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2014年10月 9日 (木)

『あらー1グランプリ2014』優勝はハリウッドザコシショウ!『ナマイキ! あらびき団』DVD2巻同時発売も決定!!

10月8日(水)、吉本興業株式会社東京本部にて『あらー1グランプリ2014』が開催され、ハリウッドザコシショウが優勝しました。

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"レフト藤井"こと藤井隆と"ライト東野"こと東野幸治が、まだ世の中に出ていない粗い芸を持ったパフォーマーを紹介する『あらびき団』。2007年から4年間、TBS系列で放送され、2012年には『ナマイキ! あらびき団 として動画サイト「YNN」にて復活。さまざまなあらびきパフォーマーを世の中に送り出してきた番組ですが、この日をもって最終回を迎えることになりました。

昨年開催された第1回『あらー1グランプリ』は、敗者復活枠から勝ち上がった芸歴1年目の女性ピン芸人、バターぬりえが優勝。のちに、村上ショージの愛娘であることが判明し、「DNAってすごい!」と話題になりました。

"とにかくあらくておもしろいあらびき芸No.1を決定する"ことをコンセプトとした今大会には、387組のパフォーマーからの応募が。厳選なる審査の結果、ハリウッドザコシショウ、ザ☆忍者、シソンヌ、庄司智春、マヂカルラブリー、ローズヒップファニーファニー、スルメ、厚切りジェイソン、メグちゃん、さんびーちといった10組が決勝進出へ。MC2人のほか、ゲスト審査員に板尾創路を迎え、気合いの入ったVTR作品で競い合いました。なお、『あらー1グランプリ2014』の模様は「YNN」有料アーカイブ配信ほか、CS「TBSチャンネル1 最新ドラマ・音楽・映画」、動画配信サービス「TBSオンデマンド」にて放送予定となっています。

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今回のルールはネタ順によって、その時点での上位3組と比較し、東野の独断と偏見によって敗退か決勝突破かが決められることに。昨年は予選と決勝2本のネタを用意することが義務づけられていましたが、バターぬりえが1本のネタで優勝にこぎつけたとあって、スタッフから「2本ネタをするのは、不利なのでは?」という声が。そのため、今年は厳選したネタ1本の勝負になったのですが、レフト藤井のこの説明を聞いていた板尾は「おかしいで!!」と諭すようにツッコんでいました。

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トップバッターのローズヒップファニーファニーによる工作コントが非常にクオリティが高く(?)、「これはもう1回観たい!」と板尾絶賛。続く、さんびーちの地上波でできることの一切ないネタに、大笑いするのは東野のみです。ザ☆忍者のネタでは、ツッコミ・大久保を愛してやまないスタッフによる笑える演出が!(ラストに出て来たフランスパンを頭に乗せた人物は、5GAP・久保田でしょうか。爆笑をさらっていました)シソンヌのコントには、東野から「達者!」という声が。
また、「今まででいちばん分からんかった」(東野)という感想が出たのは、メグちゃん。芸歴3ヶ月の厚切りジェイソンに関しては「スギちゃんやん! でも、メグちゃんより面白かった」と笑う東野に対して、感覚が麻痺してきたのか、「3ヵ月にしては、まとまっていた」とマジメに分析する板尾です。
「この番組しかない!」と情で訴えて来たマヂカルラブリーを、いっそうの大きな情で受け止める東野。庄司の渾身のネタには、本気で困惑した様子の東野が「情報がいっぱいあってわからへん!」と絶叫します。「排気口行き(予選敗退!)」との即決ぶりに、板尾は「なんやろな? こいつの捨てやすさ」と妙なところで感心します。かなり不思議な世界観を見せたのは、スルメ。「地上波でまたやってください」との本人からのコメントに、「地上波復活しても、あなたは出られませんよ」と言い切る東野。ラストを務めるのは、『あらびき団』のスタート時から常連のハリウッドザコシショウ。最初の頃はまったく笑いがなかったものの、今年話題になった某議員のネタが大ウケ!

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結果、ローズヒップファニーファニー、ザ☆忍者、ローズヒップファニーファニーが決勝へ進出することに......なったのですが、「50分尺が余った」というスタッフのとんちんかんな発言から、敗者復活枠として選ばれし40組の中からネタを観ていくことに。

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ななまがり、エンジェルこま、河嶋まいこといった強敵の出現に、結局ローズヒップファニーファニーが脱落。東野から「お笑いをなめるな!」という褒め言葉(?)を受けた昨年の王者・バターぬりえが敗者復活枠から勝ち上がり、決勝進出となりました。敗者復活枠には友近も参戦していたのですが、「こっちは草野球してるんです。メジャーリーガーは来ないでください」とすぐさま排気口行きを告げる東野でした。

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1人1ネタのルールにより、3組の同じネタを再度鑑賞。結果、「ラストの15秒が面白いだけやん!」と指摘されつつ、東野の独断により、ハリウッドザコシショウの優勝が決定しました。

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電話出演したハリウッドザコシショウは、「初回から出ていた甲斐がありました。嬉しいです」と喜びを露に。「賞金2兆円くらいもらえるんでしょう?」というボケに、「あぁ......」と軽くいなした東野でしたが、「7年間見守ってきたわけではないし、なんかわからんけど、神々しかった!」と讃えました。

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大会終了後に開かれた囲み取材で、東野は「とにかく神々しく感じた。面白さより、功績で選んだところはあるけれど、最後、(電話に)奥さんも出てくれて感動のフィナーレになったんやないかなと思う」と総括を。ローズヒップファニーファニー、かっぱ兄さんなどかっぱを題材とした芸人が多かっただけに「かっぱが出て来た時にはどうなるかと思った」と言う藤井ですが、「優勝するのはザコシショウだと思ってました」と言い切り、笑いを起こします。
板尾は「笑いはすごいなと。芸人にもいろんな種類がいる。魚も河に住んでいたり、海に住んでいたり、深海にいたりする。この人達がどこにおるとは敢えていいませんが、光が射してなくても生きていく。そういうこともひっくるめて芸人なんやなと思いました」としみじみ語りました。

7年間の『あらびき団』シリーズを振り返り、「感慨深い」と東野。「はるな愛ちゃんなんかはエアあややで出て、今や24時間テレビのマラソンを走っている。東京タワーの隣りのスタジオの地下で収録してたのに!」と振り返ります。一方、印象に残ったパフォーマーとして「しずもさんでしょ。あと......ミステリーウーマン、とくこさん!......ヲタルさん」と次々と挙げるも、東野から「そんなん皆知らんねん」と笑いながらツッコまれ、わざとらしく「マジで?」と驚いた表情を見せていました。

12月17日(水)には『ナマイキ! あらびき団』のDVDが2巻同時発売予定。「地上波でお別れをしてから、地下に潜って深海魚を探していました。深海魚らしく、出るパフォーマー達はやりきってますので観て頂ければ。仕事終わりで......そうやな、深夜1時くらいにワイン2~3杯飲んでから観ると、めっちゃ笑えると思います」(東野)「それぞれ選んだパフォーマーが収録されているので、傾向を楽しんで頂ければ!」(藤井)とPRしました。

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●DVD情報
ナマイキ! あらびき団 ライト東野セレクション(仮)
本編:厳選あらびき芸人約30組
特典映像:「あらー1グランプリ2013』前半戦
     放送できなかった蔵出し未公開あらびき芸

ナマイキ! あらびき団 レフト藤井セレクション(仮)
本編:厳選あらびき芸人約30組
特典映像:「あらー1グランプリ2013』後半戦
     放送できなかった蔵出し未公開あらびき芸

価格:1850円(税抜)
販売元:East West plus
販売元:よしもとアール・アンド・シー
12月17日発売!

【東野幸治】【藤井隆】【板尾創路】