よしもとニュースセンター : 今くるよ、間寛平、坂田利夫が「ダイハツオーヴォ」大阪公演イメージキャラクターに！セレモニーには未知やすえも登場

夢のスーパーサーカス第7弾、世界最高峰のエンターテインメント集団シルク・ドゥ・ソレイユによる「ダイハツオーヴォ」大阪公演が、きたる７月17日（木）より、大阪・中之島ビッグトップ（特設会場）にて開催されます。高さ8m・幅19mという巨大セットを使った「ウォール」をはじめ、かつてないスケールと芸術性を融合させたアクロバットの数々を通じ、草花の下の“いのちの物語”を描き出す同公演は、シルク・ドゥ・ソレイユ史上初のファンタジー作品。現在、東京で大好評上演中です。そんななか、「オーヴォ」のキャラクターたちにそっくりな芸人として、今くるよ、間寛平、坂田利夫が「オーヴォ大阪公演イメージキャラクター」に就任することが決定しました！　5月29日（木）、その就任発表記念セレモニーが行われ、3人のほか大阪公演スペシャルサポーターである吉本新喜劇・未知やすえも駆けつけました。

司会の杉本なつみアナウンサー（関西テレビ）によって、まずは日本公演スペシャルサポーターの田中理恵さん（日本体育大学児童スポーツ教育学部教員）、大阪公演スペシャルサポーターの未知やすえがステージへ。やすえは「私は『オーヴォ』大阪スペシャルルルルルサポーターです！」と挨拶がわりに自慢の巻き舌を炸裂させ、さっそく笑いを誘います。ちなみに大阪公演スペシャルサポーターには、やすえのほかにも今いくよ、ハイヒール、月亭八光、浅越ゴエ、桜稲垣早希といった「オーヴォ」に負けず劣らずの個性派メンバーが顔を揃えており、「みんな本当にシルク・ドゥ・ソレイユが大好きで、応援したいという気持ちを持っている」（やすえ）と、力が入っています。

もちろん、既にオーヴォを見たふたり。「台湾と東京で合計6回見ています」という田中さんは、「2回、3回と見るほどに面白くなります。パフォーマンスはもちろん、アーティストの表現力や生演奏の音楽、そして皆さんが息を合わせて作り上げる素晴らしさがあり、感動が絶えません」と大絶賛。やすえも「（シルク・ドゥ・ソレイユの公演は）どの回を見ても楽しいですが、今回の『オーヴォ』　にはすごく吸い込まれた。見ているうちに、人がやってるんじゃない、例えば本当にコオロギが飛んでいるように見えるんですよ！　自分が虫たちの世界に飛び込んだようで、あっという間に時間が過ぎてしまう。まず子どもに見せたい！」と感動しきりです。

さらに注目なのは、メインキャラクターのひとり・フォーリナーを演じるのが日本人キャスト・谷口博教さんだということ！　谷口さんは、田中さんの大学の先輩に当たるということで、「シルク・ドゥ・ソレイユに行くと聞いて応援していたんですが、こうやって主役で出られるなんて」とうれしそう。「また似合ってるんですよ！　谷口さんしかできない役だなと思いました」（田中さん）という見事な演技を、ぜひチェックしてみてください。

と、ここで今日この会場に、「オーヴォ」からアーティストがやって来ているとの情報が。主要キャラクターのフォーリーナー、レディーバグ、マスター・フリッポが、華やかな音楽に乗って登場！と思いきや、よ〜く見ると、そこにいるのは間寛平、坂田利夫、今くるよの3人です。レディーバグに扮したくるよは、なりきるつもりが「どやさやんかいさー」と、ついおなじみのフレーズを口にしてしまい大失敗。寛平演じるフォーリナーも、「先っちょマンと違うで、フォーリナー、フォーリナー」と主張した次の瞬間、やすえから「アヘ？」と振られ、思わずギャグを繰り出してしまいます。「師匠、何でも仕事受けるのやめてください！」とやすえにツッこまれてしまった坂田は、「ほっといてんか！　アホアホアホアホ〜！」と、アホアホ攻撃で逆襲!?　結果はシルク・ドゥ・ソレイユならぬ「アメマ・ドヤサ・アホレイユ」だった…というオチに。これに怒ったやすえは、自慢のキレ芸で3人を罵倒しまくり！　この後、ようやくイメージキャラクターとして正式に紹介されることとなりました。

3人も東京で公演を見たとのことで、くるよは「めちゃめちゃ感動した！ 100回でも１万回でも見たい！　私、レディーバグちゃんのことは他人と思えへんねん」と、自身にそっくりなキャラクターへの愛着を熱く語ります。寛平も「何もかも感動します」とその面白さに太鼓判。「『うわー！』『うわー！』ばっかりやったね。50人ぐらい出てらっしゃるんですが、誰ひとりサボってない」と、天然キャラならではの感想をコメントしたのは坂田。「心から拍手しますね。すごいわさー！」と、未だ興奮さめやらぬ様子でした。

また、寛平はマスター・フリッポを演じるアーティストとも対面、ギャグをあげて喜ばれたというエピソードを披露。「触覚抜いたん誰や〜」「ワオワオ！」「チャチャマンボ」などを直々に指導したとのことなので、大阪公演でこれらの動きが新たに加わる可能性も…!?　くるよも、いくよとともに普段は入れないバックステージに潜入。衣装に人一倍こだわりのあるくるよだけに、「鎧のような衣装、あれゴムでできてるんですよ。すべて手作りで、1着つくるのに100時間かかるんですって！」と、独自取材（？）で得た情報を明かしていました。

さあ、続いてはいよいよ本物のアーティストによるステージです！　披露されたのは演目のひとつである「ウェブ」で、獲物を捕らえようと巣の中で体をくねらせる、美しくも妖しいクモたちの姿を表現。想像を絶する柔軟技で、見る者のため息を誘いました。圧巻の演技を終え、大きな拍手に包まれたところで、アーティスティック・ディレクターのマリオン・ヴァン・グルンスヴンさんも加わってのトークタイムへ。やすえは「近くで見ていても、クモにしか見えない！」と大興奮、「クモの動きで気をつけていることは？」と質問を投げ掛けます。するとマリオンさんは「彼女たちは生まれつきクモなんです！　特別なクモの世界から来ていて、巣に獲物を誘い込むため、あんなセクシーな動きをしているんですよ」と解説。これを聞いていた坂田が、妖艶な魅力にとりつかれてしまったのか、「クモと結婚したい！　アイラブユー！」と、突然プロポーズしてしまうひと幕もありました。

イメージキャラクター3人の動きをステージ袖から見ていたというマリオンさんからは、「とても素晴らしかったので、感激しました」となりきりぶりへお褒めの言葉が。とはいえ「フォーリナーは、もっと空を飛ぶように軽やかにならなければいけません。マスター・フリッポはコミュニティのリーダーなので、もっと強く。レディーバグはかわいい声の練習をしていただきたい」と、厳しいリクエストも飛んでいました。

この後の質疑応答で、「イメージキャラクターとしてやってみたいこと」をきかれた寛平は、クライマックスの「ウォール」のシーンにどうしても参加したいとマリオンさんに直訴。承諾は得られませんでしたが、「練習するから何とか！　これからもしつこく言うていきます！」と、めげずにやる気を燃やしていました。

最後は田中さん、やすえを含む5人で、「オーヴォ！」「どやさ！」という大阪バージョンの掛け声で締めくくり。