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2014年4月 1日 (火)

新入社員の石井一久、同期とはタメ口で? 平成26年度吉本興業(株)入社式

4月1日(火)、平成26年度 吉本興業株式会社入社式が、吉本興業東京本部にて行われ、本年度の新入社員である大卒14名、高卒4名、そして日米の野球界で活躍し昨年現役を引退した石井一久を加えた計19名が、新たな門出を迎えました。

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まず、吉本興業の大崎洋代表取締役社長から挨拶があり、「今日からみんなは、私達吉本興業の仲間です」と歓迎の言葉を述べた後、エンタメ業界の目まぐるしい変化について「チャンス」と激励しました。

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また、ここ数年は修行中の身で「人間関係、働くことの意味だとか基本を勉強してもらう」「今日まで優しい先輩も、明日からはそんなことはない」といった厳しい言葉も。

新入社員への採用辞令交付に続き、自己紹介とひとこと挨拶を行いますが、緊張のあまり、言葉を詰まらせる初々しい姿も見受けられました。

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トリを飾った石井一久は、「(埼玉)西武ライオンズ出身の石井一久です」とのツカミで笑いを誘うと、「入社式に靴がフェラガモだったり、スーツがストライプだったりするのは、昔の名残として許してください。やるからにはしっかりやっていきたいので、消費税も上がりましたけど、消費税同様、僕もスキルアップしていきたいです」とユーモアをまじえながら、堂々たる振る舞いで拍手喝采。

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続いて、昨年度、中卒採用として注目を集めた稲中未来からも「一緒にがんばりましょう」と頼もしい挨拶が聞けました。

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役員、よしもとクリエイティブ・エージェンシーなどの子会社役員の紹介がされた後、吉本興業の吉野伊佐男代表取締役会長より、「明るく元気よく、笑いを取り巻く環境をよく理解して、自分がどういう仕事を一生懸命やっていけばいいかわかってくると思います。みなさんと一緒にがんばっていきたいです」といった言葉で入社式が締めくくられました。

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ポカポカ陽気となった春晴れの下、中庭で記念撮影が行われ、直後には石井一久への囲み取材も行われました。

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すでにCM出演といった仕事をこなしている石井ですが、改めて意気込みを訊かれると、「野球だけでなく、スポーツ選手って次の働き口だったり、次のステップって模索しても自分一人でできないところもあります」「スポーツ選手が辞めた方のマネージメントをしていきたい」といったスポーツマネージメントへの思いを打ち明けます。


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また、吉本興業を選んだ理由については、「真面目な話、地域の活性とかアジア進出を目指してる会社なので、スポーツ選手をトータルマネジメントするには、すごく整ってる会社」だとして、ゆくゆくは「いろんなところに人材を派遣していきたい」といった展望も語る石井。

先ほどまでの入社式については、ドラフトや入団式と比べ、「会社(吉本興業)の入社式は、僕より上の大人の方がいるので緊張します」と言いながらも、辞令そのものは、「いい紙使ってる」と再びユーモア発言で記者を笑わせます。
そして、同じ新入社員から「同期なので、敬語使わなくていいですか?」と訊かれ、「それは勘弁してくれと(笑)」と断ったとの逸話も披露。

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一方、野球の話題では、日米通算182勝と、日本名球会入りの条件である200勝まで残り僅かだったことについて触れられると、「200勝しても、次の人生、ちゃんとしたスタートが切れるかわからないので。名球会に入るとグリーンのブレザーが着れるんですけど、普通のスーツに魅力を感じた」と、現役には未練がない模様です。

とは言うものの、先日、野球中継の解説をした際には、「試合時間が長いんで、短くしていければ、もうちょっとみなさん飽きないかなと。野球嫌いな人も好きにさせることができるんじゃないかな」といった野球愛が感じられる発言もチラリ。

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今後の石井一久、並びに新入社員の活躍にご期待ください。


【石井一久】