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2014年11月17日 (月)

3ヵ月で『彩〜irodori〜Member』入りを果たしたコンビ・しゃかりき、初単独に向けて意気込みインタビュー!!

11月22日(土)、東京・よしもと∞ホールにて、初めての単独ライブ『だまって俺についてこい!!』の開催を控えている、しゃかりき。今年5月に大阪から上京し、3ヵ月でMemberまで一気に駆け上がった彼らにとって、今回の単独開催は予想しなかった嬉しいサプライズだそうですが、それ故に並々ならぬ気合いも。さらに、開催日は大切な記念日で......。ノリにノってる彼らに単独や上京への経緯など、いろんな話を訊きました!

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おっくん(向かって右):1989年2月28日生まれ、京都府出身
光(向かって左):1988年6月21日生まれ、熊本県出身


――あと10日ほどで初単独ライブを迎えますが、今の心境をまず訊かせていただけますか。(註:取材日は11月中旬)

光 今はとにかく楽しみでしかないです。ただ、初めてなので、何がなんだかわからない部分ももちろんあるというか。"これであってるんかな?"って思うこともありますけど。
おっくん 僕らだけのライブで、しかも一気にネタを6~7本つくる作業をしたことがないので、ちょっと不安ですよね。ただ、勉強になることも多いです。いつもは2人だけでネタをつくってるんですけど、単独になると作家さんが入ってくれるんです。いろんな意見をもらえるのは(経験として)デカいですね。
光 映像づくりも今回初めてですけど、スタッフさんに"こういうふうに撮ったほうがよく見えるよ"ってアドバイスをもらえるのも勉強になってます。
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――芸歴4年目で初めての単独ライブが決まったっていうのは、早かったですか。それとも遅かったですか。

おっくん 僕らの予想よりは、だいぶ早かったですね。
光 僕ら、大阪NSC時代を含めて4年やってきて、正直な話、当初は、僕が30歳になるまでにMemberになろうと言うとったんです。で、それが達成できなかったら芸人を辞めようという目標を立てて、東京でのお互いの家も(ネタ合わせしやすいように)近くにして、バイトもお笑いを優先できるところを選んで本気で頑張ろうと思っとった。ところが、3ヵ月でその目標が叶ってしまったんですよね。

――その目標、例えば「大阪でキラメン7に入る」とかではダメだったんですか?

光 そういう訳じゃないんですけど......。元々、大阪のNSCに入ったのは理由があって。
おっくん 僕ら、養成所は別々のコンビで入ったんですよ。僕は京都出身なんで、大阪にいてもよかったんですけど(笑)。
光 僕は東京のNSCに行きたかったんですけど、元相方がどうしても大阪でやりたいと言うことで大阪のNSCに入ったんです。でも、そいつが入学してすぐ「この世界は厳しい。無理や」って辞めて、税理士になってしまったんです。で、こいつと組んでから東京に行きたいという思いがより強くなって......。熊本県出身なんで、自分の活躍してる姿を見せるには東京の番組に出るしかないんですよね。でも、『今宮戎子供えびすマンザイ新人コンクール』福娘大賞をいただいて、1年間はそれ関連のお仕事があったので上京できず、その次の1年間、大阪の劇場へ出ずに今年ようやくこっちに来られたんです。

――なるほど、なるほど。それで、この時期の上京となったんですね。ちなみに『彩~irodori~』のランキングは、どこからスタートだったんですか?

おっくん 一番下のAudition予選からだったんですけど、タイミングが良かったというか。
光 MemberとJr.の入れ替え戦って3ヵ月に1回あるじゃないですか。で、ちょうど入れ替わった最初の月にAuditionの予選に入って、(翌月に)Auditionに上がって、(翌々月に)Jr.に上がってMemberとの入れ替え戦に出られて昇格できたんです。
おっくん やから、夏にみなさんがやってた単独ライブは「僕らもいつかやれたらええなぁ」と思いながら観てたのに、まさか......ですよ。
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――いろんな運を引き寄せて、Member入りしたんですね。内容はすでに決まってると思いますが、話せる範囲でオススメのポイントを教えてもらえませんか?

光 ふわっと言えることでいいですか? 僕ら、実は4年前の11月22日にコンビを組んだんです。∞ホールの人に「この日どうですか?」って言われたのがたまたまその日やったんで、そこは内容とかけようと。あと、いい夫婦の日でもありますよね?
おっくん その辺りを汲んでいただければと思います。内容としては、ほぼほぼコントで。
光 漫才も1~2本やります。まぁ、コントと言っても僕ら、ママさんバレーのシリーズコントだけで、Memberまで上がったんですよ。設定を変えながら、僕が毎回お母さんキャラを演じて。
おっくん そのキャラ以外、実はまだ見せたことがないんですね。
光 ファンの方や周りの人からは「(単独では)あのお母さんコントがいっぱい観られるんですか?」と良く訊かれるんですけど、単独では新しいキャラクターも出します! せっかくたくさんネタができる機会ですし、みなさんにもいろんな反応をいただきたいですから。
おっくん やから、とにかく楽しみにしておいてください!という感じですね。

――コントは、大阪時代からやってたんですか?

光 いえ、大阪では漫才ばっかりやっていました。『キングオブコント』に出るために年1本、コントはつくってましたけど、よしもとの劇場でコントをしたのは東京に来てからです。それは、NSC時代お世話になった講師で『キングオブコント』の審査員もされている方に、「お前ら、東京に行くならコントやれよ」ってアドバイスされたからで。
おっくん そうですね。最初は、漫才に対する執着もありましたけど。
光 うん。2人とも漫才が好きですし、漫才から逃げたらあかんなとも思ってました。でも、僕らはテレビに出たくて東京へ来たんやから、(アドバイス通りに)コントをやってみようと。そうしたら、ハマったんです。今はどっちもやってます。
おっくん 漫才も、徐々にですけど浸透してきている感じがしますね。

――テレビに出るには特技なんかもクローズアップされがちですけど、何かありますか?

光 僕は"鬼顔"です!(と言いながら、披露)
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おっくん これで大阪時代、テレビに出たこともありました。これ、出てる2本の歯がポイントなんですけど......。

――確かに、鬼感ありますね。

光 (笑)ただ、前説とかでやっても、前のほうに座ってる人しか反応してもらえないのが難点です。

――じゃあ、今後は特技も磨きつつ、賞レースでも頑張りたいところですよね。シソンヌさんという少し身近な先輩が今年の『キングオブコント』で優勝したのは、いい刺激になったんじゃないですか。

おっくん めちゃめちゃなりました。まさに、この劇場でTOPだった方々ですからね。
光 東京は刺激しかないです。テレビで活躍してるパンサーさんとかジャングルポケットさんが、ライブのMCをやられたりするじゃないですか。僕、ロバートの秋山(竜次)さんとアンタッチャブルの山崎(弘也)さんに憧れて芸人になったんですけど、この前、ロバートさんと『よしログ』で一緒にお仕事したんですよ。こんなに早く憧れの人に会えるなんて......。
おっくん すごかったな、あれ。出る舞台全てにすごい人がいるんで、本当に刺激になります。ただ、テレビのオーディションはいろいろ受けてるんですけど、ダメというか。
光 いや、僕はダメだと思ってないです。僕らの才能を観てくれる人は必ずいると思ってます。それに、僕らはハートが強いですから。

――ポジティブですね。2人ともそうなんですか?

おっくん 僕はネガティブなほうですけど、こいつがすごくポジティブでいつも「なんとかなる」って言ってくれるんで助けられてます。例えば、めっちゃスベった時も「なんとかいけるやろ」って言うてくれますし、新ネタをおろす前も「俺らが楽しそうにしてたら大丈夫や」って言ってくれるんで、心強いです。ほんまに、単独のタイトル『だまって俺についてこい!!」っていう感じの九州男児そのままのヤツです。

――すごいタイトルですよね。ちなみに、このビジュアルも単独の内容にかかっているんですか?

光 そうですね。かかってくると思います。
おっくん 観ていただければ、"なるほどな!"と思ってもらえるはずです。
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――では、最後の『よしもとニュースセンター』を読んでくださっている皆さんへ意気込みをお願いします!

おっくん 成功して、今後のいろんな仕事につなげていきたいという覚悟で挑みます。ゆくゆくは大阪でも開催したいですし、絶対いいものにしたいと思ってます。僕らの覚悟と気合いを観てください! 損はさせません!
光 『彩~irodori~』始まって以来、おそらく最速でMemberまで上がったのが僕らです。Memberになれた理由をわかっていただける単独にします。終わったあと、文句でもなんでも受け止めますから、だまって俺についてきてください!


●ライブ情報
しゃかりき初単独ライブ『だまって俺についてこい!!』
開場:13時45分/開演:14時
会場:ヨシモト∞ホール
チケット料金:前売1500円/当日1800円
チケットよしもとにて発売中!


【しゃかりき】