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2014年7月15日 (火)

新日本プロレス・中邑真輔スペシャルライブ『幕張BOMAYE』

7月5日(土)よしもと幕張イオンモール劇場にて、新日本プロレス・中邑真輔スペシャルライブ『幕張BOMAYE』を開催しました。中邑真輔が喋り、思考し、飛躍する! 今年2月、幕張に“ボマイェ旋風”を巻き起こした伝説のライブの第2回となる今回は、90分間の独り喋りに挑んだ前回から内容を一転。芸人たちとのトークやゲームなども盛り込み、90分のスペシャルなステージをお届けしました。



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前回同様チケットは完売。満員の会場に大歓声に迎えられ登場した中邑選手は、少し照れながら前回の大好評を受けての2回目開催の喜びを。そして、第1のテーマ「中邑真輔一人トーク 30分一本勝負」に挑戦。今年すでに5ヶ国を訪れたという中邑選出は、海外遠征先で自らが撮影した写真を紹介しながらトークを展開。オーストラリアでカンガルーの肉を食べた話、台湾で新日本の選手みんなで食事をした話、カナダからアメリカまでの車での珍道中、自作の中邑選手フィギュアを手に会場にやってきた海外のプロレスマニアの話、体を絞っていた邪道選手が海外でタガが外れて食べまくっていた話など、印象に残ったエピソードを紹介。中でも、中邑選手が愛する映画「ロッキー」のロケ地でもあるフィラデルフィアを訪れた際のトークには熱が入ります。中邑選手がロッキーになりきり、名シーンを再現した写真の数々を、映画の解説とともに紹介。ロッキー愛あふれるトークにお客さんも引き込まれます。こうしてお客さんとともに旅を振り返った中邑選手は、「バッグひとつで世界中で試合できるのがプロレスラーの醍醐味。まだ行ったことのない国に行って試合したい」と熱い思いを語りました。そうこうしているうちにあっという間に30分が経過し、会場から拍手が。本日の最大の難関だった一人トークをやりきった中邑選手は、「ふー。これで乗り切れそうですね」と一息。



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第2のテーマは、芸人ゲストを迎えてのトーク「真輔の部屋」。中邑選手がMCとなり、プロレス芸人としてもおなじみのユウキロックと、初対面のネルソンズ(和田・青山・岸)から面白いトークを引き出すというもの。中邑選手は、鼻をつまんで黒柳徹子さんのモノマネをしながらゲストを迎え入れ、まずはひと笑いを。以前に雑誌の取材で顔を合わせたことのあるユウキロックのフォローもあり、中邑選手はゲストから次々と興味深いエピソードを引き出します。青山は、アマチュアレスリングの元日本代表選手で、小松洋平選手は大学の後輩だったという興味深い話や、和田は、小中学校でやっていたレスリングで高校の推薦が来たものの勉強の成績が悪すぎて中学校側が断ったという仰天話、さらには芸人の世界のピラミッド構造と過酷な戦いについての話などが飛び出し、トークは大いに盛り上がります。プロレスもお笑いも根性があるやつしか残っていけない、そして一発逆転があるからやめられないという共通点を見つけた中邑選手と芸人たちは、さらに深い話へ。プロレス界をさらに盛り上げるため、ユウキロックは、中邑選手がかわいがっている後輩YOSHI-HASHI選手に「西遊記っていうユニットを作るべき」と提案。すると中邑選手は、孫悟空は如意棒を振り回すYOSHI-HASHI選手、そして猪八戒は石井智宏選手、沙悟浄はオカダ・カズチカ選手で、と乗ってきます。さらに、三蔵法師を守るために試合をするという設定で、「モンキー・マジック」で入場など話は盛り上がる中、中邑選手は「僕は牛魔王で」と敵役を志願。理由は「YOSHI-HASHIとなら見たこともないようなえげつないことでもできそうだから(笑)」と笑わせました。こうしたトークの中、中邑選手は、岸のギャグ「そうです!岸です!」がいたく気に入った様子。中邑選手が何かにつけて「そうです?」とふり、岸が「岸です!」と答えるというノリも誕生しました。



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ラストとなる第3のテーマは「中邑真輔 芸人体験教室」。竹内健人を司会に迎え、大阪から東京に進出してきたばかりのGAG少年楽団(坂本・福井・宮戸)とともに、芸人たちが普段やっているゲームコーナーに挑戦します。まずは「大喜利コーナー」。「お前絶対ウソだろ!待ち合わせに1時間遅れてやってきた人の遅刻の言い訳とは?」というお題に、中邑選手は「ネコの耳かきをしていた」と回答し爆笑をさらいます。実はこれ、以前に蝶野正洋選手に言われた遅刻の言い訳だそうで、それを聞いた会場はさらに大爆笑。その他のお題でも中邑選手が誰よりも笑いを生み出し、意外な大喜利力を見せつけました。続いての「しりとりジェスチャー」では、見事なツルのポーズを披露。芸人たちから「これからボマイェの前に一回ツルのポーズやって欲しい」とリクエストが上がるほどでした。最後は、10個中1つが歯磨き粉入りの「ロシアンシュークリーム」。残り2つになったところで順番が回ってきた中邑選手は、迷いに迷った末、ひとつを口に。結果はセーフで、次の宮田が歯磨き入りシュークリームを食べることに。しかし、このままでは、中邑選手の芸人体験にならないと、再度挑戦することに。すると再び、残り2つで中邑選手の順番が回ってくるという奇跡的な展開に。同じく迷いに迷った末、選んだのは歯磨き入りシュークリーム。ミラクルな引きを見せ、楽しませてくれました。 



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エンディングには、ユウキロックの呼び込みにより、中邑選手のモノマネ芸人・中邑珍輔が乱入⁉ 珍輔は、出演のオファーはなかったにも関わらず幕張までやってきて、いつ呼ばれてもいいように万全のスタンバイをしていたそう。珍輔の存在は知っていたものの「あえて無視してました(笑)」と言う中邑選手。渾身のモノマネを披露する珍輔をしり目に、「みなさん、似てるとか言わなくていいから」と会場に呼びかけ笑いを誘いました。そして、あっという間の90分を締めくくるのは中邑選手の挨拶。「こんなに冷や汗かく中邑真輔、また見たいですか?」との呼びかけに会場から大拍手が起こると、「どーしよっかなー」とキメ台詞を。さらなる拍手が巻き起こる中、次回の開催を約束し、幕を下ろしたのでした。



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