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2014年10月24日 (金)

品川ヒロシが"映画祭の顔"であるコンペティション部門の審査員に! 第27回東京国際映画祭コンペティション審査員記者会見

10月24日(金)、東京・TOHOシネマズ 六本木ヒルズにて『第27回東京国際映画祭』のコンペティション審査員記者会見が開催され、品川ヒロシが登壇しました。
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昨日23日(木)より開幕した同映画祭。映画祭の顔であるコンペティション部門には、第36回に本アカデミー賞で3部門を受賞した『桐島、部活やめるってよ』の吉田大八監督による宮沢りえさん主演の『紙の月』、フィリピン&ドイツ合作で浅野忠信さん主演の『壊れた心』など、15作品がノミネートされています。
そんな同部門の審査員を務めることになった品川。一緒に審査するジェームズ・ガン委員長、イ・ジェハンさん、ロバート・ルケティックさん、エリック・クーさん、デビー・マクウィリアムズさんとともに、会見場へ現れると、緊張した面持ちで着席しました。
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マクウィリアムズさんの「私は紅一点で、男性陣は全員ハンサムな監督」というリップサービスには「サンキュー」と笑顔を見せた品川。「何年も前からすごい映画祭だなと思っていましたけど、昨日レッドカーペットを歩いたり、パーティに参加して、ますますすごいなと。自分の中でテンションが上がっています」とまず挨拶します。
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オファーをいただいた時は「審査員か......」と悩んだそう。「芸人ですし、僕なんかがやると芸人仲間から"また文化人ぶりやがって!"と言われるんじゃないかと思ったんです」と話すと、翻訳家の方の訳を聞いたほかの審査員の皆さんはクスクスと笑います。「が、審査員のメンバーが豪華で、そんな方々と仕事したり、お話できるなら多少揶揄されてもやっておくべきだと思いました」という決意を話すと、サムアップする人や「イェイ!」と声をかける人が。マクウィリアムズさんには優しく肩を抱かれます。

記者からの「どういう視点で優秀作を選ぶのか?」という質問には、「この中でいちばんキャリアが浅いので、お客さんに感覚が近いはず。映画はお客さんのものなので、なるべく閑却してんで面白い作品を選びたい。プロ的な目線はあとから考えたいので、チラシだとか資料も観ないで栄顔W観たフィーリングで選んでいきたい」とコメント。
また、影響を受けた日本人監督については、深作欣二監督の名を真っ先に挙げつつ、「18歳くらいの頃、映画監督と芸人になりたいと思っていた。そんな時、北野武監督が芸人でも成功して、映画監督としても成功しているのを観て、"芸人になったら映画監督にもなれるんだ"と思って、芸人になることにしたんです。だって、監督から芸人になった人はまだいないですからね。北野武さんがいなかったら、このコースは考えられなかった。そういう意味では影響を受けた方だと思います」と語ると、またもやほかの審査員のみなさんから笑いが起こりました。
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第27回東京国際映画祭は、同月31日(金)まで。コンペティション部門の選考結果は、最終日に発表される予定となっています。


【品川ヒロシ】