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2014年12月15日 (月)

「ふるさとアスリート」スポーツスクール in イオンモール幕張新都心トークショー&野球スクール

12月7日(日)、千葉・イオンモール幕張新都心にて「あの有名アスリートが教える『ふるさとアスリート』スポーツスクール」が開催されました。当日は、サッカー・野球・バスケットの順番でトークショーとスポーツスクールが行なわれ、子供たちを中心に多くの人々がスポーツを通じて交流を深めました。

ここではサッカーに続いて行なわれた"野球"のトーク&スクールのもようをお伝えします。

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このイベントは、"スポーツの力でふるさとを元気にしよう"をテーマに掲げた「ふるさとアスリート」のプロジェクトの一環として実施されたもの。まずはトークショーからスタートです。

前説はライス。元野球部だと言う関町が披露した守備の動きに「キモっ!」と返す田所。「子供の苦笑いを久々に見ました」(関町)と言いながらも、場内を和ませました。


そして、野球経験者であるココリコ・遠藤と、インパルス・堤下が登場。さらにゲストアスリートとして、元プロ野球選手でメジャーリーグでも活躍した石井一久が加わり、野球話に花を咲かせました。

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小学2年生で野球を始め、高校生時代に大阪から香川県に野球留学をした遠藤でしたが、高校3年生で野球をやめることになります。そのきっかけとは?

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「『ここでヒットを打ったら野球を続けよう。でもアウトになったらきっぱりやめよう』と決めて入った打席があって。そこでガーンといい当たりを打ったんです。でも相手チームのセンターがファインプレーをしてアウトになったから、野球をやめたんです。実はその打球を捕ったのは谷選手(現オリックス)。何十年も経って谷選手と対談させてもらって『あの時のこと覚えてますか?』って聞いたら、何にも覚えてなかった(笑)」

いっぽう堤下も小学生ではソフトボール、中学生で軟式、高校生で硬式、大学で準硬式を経験しているツワモノ。

「それでそんなボールみたいな体型に・・・」(遠藤)

「なってないです!」(堤下)

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石井からは驚きのエピソードが飛び出します。なんとプロ野球の投手時代にマウンド上で眠くなってしまったのだとか。

「ああ、もうダメだって・・・。皆さんも職場で眠くなりますよね? 会社のデスクもマウンドもいっしょじゃないですか」(石井)

「そこはいっしょじゃないよ(笑)」(遠藤)

質問コーナーで、小学4年生の男の子から「どうやって球を速くしたんですか?」と問われた石井は、「速い球を投げようとして上(上半身)ばかり気にするんじゃなくて下半身が大切。だから走ったりして努力すること、それを1日だけじゃなく積み重ねていくことが大事」と助言。

「中学生までは野球が下手くそだったんです。高校生になってから結構うまくなったから、続けてよかったなと・・・。中学生でやめていたら野球選手になっていなかったんで」と、子供のときは野球が不得意だったことも明かしました。

さらに"プロ野球選手になってよかったこと"を聞かれると、「きれい事に聞こえるかもしれないですけど、みんなの喜んでいる顔が好きなんですよ。優勝した瞬間に一年で最大に喜ぶ顔が好き」と応えます。

また、「(チームが勝った)試合が終わってファンの方が帰る姿を見て、『今日は勝ってよかったなーって電車に乗って、そのあと居酒屋で野球のことを喋って帰宅してくれているんだな』って想像するんです」とのこと。"プロ"として人を思いやる一面を垣間見ることができました。

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トークショーが終了すると屋外へ移動し、いよいよ野球スクールのスタート。ここからは元プロ野球選手の椎木匠さんも参加し、子供たちに野球の基礎を伝授します。まずはキャッチボールから。

「ちゃんと相手の胸に投げること。それには投げる方向に足をしっかりと踏み出す。足が横を向いているといい球がいかないから。『ちゃんと投げるんだ!』っていう目的意識を持つのが大事」と、アドバイスをする石井。


遠藤、堤下も子供たちとキャッチボールを始めます。2人とも、「ナイスボール!」「いいねー!」と、球児に戻ったかのように野球を楽しんでいる様子。

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キャッチボールの次は、ピッチャー希望と野手希望に分かれての練習。ピッチャー希望の子供たちに手とり足とり教えていたのは、もちろん石井。「手と足はいっしょに動かす」と、上半身・下半身の使い方を指導します。キャッチャー役を務める遠藤は「今は、コントロールは気にしないでいいんですよね?」と、石井に確認をとり、「まずはフォームね」と、子供たちに伝えます。

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野手希望の子供たちは、椎木さん、堤下らと守備練習。「いいねいいねー」「じゃあラスト!」と、ここでも堤下の楽しそうな声が響いていました。

最後は、遠藤いわく「みんな大好き」なバッティング練習。遠藤、堤下はバッティングピッチャーを務めます。「初めてバットにボールが当たった」という子供が、喜びのあまり笑ってしまった時には「うれしいだろう(笑)」(堤下)と、大人たちも笑顔になりました。

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「ありがとうございました!」と子供たちから石井と椎木さんへ感謝が伝えられ、野球スクールは終了。

「2人(遠藤・堤下)にも『ありがとう』って言った?」(石井)と、礼儀もしっかり教えていたのが印象的でした。

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「スポーツ選手と芸人の方々でいっしょにできることって、たくさんあるんだなと思いました」(石井)

「僕も小さい時にプロ野球選手の方に教えてもらったことを今でも覚えているんで、彼らはすごくいい時間を過ごしたと思いますし、芸人になってこういうのに参加できるのは、本当にありがたいです」(遠藤)

囲み取材ではこのように語られ、今後の「ふるさとアスリート」というプロジェクトへの期待が膨らむイベントとなりました。

●FA ふるさとアスリート公式HP

http://fa.yoshimoto.co.jp/

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