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2014年2月22日 (土)

5upよしもと卒業公演 守谷日和単独ライブ「ずっとMoriYa!」

2月20日(木)、守谷日和の単独ライブ「ずっとMoriYa!」が、5upよしもとにて開催されました。守谷曰く「これまでの単独で一番お客さんが入ってくれた」とのことで、会場はほぼ満員! 卒業を前に、5upよしもとを代表するピン芸人のひとりとしてどんな笑いを届けてくれるのか、期待が高まります。

まずはスーツ姿で登場し、漫談スタイルでライブの始まりを告げた守谷。開口一番「わー! いっぱい! ありがとうございます!」と感激しきりです。一方で、残念なことに「実は今日、ヒゲの剃りが甘いんですよ…」とネガティブ情報もカミングアウト。かつて「会社の偉いさんに言われた」という、「ネタ面白いなあ。でもヒゲ青いもんなあ…」という衝撃のひと言に始まり、「ヒゲが青いことでこんな不幸も起こりえるのでは!?」という人生への悪影響を次々と予想していきます。あらゆる美点をかき消してしまうヒゲの青さ、恐るべし!

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オープニングVTRの後、1本目のネタは「全校生徒へ」。竹刀を持った体育教師・守谷が体育祭の練習をしている生徒たちを熱血指導していきます。ついつい騒いでしまう生徒たちを、毅然とかっこよくしかる姿は、同僚教師からも賞賛を集めている様子。やがて調子に乗り始めた守谷は、かっこよさを意識しすぎて過剰な演出を加えるようになり…。誰もが経験してきた学校特有の空気感や、次々と繰り出される珠玉の決めゼリフに客席は爆笑の連続です。

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ネタの合間のお楽しみ、ブリッジVTRでは、サイコロで出た目に合わせて商店街の店を訪れ、そこでゲットした材料を使い、カレーを作ることに。サイコロを振れるのは6回だけ。寿司屋さんの前でストップするなど幸先のいいスタートを切りましたが、後半は花屋さんや文房具屋さん、ついには美容院と食べ物に全く関係のない店が続く予想外の展開に。“守谷カレー”は、いったいどんな味に仕上がるのでしょう?

2本目は「月の涙が乾くまで」。ステージには小さな犬のぬいぐるみが置かれ、守谷が音楽に乗せてパントマイムを披露しました。後に「パントマイマー・のぞみさんのカバー」と明かされたこのネタ、しかし守谷は半裸で頭にはロボットマスクではなく単なるビニールがかぶせられているという簡易版になっていました。

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と、ここで「うるおいタイム」と称して休憩を!? 客席の明かりがつけられ、トイレに行ってもOKとアナウンス。守谷も次のコントの準備をしたり、これまでのコントの種明かしや解説をしたり。「ほぼ満席」を記念して、カメラによる客席記念撮影も!?

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「いつもの風景」と題した3本目は、部屋で腕立て伏せをする男が主人公。まだやわらかい腕の筋肉と汗ばんだ肌をアピールしつつ、激しいロックに乗せてダンサブルに汗を拭く守谷。腕立て伏せ、そして汗拭き…繰り返されるしぐさは限りなくワイルドで、その様子には笑いとともに小さな悲鳴まで起こっていました。

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ブリッジVTRはいざ、カレーづくりに突入。ゲットした材料は「ちらし寿司」「フランスパン」「タマネギ」「ペンケース」「金魚草」「(チキンカレーをイメージして切ってもらった)ニューヘアスタイル」の6つ。用意されたルウにタマネギを加え、フランスパンにつけていただくまではよかったものの、ちらし寿司を無理やりペンケースに詰めるといったエキセントリックな調理法も。「美味しい」と感想を述べつつも、「切ないなあ〜」と複雑な表情を浮かべる守谷でした。

4本目は「第2次宇宙戦争」。ハリウッド映画の主役に抜擢された日本人俳優・松風ホトトギスを待ち受ける現場での過酷な運命とは…。迫真の演技で見せるクライマックスのバトルシーンは、誰も到達したことのない新たな境地に!?

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最後のネタは「キャンプ」。亡き父の遺したキャンプ用具一式で、ひとり初キャンプにやってきた男の浮き沈みを描きます。前半の度を越したワクワク感はもちろん、終盤に男を襲う悲劇の数々にも思わず爆笑!

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最後は再びVTRが。守谷がお世話になった5upよしもと内を歩きながら、テレビやベンチ、トイレなどにひとつひとつ「ありがとうな」とお礼を伝えていきます。たまたま居合わせたビーフケーキ・松尾も「ありがとうな」攻撃に巻き込まれ、戸惑いの表情。やがてVTRが終わると同時に会場後方から生「ありがとうな」の声が…! そう、守谷が通路を歩きながら、観客の皆さんに直接「ありがとうな」を言おうという企画で、遠くても聞こえるよう自作の糸電話も持参。希望者の耳元に熱い感謝の思いを届けました。

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エンディングでは、「単独ライブはこれからもやる気満々」と意気込みを見せた守谷。ライブ告知ポスターが当たる抽選会も行われ、最後の最後まで守谷ワールド全開、お楽しみ満載の一夜となりました。

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【守谷日和】