よしもとニュースセンター : ライダールパン綾部、狙うは熟女と冠番組？『仮面ライダー×仮面ライダードライブ＆鎧武 MOVIE対戦フルスロットル』完成披露イベント＆舞台挨拶

12月３日（水）、東京・新宿バルト９にて、12月13日（土）公開の『仮面ライダー×仮面ライダードライブ＆鎧武 MOVIE対戦フルスロットル』完成披露イベント＆舞台挨拶が行われ、本作に仮面ライダールパンに変身する怪盗アルティメット・ルパンことゾルーク東条役で出演するピース・綾部も登壇しました。

ロビーを使って行われた完成披露イベントでは、『仮面ライダードライブ』に登場する全長５ｍのトライドロンの実物大模型も展示。
多くのギャラリーが見守るなか、『仮面ライダー鎧武』から佐野岳さん、小林豊さん、志田友美さん、久保田悠来さん、青木玄徳さん、『仮面ライダードライブ』から竹内涼真さん、内田理央さん、上遠野太洸さん、松島庄汰さん、蕨野友也さんが登壇し、さっそく黄色い声援を浴びます。

まず、佐野さんが「僕も去年、『（仮面ライダー）ウィザード』とか先輩ライダーからライダー精神というものを渡してもらったので、今回、こうして１年経って、新しいライダーにタスキを渡すことが出来てよかったです」と、仮面ライダーの伝統を感じさせる挨拶から始まります。

放送中の『仮面ライダードライブ』に主演する竹内さんは「若干、岳くんの声援がすごすぎて落ち込んでます（笑）」とボヤきつつ、「先輩ライダーの『鎧武』と一緒に映画をやらせていただいて、ホントうれしいです」「すばらしい作品になってると思いますので、みなさんよろしくお願いします」とPR。

また、12月28日（日）放送の『仮面ライダードライブ』から登場するという仮面ライダーマッハ＆詩島剛役の稲葉友さんが、本作に先行してお目見え。
緊張の面持ちの稲葉さんでしたが、内田理央さん演じる詩島霧子の実弟という役どころで、同じレプロエンタテインメント所属の２人だけに、息のあった掛け合いが期待されます。

そして、イベントの終盤、満を持して登場したのが、本作のゲストキャラでもある仮面ライダールパンに変身するピース・綾部祐二。
マントをひるがえし、「ご来場のみなさん、お待たせしました！」と見得を切るも、「歓声が思っていた半分くらいです」と手応えはイマイチだった様子。

そのままライダールパンになりきり、「ここからは僕が主役を奪いたいと思います」とセンターに割り込みますが、ツッコミ待ちだったようで「ちょっとちょっととか言ってくれないと、ただのおかしい奴かなって思われちゃうから」と愚痴るのでした。

改めて、役から離れた綾部は、『平成ライダー対昭和ライダー仮面ライダー対戦 feat.スーパー戦隊』で仮面ライダーフィフティーンに変身した板尾創路に続いて、「芸人から仮面ライダーになれたことは光栄」とうれしそうな表情。

また、ルパンという役柄ということで「狙っているのは？」と訊かれると、「見てくれるお子さんのハート、そのお母さん、おばあちゃんのハート。あとはリアルにピースの冠番組」と本音（？）を吐露し、今日一番の爆笑を起こすのでした。

さらには仮面ライダーファンとして知られる鈴木福くんと一緒になった際、福くんが眼の色を変えて近づいて来たそうで、「もう大好きみたい。"ターイヤ交換！"って言ってましたから」と『ドライブ』のワンシーンを再現してくれたとの逸話も。

フォトセッションでは、綾部が巡査役の内田さんに手錠をかけられる演出もありましたが、鍵がないとのことで、綾部が冷や汗をかく一幕でも笑いを誘いました。

直後に行われた完成披露試写会の舞台挨拶では、前記した12名に加え、柴崎監督が登壇。

役名や名前で掛け声が飛ぶなか、「あやべー！」との声をかけられた綾部は「俺だけ苗字で呼ぶのやめて」とすかさずツッコミます。

撮影について訊かれると、竹内さんと対決するシーンがあるものの、「かつてこんなちっちゃい怪人がいたかっていうくらい恥ずかしいんですけど（笑）」と身長差を気にしますが、気を取り直して「これから上映されますけど、ご安心ください。私の胸毛は一切出てきません」と言い放って、ご機嫌を伺うのでした。

また、オファーを受けた時は「芸人やってて"仮面ライダーになります"ってないですから」とドッキリだと疑ったものの、撮影に入ってもなかなかドッキリだと明かされず「今から（ドッキリの看板が）出てくるってことはないですよね？」と出入口に視線を送る綾部。

佐野さん、小林さん、志田さんの『鎧武』の３人は終始テンションが高く、グイグイ前に出てポージングを連発する小林さんに、「こんなネアカな人、見たことない」と綾部もタジタジです。また志田さんが憧れだったアクションの水落（みずおち）を経験出来たことに興奮し、「ミゾオチ」と言い間違いで一同爆笑！
佐野さんによれば「毎回こんな感じだし、１年間このテンション（笑）」だったそうです。

最後に綾部は、「個人的には『鎧武』と『ドライブ』が一緒になるところはかっこいいし、面白い。芸人として面白さにジェラシーを感じるくらい素晴らしい」とメッセージ。

舞台挨拶が終わろうとした瞬間、「勝どきやりたいと思います」という佐野さんの発案があり、来場者と一緒に「エイエイオー！」で締めくられました。