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2014年2月17日 (月)

5upよしもと卒業公演 アキナ第3回単独公演「よっし!!!」

2月14日(金)、アキナの第3回目となる単独ライブ「よっし!!!」が、5upよしもとにて開催されました。客席は、立ち見も出る大入満員! 漫才にコントにVTRに、アキナの魅力をぎっしり詰め込んだ濃〜い内容で、5up卒業のステージを飾りました。

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まずは「秋山と山名」と題した漫才から。「もしも明日、地球に悪魔が現れて戦うことになったら誰を守る?」そんな問いかけに、山名は「今日ここに来たお客さんです!」と宣言。バレンタインデーを激しく意識した言動で笑いを誘います。地球を守るといえばアンパンマン、というわけで実際にふたりでやってみようということに。しかし、一度しかアニメを見たことがないという山名が演じるアンパンマン像は超独創的! 秋山が必死で軌道修正するも、掟破りのキャラクターはいつしか独り歩きを始め…?

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オープニングVTRに続いて、息つく間もなく2本目のコント「女トラッカーとアルバイト青年」に突入。山名演じるワイルドな女性トラックドライバーに、ほのかな恋心を抱くアルバイト青年・秋山。山名のセクシーなタンクトップ姿でいきなり度肝を抜いた後は、バツイチだという彼女の離婚の理由が明かされ、またまた客席騒然! 秋山の思いは遂げられるのか、いや、遂げられても大丈夫なのか? 笑いはもちろんハラハラ感も楽しめるネタで沸かせました。

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ネタの合間のブリッジVTRは、ふたりが卒業を前に、お世話になった方々へお礼の手紙を届けるというドキュメンタリー。まず最初のターゲットとなったのは、秋山のお母さんです。朝6時というまさかの早朝訪問を受け、最初は戸惑いを見せておられましたが、心のこもった山名の手紙には思わず感涙…卒業公演ならではの感動のひと幕に。

3本目のコントは「リトルバードとビッグスター」。楽しみにしていたビッグスターの来日公演に、同行するはずの友人・秋山の「ペットの病気」が理由で行けなくなってしまった山名の恨み節が炸裂します。やがてふたりの会話は「命は平等」という重いテーマにまで及び…? 

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再びブリッジVTRでは、次に山名の実家へも向かうことに。自分は早朝から秋山の実家に押しかけたくせに、いざ自分の番になると「お母さんが驚くから」など理由をつけては家に入れないよう画策する山名。押し問答の末、秋山は窓越しに外から手紙を読み上げさせられたうえ、終わるや否やピシャリと閉められてしまうという仕打ちを受けてしまいました。しかもこの手紙ツアー、まだ終わりではないようです…。

4本目のコント「猿と勇者」では、RGPを思わせるファンタジーの世界へ紛れ込んでしまった大学生・秋山が右往左往。森の猿たちを救う“勇者”に選ばれたものの、本人は自覚ゼロ、パジャマ姿で戦える様子ではありません。容赦なく襲いかかる敵にはもちろん全く歯が立たず、クセが強過ぎる猿の従者・山名のエキセントリックな振る舞いも相まって、森は血塗られたカオスへと変貌!?

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ブリッジVTR次の舞台は、なんと山名の同期である守谷日和の実家! 山名と守谷は5年ほど同居しており、その心遣いに日々助けられてきたとのこと。そこで、お母さんにぜひともお礼を伝えたいとはるばるやって来ましたが、出てくるのはなぜか暴言ばかり。下ネタまで連発し、お母さんを困惑させる山名でした。


5本目のコントは「失恋した奴と友達想いの奴」。失恋を引きずり過ぎの秋山と、感情移入が激し過ぎる山名のやりとりで笑わせつつ、終盤は予想外の“あるモノ”がふたりの心を癒すことに。満面の笑顔でのダンスシーンも見物です。

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ブリッジVTRもついにラスト。すっかり日が落ちた後、再び秋山のお母さんを訪ねます。驚きを隠せないお母さんに、朝と全く同じ手紙を読む山名…当然ながら感涙シーンはなし。そんなお母さんを、山名は「がっかりしました」となじり続けるのでした…。

ラストコント「街にサーカスがやってきた」では、山名の身体能力が披露される展開に。サーカス入団を夢見る友人マルコ(山名)のため、入団テストの準備を手伝うスタンリー(秋山)。軽業も檻の掃除も全くクリアできない山名に対し、容赦なくハードルを上げていく秋山のSっぷりがお見事。追いつめられながらも時折意外な身軽さを見せる山名との対比で、大いに盛り上げました。

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ちなみに終演後は、秋山作のイラストが描かれたカードを来場者全員にプレゼントしたふたり。思わぬバレンタインのサプライズで、お客さんを喜ばせました。



【アキナ】