よしもとニュースセンター

４月23日（水）、『ハイスクールマンザイ2014～H-1甲子園～』開催発表会見が千葉県・イオンモール幕張新都心にて行われ、総合司会を務めるタカアンドトシを筆頭に、千鳥、パンクブーブー、フルーツポンチ、パンサー、マテンロウが登壇しました。

『ハイスクールマンザイ2014～H-1甲子園～』は、その名の通り、漫才の日本一を決める大会で、今回で12回目を数えます。
今年は地区予選大会を７月上旬～８月中旬に、全国のイオンモール、イオンショッピングセンターにて、過去最大規模となる約40箇所で開催。
準決勝を経て、８月下旬には決勝大会が行われる予定で、優勝組にはお笑い奨学金50万円などが贈られます。

会見のMCもタカアンドトシが務め、まずはイオンモール（株）営業本部マーケティング統括部イベントプランニング部の宮嶋佐知子部長から「お笑いを目指す高校生だけでなく、ひと夏の思い出を残そうという高校生、動機はなんでも構いません。我こそはという高校生がいましたら、エントリーしてくださることを楽しみにしています」と挨拶。

続いて、「ハイスクールマンザイ応援隊」として千鳥、パンクブーブー、フルーツポンチ、パンサー（菅、尾形のみ）、マテンロウがステージへ登場し、ギャラリーからの拍手を浴びます。
パンサーの向井がポリープの手術前検診のために不在で、トシが「すいませんね、一番の目玉がいないということで」と頭を下げれば、タカは「元NBA、マジックジョンソン選手！」と、さっそくマテンロウのアントニーいじりを開始。

その後、「高校時代のイケてなかったエピソード」を各自発表し、フルーツポンチ・亘は、同級生からひとりだけ「さん付け」されていたと、相方・村上にも引けをとらない一面を明かします。

パンサー・菅は、高校時代「ギャル男」だったそうで、瓶ビールくらいに肌を焼き、灰色のカラコンをし、髪に10分の９が白銀のメッシュを入れたため、おばあちゃんが「まあ」しか言わなくなったとのこと。
続く尾形は、仙台育英高校時代、サッカーの全国大会での逸話を熱く語りますが、オチが決まりません。
すると菅から、「マネージャーに、すぐ向井を呼ぶように言ってきます」と本日、ポリープの手術前検診のために欠席した向井を名前を出され、トシからも「お笑いポリープ！」呼ばわりされる始末。

マテンロウの２人は、『ハイスクールマンザイ～H-1甲子園～』の前身となる『M-1甲子園』に出場経験があり、当時を振り返りますが、アントニーが発した「堀田です」という本名の自己紹介が一番ウケたとして、一回戦敗退した過去を告白します。

高校生限定の漫才大会とあり、「クラスの人気者だけじゃなくて、学校内で地味な人でも人前で声を出すと、人がガラッと変わるからぜひ参加してください」（千鳥・大悟）、「何かしたいけど何したいかわからない人。ギターも弾けない、速い球も投げられない、でも俺はきっと何かできると思ってる人に」（フルーツポンチ・村上）と一部の人に呼びかけ、たまらず「自己啓発セミナーじゃないですよ（笑）」とトシ。

フォトセッションを挟んで囲み取材が始まると、お笑い芸人を目指したきっかけなどのトークが展開されるなか、タカが「そんなことを忙しい記者さんは訊きたいんじゃないですよ。もっとテレビに流れるようなことを…オバマが来ますけど、どう思いますか？」とアントニーへ振ります。
するとアントニーは、「とりあえず、会食の予定は入ってます」とボケ、「すごいなあ（笑）」（パンクブーブー・黒瀬）、「近寄ることさえ出来ないだろ！」（トシ）といった総ツッコミを受け爆笑！

現在の高校生のお笑いレベルについて訊かれると、「我々がやってた頃とは全然違います。ネタ番組が多かった時代、それを見て育ってる子供たちなんで、むちゃくちゃ優秀というか、出来上がってますね」と分析するタカでしたが、続けざまに「逆に面白くないですよ。テクニックに頼ってる人が多い。熱い気持ちをもった奴にきてほしい」と持論を展開。

地区予選を応援しにいった経験のある黒瀬も、そのレベルの高さに驚き、「女の子が多くて、面白いんです。生物の女の子が、なんかの卵がどうのっていうネタで、わからないんですけど、聞いてて面白い！」とリケジョ漫才（？）に感心したそうです。
ただ、相方の佐藤は「（『M-1グランプリ』と『THE MANZAI』の）２冠獲ったからって、売れるってわけではないぞと。そっからスタートだからな。そこで失敗したら全部オシャカだからな！」と語気を強め、「 やめろ！　夢ねえわ」とトシが思わず制止することに。

続いて、ポリープ手術と療養のために４月29日から約一週間仕事を休むと発表したパンサー・向井の話題へ。
菅は「ちょっと困ってますね。僕は（向井に）背中押されてボケてたんで、一週間ずっと黙ってる可能性ありますね。MCとかの仕事がすごい心配ですね」と不安を吐露し、尾形も「振りというか、ボケてくださいというのも、向井がやってたので、それは出来ないもんね、俺ら」と同意。
しかし、「ライブの前にちゃんと謝ってから、ライブやるっていう形になりますね。でもその一週間の間に成長できたら」（菅）、「そうそう。面白くなればね」（尾形）といった前向きコメントもありました。

「向井さんは、特に尾形さんが心配とコメントしてますが」と記者から告げられると、尾形は「そうなんですか？　いやいや、僕は心配される要素はないですよ。大丈夫でしょ」とキッパリ。
黒瀬やタカから「見せておいたら、大丈夫なところをカメラに」と促された尾形は、「おい、向井！　見てるか！　俺はお前がいなくてもできるし、菅と２人で充分なんじゃー！」と吠えます。
これには、「“なんじゃ”？　大仁田（厚）だよ（笑）」とタカが笑い転げ、「ファイヤー！」といつもの「サンキュー！」ポーズでさらに咆哮する尾形でした。

最後にメッセージを求められたタカアンドトシは、「我々も高校時代からお笑い目指してがんばってね」（トシ）、「ビッグになりたいよね。ビッグになったらこっちの方が入ってるでしょ？（親指と人差し指で輪を作り）ミートボール」（タカ）、「ミートボールかい！」とネタの一節を披露。
仕切り直したタカが、「我々も将来のライバルになるかもしれないですけど、とにかく面白い人が入ってくるのは大歓迎。みなさんがんばってください」と高校生にエントリーを呼びかけていました。

地区予選大会やエントリー方法、大会ルールなどの詳細は、公式サイト（http://www.highschool-manzai.com/）でご確認ください。

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