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2014年5月15日 (木)

桂文枝プロデュース『戀する落語会』に、いらっしゃ~い!

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5月15日(木)、『神保町花月~桂文枝プロデュース~戀(こい)する落語会』の開催発表会見が神保町花月にて行われ、桂文枝とともに桂三四郎、桂三輝、桂三語、桂三度といった若手落語家たちが出席しました。

『神保町花月~桂文枝プロデュース~戀する落語会』は、桂文枝が「六代文枝」を襲名後、あらたなる挑戦として取り組む“若手落語家育成プロジェクト”の一環として立ち上げた公演。6月から毎回、一人の若手落語家に焦点を当てた公演を神保町花月で開催していきます。桂文枝は会見に先立ち、公演について以下の言葉を寄せています。

「落語を聴けば
きっと人生が楽しくなる。
きっと人間が好きになる。
だから
落語を聴けば
必ず戀が芽生えます♡
プロデューサー 桂文枝」

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会見では冒頭、よしもとクリエイティブ・エージェンシー代表取締役社長・泉正隆が挨拶しました。

「この落語会は、プロデューサーである六代 桂文枝の落語への思いと、弊社・吉本興業の落語文化にお役に立ちたいという思いが合致した企画です。東京で公演を行うことで、上方落語の素晴らしさを関東のお客様に知っていただき、さらにあたらしい上方落語のファンを開拓していきたいと考えています。なぜ、その拠点を神保町に選んだのかといえば、ここ神保町花月からほど近い場所に、今から92年前の1922年『神田花月』が開業し、賑わいながらも45年の東京大空襲で惜しくも焼失したという、ゆかりの街であるということがあります。そしてまた、神保町は学生の街。落語を聴いたことのない若いお客様に届けるには、格好の場所です。落語ファンはもちろんのこと、今まで落語会に足を運んだことのないお客様に、ぜひ来ていただきたいと思います」

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次はいよいよ今回の企画を立ち上げたプロデューサーであり、上方落語協会の会長でもある六代 桂文枝が登場。公演の意義について説明しました。
「先年『六代 桂文枝』を襲名し、1年8ヵ月にわたり日本全国から海外まで披露興行をやってまいりました。そして3月8日の大阪での公演を最後に、私の襲名披露公演は終わったわけでございます。そんな中、次の目標として考えたのが“三百席を残す”ことと“若い人につなぐ”ことでした。今回はたまたま私の弟子たちですが、東京の若い落語家、もう東西かぎらず若い人をどんどん押し出していこうというのが、この落語会です。落語というのは人情を描くわけですから、聴けば人を好きになる。だから『戀する落語会』と名付けさせていただきました。そうして中身も、普通の落語会のようにずっと落語だけだと初めて聴くお客さんには退屈じゃないかなと。なので漫談があったり、対談のようなトークもあったり、いろんな要素を入れていくことを考えました。第一回にフィーチャーしたのは桂三度。6月8日に『三度は3度笑(しょう)ぶする』と銘打ち、最初につかみのトーク~落語~ゲストとのトークという構成になっています。そんな風にして、ひとりずつ若手をフィーチャーしていきますので、よろしくお願いいたします!」


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続いては、焦点を当てられる落語家として桂三四郎、桂三輝、桂三語、桂三度が登壇。挨拶と意気込みを語ります。
桂三四郎「師匠がプロデュースする落語会が立ち上がるというのは、本当にうれしいものです。なんといいますか、やっと師匠が出てきてくれたという感じがいたしますが、そこにさらに出させていただけるのは、わかりやすく言えば民放のレギュラーが決まるくらい光栄なこと。がんばります!」
桂三輝「昨年、今年、来年と海外公演を行っております。なのでこの落語会でも、英語落語やバイリンガル落語、海外の方も日本の方といっしょに創作落語を楽しめるようなものにしたいです。“英語で戀に落ちる落語”を披露します! よろしくご指導ご鞭撻のほどを」
桂三語「こういう落語会に出させていただくことになりまして、そろそろ師匠に恩返しをしていかなくてはいけないなと。若手とはいってもみんな結構いい歳だってりして、僕が一番若いのもありますので、ある意味引っ張っていかなければと思っています」
そして、6月8日に『神保町花月~桂文枝プロデュース~戀する落語会』の第一回、『三度は3度笑(しょう)ぶする』を担うこの落語家。
桂三度「こんなチャンスをいただいて本当にありがたいです。これをきっかけに若手落語家に光が当たるといいなと思うますし、いつか僕も若手を育成するような立場にならなあかんなとも思って、気が引き締まっています。…と100%真面目にお送りしてしまいましたが(笑)、よろしくお願いします!」


彼らに対し、文枝は「もうちょっとハキハキと伝わるように言わなあかんし、もうちょっとおもろいことも言えやって(笑)。まだまだやなあ。ほんまにあかんな」とダメ出し。
とはいえ、それも愛情の裏返し。「今後はいろんな落語家をフィーチャーしようと思いますが、2回目は三四郎をフィーチャーいたします」と次回公演についても発表。「とにかく若手にハッパをかけて押し出します」とPRしました。

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なお『三度は3度笑(しょう)ぶする』の内容について三度は「スタンダップあり、落語ありでがんばります。ゲストトークは、たむらけんじくんとミサイルマンの西代くんをお呼びしまして…」とコメントしかけると、文枝はすぐさま「君な、落語家としては駆け出しなんやから、~くんでなしに~様と呼ばんと。それを偉そうに…君はそういうとこあるな。君でコケたら次はないんやけどな」とお叱りが。すると「すいませんでした、師匠様」「私にはええねん。おちょくっとるのか!」。文枝一門の醸し出す雰囲気に、場は締まった中にも和やかムードに包まれました。

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最後に文枝は、かつてと今とを引き比べて挨拶。
「彼らくらいの若いときは、もっと上を目指して頑張っていたような気がするんですよね。それに私のときには上に四天王という人たち(六代目笑福亭松鶴、三代目桂米朝、三代目桂春團治、五代目桂文枝)がいて支えてくれていたので、今度は私がその役目をする必要があるのかなと思います。これをきっかけに、落語を知って、彼らを知ってくれる人が増えたらうれしいですね」
〆には「『戀する落語会』に、いらっしゃ~い!」と一門でアピールしたのでした。





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