最新ニュースインタビューライブレポート

« 梨花さんが『sweet』卒業! 同い年の陣内&目玉焼き柄の直美が見届ける | メイン | ピース・綾部が「男前」、ノンスタ・井上が「ブサイク」でV3を達成! ムック本『よしもと男前ブサイク芸人グランプリ』本日発売! »

2014年3月16日 (日)

春の風を感じる3月初旬、とろサーモンが司会で、九次元、ニューヨーク、鶏あえず、スカイサーキット、天然ピエロがYCC作家コースの生徒が考えたネタをやって、更に映像作品を見たり、NSC東京大ライブ首席のネタを見たりして熱くなりましょうライブ

3月8日(土)、東京・神保町花月にて『春の風を感じる3月初旬、とろサーモンが司会で、九次元、ニューヨーク、鶏あえず、スカイサーキット、天然ピエロがYCC作家コースの生徒が考えたネタをやって、更に映像作品を見たり、NSC東京大ライブ首席のネタを見たりして熱くなりましょうライブ』(略称『春風YCCライブ』)が開催されました。

YCC(よしもとクリエイティブカレッジ)7期生の卒業イベントを、とろサーモンがニコニコ動画で生実況するという本イベント。ニコニコ動画とよしもとがタッグを組んだ「ニコよし総合芸能学院『第一回学習発表会』」という番組として放送され、今回が「ニコよし総合芸能学院」の記念すべき第一回目の放送となります。
12:30〜20:30まで3部構成で生配信された本イベントの中で、『春風YCCライブ』はその3部にあたり、タイトル通りYCC7期生の映像制作ゼミの生徒が企画・撮影・編集した作品を見たり、作家コースの生徒が考えたネタをプロの芸人が演じたりと盛りだくさんな内容でした。


まずは、MCのとろサーモンが登場。YCCが、エンタメ業界で現役で活躍中のプロの指導のもと、次世代を担うクリエイターを育てる学校であるとの説明をしたあと、久保田が「よしもとの学校といえば、我々も一緒にNSCを受けまして、僕だけ落ちました」と残念なエピソードを披露し、イベントがスタート。

Photo 最初の映像作品は「白岩ゼミ」の作品。テーマは自由だったそうですが、自由すぎることにかえって不自由を感じた生徒たちは実際に体を縛られる体験をし、自由を奪われた状態から何を思うのか?というメッセージを発信した作品を発表しました。
真面目なテーマに思わず久保田が「これさ……、思ってるより壮大なイベント?」と不安気にコメントし、場内のクスクス笑いを誘います。代表作品1本と、同じ素材を使って生徒個人がディレクションした作品を2本、計3本の映像が流れた後、映像に使われていたBGMについて久保田が「タイ古式マッサージ店で流れてる音楽みたいな……」と形容、その言い得て妙さに客席から笑いが起こっていました。その後、白岩ゼミの生徒たちが登場し、思い思いに自分たちの作品について語ります。生徒たちのあまりの真面目さに、思わず久保田も「縛るっていうより“縛らせていただいてるんだ”っていう気持ちが沸いてきました」と、神妙な顔付きでワケのわからないコメントを発する始末です。

次は「西本ゼミ」の作品。こちらは「よしもと幕張イオンモール劇場CM」、「ショートムービー」、「YCC CM」、「パロディムービー」、「2700 PV」の5作品を発表。

イオンモール劇場のCMは、一般のCMとは違い、デジタルサイネージという最新鋭の映像掲示板用の動画CMで、COWCOWがあたりまえ体操を披露していました。このCMは実際に3月中旬からよしもとイオンモール幕張新都心のデジタルサイネージで流れるとのこと。
「ショートムービー」はシリアスなラブストーリー作品。「YCC CM」では先生役で、ガキの使いの“笑ってはいけない”シリーズでもおなじみのよしもと社員・藤原寛が登場していたため、久保田が「藤原さん、僕に会うといっつも僕の飼ってる犬の心配してくれるんですよ。『犬元気?』って。もう7年もこのやりとりしてるんです。この間、初めて怒ったんです」と藤原とのプチエピソードを披露。
「パロディムービー」は“おもてなし”でおなじみの某プレゼンをパロディにした作品で、マテンロウ・アントニーが物凄いブロークン・イングリッシュでスピーチする場面が特にウケていました。「2700 PV」は、2700の“鎖骨がティリティ”をPVにした作品で、フルサイズで流れたPVに久保田も「この曲こんな長いんや」と驚いていました。また撮影時、2700から「こんなにティリティしたのは初めて」というお言葉をいただいたそうです。

Photo_8 続いて、YCC作家コースの生徒が書いたネタを芸人が披露するコーナーへ。スカイサーキット、天然ピエロ、九次元、鶏あえず、ニューヨークがそれぞれネタを披露します。
スカイサーキットはモンスターペアレンツネタ、天然ピエロは女王様とメイドのコント、九次元は面接ネタ、鶏あえずはRPGコント、ニューヨークは歯医者コントを披露しました。

Photo_2

Photo_3

Photo_4

Photo_5

Photo_6 ふだんは自分たちでネタを考えている芸人にとっても、他人が考えたネタを演じるということは新鮮な経験だったよう。天然ピエロは、コスプレのような女王様とメイドの衣装も新鮮だったとコメントしていました。
また、元人事部のリストラされたサラリーマンが面接に行ってみると、そこにはかつて自分が人事部にいた頃に面接した人物が面接官としていた——という若干ややこしい設定のコントだった九次元。そのためか、終わったあと「まずは(作家に)謝りたいです」とコメントします。もともと9分あったヒューマンドラマのようなコントを5分に縮めたそうで、九次元・谷本によると「残りの4分に面白いところがあった」んだとか。その説明に村田が「どこ抜いとんねん!」とツッコんでいました。
鶏あえずのRPGコントは、ドラゴンクエストのようなゲームの勇者とラスボスのやりとりが面白く、爆笑をさらっていました。終わったあと、ネタを考えた永田さんとのトークでは、鶏あえず・渡久山が「ネタを、僕らに寄せて作ってくれたみたいで、すごくやりやすかったし、楽しかったです」とコメント。それを受けて永田さんが「(鶏あえずのことは)あんまり知らないです」と話し、寄せたわけではなく、偶然ハマったらしいことが判明しました。また、どの芸人も、40〜50本近くのネタ候補の中から今回披露するネタを選んだらしく、鶏あえずが最後までどっちのコントにするか迷ったもう1つのコントは“コンビニ店員の片手がチクワ”という設定だったそうで、それを聞いた久保田は「うわ〜、そっちのコントも見たいわ」と話していました。
ラストのニューヨークの歯医者コントでは、コントの最後で(歯からの)流血シーンがあり、観客が「キャーッ!」と一瞬軽く引いたのですが、コント後、作者の熊澤さんに感想を求めたところ「血のところで悲鳴が聞けて満足です」とコメントし、久保田に「満足するとこ、そこ!?」とツッコまれていました。

Photo_7 ラストは、NSC首席コンビの「フルフロンタル」がネタを披露します。

Photo_9 ネタが終わり、「2人とも優しそうな顔してるわ」(村田)、「初めてちゃう? モヒカンで首席のコンビって」(久保田)などと感想を話したあと、よしもとの芸人ではなく、とんねるずに憧れてこの世界に入ったと話すフルフロンタルに久保田が「僕らと似てるね。僕らもウッチャンナンチャンに憧れてこの世界入ってん。こいつ(村田)は南原さんに憧れて……」と話し、村田に「憧れてるって言うたことないわ!」とツッコまれていました。

締めは全員が登場。皆で「We Love YCC!!」と叫び、イベントは幕を閉じました。

Photo_10 YCCでは現在8期生を募集中。3月15日、21日に新宿のよしもと本社で説明会が行われます。21日は作家コースで実際に行われている授業を体験できるそうなので、興味のある方はホームページをご覧ください。
また、「ニコよし総合芸能学院」では、これからもどんどん動画をアップしていく予定ですので、そちらもお楽しみに! 


●関連情報
ニコよし総合芸能学院
http://ch.nicovideo.jp/nicoyoshi

YCC(よしもと クリエイティブ カレッジ)
http://ycc.yoshimoto.co.jp/



【とろサーモン】【九次元】【ニューヨーク】【鶏あえず】【スカイサーキット】【天然ピエロ】【フルフロンタル】