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2014年3月 6日 (木)

5upよしもと卒業公演千秋楽in5upよしもと

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2月28日(金)、なんばグランド花月と5upよしもとで『5upよしもと卒業公演千秋楽』が開催されました。昨年末、インテックス大阪で開催された『今年は見るだけじゃない!5upよしもとカウントダウンライブ~ネタあり、歌あり、ダンスあり、ゲームあり、ジャンケン大会あり、卒業あり、いろいろありすぎてもうムチャクチャどす!!~』で、5upよしもとを巣立つことになった天竺鼠、GAG少年楽団、かまいたちなど46組。5upよしもとでは、2月1日開催のマドンナ単独ライブ『Atsuko Second Varjin』を皮切りに、卒業メンバーによる全46公演の卒業公演を行われてきました。その集大成となる卒業感謝祭イベントは、卒業メンバー、そして新生煌~kirameki~メンバー76組136人が2劇場を行ったり来たり、大盛り上がりの3時間となりました。こちらでは5upよしもとでの様子をレポート!

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開演時間の19:00になるやいなや、「どうもー!!」とメンバーたちが両サイドの後ろの扉から会場へなだれ込んできました! 予想もつかなかったオープニングに、お客さんたちから「わぁー!!」と大歓声が。卒業メンバーは青いTシャツ、煌~kirameki~メンバーたちは黄色のTシャツを着てのお目見え。MCの天竺鼠・瀬下が「最後の最後!」と気合を入れます。活気づいたトークが続くなか、もうひとつの会場、なんばグランド花月にいるかまいたち・濱家の「瀬下ー!」と呼ぶ声が。最初の二元中継が飛び込んできた瞬間です。このようなターンが繰り広げられるのもこの卒業公演千秋楽ならではのお楽しみです。

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ひとまずなんばグランド花月にいるメンバーたちとのやりとりを終えたあと、5upよしもとも大いに盛り上がるべく、お客さんと一緒にかけ声でスタートすることに。天竺鼠・瀬下が「5upよしもと!」と叫んだあとにメンバーが「卒業記念公演!」、そしてお客さんが「千秋楽!」、最後は全員で「スタート!」と、それぞれ割り振りを決めてまずは練習。ところがお客さんの「千秋楽!」の声が思いのほか小さかったようで「ダメ! これは本番さながらの練習ですよ!」とダメ出し! すかさず和牛・水田がお客さんに「本番やったら、みんなちゃんとできるもんな?」とまるで母親のようにいなしていました。本番は水田の言うとおり、元気いっぱいのかけ声が会場に響きわたり、ついに本編スタートです!

 

最初のコーナーは、学天即がMCを務める「芸人がもう一度見たい! ユニットネタ」前半。これまで5upよしもとで誕生した数々のユニットの中から、メンバーたちからのリクエストが多かったユニットネタを見ようというもの。ネタの前に、「せっかくですし、卒業メンバーの誰かにも出てきてもらいましょうか?」と奥田。すると、舞台袖から「行きましょうよ~!!」と、勢いよくジュリエッタ・藤本が飛び出してきました! 続いてどんまい高橋も登場。「玄米、白米、ぼくドンマイ!」とのギャグをお披露目していました。

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まず1組目は、同期2人によるスペシャルユニット漫才、かまいたち・濱家と藤崎マーケット・田崎による、濱崎マーケットです! 大阪のひったくりを題材にした漫才は、見事に息ぴったりの出来!

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漫才が終わったあと、田崎からユニット誕生秘話が明かされました。今から2~3週間前、トキが体調を崩して通常公演を休むことになりひとりで舞台に立っていた田崎。しかしある日、たまたま楽屋にいた濱家が「たさちゃん、ひとりでやるの? オレ、出ようかな」とライブがスタートしてから急きょ一緒に出ることになり、その場で即興ネタを作ったといいます。田崎いわく、濱家は「ネタを覚えるのがすごく早い」そうで、濱家もこれには「天才ですね」と自画自賛!? また、濱家も「漫才に関しては、山内よりやりやすい」と田崎を絶賛!

 

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続いてはお祭りイベントといえばこのユニット! お祭りメンバーによる祝い芸のお披露目です。舞台に姿を現したのは、粋なハッピ姿のGAG少年楽団・坂本とカバと爆ノ介、そして和太鼓役のミルクボーイ・内海。まずはお客さんからの手拍子をいただきながら、カバと爆ノ介による「打ち出の小槌」を披露しました。和太鼓と手拍子に合わせてカバがお腹を揺さぶると、なんとお腹の下から小銭がジャラジャラと! おめでたいお祭りメンバーによる演舞により、後ろにあった布団太鼓が突然うごめきはじめ…。次の瞬間、布団太鼓から姿を現したのは和牛・川西です! 『河内スティックチョイヤサー』(BIGBANG、『FANTASTIC BABY』の替え歌)を歌いながらの練り歩き。

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布団太鼓の後ろには、守谷日和による「ライバルに衣装を隠された歌舞伎役者」と、セクシー水着姿で花吹雪を撒くゆりやんレトリィバァの姿も。カオス渦巻くお祭り騒ぎです! 

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祭りのあと、奥田に「それ(水着)、どこに売ってるの?」と聞かれたゆりやんレトリィバァは英語でその質問に答えていました。さらに、楽屋でミルクボーイ・内海と間違えられたというウラ話も。

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前半の最後は、天竺鼠・川原と藤崎マーケット・トキの仲よし同期によるユニットコント「ピリピリ侍」。侍の川原が刀のツカに手をかけるたび、ピリピリとする演出にお客さんは爆笑! 

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ネタ後のトークで、このコントがおよそ10年も前に楽屋で誕生していたことを明かしたふたり。このたびステージでお披露目するのが初めてだったこともあり、念入りにリハーサルをしたそうですが、スタッフに「ピリピリ侍さーん!」と呼ばれて恥ずかしかった」と明かす川原でした。

続いては「5up因縁マッチ!」。卒業前に、メンバーに対して抱いているモヤモヤを解決するべく、様々な因縁に決着をつけようというこのコーナー。大波乱の予感です。

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まずは「オモロ顔因縁マッチ」。この因縁をつけたのは守谷日和です。昨年8月、5upよしもとで開催されたイベント『5upオモロ顔甲子園ファイナル』決勝で、和牛・川西に敗北した守谷が「もう一度やらせてほしい」と直訴し、実現したこの因縁勝負。

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今回は、藤崎マーケット、和牛、アイロンヘッド・辻井も参戦し、改めて「オモロ顔」の頂点を決めることになりました。この日のルールは、自分でオモロ顔にタイトルを付け、カーテンのついた小窓からその顔を覗かせるというもの。顔面の素材が最大の武器になる戦いです。

 

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甲乙つけがたいおもろ顔ぞろいでしたが、優勝は「芸歴10年目の高等技術を見せたる!」と、この勝負に挑んだ藤崎マーケット・田崎に決定! この結果に瀬下は「圧巻でした!」。そして王者の座を明け渡すこととなった和牛・川西も「文句ナシです。だってちょっとだけしゃくれてましたもん」とコメント。オモロ顔の歴史に残る名勝負となりました。

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続いての対決は、学天即・奥田がぶつけた「本当はお前の方が嫌な奴だ! 因縁ディベートマッチ」。日頃から何かと「嫌な奴」と言われがちという奥田が、「オレは言いやすい嫌な奴やけど、こいつは言いにくい嫌な奴」とタナからイケダ・池田を指名。ディベートが始まる前からバチバチです。

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同期のトットやジュリエッタなどNSC大阪27期メンバーにも協力してもらい、5分間ディベートを繰り広げた後、お客さんの拍手の大きさで「どちらが嫌な奴か」を決めることに。奥田は池田の先輩に対する態度などを指摘。かたや池田は「奥田が嫌な奴なのは当たり前。最近、ケチなところも出てきた」と告発。すると突然、ひな檀から飛び出した藤崎マーケット・トキが「うわぁ~!! オレ、ずっと金払わされてる~!!」と、瀬下に被害を訴える波乱も。

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お客さんによる拍手判定では、圧倒的に奥田の拍手が大きく、奥田の方が「嫌な奴」に決定! 因縁をつけた側が返り討ちに合うという結末に奥田は「皆さんには僕が嫌な奴に見えたんですよね。人って鏡ですから、皆さんも嫌な奴です!!」とすがすがしさすら感じさせる嫌な奴ぶりで締めくくりました。

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お次の対決は「笑顔が見たい! 因縁笑かしマッチ」。こちらはコマンダンテ・安田がもちかけた因縁です。藤崎マーケット・田崎が心から笑っている姿を誰も見たことがないと言う安田。「田崎さんは鉄のハート、鬼の子です」とまで。さらには天竺鼠・川原も「田崎はロボット」、相方のトキですらも「10年間一緒にいるけど、腹から笑っているところを見たことがない」と言いだし…。この対決で、田崎の本当の笑顔が見られるのでしょうか? 

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田崎の笑顔に挑むのは、吉田たち、コマンダンテ、アイロンヘッドという後輩たち。「田崎のおもしろあだ名」を3分間に次々と答え、牛乳を口に含んだ田崎を吐かせるほどに笑かしたら勝ちというルールです。

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次々とあだ名が飛び出すなか、グルメがらみのあだ名に反応して顔をゆがめ、笑いをこらえる田崎。そして最後に安田が出したあだ名でついに田崎に本当の笑顔を見ることができました。

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最後の対決はトット・桑原がしかけた「オレの方が似てる! 因縁こいし師匠モノマネマッチ」。こいし師匠のモノマネを持ちネタにしていたという桑原ですが、後からマドンナ・松浦がやり始めたことで不満が募っていた様子。「オレの方が先にやってた!」という桑原に対し、松浦は「こいし師匠ってみんなのものでしょう?」と応戦します。しかし、ふたりのやりとりを見守るメンバーたちからは「どっちでもええわ」ムードが漂い始め…。せっかくなので、こいし師匠のモノマネで勝負することに。お題は「合コンで、こいし師匠が言いそうにないひと言」。

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桑原はお得意のボイパを織り交ぜたひと言で挑みますが、短いセンテンスでまとめた松浦のモノマネに軍配が上がりました! この勝負で、負けた桑原はこいし師匠のモノマネを封印することに…。

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「5up因縁マッチ!」が終わったところで、5upよしもとからなんばグランド花月へ、なんばグランド花月から5upよしもとへ芸人たちが大移動する様子をシンクロックがレポート。5upよしもとの土佐駒となんばグランド花月のバンビーノが二元中継でクロストークをするひと幕も。イベントもいよいよ中盤です。

 

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プリマ旦那がMCを務めるのは「芸人がもう一度見たい! ユニットネタ」の後半。前半と同じく、メンバーからのリクエストが多かったユニットネタを見せるコーナーです。後半の一番手はユニットコントで結成された、GAG少年楽団・宮戸とバイク川崎バイクの即興漫才! ネタ合わせ一切ナシでの挑戦です。先ほど、なんばグランド花月のステージで「結婚」のテーマで漫才をお披露目したとのことですが、「先ほどとは違うテーマで!」とプリマ旦那・河野。そこで、テーマは「学生時代のなつかしいこと」。

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息ぴったりの即興漫才は、先ほどなんばグランド花月での舞台を見ていたプリマ旦那のふたりも「すごい! さっきと全然違うネタ!」と驚いていました。

 

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続いては、アキナ牛シュタイン。和牛・川西以外の4人によるユニットコントです。スネ夫(アキナ・秋山)、しずかちゃん(和牛・水田)、そして歌がうますぎるジャイアン(アキナ・山名)、やたらかっこいいのび太(アインシュタイン・河井)。しかしなによりドラえもん(アインシュタイン・稲田)が一瞬にしてお客さんの心を掴んでいました。

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最後は「あの茶番をもう一度見たい!」というリクエストが殺到したというヒーローショーです。2人の男女(アイロンヘッド・毛利、尼神インター・誠子)がデートを楽しんでいるところに、魔人(ななまがり・森下)が来襲。そこに、ヨイショマン(GAG少年楽団・福井)が助けにやってきました! 

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お客さんも巻き込んでの「ヨイショコール」で魔人をやっつけた後は、「ヨイショマンのテーマ」で勝利のダンス。スポ刈りヒーロー・ヨイショマンは今回も無事に平和を守ったのでした。

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お次のコーナーは、「力を合わせて賞金ゲット 卒業チャレンジコーナー」。さまざまなお題に挑戦し、全員の合計100ポイントがたまったら全員に賞金がもらえるというもの。

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まずひとつ目のゲームは「お客さんに文字をもらって答えましょう」。あらかじめ、お客さんにランダムに配られたひらがな2文字を頭の上に掲げてもらい、メンバーたちはその文字をお客さんからもらって、お題に沿った言葉を作るというゲーム。

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MCを務めるGAG少年楽団・宮戸から出題されたお題は「強そうな3文字」です。

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続いてのゲームは「ハイテンションムチャぶりショー」。事前アンケートでお客さんに書いてもらった「思いついたひと言」を、クジで引かれた「メンバーがハイテンションで演じるというもの。プリマ旦那・河野の「ハイテンションねこ」を皮切りに、見取り図・リリーによる「ハイテンションへび」、GAG少年楽団・福井による「ハイテンションえのきだけ」、かまいたち・山内による「ハイテンションクロワッサン」、バイク川崎バイクの「ハイテンション当たって砕けろ」などなど、次々と勢いで乗り切るメンバーたち! 

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最後はMCのGAG少年楽団・宮戸も「ハイテンションはさみ」に挑戦し、30以上のハイテンションムチャぶりが炸裂。結果、メンバー合計128ポイントで、賞金ゲットとなりました!

 最後のゲームは「劇場対抗! 巨大風船割りバトル」。なんばグランド花月との連動対決です。卒業メンバーは敵チームの劇場の風船を割りに行き、残った煌~kirameki~メンバーは敵チームからの攻撃から風船を守るというもの。先に風船を割ったチームが勝ち、というルールです。ここで、なんばグランド花月側がまだ直前のステージ続行中ということで、フリートークでつなぐことに。MCのかまいたち・濱家が「ここは5upよしもとやねんから、新生メンバーにしっかり守ってもらわなあかん。オレこそが守ったる、という奴おらんか?」と新生煌~kirameki~メンバーたちに発破をかけると、名乗りを上げたのが霜降り明星・せいや。「風船を飛ばしたらあかんのですか?」というせいやに、濱家が「風船飛ばしたらあかん、守らなあかん」と言うと、コロコロチキチキペッパーズ・ナダルが「風船飛ばしたらあかん、守らなあかん」とナダルリバース発動! そして、濱家が卒業メンバーのデリバリーパンダをイジっているところでなんばグランド花月との中継がつながりました! このとき、5upよしもとにいるロシアン生まれ・山口と、なんばグランド花月にいるセルライトスパ・肥後による「ヒィーゴ!」が発動。離れた場所でも息の合ったかけ合いを見せ、笑いと感動を巻き起こしました。

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卒業メンバーがなんばグランド花月へ乗り込んで行ったところで、新生煌~kirameki~メンバーたちは守りのフォーメーションを組みました。

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一番に乗り込んできた敵チームのビーフケーキ・松尾は、その場でグッタリした演技。すると、心優しいシンクロック・木尾が「あそこに疲れている人がいるから舞台に上げてあげてください!」とまんまと騙され、うっかりステージに上げてしまうという茶番も。続々となだれ込む敵チームを防御するべく、ステージの階段にカバと爆ノ介・カバを据えたのが功を奏し、次々と敵チームをなぎ倒してゆきます。巨大な壁を前に、敵チームはステージにすら上がれません。

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そこへ、守りの壁をヒラリとかいくぐってステージに上がった和牛・水田が奇襲!! 攻めろ守れの大騒ぎです! そのとき!! なんばグランド花月の巨大風船が割れました!

これにて、5upよしもとチームの勝利!! 大盛り上がりの舞台上でしたが、その戦いを、天竺鼠・川原と藤崎マーケット・トキがどさくさに紛れて客席に座り、ただ鑑賞していたことが発覚。かまいたち・濱家が「戦えよ!」とツッコむと、川原は「今のコーナーは、おもしろい!!」と大御所さながらに評価していました。

次のコーナーへのブリッジVTRは、この1年のふり返り。キラメン7誕生から始まり、年末のカウントダウンライブ映像まで、1年間の卒業メンバーの足跡がダイジェストで放送されました。最後は、なんばグランド花月での「煌ジャケット授与式」。笑いと、ときに厳粛な空気が漂う授与式を、中継画像で見守る煌~kirameki~メンバーたち。

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無事にジャケットが新生キラメン7に授与された瞬間、5upよしもとでも大きな拍手が巻き起こりました。そしてカウントダウンライブで誕生した、『時には傷ついて 誰かを傷つけて それでも分かり合える仲間と進む長い道』を全員で合唱しながら、5upよしもとに戻ってきた新生キラメン7を迎えました。

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そして新生煌~kirameki~メンバーでのエンディングです。3時間もの長時間イベントのなか、やっとそろった若々しい顔ぶれ。プリマ旦那・河野が「近くで見ると、これ誰?」とセルライトスパ・肥後に近づくやいなや、ロシアン生まれ・山口との「ヒィーゴ!」が発動! 先ほどは中継で離ればなれでししたが、やっと生で、息ぴったりのコール&レスポンスを見ることができました! 尼神インター・誠子も「みんな~、これからも5upよしもとへ、いらっしゃいま、誠子~!」と改めてご挨拶!

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一気に若返った5upよしもと。これからも新生キラメン7を中心に、劇場はもちろんさまざまなメディアで盛り上げていきますよ! そして、5upよしもとを卒業したメンバーの応援も、引き続きよろしくお願いします!