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2014年2月22日 (土)

5upよしもと卒業公演 ジュリエッタ単独ライブ「ジュリエッ単」

2月18日、5upよしもとにて、ジュリエッタ単独ライブ「ジュリエッ単」が行われました。卒業公演であり、かつジュリエッタ初の単独ライブというだけに、当日は立ち見が出るほどの超満員。開催前、井尻がツイッターで「ペンライトを持参してください」と呼びかけていたため、場内は色とりどりのライトが揺れて、さながらアイドルのコンサート会場のようでした。  

そんな中で始まった『ジュリエッ単』。客席通路から井尻と藤本が登場すると、割れんばかりの歓声に包まれ、早くもヒートアップ。そして舞台にたどり着くと間髪入れずに漫才へ。そこで、ペンライト持参の理由も明かす井尻。それは、ネタとネタの間に放映するブリッジVTRで、彼らの出囃子である「脳漿炸裂ガール」に合わせた振付をレクチャーし、お客様に覚えてもらおうという企画のため。そして、エンディングで一緒に踊ることが目的だそうです。  

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そうして次なるコント「願いまして」へ。そろばん塾を舞台に、塾の卒業検定に挑む生徒と出題する先生のやり取りを。藤本扮する先生のそろばんに賭ける思いに翻弄される生徒役の井尻。二人の掛け合いも見事な、そろばんの可能性を見いだしたようなコントでした。  

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コントが終わると振付レクチャーのブリッジVTRへ。ブリの白子・國松と、アキラ、フラワーズオブロマンス・多和田、森介がエキストラで参加し、この4人とともに、ペンライトの動きや掛け声などをマスターしました。  

オレオレ詐欺の国際版、コント「MeMe詐欺」では、田舎に住む一人暮らしのおばあちゃんと、オレオレ詐欺を仕掛ける外国人の男のやり取りを。おばあちゃん役は藤本。中国地方の方言でおばあちゃん感がたっぷりでした。  

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次なるVTRではペンライトの使ってウェーブなどをマスター。ここで初めて國松ら4人のダンサーの紹介が行なわれたのですが、4人とも藤本が普段から仲良くしている後輩とのこと。ユニット名は「國松フューチャリングATM」。ATMとはアキラ、多和田、森介それぞれの頭文字から由来しているそうです。なお、今回の振付は現役ダンスインストラクターの國松が手がけました。  

コント「雰囲気的に」は、甲子園を目指す球児ふたりが主人公。ここで勝ったら甲子園出場決定!という大事な試合で、“謎の現象”に惑わされる選手を井尻が好演しました。  

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ブリッジVTR、最後はサビの振りを。サビはとにかくペンライトを、持ってなければ携帯電話でもOK、光るものを振り回してライブのような高揚感を!とのこと。ここまでの3つの振りを合わせて、完璧に踊りをマスターします。  

そして、コント「おととい来なさい」では、藤本扮する“自宅でフリーの科学者”の純粋なる思いが、井尻扮する結婚の許しを乞われた娘の父をカオスへと巻き込んでいく奇想天外なネタ。SFのような面白さがありました。  

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ブリッジVTRもこれで最終回。最後は「脳漿炸裂ガール」がBGMのオープニングVTRに合わせて、みんなでおさらいです。最初から通すことで、VTRごとに覚えた振りの一つ一つが歌とリンク。そのたびに会場からは楽しそうな声が上がりました。  

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最後のネタは、高校生と元マタドールという新任教師のやり取りを描いたコント「マタドール」を。元マタドールの先生にぐんぐん惹き込まれる、いまどきの女子高生に扮した井尻の姿に何度も爆笑が起こりました。  

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そしていよいよエンディングです。井尻、藤本のツインボーカル、そして4人のダンサー「國松フューチャリングATM」とともに、「脳漿炸裂ガール」を劇場一体となって踊りました。5upよしもとはまさに、ライブハウスさながらの盛り上がり。何色ものペンライトが劇場にともり、ウェーブのシーンでは歓声が沸き起こりました。  

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かくして“「脳漿炸裂ガール」を踊ってみた”も大成功。エンディング・トークでは「この4人がいなかったら、今回の単独ライブは成り立ちませんでした」と國松フューチャリングATMを称える藤本。参加したアキラも「ゲキ楽しかったです!」と満足げでした。  

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またブリッジVTR中で、気まずい雰囲気であることを明かされた井尻と多和田。それは、井尻が多和田への誕生日プレゼントをわざわざ多和田の自宅まで行き、留守のため玄関のドアノブに吊るしておいたものの、多和田からは一切のお礼がなかったことが発端だそう。以降、井尻は多和田に対して腹に一物を抱えているとかいないとか。そこで多和田、エンディングでは和解を表明。2月24日が誕生日という井尻に、その場で誕生日プレゼントを贈りました。  

そして最後はジュリエッタからお客様へプレゼント! エンディングでのダンスシーンを舞台から撮影しており、その模様を放映。ジュリエッタのふたりから見た光景を見せてもらいました。  

初の単独ライブにして卒業公演となったジュリエッタの『ジュリエッ単』はこれにて終了。「また単独をしたい」と口々に語る井尻と藤本、第2回が行われる際にはぜひお越しくださいね!  
  


【ジュリエッタ】