9月15日(月・祝)、埼玉県・大宮ラクーンよしもと劇場にて、1日中、ブロードキャスト!!が出演するスペシャルイベント『夏の終わりのブロード祭り!!』が行われました。
お昼の12時開演の『夏の終わりのブロード祭り!!~一日中ずっと大宮でブロードキャスト!!と戯れよう!そしたら、、きっともっと好きになる、、ネタ祭りスペシャル』を皮切りに、『トーク祭りスペシャル』、『勉強祭りスペシャル』、『アコースティックブロッキン祭りスペシャル』と続き、20時半開演の『後夜祭スペシャル』と上演され、通し券で1日中楽しんだ方を含め、劇場には大勢の来場者が訪れました。
ここでは、この日最後のイベント『後夜祭スペシャル』の様子をレポートします。
開演時刻を迎えると、「みんなー! 『後夜祭スペシャル』、はーじまーるよー!」というブロードキャスト!!の2人による掛け声とともに、今回の出演者が、BGMに合わせて、阿波踊りなど思い思いのスタイルで登場。
メンバーは、犬の心、マヂカルラブリー、ジューシーズ、ライス・田所、西村ヒロチョ、ニューヨーク…ここまでは事前に発表されていましたが、加えて、どりあんず・平井、それいけ斉藤くんの姿も確認できます。
出揃ったところで、ニューヨーク・屋敷が「僕らだけですよね? (『夏の終わりのブロード祭り!!』に)一発目からちゃんと出てるの」と切り出すも、「一応、私も…」と遅れて前に出たのは、それいけ斉藤くん。
この日のそれいけ斉藤くんは、サプライズゲストとして全公演出演していたとのことです。
そんなやりとりに続いて、房野の「飲み物お願いします」という合図とともに、ステージにはアルコール飲料を含むドリンク類の数々が用意。
『後夜祭』だけあって、打ち上げも兼ねた雰囲気となり、ジューシーズ・赤羽、平井、マヂカルラブリー・村上がアゴにプラスチックコップをくっつける太っちょならでは(?)の一芸を披露すると、犬の心・押見にもやらせようとするなど、早くも押見いじりが発動します。
そして、一同での乾杯に続いて、プレゼント抽選会用のグッズ紹介を終えた瞬間、ブロキャス・吉村が、「あーっ!」という断末魔の叫びを残して卒倒。
会場全体が動揺するなか(?)、「あっはっはっはー!」という高笑いが聞こえたかと思うと、かの『ありのままで』をBGMに姿を現したのは、某女王風の衣装を身にまとったライス・田所でした。
来場者なら周知の通り、大宮ラクーンよしもと劇場で展開中のキャンペーン『ダマと町の女王』展で、ライス・関町の役どころ“セキサ”を今日は相方・田所が演じており、このキャスティングに「神保町(花月)でスケジュール取られてるから、仕方なく相方でいいや感がハンパじゃないわ!」と田所が吠えます。
どうやら吉村を卒倒させたのは田所のようですが、そこに「好き勝手はさせないわ! 姉さん勝手よ!」とストップをかけたのは、もちろん“ダマ”ことジューシーズ・児玉。
田所が児玉を何度も凍らせるといった茶番を経て、一同で様々なゲームへと挑戦し、全員クリアしたら吉村が蘇生する「吉村蘇生チャレンジ」なるコーナーへと突入します。
(なぜか田所や吉村もゲームに参加)
まずは「早口言葉ゲーム」で、田所が「クリームブリュレ」という因縁の(?)ワードにひっかかり、その後の「LLR」、「ラルフローレン」もスムーズに言えず、真っ赤な照明の元でリアクションする田所に爆笑!
続く「運試しチャレンジ」は、人数分のプチシュー+カラシ入りのプチシュー1個を順に食べていき、最後までカラシ入りが当たらなければ成功というもの。
「痛風が治りかけたと思ったら、また出たんですよ」という赤羽に続き、ゆったり感・中村にケータイで占いを見てもらったところ「牡牛座、ケータイで調べて1位じゃん」と告げられたというニューヨーク・嶋佐がカラシなしのプチシューを食べて、成功します。
嶋佐と同じ牡牛座で、『キングオブコント2014』のファイナリストに選出された犬の心・押見は、「俺、確かに、正直今、来ている!」と名乗りでて、一度に3つのプチシューを食べると宣言しますが、なんと1個目でカラシ入りにヒット!
悶絶する押見に、会場全体が騒然と爆笑に包まれ、「すごい! KOC優勝するかも(笑)」と房野も腹を抱えていました。
最後は「長縄チャレンジ」。
スタッフのまわす長縄跳びに、選抜5人が入り10回跳べたらクリアとなりますが、西村ヒロチョが嶋佐を「和也(カズヤ)」と名前で呼んだことに端を発し、「ヒロシ」(西村ヒロチョ)、「ヒカル」(マヂカルラブリー・野田クリスタル)など名前で呼び合う件が突如として流行し、さらにフルネームの「田所仁」で苗字にされるといったいじりで爆笑の連続となります。
いざ、長縄跳びにチャレンジすると、意外と難しく、ミスした犯人探しが始まり、明らかに無関係な嶋佐に向かって児玉が「嶋佐です!」と指差し、ぬれぎぬを着せられた嶋佐は「今世紀最大の冤罪でしょ!」と猛反論。
押見vsジューシーズ・松橋の小競り合いといったミニコントを経て、最終的にはブロキャスの2人、野田、西村、嶋佐の5人でなんとか10回の長縄跳びに成功するとともに、誰もが忘れかけていた「吉村蘇生」も成し遂げました。
イベントも終盤に差し掛かると、なぜか上半身裸になって客席まで賞品を届けにいくなど、大喜利と化した「プレゼント抽選会」、締めの舞として村上が本格的な「南中ソーラン」を披露するなど盛り上がりは最高潮となりますが、告知タイムでは、平井がみんなを集合させ「We are! コメディアン!」と叫び、ひんしゅくをかう一幕も。
そして「最後は僕らにちなんだ曲でお別れしましょう」という房野の口上から、1997年のヒット曲『YOU ARE THE ONE』(TK PRESENTS こねっと)が流れます。
一人ずつマイクをまわしながら歌おうという趣旨ですが、大半がうろ覚えか全く知らない様子で、思い思いのフレーズを口にしながら終演を迎えました。
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