山田スタジアムが2代目兵庫県住みます芸人就任！ 甲子園歴史館一日店長も！
2011年4月より始まった「あなたの街に“住みます”プロジェクト」では、47都道府県に芸人が実際に住み、ご当地を盛り上げています。兵庫県でも同年より、元漫才コンビ・かりんとうのかわばたくんが活動してきましたが、この春、さらに活性化へつなげようと、大の阪神タイガースファン、甲子園ファンで知られる元漫才コンビ・ストリーク、現在はピン芸人で活躍中の山田スタジアムが2代目兵庫県住みます芸人として加入することになりました。
5月10日には、その就任式が甲子園で行われたと同時に、甲子園歴史館の1日館長もさっそく引き受けることに。初代兵庫県住みます芸人のかわばたたくんの司会進行の元、就任式がスタート。式には、兵庫県出身・在住、甲子園情報に関しては右に出る者はいない、ザ・ぼんちの里見まさとも激励に駆けつけました。
まずは兵庫県住みます芸人としての意気込みを尋ねたところ、「阪神タイガースが大好きだということで兵庫県住みます芸人に大抜擢されたので、阪神タイガースとともにがんばっていきたいです！」と山田スタジアム（以下、山田）。兵庫県住みます芸人に決定して１ヶ月、不動産屋さんを巡り、兵庫県内に家も決めました。が、そこは甲子園より少し離れたところだそうです。しかし、「鳴尾浜まで徒歩で行けるし、甲子園も自転車で10分。なんば・うめだも1本で行ける。ゆくゆくは甲子園にだんだん近づきたい。“甲子園近づきます芸人”としてもよろしくお願いします」と新たなる野望も抱えていました。
と、ここで山田の“後見人”として里見まさとが登場。山田に対して「子どもの頃から応援している球団があるというのはうらやましい」とまさと。聞けばまさとは、大の近鉄バッファローズファンだそうです。そして「高校野球から阪神タイガースを中心に、西宮で根こそぎ仕事を取ってきてくれることを期待します！ むしりとってこい！ 大きくは甲子園球場の試合に携わるような仕事、小さくは近所のおっちゃんの誕生日パーティーに呼んでいただくなど、がんばってや」とエールを送りました。
そして記者からの質疑応答では、甲子園のみならず兵庫県全体をどう盛り上げたいかと尋ねられた山田は、「全域はかわばたくんにお任せしています！」ときっぱり。シーズンオフに入ったら家から出ないとも断言していたのですが、そこでまさとが「休ませませんよ！」と一喝。「オフなんか大変。（甲子園球場の壁の）つたの葉っぱが枯れていないか、皆さんからご寄付いただいたレンガが欠けていないか、甲子園の駅工事の進行状態、予定通りできるか全部チェックしてもらいます。そのための住みます芸人です。兵庫県の皆様に喜んでもらわないといけないので」と今後のプランを明かしました。まさとの助言を受けて山田も、「野球を通して兵庫県をPRしていきたいですね。ゆくゆくは物まね野球団なんかを作って、兵庫県の皆さんと野球を通して交流していきたいと思っています」と得意の野球を絡めた企画も考えていることを明かしました。
続いて初代住みます芸人として、その心得をかわばたくんに聞きました。かわばたくんは「地域の方と仲良くなることが一番いいと思います。その方法は、元気がったら大丈夫です！」とざっくり。人懐っこい持ち前のキャラクターを生かしているようで「携帯電話の番号を、兵庫県民の方に限って教えます！」との必殺技も伝授。なお、兵庫県外の方には絶対に教えないそうです。ちなみにかわばたくんは、そうすることで、いろんなお誘いを受けてきたそうです。
そんなかわばたくんの“戦略”を鯛の身に喩えるまさと。「鯛が目の前にあるとしたら、鯛の身の取りやすいところは吉本興業という会社がきれいにちゃんと取ってくれる。あなたにやってほしいとことは、その鯛の骨についている身、あれをコツコツコツコツ集めていただくことです」とアドバイスすると、「鯛の骨についている身をとらせていただきます！」と乗り気になっていました。
また、甲子園の野球ネタを生かしたPRでは、「あるあるじゃないですけど、細かいところを意識してやっていきたいと思っています」とも話していました。
この就任式では、阪神タイガースの公式スポンサーでもあるmizunoさんに特別に作ってもらったという一張羅で臨んだ山田。その姿はすっかり甲子園に溶け込んでおり、当日限定で就任した甲子園歴史館一日館長という大役もお任せといった風貌でした。
これから、初代かわばたくん、そして2代目の山田スタジアムが兵庫県住みます芸人として活動していきます！ 二人の活躍にぜひご期待ください！
里見まさとの動画はこちら ⇒ http://ynn.jp/u/33/
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