SMILE fes '14
8月19日(火)、大阪・BIGCATで、スマイルが主宰する夏のビッグイベント「SMILE fes '14」が開催されました。「SMILE fes」とは、スマイルが昨年から開催しているサマーフェス。スマイルと関西を中心に活躍している芸人やアーティストなど、さまざまな仲間たちが集まって、音楽やお笑い、ダンスで夏を盛り上げるお祭りです。
オープニングは芸人メンバー、スマイルと一緒にMCを務めるシンガーソングライターの近藤夏子さん、さらにMioさん、aLovaL Boys WEST、ニューポップオーケストラ、新撰組リアンがズラリ! スタート直後から歓声が止まらないほどのハイテンション。その歓声が新撰組リアンに向けられていると知るやいなや、藤崎マーケット・トキが新撰組リアンのメンバーを装いだし、スマイル・ウーイェイよしたかが「リアンさんじゃないよ!」といなすひと幕も。
かつて大阪でスマイルと一緒に活躍し、今は拠点を移した顔ぶれもこのイベントのために帰ってきました! まずバイク川崎バイクは、BKBコールでお客さんを盛り上げます。気持ちいいほどに「バイクだけに!」「ブンブン!」のコール&レスポンスが決まりました。その様子を見てスマイル・瀬戸が「ここまでやって、このあとのネタどうするん? 全部やりきってるやん!」と制します。バイク川崎バイクの勢いは止まらず、藤崎マーケット・トキと「自転車だけに」「チリンチリンチリン」、和牛・水田と「料理人だけに」「コトコト」、瀬戸と「しゃくれだけに」「しゃくしゃく」など、BKB派生ネタが続きます。その勢いに乗り、ヒューマン中村が「ヒューマンだけに」「だものだもの」を仕掛けていました。続いて東京組のGAG少年楽団もご挨拶。おかりなさいムードにあふれる中、瀬戸が意気込みを尋ねたところ、坂本は「言わんよ!」と安定の返し。福井も「皆さ~ん! よいしょ~」と発動しましたが、宮戸に「(言わんよもよいしょ~は)東京では全然ウケないんですよ」と暴露されつつ、久しぶりのうれしいナマ「よいしょ~」でした。
続いてはアーティストの皆さんのご紹介。シンガーのMioさんは「夏フェスということなので盛り上がっていきたいと思います!」とノリノリ。aLovaL Boys WESTの皆さんは、ウーイェイよしたかも「すごいイケメン!」と思わず感嘆するほどの男前ぞろい。よしたかはaLovaL Boys WESTとさっそくTwitterをフォローし合う仲になったそうで、自慢するひと幕も。ニューポップスオーケストラは、ミュージシャンになる前は芸人として活動しており、スマイルともよくイベントで一緒になっていたそう。「同窓会のような気持ちで楽しみたいと思います!」とご挨拶。そして新撰組リアンのご挨拶の時は、ひときわ大きな「キャー!!!」という歓声が会場を包んでいました。「今回は、歌ネタでコントも出させていただきます!」という宣言に、ますます「キャー!!!!」との歓声が。また、今回の「SMILE fes '14」のTシャツのデザインは、アキナ・秋山が担当したとの紹介もありました。
続いては全員での記念撮影です! 瀬戸が「この写真は、イベント終了後に皆さんにプレゼントします!」と言うと、会場からはひときわ大きな歓声と拍手。「ウーイェイ!」のかけ声で、元気よく全員でパチリ!
序盤からハイテンションのまま、全員でイベントスタートのかけ声を考えることに。まず提案したのは女と男・市川。「おなじみのギャグで行きましょう! わかると思います!」と意気込みます。「SMILE fes ! そっ!!」に男性のお客さんが反応。続いてアキナ・山名が自宅の住所を叫びましたが却下。その後、トキの「僕がズボンの丈と叫ぶので『短い』と叫んでください」で決まりかけましたが、クロスバー直撃・渡辺も何か考えがある様子。「ミートボール、ポイッ」と提案しましたが、「それより早く2000円返してください」とよしたかに詰め寄られていました。続いて当てられたあやつるぽんこと中上亜耶が「皆さん、行きますよ! SMILE fes、始まるつる、ぽん!」を提案。アインシュタイン・稲田はDragon Ashの『FANTASISTA 』を歌い上げましたが、イベントスタートの全員で合わせるかけ声としては難易度が高いようで…。なかなか決まらないかけ声でしたが、いよいよまとめに。
まずバイク川崎バイクがBKBコールをし、全員で「ヒィーア」、よしたかが「ウー」と言ったあと全員で「イェ~イ」、次はMioさんが「チクビーム!」、続いてあやつるぽんが「あやつる!」と叫んだあと、指名されたお客さんが「ぽん!」、そしてアキナ・秋山が「白鶴!」と叫び、お客さんが「まる~!」、その盛り上がりにあやつるぽんが「なんで私より盛り上がるのよ!」と叫んだあと、秋山が「あ~い、とぅいまて~ん!」を全力でやる、という流れに決定しました。
前代未聞の長いかけ声のあと、まずは最初の芸人ブロック。藤崎マーケットが盛り上げたあと、span! ヘンダーソン、ヒップ☆スター、山本あきこ、ジェットゥーゾ、尼神インターがそれぞれ3分ネタで会場を沸かせます。
続いてはアーティストブロック。トップバッターはaLovaL Boys WESTの皆さん! スマイルとTwitterをフォローし合ったという仲よしエピソードをトークタイムで披露しつつ、「carry on」などの曲をお披露目。ファンの方々からの歓声が止まらない、華やかなステージとなりました。
アーティストブロック2番手はMioさん。抜群の歌唱力で「Let it go」を聴かせたあとは、ダンサーのあかねさんとはるなさんも加わって、Team Mioとして、夏らしいダンサブルなMioさんのオリジナル曲「「JUST ONE PUSH~楽しむ法則~」でダンス! イベントスタートのかけ声で「チクビーム!」と叫んだMioさんでしたが、「一発目で皆さんの前で大恥をかいたんですけど(笑)歌でちょっと取り戻せたかなと思っております」と語っていました。
お次はネタブロック。ネイビーズアフロ、島田かずさ、アイロンヘッド、ストライク佐竹、アインシュタイン、GAG少年楽団と続きます。GAG少年楽団のネタが始まる前はお客さんから「おかえり~!」という温かい声も。
続いてアーティストブロック。ニューポップオーケストラのお二人はメロディと笑いをからめた独自の音楽でお客さんを盛り上げました。ラストに歌った「世界中のラブソング」では、大阪弁、津軽弁、英語、ハングル語のほか、原始人、テレパシーまでありました。ちなみにこのお二人、トークではLINEスタンプも発売中とPR。日本より、なぜかインドネシアでの売れ行きがいいというエピソードをお披露目し、お客さんたちも思わず爆笑。
戻って再びネタブロック。バイク川崎バイクが歌ネタで盛り上げたあと、ミルクボーイ、あやつるぽん、アキナ、クロスバー直撃、和牛が至極のネタを披露。
お次はアーティストブロック。今回のイベントのMCを務める近藤夏子さんの登場です! ピアノを弾きつつお客さんと一緒に手拍子をして遊び、そのシンクロっぷりに「気持ちいいわ~」となっちゃん。「笑ってこぉ」などをお披露目し、お客さんをたっぷり盛り上げました。
そして、先ほど、Team Mioで登場したあかねさんとはるなさんによるダンスでうっとりした後に、前半終了。10分間の休憩に突入しました。その休憩の間も、物販ブースにaLovaL Boys WESTの皆さんやMioさんが姿を現し、ファンの皆さんと交流するひとときも! お楽しみが盛りだくさんです!
休憩後、一発目のネタブロックを盛り上げたのはインディアンス。と付いて女と男、ヒューマン中村、プリマ旦那、銀シャリ、スマイルがネタをお披露目。女と男のネタの際は、市川が4月3日にパパになった報告も。
続いてのアーティストブロックは、新撰組リアンです! 「キャー!」という大歓声、そして会場はサイリウムの光で大盛り上がりに。「男道」、「本当に僕でいいんですか」などを歌い上げました。その直後のMCの銀シャリ・橋本、GAG少年楽団・宮戸が「新撰組リアンのあとは辛いなぁ」とこぼすほど、女性の心をわしづかみにするほれぼれするようなパフォーマンスで魅せてくれました。
そしてお次はスペシャル企画、アーティストの皆さんと芸人たちのコラボです! 「ヨイショマンショー」では、あやつるぽん、ニューポップオーケストラも参加してのヒーローショー。尼神インター・誠子の迫真の演技も見どころでした。最後はニューポップオーケストラ・松村さん扮する魔人と、「ヨイショマン」ことGAG少年楽団・福井が対決し、めでたくヨイショマンが勝利。全員で「ヨイショマンのテーマ」でごきげんに締めくくりました。
続いてはスマイル・ウーイェイよしたかの「よしたかオリジナルソング」。よしたかが考えた「ゴリラ」をPVと共に全員で堪能。PVに登場したゴリラが舞台上に登場し、ひっちゃかめっちゃかな見どころ満載のステージとなりました。
お次はクロスバー直撃プロデュースのコラボユニット「ゾンビ」。新撰組リアンの皆さんが続々と斬られるという衝撃の展開に会場はざわめきと笑いが止まらない状態に。
そしてスペシャル企画最後を飾ったのは、知る人ぞ知る藤崎マーケット・田崎扮するRAY(ライ)による「カンナムスタイル」のメロディに合わせての「むちゃぶりスタイル」! アインシュタイン・河井、span! ・水本など次々とむちゃぶりされます。なかでも見逃せなかったのが、aLovaL Boys WESTの皆さんとインディアンス・木村、藤崎マーケット・トキにふられた「ハイテンションサザエさん」というむちゃぶり! ラストはRAY(ライ)が「中川家・礼二さんの宣材写真」の顔マネで締めくくりました。
大笑いのあとはついにあのアーティスト「FIASS(S)」お出ましです! 「FIASS(U)」とは、スマイル・瀬戸を中心としたユニット。GAG少年楽団・福井、女と男・市川、山本あきこ、ストライク・佐竹、スマイル・瀬戸の頭文字を取ってのユニット名ですが、Fを担当するGAG少年楽団・福井が東京に拠点を移したことで、新しく加わったFが頭文字のメンバーFUNABIKI(ミルクボーイ・内海)の姿も。この日はエイベックスの方々も会場に駆けつけているとあり、やや緊張気味のなか、「ファミリー」などをお披露目。
アーティストブロックのトリを飾ったのは、パンクバンド「ガガガSP」! 芸人たちも楽屋から飛び出して会場にズラリと並び、飛び跳ねこぶしを突き上げて大盛り上がり! 「つなひき帝国」、「どんでん返し」、「こんちきしょうめ」、「線香花火」などを、誰もが圧倒されるすさまじいパワーで魅せ、会場の雰囲気を一気に彼らの色に染めました。
ついに訪れた大エンディングでは、ニューポップオーケストラが「SMILE fes」のために作詞・作曲したテーマ曲「スマイル」を全員で大合唱。…が始まるはずでしたが、始まりのイントロが「タケモトピアノ」CMの曲に似ていたことから、トキが「ピアノ売ってちょ~だい~♪」と歌い始め、会場は爆笑の渦に。ともあれ、全員で「スマイル」を合唱。関西の夏を盛り上げるスマイル主宰の「SMILE fes」は、今年も大盛況で幕を下ろしました。