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2014年6月 5日 (木)

「第8回ベスト・プラウド・ファーザー賞 in 関西」芸能部門に月亭八方!パパ芸人らによるPaPaPARK!も特別部門で受賞

今年で8回目を迎える「ベスト・プラウド・ファーザー賞 in 関西」の授賞式が、6月4日(水)、大阪・帝国ホテルにて行われました。2007年のスタート以来、毎年、関西の各界で活躍する“素敵なお父さん”を選出することで、父親への感謝や家族の大切さの再認識、さらに家族を持たない子どもたちへ愛を、といった目的のもと、啓蒙活動の一環として実施されてきた同賞。関西出身または関西で活躍している人を対象に、「明るく楽しい家庭づくりをしている父親」「社会の福祉に貢献し素敵な父親像を体現している父親学の実践者」「子どもたちのよき理解者」「ユニークな子育てをしている父親」といった基準のもと選考されています。そんな栄誉ある賞に、今年は芸能部門として月亭八方、一般部門としてNMB48・山本彩の父・山本達也さん、特別部門として吉本のパパ芸人らによるプロジェクト“PaPaPARK!”が選ばれました。

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中山泰秀さん(衆議院議員)、井上礼之さん(ダイキン工業代表取締役会長兼CEO)、中村翫雀さん(歌舞伎俳優/授賞式には代理として母・扇千景さんが出席)、織田信成さん(プロフィギュアスケーター)、小山進さん(パティシエ)らと並んでの受賞者インタビューで、八方は「女房は『それは嘘であろう』と言いましたね。でも嘘でも、3日も経てば本当になるのかなあなんて思いながら、今日、こちらのホテルに来させていただきました」と茶目っ気たっぷりにコメント。「上方の落語家として、かれこれ45年も過ぎたんでございますが、賞という賞をいただいたのは初めてみたいなもの。それが何とベスト・プラウド・ファーザー賞で、考えてみれば、これは子どもや家族があればこそいただける賞です」と、家族への感謝も述べました。しかし、息子・八光に話が及ぶと、「最近、いろんなところで『子どもさん、ぎょうさん稼ぎはってよろしいな。もう楽できますな』と言われるんですが、ここでハッキリ言わせていただきます。いっさいもらっておりません!」と言い切り、場内は大爆笑。「そのおかげで、かえって頑張らなければいけないという気になるんだと思います」と話し、「今日の賞をまさしくスタートにいたしまして、これからますます私も頑張らなければいけないという気持ちになっております」と締めくくりました。

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山本さんのインタビューでは、山本彩からのビデオメッセージが。「普段から家族とすごく仲がよく、いろんなところに連れていってくれたりと、すごく大好きなお父さん。賞を受賞したパパは誇りです」と父を祝福する一方で、「小さい時、唯一イヤだったのが、私の顔面をなめ回すということ(笑)」と、幼い頃のエピソードも披露。「これからもたくさん迷惑とかかけると思うんですけど、よろしくお願いします!」と笑顔で語りかける姿に、目を細める父・山本さんでした。さらに、「よくサインを頼まれるんですが、それは極力お断りしないようにしている。たまに帰ってきた時、色紙がたまっているとちょっと怒られるんですが(笑)、頼んで書いてもらってます」と、“山本家の日常”をチラリと紹介するひと幕も…。

PaPaPARK!については、よしもとクリエイティブ・エージェンシー代表取締役副社長・泉正隆がスピーチを。「パパ芸人が年々増えていく中、彼らが独自の面白さ、楽しさを生かして、『子育てをもっと楽しく』をコンセプトにさまざまな提案をしている」と活動内容を紹介するとともに、「これからも、世のお父さんのため、笑いのある家庭のために、頑張っていきたい」と意気込みを述べました。

授賞式後の囲み取材では、「生まれ変わったら女性になりたいと常々思っていましたけれど、この賞をもらったので、生まれ変わってもやっぱり父、男がいいかな。子どもが元気に育ってくれたから、こういう賞がもらえるわけで。だから改めて、よく子どもがこの父親を支えてくれたな、と。そういうことですね」と、改めて受賞の喜びを語った八方。八光からはお祝いとして3万円をもらったそうで、「今回、初めてくれました」とニッコリ。使い道をきかれると、「八光の嫁の誕生日が近いんで、それに使おうかなと思ってます」と還元を宣言し、またまた“よきパパ”ぶりを発揮していました。「一円たりとももらったことがない」と繰り返していたものの、八光から人間ドッグをプレゼントされたことはあるそうで、父の健康を気づかう息子の気持ちがとてもうれしかったとのエピソードも披露。とはいえ大好きな阪神タイガースと八光、どちらの活躍が気になるかと問われると、「八光の活躍は、すればするほど心配やし、しなければまた心配。その点、阪神は喜びがありますから、阪神のほうが気になりますね」と笑わせていました。

この後のパーティでは、PaPaPARK!に参加している関西のパパ芸人を代表し、シャンプーハット・小出水、ダイアン・津田、天竺鼠・瀬下がステージに登場。“パパトーク”を展開して盛り上げました。「未来のベスト・プラウド・ファーザー賞を我々も狙っていきたい」(小出水)と意気上がる3人は、憧れのパパ芸人・八方を引っぱり出し、「おめでとうございます!」と祝福。

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と、ここでサプライズとして八光からのビデオメッセージが! 八光は、「小学校3年生と1年生の子どもがいるんですが、子どもができると改めて親のすごさを感じます」。八方との思い出として、「1回だけ僕、中学校の頃に、補導されたことがあるんです。その時、親父に怒られるのかなと思ってたら、『わしが不良やっとんねや、何を順番抜かししとんねん』と言われた。親父の次は母親で、『お前はその後や』と。親父の偉大さを感じました」という感動秘話も明かしました。しかし、続いて「いまだに親父が不良をしている。僕ら順番待ちしていますんで、今日で不良は引退してください!」とのお願いも飛び出し、聞いていた八方は苦笑い!? 小出水らから問いただされると、「一昨日ぐらいから卒業してます! 今は完全にいいおじいさんです」と、ひとまず(?)卒業を表明していました。八方とのトークで、同賞への憧れをさらに強めた様子の3人。「俺より先にとったらしばくからな」(小出水)と牽制し合いながらも、芸人として、パパとしてさらなる奮闘を誓っていました。



【月亭八方】【シャンプーハット・小出水】【ダイアン・津田】【天竺鼠・瀬下】