“ムディ川淳二”ことムーディ勝山がトイレで怖い話を披露! 映画『NY心霊捜査官』公開記念イベント
9月18日(木)、東京・新宿ピカデリーにて、映画『NY心霊捜査官』の公開記念イベントが開催され、“ムディ川淳二”ことムーディ勝山が出演しました。
同作は、実在するニューヨーク市警のラルフ・サーキ(エリック・バナ)が体験した戦慄の実話を、『パイレーツ・オブ・カリビアン』シリーズのプロデューサーであるジェリー・ブラッカイマーが完全映画化したオカルト・サスペンス・ムービーです。オカルト話として切っても切れない場所、神父役のエドガー・ラミレスが撮影中、不思議な体験をした場所ということから、同映画館にある男性トイレを舞台としたイベントが行われたというわけです。
MC・コトブキツカサさんに呼び込まれたのは、甚平姿のムディ川淳二。「ムーディ勝山さんではないんですよね?」と訊かれると、「ムーディ勝山は死にました」とキッパリ。また、「稲川淳二さんとの関わりは?」と訊ねられると、表情を少し崩して「一切ございません! 無断でやっております!」と関係性を否定しました。
当人は「怖い話も映画も苦手で、今までまったく観てこなかった」そう。が、今作を事前に鑑賞して、「本当に怖かったけど、観てしまった。怖さを凌駕する面白さがありました」と非常に気に入ったようでした。
同イベントには、ムディ川淳二の怖い話を聞きたいと集まった7名の観客が参加。「僕のファンなんかいない」と言い切るムディ川ですが、「話が訊きたいとやってきたんですよね?」という問いかけに静かに頷く様子を観て、「ほんまですか? これからも付いて来てくださいね!」と懇願します。
ムディ川淳二はホラートークではなく、「仕事がなくなったという怖い話」をするキャラクター。ですが、「怖い話も……」とコトブキさんに促されて後輩から聞いたという話を披露します。が、コンパのあとにホテルに行ったという、朝のイベントにはふさわしくない内容だったためか、お客さんの反応はイマイチ。コトブキさんが戸惑いながら絞り出した「へぇ~」という感想後、微妙な空気が流れますが……ここで、映画の入場開始のアナウンスが流れるというまさかの展開!
「まだキャラが定まってないですね?」と鋭く指摘され、「そうですね。実は昨年つくったキャラクターで、今年の夏に何かしらの怪談番組に呼ばれればと思ってたんですけど、なんのオファーもなく終わりました。いきなり怖い話ができましたよ!」と語るムディ川。またもや微妙な空気が流れるかと思った瞬間、お客さんの椅子が壊れるというハプニングが! さらに、トイレの洗浄水が勝手に流れ出します。
「すべて、心霊現象です!」と言いながら、たくさんのハプニングに助けられてホッとした表情を浮かべていたムディ川でした。
イベント中盤には、ムディ川淳二による怖い話も。
07年にブレイクした際には10人以上のよしもと社員に囲まれるという人気者の特権は、09年にエド・はるみ、10年に楽しんごへと変わっていった話、張り切って収録へ行ったのに番組で、オンエアでは出ていないことにされていた話、「一生ファンです」と言っていたお客さんたちが跡形もなくいなくなった話……。「怖いなぁ、やだなぁと思っていたら」というフレーズを混ぜながら切々と語り、「この話、受け流さないでください」と締めくくりました。
「最後のシーンはとにかく迫力あります! この映画も受け流さないでください!」とムディ川がアピールした『NY心霊捜査官』は、9月20日(土)より全国ロードショーです!
●作品情報
NY心霊捜査官
監督:スコット・デリクソン
出演:エリック・バナ、エドガー・ラミレス
配給:ソニー・ピクチャーズ・エンタテインメント
公式サイト:http://www.invocamus.jp
【ムーディ勝山】