イロメキライブ
3月1日(土)、東京・ヨシモト∞ホールにて『イロメキライブ』が開催されました。
同劇場の若手システム「彩~irodori~East」が、今月からリニューアル。NSC東京12期生以下の若手が中心となり、新「TOP2」にはジャングルポケットとニューヨークが、そのほか「~Member」「~Jr.」「~Audition」も新たなネタバトルを展開しています。
このライブはその新「彩~irodori~East」のお披露目公演ということで、客席は立ち見席も含めて、超満員! 大声援で迎えられたジャングルポケットとニューヨークは、そんな客席をしてホッとした様子。「新生∞ホールを観に来てくれたんですか!」と嬉しげに話しかけるジャングルポケット・太田でしたが、お客さんからレスポンスはなく……「無視してるんですか?」と寂しそうに呼びかけます。
「大事なライブ。ここで面白いと思ってもらえたら、これからも来てもらえるし」と自らプレッシャーをかけたのは、ジャングルポケット・武山。太田は「興行ですから、お客さんが入ってることが大事」と同調しつつも、「言っても、我々は前システムでもTOPだった。だから、今回は全てニューヨークにかかっている!」とキッパリ。
責任を押し付けられたニューヨーク・屋敷は「僕らは横ばいですよ。ネットで“ニューヨーク 屋敷”で検索しても“ニューヨークお化け屋敷”しか出て来ないんですから!」と自虐的に語り、笑わせました。
「西からのぞみで来ている2組」(太田)という紹介を受けて現れたのは、大阪の若手システム「煌~kirameki~West」の「TOP2」であるプリマ旦那と吉田たち。「プリマ旦那さんのこと、おもろいと思ったことなんてない」と牽制する屋敷に、「さっきの“ニューヨークお化け屋敷”……よくできてるなぁ」とニヤリとするプリマ旦那・野村。互いにバチバチした関係性に見せようと必死ですが、「昨年もこのやりとりあったんですけど、途中で辞めたんですよ。だから、今回もなくなります」と断言する太田でした。
まずは、プリマ旦那とニューヨークがネタを披露。東西TOP2のネタは、それぞれ対戦として、お客さんからの投票を受け付け、勝ち負けを決めることに。のちほど回収した結果、この対戦はニューヨークの勝利となりました。
「イロメキ! ムチャぶり指令」というコーナーでは、“名前”と“自分たちで書いたムチャなお題”の入った2つのボックスからそれぞれ1枚引き、出て来た人にその指令をやってもらうというもの。
最初に餌食となったのは、吉田たち・ゆうへい。「いま、好きな異性の名前を叫んでください」という指令に対し、長澤まさみさんの名前を叫ぶという置きにいった姿勢を見せたゆうへいに、東京勢は不満たらたら。「みんな好きじゃない? それって保険かけてるよね」(ジャングルポケット・斉藤)「コーナー自体、ゆるくなりそうです! 本当のヤツ、言っときましょう!」(太田)と言われ、再度叫んだのはガチなもの。「なんて呼ばれてる?」「知り合ってどれくらい?」なども叫ばされ、げっそりした様子のゆうへい。「全部、俺がやってもええで」と自暴自棄です。
続いて選ばれたのは、またもや大阪勢の吉田たち・こうへい。「嫌いな先輩を叫んでください」というムチャぶりには、全員が驚く名前が! この指令を考えた屋敷は「東京はみんな仲よくて、誰が嫌いとかないから、大阪もないっていうかなと思って書いたんですよ~」と意地悪く動揺を誘いました。
さらに、大阪勢のプリマ旦那・河野に出されたのは「即興イロメキライブテーマソング」。ためらったものの、堂々と中央に出て行き、「♪東京の~大阪の笑いが融合~それがイロメキ!」と見事に歌い上げます。「すごい! まさかの特技! こういうのでウケてる人あまりいませんよ?」と驚く太田ですが、実はこの指令を書いたのが河野自身だったことが判明。「言わんとこう思うてたじゃないですか!」と屋敷にツッコまれ、「恥ずかしかったんですよ~」と小声で弁明していました。
その後、新「~Member」であるラフレクラン、ボーイフレンド、やさしいズ、横澤夏子、ジェラードンがネタを披露しました。
3月17日(月)に発売となる『よしもと男前ブサイクランキング』のムック本が発売されることを受けて行なわれたのは、「男前大喜利」。MCは太田と屋敷、吉田たち、プリマ旦那、ニューヨーク・嶋佐、武山と斉藤、ゆにばーす・川瀬、西村ヒロチョ、ベイビーギャング・北見、御茶ノ水男子・しいはしジャスタウェイ、相席スタート・山添、ランパンプス・寺内、フレミング・宮本が出演、審査員は相席スタート・山﨑、ゆにばーす・はら、横澤が務めます。
「好きでもない女性から突然告白! 傷つけないで断る男前な台詞とは?」というお題に対して「わいの彼女はセンターマイク」と答えた野村に、「そこまでお笑いがんばってる男、気持ち悪い~!」と痛烈な一言を浴びせる横澤。フリップに殴り書きした「おやすみ」を囁く北見には、3人とも首を傾げつつも「男前」の札を。結局、「やめたほうがいいよ。俺、マジヤバいヤツだから」という嶋佐の答えが、満場一致で男前ということになります。
「隠し持っていたエロ本を彼女が発見。男前な言い訳とは?」というお題に、「これはお前を愛するための参考書」と答えた野村。再び横澤に「自分がカッコいいと思ってらっしゃるの?」とピシャリ!「よく知らないですけど、あっちの人たち、イヤです~」と山﨑を眉をしかめます。そんな女性陣を、思いっきり罵倒する河野……。
このお題も、「たしかにエロ本観たよ。だけど、お前がいちばんやべぇわ」と答えた嶋佐に「男前」認定が。結果、嶋佐が優勝!「∞ホールで『嶋佐大喜利』っていうライブもやってますんで」とさりげなくアピールする屋敷でした。
再び、東西TOP2によるネタバトルが。吉田たち、ジャングルポケットがネタを披露し、この対決は吉田たちの勝利となりました。
ここから、「~Member」11組による怒濤のネタラッシュ。ひので、マイチェルシー、御茶ノ水男子、フランクリン、ゆにばーす、ベイビーギャング、テゴネハンバーグ、フレミング、ランパンプス、西村ヒロチョ、相席スタートとが、それぞれの特徴を活かした渾身のネタを披露。「Championship」で戦ったネタを披露する芸人が多かったのが印象的でした。
最後は「7連続でウケましょう」。大阪の“キラメン7”に対抗して、“イロメン7”として一致団結をはかろうという企画です。「モノボケで7連勝」では、ボーイフレンド・黒沼が若干怪しかったものの、「なるべく物ボケせんとこうと思ってた」という屋敷が最後に爆笑をかっさらい、見事にクリアします。
「一発ギャグあるある」では、ジェラードン・かみちぃが人気アニメのキャラクターが言わなそうなことというギャグで大笑いを起こすと、尻込みし始める嶋佐と海野。何かのたびにやっている「フィンガー!」で嶋佐がなんとかしのぐと、トリの海野には「いけるぞ!」と全員から温かい声援が。
この企画に消極的だった海野ですが、最後の最後、絞り出したギャグでなんとか笑いを起こし、見事にクリア! 全員が海野を迎え入れようとしていたのに、空気を読まずに前へ出た武山に、太田は「今、海野がフィーチャーされたところじゃん! この間、裏の暗いところで二度とケツ取るなって言ったよな?」とキツくダメ出していました。
エンディングで「さっきはごめんな。このあと、飲みに行くか」とコーナーで罵ったことを謝りつつ、先輩らしく飲みに誘った河野。ですが、「本当に気持ち悪い! 自分のことカッコいいと思ってる!」と、断固拒否する横澤でした。
3月6日(木)からは、いよいよ本格的なランキングバトルがスタート! このライブに出演したメンバーは、毎週火曜・木曜19時からの『彩~irodori~EastLive』に出演しています。
ますます目が離せないヨシモト∞ホールへ、ぜひとも足を運んでください!
●ヨシモト∞ホール
http://www.yoshimoto.co.jp/mugendai/
【プリマ旦那】【吉田たち】【ジャングルポケット】【ニューヨーク】【ラフレクラン】【ボーイフレンド】【やさしいズ】【横澤夏子】【ジェラードン】【ひので】【マイチェルシー】【御茶ノ水男子】【フランクリン】【ゆにばーす】【ベイビーギャング】【テゴネハンバーグ】【フレミング】【ランパンプス】【相席スタート】