket.yoshimoto.co.jp 
 11月8日(土)~13日(木) 11月15日(土)当選発表 
一般発売:11月29日(土) 10:00~
インターネット http://ticket.yoshimoto.co.jp
電話予約 TEL.0570-550-100 ※要Yコード
・3/27(金) 19:00開演 Yコード:101216
・3/28(土) 14:00開演 Yコード:101217 ・3/28(土) 18:00開演 Yコード:101218
・3/29(日) 13:00開演 Yコード:101219 ・3/29(日) 17:00開演 Yコード:101220
店頭 よしもと各劇場窓口

<チケットぴあ>
先行受付:http://t.pia.jp/ 
11月15日(土)~20日(木) 11月22日(土)当選発表 
一般発売:11月29日(土) 10:00~
インターネット http://t.pia.jp/
電話予約 TEL.0570-02-9999 ※要Pコード<調整中>
店頭 チケットぴあ、セブン-イレブン、サークルK・サンクス

<ローソンチケット>
先行受付:http://l-tike.com/ 
11月15日(土)~20日(木) 11月22日(土)当選発表 
一般発売:11月29日(土) 10:00~
インターネット http://l-tike.com/
電話予約 TEL.0570-084-003 ※要Lコード<Lコード:34378>
店頭 ローソン、ミニストップ

<イープラス>
先行受付:http://eplus.jp 
11月15日(土)~20日(木) 11月22日(土)当選発表
一般発売:11月29日(土) 10:00~
インターネット http://eplus.jp
店頭 ファミリーマート



【マンボウやしろ】

2014年10月30日 (木)

坂田利夫が芸能生活50周年企画スタートの地・奈良県香芝市長を表敬訪問

今年、芸能生活・アホアホ生活50周年を迎えた坂田利夫が、記念企画のひとつとして12月からスタートさせる「アホと笑いを全国にばらまきに行く"巡業の旅"」。これまで応援していただいた皆さんへ感謝の気持ちを届けるべく、全国各地を訪れ、市民参加型のイベントを行っていくこの企画で、最初の開催地となるのが奈良県香芝市・モナミホールです。12月7日(日)の本番を前に、10月30日(木)、坂田が同イベントに出演するケツカッチン・高山とともに、吉田弘明香芝市長を表敬訪問。「あ〜りが〜とさ〜ん!」というお礼の思いと熱い意気込みを伝えました。

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香芝市役所にて吉田市長と対面、がっちり握手を交わした坂田は、11月23日(日)に発売されるアホアホグッズのひとつ「アホまんじゅう」をひと足早くプレゼント。「食べたらアホになるまんじゅうです。これを食べれば風邪引きは絶対ありません!」と効能(?)を力説します。名刺をもらうと「ひろちゃんですね!」と勝手にニックネームまでつけてご機嫌の様子。一方の吉田市長は、「子どもの頃から師匠(坂田)を見て育ってきました。もちろんベイブルースさんも...」と話し、ふたりを喜ばせます。

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会場の香芝市モナミホールを擁するふたかみ文化センターでは、現在、落語家・桂あやめが名誉館長を務めており、これまでもよしもと芸人らによるイベントが行われてきました。坂田は「芸能界に入って、ここに来るのが夢やった。50年たってやっと叶いました!」とボケを交えつつ今回の出演を喜びます。この後、吉田市長から香芝市の人口が延び続けていることなどを聞くと、「最近はどこへ行っても人口が減っているという話ばかりなのに...素晴らしいですね!」と感心。かと思うと吉田市長の顔をまじまじと見つめ、「二枚目やね!」と突然褒めるなど、天然ぶりを発揮していました。

吉田市長によると、イベント当日は別の催しのため、奈良県の4市1町(香芝市に加え、葛城市、御所市、大和高田市、広陵町)の市長・町長が香芝市に集まることになっており、「こちらにも参加させていただく予定です」とのこと。坂田は「舞台に出てもらえるんかな? もし出てもらえたら、誰が一番アホな市長かやね!」と大興奮。出演が実現した際には、「恥ずかしいの、飛んでけ! ピョ〜ン!」という「完全にアホになれるおまじない」を皆さんにしてあげたい、とも。勢い余ってアホアホマンの衣裳も着てほしいとお願いしましたが、こちらは吉田市長から「次の選挙に関わるので(笑)」とやんわり断られていました。

美しい風景と楽しいおしゃべりで、すっかり香芝市に魅了された坂田は、ついに「香芝市の女性で結婚する!」と相手もいないのに結婚宣言まで!? 「誰でもええから(嫁に)来てください!」と熱烈アピールを繰り広げる坂田を前に、高山は「50周年記念イベントの一発目で奥さんが見つかったら...すごいことですよ!」とエールを送っていました。

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なお、同イベントでは「モナミホールで坂田利夫と遊ぼう!」と題し、市民の皆さんが参加して坂田とギャグ共演できるチャンスが。小学生以上で、坂田のギャグが好きな方なら年齢・性別は不問、11月16日(日)に開催されるオーディションで出演者を決定します。こちらについては坂田が「頭をからっぽにして臨んでください。ほがらかな方なら鬼に金棒。せっかく出るんやから楽しんで」とメッセージ。「僕は子どもさんと遊ぶのは天下一品なんです。なんせ脳が生後6カ月やから(笑)」と、ちびっ子たちにも参加を呼びかけていました。応募締め切りは11月10日(月)となっています。皆さん、ぜひ挑戦してみてくださいね!



● イベント概要

「吉本爆笑バラエティ IN 香芝〜笑ってお暮れ!年の暮れ!〜」

日時:12月7日(日) 14:00開場 14:30開演

会場:香芝市モナミホール

出演:坂田利夫コントスペシャル(坂田利夫、ケツカッチン・高山、シンクタンクほか)、海原やすよ ともこ、笑い飯、スマイル、もりやすバンバンビガロ、桜 稲垣早希、アキナ、オーディションに合格された市民の皆さま

料金:前売・香芝市民(在住・在勤)2500円 一般2800円 当日3000円

お問い合わせ:香芝市ふたかみ文化センター☎0745−77−1000 http://www.kashiba-hall.jp/

※ 坂田利夫と一緒に舞台でギャグをしませんか? 出演者大募集! 詳しくは上記ホームページへ!



【坂田利夫】【高山トモヒロ】

ニブンノゴ!が念願の地元・高知県の観光特使に就任!!

10月30日(木)、東京・ルミネtheよしもとにて『ニブンノゴ! 高知県観光特使任命式』が行なわれ、ニブンノゴ!が出席しました。
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2011年より、全国各地の自治体や地方企業、団体などと密接なネットワークと新たな事業をつくるとともに、笑いの力で地域活性に協力していくことを目的とした「エリアプロジェクト」を進めている弊社。このたび、ニブンノゴ!が地元である高知県の観光特使へ就任することになりました。

多くのファンやお客さまが見守る中、現れたニブンノゴ! 高知県東京事務所の杉本明所長より委任状と名刺、2種類のピンバッヂを受け取ると、ファンからは大きな拍手が。「これ、欲しかったんだよな〜。嬉しい」(森本)と早速、袋からピンバッヂを取り出して、ジャケットに付けようとする3人。も、宮地は大いにもたつき、森本から「顔がゴリラみたいだった」と茶化されていました。
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「1年前くらいから、観光特使になりたいと思っていた」という森本。自ら高知県の県庁へ電話して「観光特使になりたいんですけど、どうすればいいですか?」とお願いした努力が、今回の就任へと結び付いたようで、「(観光特使就任は)95%、僕のがんばり」とキッパリ。宮地と大川も「今回に関しては、本当に森本のがんばりのおかげです」とその熱意を讃えます。
実家が土産物店を営んでいるという宮地は、「両親の仕事に貢献できることが何より嬉しいんですよ」とコメント。「結婚もしてないから、お父さんにゲイじゃないかと心配されたんだよね?」と森本に言われると、「忘れもしない、高知のスナックで"謙典はこっちじゃないのか?"って聞かれたけど!」と認めつつ、「桂浜とか県外の人にも誇れる場所もたくさんある。高知の良さを広めていきたい」と意気込みます。
「実家が土産物店」という宮地に対抗してか、「実家が一軒家でして」とボケる大川。「観光特使が無理ならば、せめてくいしんぼ如月(高知で有名なお弁当屋さん)の大使になれないかって、パートの店員さんに言ったら、"はぁ?"って言われました」と笑わせながら、「でも結果、観光特使になって嬉しいですね」と喜びました。
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今後、高知県をもっとアピールするために、「高知のネタをつくってもいいかも」と言う森本。宮地も「普段から、高知の言葉で喋ってもいいかもしれないね。結構かわいいんですよ」と提案します。高知県のポスターにも登場している女優・広末涼子さんに負けないくらい地元へ貢献したいようで、「広末さんも出てるよさこい祭りとかは、僕らも出たいです」と杉本所長へアピールする宮地。大川も「高知県の番組にも出たいね」とノリノリです。

高知県のオススメスポットとして、森本が「ここだけはどうしても観て欲しい」とピックアップしたのは、市内にある中央公園の女子トイレに書かれている宮地についてのある落書き。「それがもう消えているかを観て来て欲しい」と呼びかけると、「恥ずかしい! あれ、消えてないんだよ! パネルごとはがさないとダメなんだって! やめて!」と情けない声を挙げる宮地です。
そんな笑いを取りつつも、「とにかくご飯がおいしいんですよ!」とマジメに高知の良さもきちんと薦める3人。ポスターを観ながら「ウツボの天ぷらもうまいですし......。観光スポットだったら、ごっくん馬路村とかも有名になりましたもんね」とオススメを次々と挙げていくなど、高知愛を大いに感じた会見となりました。

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会見後は、ファンやお客さまへもらったばかりの名刺を配る3人。名刺の裏に書いてある観光名所への入場料が無料になるということもあってか、人が殺到! あっという間に全て配り終えました。
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【ニブンノゴ!】

ロザン・菅「宇治原さんがまとめてくれたから書けた」と相方に感謝! 著書『京大芸人式日本史』刊行記念サイン会

10月30日(木)、東京・福屋書店 新宿サブナード店にて『京大芸人式日本史』刊行記念サイン会が行なわれ、著者であるロザン・菅広文と相方・宇治原史規が出席しました。
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同著は、累計20万部となった大ベストセラー『京大芸人』シリーズから生まれた爆笑日本史小説。「日本史の教科書を物語のように読めばいい」という宇治原の持論を、菅が日本史の流れがわかるようにわかりやすく笑いながら読める物語へと書き上げました。
同月24日(金)の発刊以降、すでに2回の増刷を重ねているなど、早くも話題となっています。

会見前には、マスコミ向けの囲み取材に応じた2人。「宇治原さんが『京大芸人』っていう本の中で、"日本史は物語のように読めば面白い"って言うてたんですけど、僕は宇治原さんみたいに気持ち悪い......(笑)、頭のいい人間じゃないので、教科書を物語のようには読めなかったんです。で、それならば、物語にしてみようと思いました」と説明する菅。学生時代に「日本史を物語のように覚えていった」と平然と答える宇治原は、菅に「気持ち悪いでしょ!」と言われると「気持ち悪くない。賢い覚え方や!」と即座に否定。「ドラマの内容って登場人物は誰とか覚えられるじゃないですか。同じように物語にしたほうが、勝手に覚えられるんですよ」と冷静に説明します。
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宇治原にまず日本史の主立った流れをまとめてもらい、それを解体しながら小説にしていったという菅。「東大や京大へ行く人は、宇治原の書いた要約を欲しがるでしょうね」と笑いつつ、「僕、当時のセンター試験では7割解けてたんですけど、流れで覚えてないからやっぱりほとんど解けなくなっていた」と自身を照らし合わせると、宇治原も「だからこそ、流れで覚えたほうがいい」と強調します。
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学校での日本史の教え方についても、「書いてみて思ったんですけど、中学校1年生の時にまず最初から最後まで簡単な流れを教えてから、それぞれの時代に入ったほうがわかりやすいと思う」と持論を展開する菅。「日本史の軸は、要は"日本の土地は誰のっものですか?"というもの、もっと言えば"天皇を誰が守っているのか"をまとめているもの。その流れの軸がわかると楽しくなります」と言い切ると、隣りで「めちゃくちゃいいこと言ってますよ。菅さんもここまで来たのか、と思いました」と大いに感心する宇治原でした。

学生へは「これを読んでから、教科書を取りかかって欲しい」とアピール。「この本は、運動する前に飲むサプリのようなもの。いわば、木の幹のようなものなので、これを読んでからのほうがわかりやすいと思う」と言うと、宇治原も「流れがわかると忘れなくなる。ただ、面白いことって忘れないでしょ? この本はそういう本です」と言い切ります。また、「面白いですよ」と太鼓判を。「勉強に重要なのは、面白いと思う気持ち。そう思ったもんがちなんです」と説明します。
一方、執筆した菅は「ようこんなの書けたなと思う」と自らを労いつつ、「でも、宇治原さんが日本史をまとめてくれたから書けた。宇治原さんはまとめられるけど、物語は書けない。僕はまとめられないけど、物語は書ける。この本は2人の合作。ロザンとしてできた本です」と、仲のいいロザンらしく、共同でつくりあげたことを強調していました。
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囲み取材終了後は、サイン会へ。声をかけられると和やかに答える2人は、つかの間の交流を楽しんでいるようでした。
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11月6日(木)には、大阪・ジュンク堂書店千日前店にて、ロザンの同著刊行記念サイン会が開催予定。詳細は、ジュンク堂書店の公式サイトをご確認ください。
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●書籍情報
京大芸人式日本史
著書:菅広文
定価:1300円(税抜)
発行:幻冬舎


【ロザン】

若手漫才師のための「よしもと漫才劇場」が誕生!彼らをサポートする「上方漫才協会」も同時発足

このたびよしもとクリエイティブ・エージェンシーでは、5upよしもとを、上方お笑い文化の将来を担う若手漫才師たちのための新劇場「よしもと漫才劇場」として、12月1日(月)にグランドオープンすることとなりました。ここでは現在の「5upよしもと」および「High Stageよしもと」出演中の、おおよそ芸歴10年の若手漫才師約400組とスタッフが一体となり、芸を磨きながら、新劇場から大阪、そして全国へと活躍の場を広げていきます。

同時に、上方お笑い芸能文化の継承と発展の核となる若手漫才師を育成していくという目標のもと、彼らの環境からメンタル面までを幅広くサポートしていく「上方漫才協会」も発足。10月30日(木)、まもなく新劇場として生まれ変わる5upよしもとにて発表記者会見が行われ、同協会会長・中田カウス、副会長・中田ボタンと同劇場に出演する漫才師約150組が出席しました。

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司会を担当するのは、現在、5upよしもとに出演するピン芸人の堀川絵美。客席には若手漫才師たちがズラリと勢ぞろいしています。舞台には、新劇場の出演者代表として、ジュリエッタ、ビーフケーキ、プリマ旦那、吉田たち、アイロンヘッドが登場。まずはよしもとクリエイティブ・エージェンシー代表取締役副社長・戸田義人から概要が発表されます。

新劇場オープンにあたり、「吉本興業は、より『漫才』に力を入れる動きをしていく中で、今後の漫才界を担う若手の世代にもっと実力を付けてもらう環境を整備していく。寄席という舞台でお客さまに喜んでいただくことは吉本興業の基盤。劇場こそが原点であり、今回のシステム変更はその中でも核となっていく取り組み」と、その狙いを説明。現在の5upよしもとは、本日、発表となった11月24日(月)の追加公演をもって閉館し、約1週間のリニューアル工事を経て、12月1日(月)より「よしもと漫才劇場」としてスタートを切ります。

同劇場は次世代の漫才師を育成する劇場となり、出演者たちの目標は、まずは「なんばグランド花月の舞台に立つこと」に。実力のある者だけが出演できるという厳しい環境の中、常に緊張感を持ち、集中して漫才に取り組めるようさまざまな配慮がなされます。

12月1日(月)〜7日(日)の1週間は、お披露目公演として、現在、大阪にいる若手芸人約400組が20公演かけてネタを披露。12月8日(月)より通常公演となり、平日は「Kakeru翔LIVE」「Takeru猛LIVE」「Kiwami極LIVE」と銘打った寄席公演を実施。土・日曜および祝日の昼には「よしもと漫才ライブ」と題して若手からベテランまで幅広いメンバーが出演する寄席を行います。なお、12月公演は371組の若手芸人の中から74組と、ピン芸人11組の計85組が出演(現在の5upよしもととHighStageよしもと上位ランクのみ)。それ以外の若手は、今後のネタ見せを通過した芸人だけが舞台を踏めることになります。

続いて出演者代表の5組が、それぞれ意気込みを語ることに。ジュリエッタ・井尻は「ネタに精進できる劇場だと思う。一同頑張って盛り上げたい」とコメント。ジュリエッタ・藤本は「正直、始まってみたいとわからないという不安もあるが、この変化がチャンスにもなると感じている。しのぎを削ってより面白い漫才師になれたら」と目標を掲げます。

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「僕たちはふだんコントをやっているんですが、劇場ではコントの出番もあるとのことなので、そこでは引き続きコントで頑張らせてもらいたいんですが、漫才も頑張ります」と言うのはビーフケーキ・松尾。ビーフケーキ・近藤の「ここにいるみんなと、時には怒り合い、時には殴り合い、そして時には罵倒を浴びせ合いながら盛り上げていこうと思っています」との言葉には、周囲から「ケンカばっかりやな」とツッコミが入っていました。

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プリマ旦那・河野は「この劇場から新たな漫才ブームを作れたら。なんばグランド花月を目指してネタを磨き、賞レースで優勝できるように頑張りたい」と夢を語ります。「上方漫才協会会員ナンバー0001」と挨拶して笑わせたプリマ旦那・野村は、「劇場の形が変わるからといって、我々若手漫才師の姿勢は何ひとつ変わらない。より一層頑張っていきたい」と力強く話しました。

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吉田たち・ゆうへいは「大きな変化がある時は、新たなスターが生まれるもの。その筆頭になれるよう頑張りたい」。こうへいは「双子だけあって、言いたいことは一語一句、兄と同じでした」とボケつつ、「大阪から全国区の番組ができるように」と、さらなる野望もチラリ。

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アイロンヘッド・辻井は「大阪の若手は勢いがある。ライバルたちにも自分にも負けないよう頑張っていくことが盛り上げることにつながる」。アイロンヘッド・毛利は「NHKお笑い新人大賞のアイロンヘッドです!」と高らかにアピールしつつ、「漫才を頑張ります!」と決意表明しました。

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ここからは、もうひとつのプロジェクトである「上方漫才協会」についての発表が。こちらも協会事務局長を務める戸田が説明を行います。「新しい劇場に出演する若手漫才師たちの指導を行い、相談に乗り、精神的支柱となる」のが協会の使命とし、「師匠を持たないNSC卒業生に対しては、協会が師匠の役割を担う。芸を磨ける環境をメンタル面から支え、上方漫才80年の文化と歴史のなかで身に着けた経験と知識を伝承し、一流の漫才師になっていく手助けを。さらに、プロとしての厳しさも教え、道を外すもの、やる気のない者に対しては厳しく指導します」。吉本の社員だけでは担うことができない部分も多いため、実績のあるベテラン漫才師の協力も得たうえで、全員が一丸となって漫才師の実力を高めていく、とも。その中で、協会の顔といえる会長職を中田カウスに依頼。カウスの推薦により、吉本社員を代表する名誉会長に、吉本興業代表取締役会長・吉野伊佐男が就任しました。

続いて会長のカウス、副会長のボタン、名誉会長の吉野が挨拶を。カウスは「この世界に入って今年で50年、コンビを組んで47年、吉本興業にお世話になって半世紀近くになる。師匠方にいろんなことを教えられて、漫才コンビで曲がりなりにも飯が食えている。その経験を若い子たちに伝えていくのが役目」と、会長職を引き受けた理由についてコメント。

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吉野は「今回、劇場の名称も形態も変わる。これは会社にとって大きなことで、漫才の道を目指している若手の諸君とってはひとつの変化。この変化にうまく乗っかり精進して、漫才の道を究めていただきたい」と期待を。さらに「これだけたくさんの人たちが笑いの道を目指してくれているのだから、何とか彼らの夢を実現させてあげたい。協会も会社も真剣にやっていくので、芸人さんたちも頑張って、なんばグランド花月の舞台を目指して」とエールを送りました。

ボタンは「今回、このプロジェクトを立ち上げるにあたり、相方は寝る間もないぐらい『ああでもない、こうでもない』と悩み、打ち込んでいた。私は隣で居眠りしていましたが...(笑)。自分自身の襟を正して取り組みたいと思います」と笑いを交えてコメント。また、カウスは「僕たちが吉本に入った頃は、20代は自分たちだけだった。今は1000人ぐらいおり、そこから芸人だけじゃなく、お笑い料理人、お笑い建築家など、いろんなジャンルに羽ばたいて活躍している」と笑いの世界の広がりにも触れ、若手たちに奮起を促しました。

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同協会の具体的なプランも紹介されました。同協会には、新劇場と連携しながら、NSC生に限らず一般からも広く参加が可能。将来的には吉本芸人だけでなく他事務所からも会員になってもらえる環境を整備します。また、若手漫才師に贈る新たな賞レース「上方漫才協会大賞」を新設。漫才の日を設け、その日は全国各地で漫才のお祭りなども企画していきます。ほかにも、漫才作家の育成や、一般の皆さんが参加できる漫才教室の実施、衣裳やヘアスタイルなどの相談に乗れる環境づくり、海外交流なども進めていく予定だそう。

この中から、文芸部として漫才作家の募集や育成をともに行う漫才作家の大池晶さん、トータルコーディネート部として衣裳やヘアスタイルにアドバイスを行うRUCCA代表・筒井雅裕さんが登壇して挨拶。「これからは若手の人も作家の漫才をやれるような環境を作っていきたい。最近は10分のネタを書く作家も少なくなったので、育成も同時にさせていただく」と大池さん。筒井さんは「今までになかったファッションやヘアスタイルのコーディネート部分を、プロフェッショナルとしてお手伝いしていく」と話し、それぞれの立場から若手漫才師をサポートすることを誓いました。

おふたりの言葉を受け、カウスは「漫才の命は新ネタだが、自分でできる限界が漫才師にはある。若手の頃は僕らも自分たちでネタを作っていたが、ある時期から大池先生のお力も借りるようになった」と漫才作家の皆さんの重要性を自身の経験にからめて説明。衣裳については「今の若手の場合は、衣裳というより作業着。僕たちも若い子たちの心をつかむためGパン、Tシャツで舞台に登場し、先輩からかなり説教をされましたが(笑)、それらを衣裳として楽屋に持ち込み、普段着から着替えて舞台に向かったもの」と意識改革を呼びかけ、「プロの力を借り、洗練された漫才コンビを1組でもたくさん世の中に送り出せれば」と語りました。

「上方漫才協会大賞」に関しては、漫才そのものはもちろん、トータルコーディネート賞やアドリブ賞など今までにない賞も作り、若手の励みにしていきたいとのこと。漫才の日は「これを設けて、その日は全国どこでも漫才が見られるようにしたい。お子さんからおじいちゃんおばあちゃんまで、皆さんのところに我々が行くし、直営の劇場は漫才ばかりになる。いろんなことが考えられます」と構想を明かしていました。

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質疑応答では、記者の皆さんからさまざまな質問が。気になるシステムについては、寄席形式が中心となるため、ピラミッド形式のバトルシステムはなくなり、日頃のネタの仕上がりやウケにより出番が決まる形に。仕上がりの遅いコンビについては出演間隔が開き、その間に仕上がっているコンビが新たに入っていくという形で、競い合いながら寄席の頂点とも言える"トリ"の出番を目指します。

賞のスタート時期はまだ検討中ですが、「漫才をきちっとできる、漫才のカタチが一番できている子たちにあげたい。それも結局はお客さんの爆笑が決めるんですが」とカウス。同協会が掲げる"厳しい指導"についてきかれると、「僕らの時代は親と縁を切ってこの世界に入ったもので、弟子入りし、師匠の姿を見ながら自分で(芸を)吸収した。大事なのは『常にお客さんのことを考える』、そして『行儀』と教えられました。そういうことができていない子も多いので、もう一度改めて教えていきたい」と回答。一方で、「コンビができない」「うまくいかない」といった相談にもどんどん乗りたいと言い、「漫才師としてのふたりの距離感とかね。そういった精神的なことは、経験したものでないとアドバイスできないから」とも。合わせて、支配人をはじめスタッフも常に芸人たちに目を配り、気軽に相談してもらえる環境を作っていきます。カウスは、同協会の存在に「(若手漫才師たちは)今までにない厳しさと温かさを感じるのでは」と話していました。



【中田カウス・ボタン】【ジュリエッタ】【ビーフケーキ】【プリマ旦那】【吉田たち】【アイロンヘッド】

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