さや姉「お笑い要素が増えた」 『NMB48 げいにん THE MOVIE リターンズ』初日舞台挨拶
7月25日(金)、東京・新宿バルト9にて、『NMB48 げいにん THE MOVIE リターンズ 卒業!お笑い青春ガールズ!!新たなる旅立ち』の初日舞台挨拶が行われ、NMB48から山本彩、渡辺美優紀、山田菜々、小笠原茉由(現AKB48)、小谷里歩、薮下柊、矢倉楓子、そして内田秀美監督が登壇しました。
本作は、お嬢様学校・なんば女学院のお笑い部を舞台とした『NMB48 げいにん!』シリーズ(日本テレビ系/現在『NMB48 げいにん!!!3』が放送中)の映画化第二弾で、彼女たちの演技力や青春群像劇だけでなく、漫才やモノボケなど、本格的なお笑いへの挑戦も見どころのひとつ。
まず、MCの出雲阿国が登壇すると、満員の客席からは早くも「かわいい!」の声が。気を良くした阿国の紹介で、登壇者が登場し、大きな拍手と声援で迎えられました。
“さや姉”こと山本彩は、挨拶の後、モノボケやアドリブ、さらに渡辺美優紀とのコンビ“さやみるきー”の漫才といったお笑い要素が前作より増えたことや、「部員のみんなで力を合わせて、ひとつのあることに取り組むという前作以上の協調性みたいな青春ストーリーも強くなっていると思います」とスケールアップをアピール。
アドリブについては「どれだけ使われてるかわからないですけど、とりあえず数撃ちゃ当たる」ほど放ったそうです。
続いて渡辺美優紀は、見て欲しいシーンについて「彩ちゃんと菜々ちゃんとまーちゅん(小笠原茉由)の4人で撮影したんですけど、ちゃぷちゃぷシーンでございます!」と入浴シーンを挙げ、場内は大歓声!
次に山田菜々は苦労した点について訊かれ、長台詞を挙げますが、「3人くらいしゃべってて、最後に自分ってなると、自分が失敗するともう一回やりなおしやから…」と当たり前のことを高らかに言い放ち、一同の失笑をかうと、「なんで笑ってるんですか?」と訊き、さらに笑いを誘います。
小笠原茉由には印象的な共演者について、ガレッジセールの川田の顔が面白くて、笑うのを我慢していたとのこと。
メンバー間でのエピソードとしては、待ち時間に小谷里歩と薮下柊と3人でサザンオールスターズの曲に乗せ筋トレしていたと明かし、「(映画)後半の方、みんな細くなってるかも(笑)」と注目ポイントを挙げます。
小谷里歩には「一番NG多かったメンバーは?」との問いに、「まーちゅんです」と即答。
「絶不調で、やばかったですよ」とNG連発していたことを告げると、当の小笠原もそれを認め、「お好み焼き」というセリフを「お好み焼きっち」と言い間違いをし、「たまごっちかよ!みたいな(笑)」とのツッコミを受けたそうです。
新入部員の薮下柊は「先輩に物申したいことは?」と訊かれ、小谷に対して「シリアスなシーンで、お腹が空いてるのか、ずっとお腹がなるんですよ(笑)」とダメ出しするものの、最後は「みなさん、まあまあよかったです」と締め、「すごい上からや!」「大物!」といった総ツッコミを受けることに。
本編では本物の(?)幽霊部員を演じている矢倉楓子は「一番、女優に向いてるのは?」との質問に、「なんでもできるイメージがある彩さん」「自然な演技でいつも見てて勉強になります」と山本をべた褒め。
当の山本は「笑いは世界を救うんや!」といった熱いセリフが恥ずかしくて、自分の演技が直視できないそうです。
内田監督には「推しメンは?」との質問が。
困惑する監督ですが、山田菜々の名前を絞り出し、「前回はセリフをほとんど覚えてこなかったんですけど、今回、半分くらい覚えてきたんですよ」といった逸話も飛び出しました。
フォトセッションを挟んで、再び内田監督に「2推しは?」との質問があると、さらに悩んだ挙句「切れ味すごいです」という理由で小谷を指名。
小谷はドヤ顔で客席を見渡し、「要チェックでお願いします」と言い放ちました。
最後は、山田が一本締めを試みますが、声が甲高いうえに、口上が長くグダグダになると、小笠原から手を回して“巻き”を入れられる始末。
それでも、どうにか全員で一本締めを終え、舞台挨拶は終了しました。
●作品情報
『NMB48 げいにん THE MOVIE リターンズ 卒業!お笑い青春ガールズ!!新たなる旅立ち』
出演:山本彩 渡辺美優紀 山田菜々 小笠原茉由 小谷里歩 薮下柊 矢倉楓子 上西恵
川田広樹(ガレッジセール) ライセンス 綾部祐二(ピース) ケンドーコバヤシ 田中律子
企画プロデュース:秋元康 監督:内田秀実 脚本:松田裕子
新宿バルト9、池袋シネマ・ロサ、梅田ブルク7ほか全国順次公開
詳細は、公式サイト(http://www.nmb48.com/geinin-movie2/)でご確認ください。