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風水芸人としても注目を集めている出雲阿国が満を持して発売する「未婚の女子は南東のかぜにあたれ はたらく女子のHAPPINESS風水」。高島易断の高島万鳳氏に師事する本格派の阿国が語る風水の魅力とは？アツく語っちゃいます!!




――11月29日（土）に発売ですが、もともといつごろから本を出すと計画されていたのですか？

実はず～と昔からアイデアは温めていたんですよ。で、今から1年半前にコラムニストの犬山紙子さんの出版パーティにゲストで呼んでいただき、紙子さんが自分の力で培ってきた女子力UPの行動と風水の開運行動がまるっきり合致したってことで盛り上がったんですよ。その話を偶然聞いていた出版社の方に声をかけていただき、本を出すということまでできましたね。ありがたかったですよ。でも、私が去年はすごく運気が悪くてあまり話しも進まなく（笑）。今年になって急に運気も開けてやっと発売までたどりつきました。ゲッターズ飯田さんからも、「32歳から52歳にバカ売れする」って言われているので、今がちょうど32歳。本当にやったー!!なんですが、実は「52歳～62歳で稼いだものをすべて失う」とも言われていて...。なんで、これから売れちゃったら、52歳からが怖いんですよね。何があるんだよ!!って。


――今回、細かいところにまでこだわって作られたと聞きましたが。

持っている人がハッピーにならなきゃイヤという思いがすごくあって、表紙から中面のひとつひとつの挿絵まですべて風水にこだわって作っています。特に表紙はすごくって、モチーフ全てが運気UPするものになっています。持っていれば運気が上がるという本にしたかったので。私としては、この本を南東に置きたいな、と思っていますね。実は風水的に、今年と来年が"本の当たり年"って言われていて、新しい本を買う人に運気が上がる年だったんですよ。なんで、この本を購入していただけたらきっと運気が上がるんじゃないかな？と思っています。



――タイトルにも"未婚の女子"と入っているように恋愛運UPする開運術が色々と書かれているようですね。

本にも書いてありますが、手首、足首、首を見せている女性がモテるという"3首見せの法則"というのがあります。この３つを見せていると相手に安心感を与えるという。安心感のある女性ってモテますからね。あと、この3か所が見えている女子って女子度が高いんですよ！　スカート履いていたり、ブレスレットしていたり、デコルテを見せてたり...。そういう、いつもは気にしていなかったけど言われてみればそうだったな、と思う行動が風水に結びついていたりするから不思議。見につけるもの、身の回りに置くもの、自分の生活、食べるもの...すべてが開運行動だと思った方がいんですよ。行動ひとつひとつに意味があるんだよ、ということが載っています。


――でも大変そうな気もしますね。

いやそれが、これをやり始めたら楽しいんですよ。風水ってすごくうさんくさいって思う人も多いと思うんです。でも、女子が楽しく過ごせば自動的に運気が上がるんです。その楽しみ方を知らない人は、風水から知ってみては？と思っていますね。初めから楽しみ方を知っている人は、知らず知らずに開運行動を起こしている人なんですよ。芸人さんのお宅とか見せてもらうことがあるんですが、売れている方は何も言わなくても完璧だったりして。なんでここに置いてるんですか!?みたいなことが多くて驚きます。そうやって自然にできる人はいいと思うんですが、私みたいにもともと運気を持っていない人は風水から学んで徐々に改善して行けば幸せになれるんだ～ということを分かってもらいたいですね。楽しいことなんですよ。


――そもそもここまで風水にハマった理由は何だったんですか？

泣ける話なんですが、もともと私は"彼ナシ、金ナシ、仕事ナシ、友だちナシ"だったんですよ。芸人になってすぐにお仕事はもらえてたんですが、ある時を機に一切なくなったのとダメ彼氏がどんどん笑えない状況になってきて...。もう生きているのがツライ、みたいな気持ちになっちゃったときに、「Goro's Bar」という番組で"ダメな女芸人を風水は救えるのか？"みたいな実験コーナーに呼んでいただいたのが風水を知ったきかっけです。その時にお会いした風水師さんが、何も言ってないのそのひどい状況を全部当てて...。あまりに当たっているから、逆にその人の言うとおりにすれば改善するのか!?みたいな気持ちが沸いてきて。で、カーテンやシーツは変えた方がいいとか言われるんですが、そんなのを変えるお金がない。じゃあ、お金を貯めるためにバイトしようかな？とバイトをしたら、そこで友だちができたりとか。ひとつ行動をすることによって色々変わっていって...。それを楽しんでいたら、周りの知り合いとかが明るくなったね～と言ってくれて...。ちょっとした行動でここまで変わるか～と思ったら楽しくなっちゃって。それからどっぷりハマってしまいましたね。今から5、6年前です。


――それから高島易断の高島万鳳氏に師事するなどかなり本格的に勉強し始めたんですね。

これも人の縁なんですが、もう辞めちゃった作家の知り合いで。お会いしたら「よく勉強しているね」とは言っていただけたんですが、「葉っぱを知っているけど根っこを知らないからちょっと弱い」とも言われて。それから根っこを勉強するために、2週間に1回、5時間くらい教えていただきましたね。今思うとかなりの受験生ばりの勉強時間で。その時間は本当にしあわせでウキウキでした。そんなとき、劇場で私のカバンから風水の本が出てきて、ネタも作らず風水の勉強していることがNONSTYLEの井上さんにバレてしまって...。でも井上さんは面白がってくれ、「いくら使ってもいいから、オレの家を金運満載の家にしてくれ！」とまで言ってくださったんですよ。本当にカッコイイ!!　そりゃもう、めちゃくちゃいい金運ハウスにしましたよ～。そしたらその3日後に、「S1バトル」で賞金1億円獲られて。それ以降、"3日で1億獲らした女"と色んな方に言ってくださったおかげで、風水の仕事をさせていただけるようになりましたね。



――これもすべて不思議な縁ですね。

これは本当に偶然なんでしょうけど。でも、行動することで自信につながるんだと思いますね。モテファッションをしていると仕草が女性っぽくなるとか。心理学的な要素も入っているんだと思いますね。風水は統計学なので。ちょっとでも悩み事があればやってみるのも手だと思いますよ。前向きに悩めるようになると思うんで。


――どのような方に読んでもらいたいですか？

来年の2月3日までは女子に運気が入りやすい"女子年"と呼ばれる年なんですよ。なので女性の方は、人と会う機会があるこの年末年始にちょっと運気の上がることをやってみてもいいのでは？と思いますね。あと「ビジネス風水」とかもあるので、男性も楽しめると思いますよ。悩んだりしたときに読んでもらいたいです。あと、「あの人にうまくハマるためのヒント集」というのもあるんですが、これは自分の属性を知って苦手な人と円滑になるためのことが書いてあって...。これ、初めはすごく詳しく書いていたんですが、ここだけで80ページ越えちゃって（笑）。泣く泣く1/4くらいにしました。でもしっかり書いてあるんで読んでいただきたいですね。


――最後にメッセージをお願いいたします。

風水って基本、ムリしてすることではないと思うんです。いくら恋愛運がUPするからって龍の置物を家に置くっていうのは正直ツライじゃないですか。だって、イマドキ女の子の家に行って龍の置物があったら男の逃げちゃいますって。なので、同じ恋愛運をUPするならもうちょっと自分に合ったことをしたらどうですか？というヒントをいっぱい掲載しています。その中で自分に合うことをしてみてください。あと、知っていたら女子会で盛り上がりますよ～。色々試して楽しんでもらえたらと思います!!




「未婚の女子は南東のかぜにあたれ
はたらく女子のHAPPINESS風水」

出雲阿国／著
㈱KADOKAWA／刊
11月29日発売
1100円（税抜）

【出雲阿国】