『LOVE SESSION』特番収録現場レポート
本日10月4日(土)よりイオンシネマ他にて全国公開される映画『LOVE SESSION』。
それを記念した特番「音楽はやっぱり素晴らしい! 映画『LOVE SESSION』公開記念番組が、10月10日(金)の26時10分~27時10分に、フジテレビにて放送されます。
映画『LOVE SESSION』は、若手ミュージシャンの2組が、それぞれ憧れのミュージシャンにオファーし、打ち合わせ、リハーサルを重ね、一夜限りのセッションを披露するまでを描いたドキュメンタリー作品。
今年度開催の第六回沖縄国際映画祭において「作品賞」を受賞し、10月16日(木)から開催される京都国際映画祭の正式上映作品でもあります。
その公開記念特番「音楽はやっぱり素晴らしい!」では、監督、出演者が対談やインタビューを通じ、撮影当時のエピソードや音楽論について語り合う内容で、ここでは収録現場の様子をレポートします。
まず、若手ミュージシャン側から、さかいゆうさん、オカモトレイジ(OKAMOTO'S)、ハマ・オカモト(OKAMOTO'S)の3者による対談が実現。
『LOVE SESSION』でのさかいゆうさんは、槇原敬之さん、Crystal Kayさん、島袋寛子さん、吉田美奈子さんと、一方のOKAMOTO'SはRIP SLYMEとのセッションをそれぞれ披露していますが、対談では映画のオファーが来た時の戸惑いや紆余曲折した選曲、板谷栄司監督の印象、さらにはレッドカーペットを歩いた沖縄国際映画祭といった様々な話題で盛り上がりました。
また、さかいさんも大好きというRIP SLYMEの高い音楽性について熱く語り合う一幕も。
但しさかいさんは槇原さんら4人とセッションしたため、「RIP とOKAMOTO'Sがタイマンだから、すごい仲良くなれたじゃない? (自分は)そこまではいかなかったんだよね」とその親密さが羨ましかったと吐露します。
最後に一人ずつ、視聴者へメッセージを送り、3人目のハマさんが「こういう仕事をやってこういうセリフを言える時が来るとは思ってなかったですけど、「ぜひ劇場で!」......劇場でしかやらないんですけど(笑)」と締めました。
続いては、大谷ノブ彦(ダイノジ)のMCで、槇原敬之さんとCrystal Kayさんというこれまた豪華な対談で、2人とセッションしたさかいさんについての印象や、衣装を揃えてきたOKAMOTO'SとRIP SLYMEに対して「ちょっと悔しい!」(Crystal Kay)といった様々な話題を展開。
また、Crystal Kayさんは、さかいさんとの再セッションを熱望し、槇原さんが「Earthとか?」とつぶやくと、「それ私も楽屋で思ってた!」とCrystal Kayさんとの奇跡的なシンクロを見せます。
そして大谷は、マービン・ゲイ&タミー・テレルの『エイント・ノー・マウンテン・ハイ・イナフ』を提案すると、槇原さんとCrystal Kayさんがその一節を即興で歌い始め......。
こちらも最後に見どころを訊かれ、槇原さんは「テレビって切り取られてるものなんで、そこ以外のところも全部見ることができるので、これから音楽やる人も見てください」と訴えかけました。
続いては、大谷が聞き手となり、RIP SLYMEへのインタビュー。
RIP SLYMEは母体結成から20周年を迎え、「彼ら(OKAMOTO'S)2、3歳の頃に活動を始めて、そのギャップはあった」と語るRYO-Zさんですが、セッションを通して両組が親密になった逸話が次々飛び出し、DJのFUMIYAさんはハマさんに教えてもらった音楽を聞いているとか。
さらに、大谷から「OKAMOTO'S以外だったらオファー受けました?」との質問があり、それぞれ考えますが、SUさんがボソッと「ボン・ジョヴィとかだったらどうだったかな?」と答えて笑いを誘う一幕もありました。
最後のメッセージでは、RYO-Zさんが「ポスターでの僕はずいぶん噺家っぽく写ってますが(笑)、みなさんが映画を見た後、こんな笑顔になってくれると思います」と独特の表現でPR。
最後の収録となった吉田美奈子さんへのインタビューも大谷が聞き手を務めましたが、賑やかなムードだったRIP SLYMEから一転し、上映の終えた映画館で落ち着いた雰囲気で進行しました。
「私がしゃべっても大丈夫ですか?」と切り出した美奈子さんに対し、自分の思い入れの強さを熱く語る大谷。
その後は、存在を認知していなかったというさかいさんの第一印象や、打ち合わせやリハーサルの日が大雪に見舞われたこと、オファーを受けた背景、セッション当日にあった意外な出来事......などが次々美奈子さんの口から明かされます。
そうした話を聞き、さかいさんの心境について大谷からは「初めてラジオでビートたけしさんと絡ませていただいたんですけど、あれに近いんじゃないかなって。あの後ラクですもん。誰としゃべっても」といった推察も。
終盤のトークは、美奈子さんの音楽観や人柄が伝わる内容となり、視聴者へ向けた重みのあるメッセージで締めくくられました。
10月10日(金)のO.Aでは、どんな内容になっているのか、お楽しみに。
『ラブセッション/LOVE SESSION』は、10月4日(土)よりイオンシネマ他にて全国公開(一部劇場を除く)。
詳細は公式サイト(http://lovesession-movie.com/)、公式ブログ(http://blogs.yahoo.co.jp/lovesession_movie)にてご確認ください。
また、「TV DIRECTOR'S MOVIE作品」として正式上映される京都国際映画祭の詳細は、公式サイト(http://kiff.kyoto.jp/)でご確認下さい。
『ラブセッション/LOVE SESSION』
監督:板谷栄司
出演アーティスト:OKAMOTO'S/さかいゆう
RIP SLYME/槇原敬之/島袋寛子/Crystal Kay/吉田美奈子
【ダイノジ】【大谷ノブ彦】